また投稿していきたいと思います!
コマンダー)こちらです、アリス様。
月面基地の長い廊下を10分程歩いていると牢獄のような場所に繋がっていた。
アリス)...そういえば、なんだけど。
ふとアリスがコマンダーに声をかける。コマンダーが振り向き、なにか?と首を傾げた。
アリス)さっきの人...名乗って頂けなかったからお名前を知りたいのだけど...
コマンダー)...申し訳ありません、アリス様。その言葉は聞けません。
アリス)ど、どうして?
コマンダー)まだアリス様が、私達の計画に賛同してくださっていないからです。
淡々と言う彼女に慄くアリス。
アリス)まずは、この先の蒼黒の騎士?様に会いにいかなくてはならないでしょう?お返事はそれからでも
良いのではなくて?
コマンダー)......そうですね。アリス様の仰る事も尤もです。信用に足る物を差し出さずして交渉などできませんからね。
牢獄の最奥まで歩いていくと、一番の奥の牢屋に蒼黒い鎧に身を包んだ青年の騎士がおり、鎖に全身を繋がれ何事か叫びながらもがいていた。
蒼黒騎士)whoaaaaaaaaaa!!!!!
鼓膜が破れそうな程の大音量で叫び鎖を引きちぎろうとするが。
コマンダー)...(手をかざす)
コマンダーが何かしているのかそれだけで大人しくなってしまった。
コマンダー)主様のお力を一時的に宿してこの者に注いだのでございます。制御できる時間が日に日に短くなっているのが難点ですけれど、ね。
アリス)この人が...蒼黒の騎士、なの?
コマンダー)ええ。かつて太陽...いえ、ランドソルを救った英雄の成れの果てだと主様から聞かされております。
アリス)英雄ーーー。
アリスにとって英雄とは、名無虚の事だった。最初は
少し頼りなかったがびっくりするくらいの速度で成長し
、努力し、戦い...そして世界を救った英雄。そしてーーーわたし(アリス)の永遠の王子様。
少し息を吸い込んでから、言った。
アリス)コマンダーさん。貴女の主は...彼の。ナナシウツロ様の事を何処で知ったんですの?
その言葉を聞いて、少し間を置いてからコマンダーは語り始めた。
コマンダー)この...蒼黒の騎士の脳内を見た時に知ったそうです。
アリス)ーーー?!!そ、それってつまり...!?
ちらりと蒼黒い鎧の方を見やる。
アリス)この、方が...ウツロ様なのですか?
アリスの掠れたような呟きにコマンダーは答えた。
コマンダー)確証はございません。ですが、可能性はかなり高いかと思われます。
一拍間を置いて。
コマンダー)改めて問いましょう。アリス・フォン・アストライア様。
アリスが固唾を飲んだのを確認してから...
コマンダー)太陽を、裏切る覚悟は。おありですか?
問いかけた。
33話でした!なんか前の話が見れなくなってませんかねこれ...大丈夫かな...?