何故か異様に懐かれる不思議なトレーナーの奇妙なお話 作:Orpheus@失踪主
いつの間にか赤になってて草生えました。
誤字編集、感想から色々な事を言ってくださりありがとうございます。まだまだ未熟者ですが、これからも見てくださるとありがたいです。
そして、アンチ・ヘイト等の感想に関しても…
私は一向に構わんッツツツ!!!
(烈海王の転生本買いました。面白かった(KONAMI感))
「ふぅ…」「ほっほっひふ〜…」
「いつも以上に、柔らかいな…身体。」
タマの身体を支えながら、考えていると。
肉付きが良くなってきてるのが分かる。
オグリとは、違った結構瞬発力が上がって来ているのが良く見える。
そう考えている時、隣では、 「怪物」と言われたオグリキャップと一緒にストレッチをしていた。
実を言うと、オグリとタマは今日は模擬レースを行う事にしていたのだ。異常なその肉体の柔らかさはオグリのその肉体えげつない程の反発力を生み出し、一気に先頭へ進み続ける程のパワーを産む。タマと同等…いや、それ以上か?
どちらが勝つか。そう考えるとワクワクしてくる。まぁ、勝つのは相棒だけどね。
「俺の相棒なんだろ?白い稲妻なんだろ?なら…轟かせてやれ日本中に、全員を驚かせてやれ。」
笑顔でトレーナーが言ったその言葉は、今でも心に残ってはる…、ウチが、有馬記念で走る前に言われた言葉を。
オグリも、有馬記念に出場していたのは、覚えてる。
そして、ゲートから放たれた。
走るとなると抜け出せなくなる。前に、前に、敵がどんどん現れていく、でも…トレーナーの言われた事を思うと世界が変わった。ゴールラインの先に人影が映る。
それは、トレーナーの姿だったがウチの隣に影が見える。
ウチの最高のライバル、オグリキャップの姿やった。
『負けるか…、負けてたまるかァァァ!!!』
200mの所でウチとオグリの声は、天高く舞い上がった。
叫んだその結果はギリギリの2着、ハナ差の戦い。
その日、ウチはトレーナーの胸の中で泣いた。
そして、今日。
「オグリ!!!有馬記念の怨み、果たしてもらうで!!!」
「望む所だ、タマ。」
模擬レースではあるが…2人だけの戦い。
誰にも邪魔されず、2500mの距離を走る事が出来る。
「頑張れよ。2人とも。」
「任せとき!!!」「ああ…!」
トレーナーの声を聞くと、
前と違う稲妻の走りを。
完膚なきままに叩き潰したる…さかい、覚悟しときいや?
足に力を踏み込む。
<位置について!!!よーいドン!!!
怪物と稲妻は、地を蹴り潰した。
『はぁ…はぁ…ど、どうや?(どうだ?)』
「…同着、やっぱり早いなぁ。」
同着のタイム、その記録は有馬記念の時を超える記録。
『はぁ〜…』
両者、疲れたのか芝の上で転んでいた。
「なぁ、オグリ。」
「…ん?どうしたんだいタマ?」
タマが、芝の上でオグリに何かを言おうとしていた。
「今年の有馬記念は、絶対勝つからな…?」
宣戦布告。それは、去年の苦しみであった。
「…ああ!いくらでも受けよう!!!」
勝者と敗者、友人としての宣戦布告。
それを怪物は受け入れた。
悔いの無い戦いをする為に。
ぐぅぅぅ〜!!!
すると、腹の音が鳴り響いていた。これはまずいと感じた俺は、口走ってこう言ってしまった。
「お疲れさん、ほな…焼肉でも食べに行くか?」
「あ、ああ…」「お?なら行こうや」
その後財布に、大きな弾丸で風穴が空いた事は内緒だ。
食べ放題でも、それは例外やろ…オグリ…
大量のお皿が乗っかてたのは苦笑いしてしまった。
さすがオグリ、怖い((
「よぉ、ブラザー。久しぶりだな。」
焼肉を食べた後、一旦別れてとある所に来た。
裏路地にある、怪しいBAR。
昼でも夜でも何時でも開店しているよく分からんBARだ。
中に入ると、大柄な男がグラスを磨いていた。
「バルさん、すみません…来れなくて。」
「良いってことよ、で?今日は何を聞きに来たんだ?」
バルさん、事「頓宮時
俺と同じ氏を持つが、俗に言う親戚だ。
血統とは関係を持つが俺とバルさんは、兄弟(義理)みたいな感じの人だ。
このBARを運営する人で、トレーナーが良く集まり、ウマ娘が好きな人達や新米トレーナーが集まったりする憩いの場だ。
そして、俺の先輩トレーナーで、無知な俺に色々と教えてくれた人でもある。
「いえ、実は…、「有馬記念」に出ようと思って。」
「ほぉ?また見られるのか…タマモクロスとオグリキャップの大接戦を。」
バルさんは、少し眉を細めて言う。
だが、なんだか楽しそうだ。
「まぁ、それは良いが。緋色、今年の有馬記念は少しキツイぞ。」
「え?」
「なんせ、あの会長さんも出るってな。後はスーパークリークなんかも出る。」
…
後は、バブみがヤバいとトレーナーの中で言われているスーパークリーク。
性能はとてつもなく強い。
オグリと、同等のレベルを持つ壁のひとつか。
タマのスピードと掛け合えるのだろうか…
「ああ、あと一つ。」
「ん?」
そう、考えていた時。
バルさんが声をかけた。
「ブラザー、聞いたか?「願いを叶えるレース」の事…」
…確か…理事長が俺に話してきたやつか…?
願いを叶えるレースって、言っても、願いを叶えるのは「全距離」などのウマ娘の願いを叶える奴だったはずだ。
どうやら、バルさんもどうやら嗅ぎつけたようだ…
「理事長から、直接に聞いたけど…なんだって言うんだ?」
「…気を付けろよ。」
「え?あ、うん。」
前半聞こえなかったけど、とりあえず適当な返事をして帰ることにした。
緋色…、お前。鈍感過ぎるだろ!?
何?馬鹿なの?阿呆なの?お前のせいでほとんどのウマ娘が病んでるの知ってる!?
てか、このレースお前狙いなの知ってるの!?
はぁ…
まぁええわ。お前がそう思うならお前を助ける為に何とかするしかないな…
おまけ。
緋色トレーナーのヒミツ①
牛乳プリンも好きだが意外とネギも好き。
某製麺で、ネギを大量にかけて食う所を取られており。
ある日ではタマモクロス言わくネギを口に三本ぶっ刺して来たこともあると言う。