よろしくお願いします!
魔物を倒して素材を換金した後、キャルに連れられ仲間の王女の元へ向かったアリス。ペコリーヌと名乗るその王女に食事を振る舞い食事が終わった後の事だった。
アリス)お会いできて光栄ですわ、お姉様!
ペコリーヌ)?お姉様?私がですか?
アリスの耳に届いたのはそんな言葉だった。
アリス)...えっ?お姉様、あの時私を逃がしてくださったではありませんか!
ペコリーヌ)あの...まずは、貴女の名前を教えてくれませんか?ごめんなさい、私貴女の事知らなくて。
アリス)そ、そんな...う、嘘ですわよね?
キャル)ねぇペコリーヌ、いつもの冗談はいいから。早く言ってあげなさいよ。
ペコリーヌ)本当に覚えてないんです...ごめんなさい。
アリスは意気消沈しかけたが、めげずに言葉を続ける。
アリス)もしかしたら、お城にまだ家系図があるはずですわ!それを見直せば...!!
ペコリーヌ)...言い難いんですが、前に見た時貴女の名前はありませんでした。その王家の装備は間違いなく本物だと思いますが、貴女は...何者なんですか?
アリス)...そう、ですか。私の名前はアリス・フォン・アストライア。ユースティアナ・フォン・アストライアの妹ですわ。
ペコリーヌ)アリス...アリス。やっぱり、思い出せません。ごめんなさい...
実の姉に何度も知らないと答えられ、衝撃を受けるアリス。
キャル)可哀想だけど話が進まないから、話を戻すわよ。えーと...どこまで話したかしら...最初から話すから耳かっぽじってよく聞きなさい。
キャルによると、レイジ・レギオンというギルドが襲来し七冠(セブンクラウンズ)の大半が囚われてしまったらしい。迷宮女王、跳躍王、誓約女君、覇瞳皇帝、キャル達の仲間のエルフの少女、詳細不明の七冠の六人が既に囚われてしまっておりあと一人...変貌大妃ことネネカだけは追っ手から逃げ切り、とある情報をこちらに渡そうとしているらしい。
アリス)...控えめに言って大ピンチなのではありませんこと?
キャル)全くよ...何が目的なのかも不明だし、抵抗もロクにできないしで、悔しいったらありゃしないわ!!
近くの椅子を思い切りガツン!!と思わず蹴ってしまい、キャルはすぐに謝罪した。
ペコリーヌ)その...情報をネネカさんから聴く為にここで私達は待機しているんです。...!アリスちゃん、下がって!!
アリス)っ!?
下がった瞬間、結晶のようなモノにペコリーヌが閉じ込められてしまう。
アリス)お姉様!!?
ランファ)...おねえ、さん?私、達の調べだと。貴女はこの世界に元から、いないはずだけれど...?
レイジ・レギオンがいきなり襲来してしまった。
アリス篇です!1000文字で終わらすつもりが大体1100文字になってしまいました...未熟。