《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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皆さまどうも、如月霊でございます。ガルパンの二次でーすよ~。ガルパンの映画を見に行ったらネタがぶァ~って来たんで書いてきます。まぁ、言っときますは、駄文です。それでも良いよって人だけ見てってください


第壱話 転移セリは我が母艦

「逸見理事長?どうかしましたか?」

 

…目を覚ましたら目の前にスマホ越しの自分の執務室、それに見覚えのある顔がある。

 

「…加藤…皐月?」

 

「はい。そうですよ?逸見理事長」

 

丁度ゲーム内部で自分の執務補佐に付けていた加藤皐月が笑みを浮かべて答える。

 

「ここは…鈴総の執務室なのか?」

 

今、見覚えのある部屋は自身の鈴鹿総合学園艦の執務室かと問う。

 

「え?はい、そうですけど…」

 

違いないらしい…

 

「…この執務室はゲームの中の筈だけど…」

 

首を傾げつつそう言うと皐月が回答してくれた。

 

「私、びっくりしちゃいましたよ!逸見理事長の執務室に来たら前までパソコンから指示してた筈の理事長が実際に居るんですから!」

 

あ、ゲームの中だったの?…

 

「…って、はっ!?ゲームの中なの⁉ここは!!」

 

皐月の肩を掴み質問を迫った。

 

「は、はいぃ…そうですぅぅ…!」

 

「…ああ、ごめん。皐月」

 

我に帰ったエリは皐月の肩を掴んでいた手を放す。それからこの学園艦の事を聞いた。

 

「皐月。この学園艦は今どんな状態なんだ?僕が来たって事は何か可笑しな事が起こってたりしない?」

 

それを聞くと手元のバインダーを開き、確認する。

 

「ええーっと、今現在は陸との通信が途絶しています。他の見滝原学園艦も小田原学園艦も通信がとれていません。後羅針盤も使用不能です」

 

…思ってたより重症なんだが?

 

「大丈夫なの?それ」

 

「艦の燃料、鋼材は後数年は持ちますし各工場、農場等も通常稼働できています。ただ寄港できないとなると艦の整備面で不安が残りますが、現状、向こう数年は生活上問題は無いかと」

 

当面の問題は無いと分かってよかったものの陸に上がれないというのは少々辛いものがある。

 

「そっか…なら現状回復と陸への寄港を目指す用にしてくれ」

 

「分かりました。では、私は艦橋に行ってきます」

 

そう言い皐月は執務室を出ていった。それを確認してエミは執務室の椅子に深く腰掛ける。

 

「ゲーム内に、ねぇ…いや、この場合は転生か?それに陸との通信途絶と来たか…」

 

「どうにかなってくれれば良いんだけどねぇ…」

 

エミの呟きは執務室に響くこと無く静かに消え去っていった。

 

────────────────

 

艦橋、通信室side

 

艦橋では慌ただしく情報科の生徒達が陸や他の学園艦に通信を試みる作業に追われていた。

 

「ジオン学園の学園艦、応答ありません!」

 

「連邦学園の学園艦からも応答、ありません!」

 

多数いる情報科の生徒から上がる報告は全学園艦からの“通信応答なし”だった。

 

「…本艦以外は居ない?…理事長が現れて本艦も何処かに引き寄せられてるのかしら…」

 

通信室で指揮を執っていた佐賀由季奈はそう呟いた。だが、昨晩からの作業で生徒達にも疲労が見えた為由季奈は生徒達を休ませる事にした。

 

「よし、皆。1時間程休憩にしましょう」

 

「さんせー」

 

「り、了解しました…」

 

さっきまで仕事詰めだった生徒達は「「「休憩だー!」」」と通信室から出て行くのだった。

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