何故か異様に懐かれる不思議なトレーナーの奇妙なお話 作:Orpheus@失踪主
(ネタが尽きたからゆるちて。)
「そう言えば…トレーナーはなんでトレーナーになろうと思ったんや?」
とある日、いつものようにトレーニングをしていたらタマが突然言い始めたのだ。
「ん…?お前に言ってなかったけ…?」
「言ってへん言ってへん」
「ふ〜む。なら教えようか…?」
俺がそう言うと、タマは頷く。
そうして、俺は自身の過去を喋る事にしたのだ。
俺が
幼なじみのウマ娘、アイツもまた俺を好んでいた1人だった。
「なぁなぁ?ひいろ?」
「ん?どした。」
「ふへへへ〜」
こんな会話が何時ものように繰り返されていたのは覚えてるよ。
まぁ、そんな俺なんだけど。
父親にさ、ある日言われたんだよ。
「緋色、お前は絶対にトレーナーになれば三冠馬…いや、七冠馬も行けるはずだ…だから、トレーナーになるんだ。」
ってね。そこからもう強制よ?
その時、俺はなんか会社員になろうかな〜って思ったんやけどさ…そっから猛勉強。1日6時間頭にぶっ刺されまくってな。
『トレーナーってなったのはここからなんやね〜』
いや、全然違う。少し進むけど。
トレーナー専門育成学園に入って。そこから理事長とか、教官と会ったな。
当時俺はここに入ったけどトレーナーとしてなる気が無かった。本当に。で、とある日さ…幼なじみがさ。
メールで呼び出してきたんよ。
「どしたん?急に」
とある河川敷の芝の上で、なんか言うもんでな?
「ねぇ?緋色…、緋色がトレーナーになる気がないのは知ってるんだけどさ…、もしトレーナーになったら私のトレーナーになってよ!」
ってな。それ聞いた瞬間大爆笑してしもうてな?
何故か笑えたんだ。当時から俺が可笑しいのもあるけどな、笑いまくって。こう言い返したさ。
「いいよ?でも…三冠馬になるんだったらな?」
ってね。
まぁ、そっからトレーナーとしてガチで勉強したな。
そして…、ここ。トレゼンにきたって訳さ。
『へ〜?』
こう語っているといつの間にか沢山のウマ娘達が周りに居た。テイオー、オグリ、クリーク、スズカ、ゴルシなどなど…
「お前らいつの間に居たし。」
『ずっと居た(ました)』
全員回答一致とか怖いなおい。
「まぁ、ええわ…で?タマ分かった?」
そう言うとこくこくと頷く、タマ。
「でも、トレーナーさんの最初のウマ娘は、シンボリルドルフでは無かったですか?」
「あ〜…そうやな。」
するとテイオーがとある質問をかけてきた。
「ねぇねぇ!カイチョーのトレーナーだったならどうsr『…』モゴモゴ」
「テイオー?それは、禁忌やで。」
「それに関しては同感です。」
そう言った瞬間、とオグリが豪速球の速さでテイオーの口を抑え、スズカは便乗していた。
まぁ…俺にとってはどうでもええんやけどなぁ…
「ええで。ルドルフの事について話そうか。」
「…」
そうやな〜、アイツと会ったのは学園の屋上か。
三○矢サイダーの缶を片手にね。
学園の夜中。1人空を見ててね…その時はしし座流星群が降るって事で理事長に頼んで屋上の鍵を借りてたんだが…そこにアイツがやってきた。
「何をしてるんだい?トレーナー」
まぁ、アイツは睨めつけて来たよ。
そりゃそうだ。学園は指定時間までしか居てはならない。居たとしても学園長やルドルフぐらいだろう。
そんな中に俺が居るんだ可笑しいだろ?
「理事長に許可を得て、空を見てる。そう言う会長さんは?」
「君と同じだよ。」
そう言ったさ、すると彼女はずっと空を見た。
無言で、流星群が降る空に2人でな。
そんな中、彼女が口を開いたさ。
「トレーナー、あの流星群は何処へ行くのだろうか。」
疑問って言うよりも…、それは俺に対する試練だったのかもしれないな。
「知らん…でも、争ってるんじゃないか?何処かに、自分が求めた最高のゴールへ。まるで会長さんみたいじゃないか。知らないけど頂点に立ってもまだ上を見ている。孤独を感じて上を見てる。何かを探してる。そんな気しかしないな。」
その時適当に答えた。
「ふむ…君は不思議だ、私が焦っている事を当てるなんて。」
その言葉は、本物だった。
適当に紛れた言葉は、本物の言葉を出してしまった。
この後。ただ、ぽっかりと空いた心を埋める出来事があるんだけどな。
「当たった…ね、まぁ他人の夢に興味は無いけどな」
本当に興味が無かった、当時俺はただ虚無感と寂しさが支配していた。そんな中に彼女は
「ほぉ?なら何で君は、「悲しい目」をしてるんだ?」
と、意味が分からなかった。
悲しい目。ただ、俺はそんな気持ちを埋めに宙を見たかったのかもしれない。
それを彼女は、気付いて居たのだろうな。
「悲しい目…ね…分かんねぇや。ただ、こう…なんだ?空を見たくなった。それだけだろうな。理由はそれだけさ。あ〜あ〜、天を見てみたいな。」
「なら…私が、天を見してあげようか?」
その言葉に、口に含んだサイダーが溢れそうになった。
まぁ、何とか飲み込んで場を凌いだんやけど。
「今度のレース、来て欲しい。私と共に天に行く覚悟があるのなら」
彼女は、俺を気にせずに続けた。
俺は頷いて。また空を見たさ。
そうして、疑問をぶつけ合った夜が終わり
次の日、俺はルドルフにスカウトされた。
それが、俺とアイツの出会いだ
「ま、話は終わり。ほら。シッシッ」
俺は立ち上がり、屯するウマ娘達を跳ね除ける。
「ちぇ〜、せっかく良い話聞けたってのによ〜」
不満そうにするゴールドシップ
「まぁ、今度話してやるからトレーニングに行け、ゴルシ」
「お!?マジか!?絶対だぞ!?」
俺は適当に頷いて、タマと共にトレーニングを開始した。
話が終わる、その時。
今日もまた一日が平和だった、何も無くただ毎回の様に登る日が俺達を光らせる。
(あいつが、生きていたらこの日は綺麗だったかもしれないな。)
芝には、無数の足跡ができていた。
うん、こんなのを書きたかったんじゃない。
もうちょいまともなのを書きたかったかったんだ。(願望)