虚)アストライア大陸って事は、この近くにアストルムがあるの!?
アリス)えぇ、その通りですわ♪ただ...魔物の群れと二度、三度ほど交戦する必要がありますわね。
歩きながらアストライア大陸についてアリスから聞いていく虚。
虚)あ、あの...僕には戦う力が全く無いんだけど?
アリス)心配には及びませんわ♪私のこの...王家の装備の力がありますからね!
ドレスの裾を摘み優雅にお辞儀する姿に思わず見惚れてしまった虚。
虚)...
アリス)虚様?お顔が紅いですわよ?
自然体で近付いてくるアリスにさらに緊張させられてしまう虚。
虚)だ、大丈夫だよ!ちょっと、その...見惚れてた。
アリス)!そ、そうでしたの...気を付けますわ。
父上と母上にも注意されているのでした。
お互いに照れてしまって話が進まなさそうなので二人とも深呼吸した。
虚)ところで、王家の装備って事は君はもしかして...
アリス)しっ...ですわ、虚様。
唇に指を当てられ硬直する虚。
虚)...何か、いるの?
アリス)えぇ...スライムが三体程。
虚)そういえばアリスも僕も、一体どうやって戦うの。...一旦逃げる?
アリス)そうですわね...私の王家の装備の力で、虚様にも武器を貸し与えます。その武器でスライムを一体倒してくださいまし。私が二体を引き付けますので。
正直二体を引き受けると言いたかったのだが、どんな武器かもわからない上に戦いの経験も皆無なのでその申し出を有難く受ける事にした。
虚)分かった、頑張ってみる。アリス、気をつけてね。
アリス)虚様もお気を付けくださいね。それでは...参ります!
アリスがスライム二体に攻撃し引き付けている隙に、残っているスライムに攻撃を仕掛けた。
虚)はぁぁっ!
剣がスライムに直撃するのだが、ぬるぬるとしていて剣を取られてしまう。その隙に頬をスライムの触手で殴られてしまう。
虚)うぐっ!(アリスから聞いた話だと確か...イメージすると、お互いの魔力を消費して武器を作り出せるだったよな。)やるしかないか!
頭の中でイメージを組み立て、魔法を放てる拳銃を作り出しトリガーを引いた。
バシュッと音を立てて炎の魔法がスライムに直撃し、スライムが溶けて無くなってしまった。
虚)か、勝てたぁ...
へろへろと地面に座り込む虚の元へ一足先戦闘を終わらせたアリスが駆け寄り手を差し伸べた。
アリス)お見事でしたわ、虚様♪
こうして僕の異世界での初戦闘が終わった。
初戦闘です。色々と名作を読んでいるのにも関わらずこの雑さ。悲しくなってきたりしてますが、
これからも頑張っていきたいと思います!