研究施設で眠る夜...虚は自分の過去を振り返っていた
過去
虚)ぐすっぐすっ...うわぁあああん!!
同級生達に虐められて泣いていた事...
同級生a)そっち抑えろ!
同級生b)(虚を押さえ付ける)
同級生a)裏切り者!!二度と関わるな!
同級生の弟)...?
虚)...ごめんなさい。
自分のした事の報復で暴力を振るわれた事。
同級生)あいつストーカーでさ〜wあははははwゲラゲラゲラwww
虚)...(もう、イヤだ。)
好きだった女の子の家につい行ってしまいストーカー呼ばわりされ半年不登校だったあの日々...
教師)お前おかしいぞ?一生そのままだろうな!
就職活動の時教師に言われた言葉で視界が紫に変色し、ぐるぐると渦巻いていた事...
一度目は...何だったか。
虚)(ここから...飛び降りれば、楽になるだろうか。)
そう思って家の柵を乗り越えよう...としたら、不思議な声が聴こえた気がして身体の力が抜けた日。
二度目は...確か。
虚)(もうイヤだ!生きていたって、社会の道具になるだけだろうが!!死んでやる、死んでやるんだ!!)
とか抜かしておきながら口だけ達者で臆病かつ卑怯者の僕は、飛び降りる事ができず家族に身体を押さえられて、結局布団にくるまり布団を涙で濡らしていた日。
三度目は...
虚)(...なんで、生きているんだろう。)
家族が近くにいたけれど、ストレスが強かったから死のう死のうとしたけど家族にやっぱり止められたあの日。
虚)(そういう、事か...納得した。)
思い出して、苦しくて、吐きそうで死にたくて嫌になって...でも今日まで生きてきてしまった理由。それはきっと...。
虚)...ん。ふわぁ...あ。
次の日の朝、虚は眠い眼を擦りつつ欠伸を一つついた...矢先。ドォオオオオン!!!と爆音が轟いた。
虚)!?
驚いた虚は施設の入口まで走る、すると...
ミソラ)やっぱりここにいたんですね、ネネカさん♪探しましたよ〜★
ランファ)もう、逃がさ、ないっ!
レイジ・レギオンに見つかってしまっていた。
虚)...っ。
今の自分が抵抗した所であのガトリングガン的な武器で全身蜂の巣にされるか、結晶にされるのがオチだ。だから...
虚)一つ、頼みを聞いてくれないか?
ミソラ)...?頼み、ですか?
虚)あぁ。...俺を、お前達の仲間に入れてくれ。
ネネカ)!?何をっ...!!
ネネカが食ってかかろうとするが、縛られているのでそのまま語りかける虚。
虚)この七冠...どちらにしろ連れて帰るんだろう?多分その目的は...お前達の主を目覚めさせるため。違うか?
ランファ)っ...!
ミソラ)だったら、どうするんですかぁ?
虚)俺の能力で、お前達の主の...願いを叶えられるかもしれない。だから、連れて行ってほしいんだ。
弱い男の、博打めいた反撃の狼煙の始まりだった。
13話終了です!文字数がいつもより多くなってしまいました...レイジ・レギオンに寝返った虚はこれからどうなっていくのか!?乞うご期待〜。次回予告っぽい事
してみましたw