《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文です


第拾八話 銀、大会にて悪夢を見るか

前回の試合から何事も無く一年が過ぎました。どうも、逸見エリでございます。只今は第62回戦車道大会決勝にて豪雨の中爆走中でございます。え?はしょるな?…しょうがないんよ。俺にそんな文才なんてないんや。

 

…まぁ、せめてお知らせすると──鈴鹿総合の学園艦も来ないしなぁ…あ!乗車がⅣ号からティーガーⅡに変わりましたよ~え?なんでか?実は高等部に上がる時に「これからは、これに乗るんだァ!!」的な感じでティーガーⅡに乗せられてます。あ、後、乗組員はⅣ号からそのままだよ~

 

「エリー!敵前いるよー!」

 

茜の声に現実に引き戻されました。

 

「えっ?あ、ああ!各車!目標!前方の敵車!撃ちィー方、始め!!」

 

無線機で連なり走っていた味方の戦車に指示を出す。すると連続的な発砲音が響く。

 

「─よし!敵車撃破確認!砲撃止め!」

 

双眼鏡を除き込み、敵の車体からの白旗を確認して味方に砲撃を止めさせた。

 

『第2部隊!敵を挟み込みます!ポイント──へ!』

 

みほから通信が入る。

 

「こちらエリ、了解した。今から向かう」

 

「茜さん、ポイント──に向かってくれ」

 

エリはみほの命令に返事をし、自分の茜に指示を出した。

 

「はいは~い!」

 

「各車、ポイント──に向かいます。追従してきてください!」

 

『『『『了解!』』』』

 

各車からの返答を確認してからエリは前を向き直し、みほに指示されたポイントへと向かっていった。

 

 

────────────────

 

 

 

──────────

 

 

 

─────

 

「雨が強くなってきたな…」

 

砲塔の中から外を見るとさっきよりも雨が強くなっていた。

 

「天気予報だと晴れるって言ってたんですけどね~っと!エリー、副隊長車から通信はいってるよー『このまま森を抜けて川にそって前進、ポイント──にて敵を向かい撃つ』らしいよ」

 

榛花がそう報告をあげる。

 

「ん、わかった。茜さん。ポイント──まで行っちゃおうか」

 

「りょーかい~」

 

茜に指示を出してキューポラから頭を出して辺りを見回す。後ろにはみほのフラッグ車をいつでも囲える位置で味方の車輌が付いてきている。

 

「敵いないn─敵!!」

 

森を抜けた所で急に予想されていたのか敵が現れた。その数四輌。その全部が砲身をこちらを向けているのだ。

 

「フラッグの前へ!!」

 

「やばッ!!」

 

そして相手戦車の砲身の先が光った。エリはフラッグの前へと指示しつつもヤバイと感じ取り頭を引っ込め、キューポラの蓋を閉じた。次の瞬間、車体に衝撃が二回走った。不思議に思ったのもつかの間、すぐ後に浮遊感がエリ達を襲った。

 

「な、何だ!?」

 

車内の下を見たエリはその光景に原作の赤星達が乗っていた三号の事を思いだし顔が青ざめ、背筋が凍った。それからエリはフラッグを守っていた他の車輌に向けて無線で叫んだ。

 

「水上!速水!三河!みほのフラッグを守れェェエーー!!!!」

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