何故か異様に懐かれる不思議なトレーナーの奇妙なお話   作:Orpheus@失踪主

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話☆塩☆塩

あれは今から30分前の出来事だが…君達にとっては今の出来事だろう…

小説を書いていたらモニターに、増殖するGがいやがった。
発狂した俺はそのままマイPCモニターを殴ってそのまま貫通させてしまった…。
うん、そして手には潰れたGが居たとさ、めでためでたし。
(という事なので、少し遅れた。わりぃ)


第2話 「たこ焼き」と「帝王(トウカイテイオー)」と俺

9:33…あ、危ない。

現在、俺はトレーニングセンターに来ている。

色々とやる事があるのに、遅れる所だった。

 

「よぉ、緋彩トレーナー。元気してんか?」

 

入って少し奥に行くと、1人のトレーナーが話しかけて来た。そのトレーナー…俺、いや俺達同期を育て上げた別名「教官」、その人であった。

皆は、鬼の教官として名高く。秋川理事長の様なウマ娘に誠意を持って接する熱狂派の人で、俺達にどのようにするかを教えてくれた。

 

「教官?何故ここに」

 

彼は、本来ならトレーナーを育成する場所にいるはずなのだが…もしかして、()()か?

「なーに、卵達に現在活躍しているトレーナー達の姿を見せる恒例行事よ。お前も見たろ?ウマ娘達の走りを見て、まさか彼処まで上げるとはな?あの生徒会長さんも今じゃ、天辺。そう言えば、最近はどうなんや?生徒会長とは?」

 

…苦い話をするもんやな。この人は。

 

「今の担当は違いますよ?教官。俺の今の相棒はタマモクロスです。それに…俺は彼女とはもう関係ないですから。」

 

俺が言うと教官は少し暗い顔をし、口を開けた。

 

「そうかそうか…まぁ、あのチビか?アイツの担当だとはな?面白いやっちゃ。まさか、お前が奴の担当になるとは…タマモクロス。奴の最高のコンディションを維持しながらよう、鍛え上げている。さすが緋彩トレーナーやな。」

 

教官は、タマモクロスについて答えた。

その言葉の裏に「まだ鍛えれる」と言う期待の言葉を感じた。 だが、逆に何か最も深い意味が無いかと、考えてしまう。

 

<教官!!!

 

「おっと、ほな…またな。今後の活躍期待しとるで。ああ。あと一言。」

 

「ん?」

 

去り際、俺の隣に来ると教官は耳元で言う。

 

「その黒い目が生き生きして居ることに嬉しいよ。」

 

そう言い、卵達の元へ、教官は去っていった。

黒い目ね…生まれつきだっつぅの。

 

<教官、今の人は?

<ああ、お前たちと同じ卵達だった奴や。

 

声が聞こえる。あの人今じゃ、65歳なのによく現役でやってる。あの人ほどヤバい人なんぞ居らん。

そう思いながら俺は本来行くべき場所に足を進めてる。

苦い思いを心に抱きながら。

 


 

センターにて、リギルのトレーナーと話した俺は、そろそろ授業が終わる頃。食堂にてたこ焼きを作っている。

最近タマとオグリが「久しぶりに、トレーナーのたこ焼き食いたい」って言うから作っている。

具の中には王道のタコ、入れると意外と美味しいウインナー、個人的に好きなかにかま

そんな沢山のたこ焼きを一つ一つ強火で焼く。出来た、外はサクサク、中はフワフワの俺が考えた特性たこ焼きを皿の上に置いていく。後は、タレを着けてマヨネーズを...塗り、上に鰹節とネギを掛ければ最高のたこ焼きが出来た。

 

「じーー」

 

そんな中、俺を一点に見つめるウマ娘が居た。

 

「...なんだ、テイオー。」

 

「じーー」

 

トウカイテイオー、よくシンボリルドルフ(生徒会長)とよく居るウマ娘で、たまに俺に引っ付いてくる野郎だ。

前に一回だけ何かに焦るこいつにぶちギレた事もあったわ....その事もあって俺とテイオーの仲が少し悪い。

 

「...食うか?」

 

「!?いいの...?」

 

少し怯えるテイオーに、対して先にたこ焼きを乗せていた皿を差し出す。

たこ焼きなんぞ、いくらでも作れる。ましてや、学園長に言えば具材なんぞ頼んでくれるわ。

 

「腐るほど作ってやる、それに...無敵のテイオー様が俺に対して弱気なんぞ、レースで。負けるぞ?気を張って正々堂々としていけ。それがお前だろ?」

 

「トレーナー...うん!!!」

 

少し黒かったその眼は、いつしか自信に溢れた眼へ、変わっていた。

 

(皇帝(ルドルフ)を超えるか...)

 

テイオーが俺に始めて言った事、それがその言葉だった。

何時しか...アイツは、「帝王」になるだろう。

そんなことを考えているとテイオーは、たこ焼きをバクバクと食べていく。

サクッと言うたこ焼きから発せられた音が、食堂に響き渡る。

すると、食堂の臭いに釣られてきたのか、道を間違えるあのオグリがやって来た。

 

「トレーナー、これは?」

 

「なーに、お前とタマがたこ焼きを食いたいって言うから作っただけだ。安心しろ...味は絶品だと思うがな。」

 

テイオーの隣にオグリが座る。

オグリの前に大量に乗っかった、たこ焼きを起くと。「いただきます」と言う合図と共に食べていく。

某ピンクの悪魔もビックリな程に。食べるスピードは早く、目が追い付けやしない。

俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。()

 


 

テイオーが食べ終わる頃には、オグリの皿は何10枚と乗っており、周りには多くのウマ娘達が俺のたこ焼きを食べていた。

さすがに、怪物。すごみがあるっていう奴やな。

 

『ご馳走さま』

 

全員の声が重なった。

いつの間にか、静寂としていた空間には声が聞こえる。

ふと、後ろを見るとたこ焼きが山のように盛り上がっていた。手は赤くなり、少し痺れてきた。

 

「トレーナー、作りすぎたのなら私が貰うが...」

 

そう言うオグリに大量のたこ焼きを密閉して、容器を渡す

 

「ほらよ。」

 

「ああ、ありがとう。これでかんばれるよ。」

 

そう言い、オグリは去っていた。

後片付けを始め、タマモクロス用のたこ焼きを詰めた俺はテイオー座っているテイオーにも渡す。

 

「テイオー。」

 

「これ...僕に?」

 

「ああ、お前用のたこ焼きだ。明日でも、今日でも、食べるといい。」

 

「ありがとう!!!」

 

元気に響いた声を聞いた俺は、容器を持ってトレーニング場に向かうことにした。

テイオーに向けて親指を空に掲げる「幸運を」と言う意味を持ったハンドサインを。

 

 

 

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