《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文です


第弐拾六話 銀、西住流本家に行く

<西住家、門前>

 

「やっぱりデカイ…」

 

西住家の門を前にそう呟いた。

 

「確かに大きいですね…理事長は前に来られた事があるんですか?」

 

皐月も車を停め、西住家の門まで来る。

 

「ん?ああ、前に一度ね。それじゃ、行くよ」

 

軽く返事をし、エリは門の扉を叩いた。

 

『はい、どちら様で?』

 

「鈴鹿総合学園の者です。こちらに逸見の墓があると聞いて来ました」

 

『はい、今、お開けしますね』

 

門番だろう人の声が聞こえてから要件を伝える。すると、門の勝手口が開かれた。

 

「鈴鹿総合学園の方ですか?」

 

「はい。理事の逸見と秘書官の加藤です」

 

エリの紹介を聞いて顔を見た門番の人の目が開かれた。

 

「い、逸見エリさん!?生きてらっしゃったんですか!?」

 

「は、はい。なんとか…あ、菊代さん。家元、おられますか?」

 

門番はエリが前に来た時と同じくお手伝いの菊代さんだった。

 

「はい。家元なら部屋におられますよ。案内しましょうか?」

 

お、居るんだな。アポ取りしてくれてるかなぁ…秋に頼んであるけど…

 

「はい、お願いします」

 

「分かりました。では、着いてきてください」

 

「「お邪魔します」」

 

 

 

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<西住家>

 

しほside

 

『家元、鈴鹿総合学園の理事長方がお見えになりました』

 

襖の外から西住家に家政婦として来ている菊代がそう言ってきた。鈴鹿総合、黒蜜さんが言っていた人達ね。

 

「入ってきて下さい」

 

『分かりました』

 

「逸見エリさん、どうぞ」

 

ん?逸見エリ?菊代の言葉に引っ掛かりを覚えながらも襖が開かれ、見たことのある顔が現れた。

 

しほsideout

 

 

 

 

 

「…逸見、エリくん…!?」

 

しほはエリの顔を見るなり驚きの表情を見せた。

 

「どうも、家元。恥ずかしながら、生きて帰って参りました」

 

「鈴鹿総合学園、理事秘書官の加藤です」

 

部屋に入り、正座にて座り家元にそう挨拶をした。

 

「い、生きていたのね」

 

「はい、始めに現れました時の神のイタズラで生き延びて帰って参りました」

 

なんか…幽霊でも見たみたいな感じですね。家元…

 

「そう…今日、ここに来たのは──自分のお墓でも見に来たんですか?」

 

なんとか立て直したしほはエリに本家に来た理由を聞いた。

 

「はい。自分のお墓を見る機会なんて無いでしょうから」

 

「…分かりました。では、私が案内しましょう」

 

い、家元が!?

 

「は、はい。お願いします」

 

「では、着いてきて下さい」

 

「「分かりました」」

 

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