《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文なり


第弐話 銀、空を飛ぶ

「おぉ~ティーガーにチハ、マウスに零戦、紫電改まであるんだ!」

 

どうも、逸見エリでございます。本日は皐月に連れられ鈴総学園の格納庫に来ています。いやぁ~前世(?)ではお目にかかれなかった戦車や航空機ばかりで感激したよ!!

 

「自分も零戦とかに乗れたりしないかな?」

 

まぁ、無理だろうk「う~ん。乗れるんじゃないですか?なんかこう…感覚的なので」嘘ォ…

 

「え…マジでいいの?」

 

「ゲームの中に来たりしてるんですから大丈夫ですよ」

 

ホンマかなぁ…一応零戦の操縦方法が書かれたサイトとか覗いてみたりしてたけどさぁ…

 

「それじゃ理事長。飛行服渡すので着てきてください」

 

──────────────────

 

あれから皐月にさぁ、早くと飛行服(日本式の飛行服と飛行帽に飛行眼鏡、マフラーにパラシュートに救命胴衣)を渡され更衣室に突っ込まれました。はい。今?今は零式練戦、二人乗りの零戦の前に来てます。

 

「理事長がこいつ乗りたいとは…いやはや、驚きましたよ。では、逸見理事長。もしもの時は私が後ろに居ますからね!」

 

そう言うのはこの零式練戦の臨時パイロット、岡島蜜柑さんだ。

 

「う、うん。よろしく岡島さん」

 

「ああ!よろしく!じゃ、行こうか!」

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

そうしてあれよあれよと零戦に乗り込んで飛びたっています。

 

「あーハッハッハッ!逸見理事長!思ったより乗れてますね!一人で飛行してもいいんじゃないか?」

 

後ろから蜜柑がそう言い笑っている。いや、マジで零戦飛ばせるとは思わなかったんだけど。上昇下降旋回をこなしてエリは艦の滑走路に向けて着陸体勢に入る。

 

「えぇ…んな無茶苦茶な…」

 

「と、取り敢えず岡島さん!着陸しますよ!」

 

「了解!」

 

「フラップ下げ!」

 

そう言ってフラップを下げて速力と高度を落とす。速度計で速力が110ノットになったのを確認すると主脚と尾輪を展開する。

 

「主脚、及び尾輪展開!」

 

エレベータートリムを調整して飛行眼鏡をかけてイスを上げ、風防を開く。それから機体の速度を70ノットに合わせて降下角度を付け、地面との距離が1、2mに迫ったのを確認すると操縦桿を引く。

 

「グッ…凄い揺れるッ」

 

速度が落ちて機体が不安定になるがラダーを操作して抑制する。そして一回機体がバウンドし車輪が滑走路に着き転がる。

 

「ブレーキ!」

 

両サイドのブレーキの使い機体のスピードを落とす。そして機体が完全静止するとエンジンのスイッチと燃料のスイッチを切り各計器をチェックする。

 

「で、できた〜」

 

「理事長!流石だな!」

 

蜜柑がそう言って軽く肩を叩いてくれた。

 

「あ、ありがとう」

 

「理事長、別の機体に乗ってみるか?」

 

蜜柑が提案してきた。

 

「えッ!?い、良いの…かな?」

 

一応体が覚えてるみたいだけどさぁ…

 

「こいつを一人で飛ばせるんだ。問題ないと思うけど?」

 

太鼓判を押され、エリはじゃあ…と言い別の機体に乗ることを決めた。…まぁ、怖いから後数ヶ月は練習するけど。

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