《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文です


第弐拾九話 銀、みほの転校に驚愕す

「…みほが転校した?(原作は阻止した筈だぞ…?)」

 

皐月が学園艦に帰り、まほやしほと雑談をしている時にみほの話題を振った答えがみほが転校したということだった。

 

「ええ、エリ。あなたが事故死したと判断された後に余程ショックだったのか休みがちになったらしいわ」

 

「じゃあ、戦車道から一旦遠ざける為にみほが転校を?」

 

エリがみほを転校させた理由を言うとしほは静かに頷いた。

 

「まぁ、同級生が死んだって言われたらなぁ…けど、まほ姉さんは復帰したんだね」

 

「ん?ああ、なんとかな。流石に隊長が何日も休むのは良くなかったからな」

 

お、おお。流石は黒森峰戦車道隊長だな~

 

「じゃあ、エリカは…」

 

「ああ、エリカもショックは大きかったようだがなんとか復帰したようだ。エリの小隊隊員や乗組員達は新しく編成された部隊で戦車道をしている。──ショックは流石に少なくはなかったようだがな」

 

エリカも復帰、茜達も復帰したんだな。よかったよかった。←元凶

 

「そ、そうだけど…」

 

「そう言えばみほの転校先って何処なんで?」

 

エリは先程から気になっていたみほの転校先を聞いた。

 

「ん?ああ、みほは“大洗女子学園”という学園艦に転校していった。」

 

──大洗!?

 

「大洗女子学園、か」

 

まほが大洗女子学園に転校していったというので驚いた。まさかここから原作…?いや、でもうちの学園艦があるし…

 

「戦車道が無い学園艦だったわね」

 

しほが昔に無くなったのよねと言っている。

 

「そうなんだ…」

 

「まぁ、みほからもたまに連絡が来るから大丈夫だ」

 

まほはそう言って自身の携帯の通話履歴を見せてきた。

 

3日置きくらいに電話してますやん…

 

「私にはあまりかかってこないのに…」

 

お、お母様…

 

なんかまほ姉さんとお母様の頭の上にドンヨリした空気と晴れてる空気が入り交じってたよ…

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

ホーホー

 

「…みほは大洗になぁ…」

 

深夜0時を回った頃、エリはしほから与えられた部屋の布団で横になって戦車の絵が書かれた襖を眺めつつそう呟いた。

 

「原作通りなら戦車道を始める筈だけど…死傷者が出たって思ってるんだろうし…どうなる…?」

 

そうした時、スゥーと反対側の襖が開く音がした。

 

「…?なんッ!?ま、まほ姉さn グム!」

 

音がした方を向くとまほがおり、思わず叫んでしまいそうになるも口を押さえられる。

 

「しぃー…」

 

いや、しぃーじゃないですよ!

そして程なくして口を塞いでいた手を退けられた。

 

「ぷはァ…まほ姉さん、どうかしたの…?」

 

「ふふ、折角生きて帰って来たのだ、今夜くらい私も一緒に眠っても良いか?」

 

…何言ってんだろ~?

 

「いや、それは…」

 

「急に私達の前から居なくなったのだ。良いだろう?」

 

なんも言えんけど…あれ神様のせいなんだけど~。てか、やっぱりまほ姉さんがなんか可愛いんですが?断れる?俺なら断れない。

 

「むぅ…わ、分かりましたよ…後ろ向いてますからね」

 

「…それじゃあ、失礼するぞ」

 

そう言ってまほが布団の中に入ってきた。そして背中にたわわな感触g…って!

 

「ま、まほ姉さん!?」

 

「エリ、お前はもう私の前から居なくならないでくれ…」

 

まほはエリの背中に抱きつきつつ言ってきた。

 

「…もう、死ぬつもりはありませんよ」

 

まほの方を向き、そう言った。

 

「…そう、なら、いい」

 

「むッ!?」

 

まほはそう言いこちらの唇を奪ってきた。エリは顔を赤くする。

 

「ま、まほ姉さん!?」

 

「これが私の気持ちだ。エリが居なくなってから分かってな」

 

まほ姉さんが赤面してなはっとるがな…

 

「す、すぐには答えられないからね!」

 

「ああ、わかった。だから今日はこのまま頼む」

 

まほはそう言って再び抱きしめて来た。それにエリも抱きしめ返し、眠るのであった。

 

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