何故か異様に懐かれる不思議なトレーナーの奇妙なお話 作:Orpheus@失踪主
「タマー、あと239回」
「フンギィイイイイイイイ!!!」
ここ、トレーニング場に天高く声が空へと響いていた。
それはそのはず。俺の相棒であるタマモクロスが合計120kgの重りをつけながら走っているからだ。
今日はスタミナを鍛えるトレーニング…な、訳なんだけど。
「もう無理ぃぃぃぃイイ!!!」
予想以上にレベチだったらしい。
それはそのはず。現在1500m、171回回っているからである。
ウマ娘であったとしても流石にこのトレーニングは結構厳しい物となっている。
ま、ゆったり走ってるし問題ないだろ。
「うへへっ…///」
「なんか、精神崩壊してるけど…お疲れ様。」
と、思っていた時期が俺にもありました(刃牙感)
なんかタマが可笑しくなってるし。
「にぃ(っむぎゅ!!!」
「はい、ストップ。それは言わない事ね。とりあえず今日はもう終わり。これ以上やるとアキレス腱逝来そうだからね…」
こう言っていると2人の足跡が聞こえた。
ザッザッと聞こえる足音に振り向くと…
「ん?やぁ、
「トレーナーさん…こんにちわ…」
「やあ、タキオンとカフェ」
ストーブの様な目の柄をした以下にも闇堕ち感が凄いウマ娘「アグネスタキオン」と黒いロングヘアが特徴的でいつも無口な「マンハッタンカフェ」
その2人が居たのだ。どうやらたまたま近くを寄ったら俺達がいたそうな。
「お!カフェとタキオンやないか!どうしたんや?」
「いやいや、たまたま近くを寄ってね。カフェに連れられてここまで来ただけさ。で、トレーナー君は…トレーニング中と…」
「ん。そうやけど?」
そう答えるとタキオンは少し考え始めていた。
何を想像しているのかだいたい想像できるけどね…
隣では死にかけていたタマは元気を取り戻し、カフェと、近くにいたトウカイテイオーに何かを聞いていた。
「あ、そうそう。トレーナー君、新たな薬ができたんだけど…飲んでもらえないだろうか?」
タキオンは何処からか出した謎の錠剤を出してきた。
まぁ、知ってたよ。
トレーナーになった頃、タキオンに目を付けられて最終的にモルモット兼被検体として、活躍することになったのだが。
「なんだこれ。今まで見た事ない…錠剤だね…?」
「ふっふっふ、まあ飲んでみてくれたまえ。味はりんご味にしているから飲みやすいとは思うけどね。」
渡された薬を飲むと…俺の髪の毛がなんか…伸びた?
「ほうほう、これは…」
「えっと、髪の毛なんか伸びただけなんだけど。これ、何?」
「これかい?これはね。「ウマ娘を惚れさせる薬」さ!」
「…「惚れ薬」って事だろ?」
「そうそう、この錠剤の効果はウマ娘が好まれる体型になり、独特のフェロモンを分泌する効果がある。ちなみに、1部のウマ娘にしか効かないため安心したまえ。効果は1日で終わるから頑張ってくれたま「トレーナー」!?ほうほう…」
タキオンが喋っていると後ろからドス黒いオーラが溢れ出していた。
後ろをギギギッと言う錆びた歯車が回る時になりそうな音を出しながら後ろを向くと、そこには、目のハイライトをトウカイテイオーと、タマモクロスが。
「ま、頑張ってくれたまえよ。」
「ちょ、「トレーナー?なんで僕以外のウマ娘と話してるのかな?」「トレーナー…?ウチ以外と話してるんや?」え?いや、仕方ないだろ。わざとじゃないんだし。」
「それでもダメだよ。トレーナー、僕以外を見るのは駄目、絶対にダメなんだよ。横にいるチビより、僕を見ててよね?」
「今回だけは許したる…でも、トレーナー、ダメやで?隣に居るメス〇キより、トレーナーウチを見ててや?」
「は?」
その日、俺はトレーニング場に流れた威圧の空気を暗い。
目が暗く、倒れたらしい。
周りのウマ娘達もものすごい気迫で、倒れ。
俺達が地獄と化したのは想像つくだろう。
あれ?テイオーって、あんな感じやっけ?
そんな疑問を思いながら2人に襟を捕まれ、連れて行かれた。解せぬ。
その後、2人と一緒に寝て、特にうまぴょい(深意味)されることも無く一日が終わったが、髪の毛は元に治ることは無かった。
なんでさ。