《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─ 作:如月 霊
「…うちの工廠でかくない?」
やぁ、皆!エリだぞ?今日はうちの学園艦内にある工廠に来ている!ん?大洗との試合はどうしたのかって?
「…ストック切れたからの繋ぎですが?」
「エリ…メタいよ?」
すぐに横にいた蜜柑につっこまれる。
「(;゚∇゚)…でだ!やっぱりうちの工廠でかすぎるよ!!」
「(ずらしたね…)まぁ、うちの学科が使う総合工廠だからね」
いや、総合工廠ってもさ…
「…でもSCN8軸マシニングセンタを15機ってのは多すぎるからね!?」
SCN8軸マシニングセンタ、プレス機、8尺旋盤、万能フライス盤…etcが大量に備え付けられた工廠ってなんなんだよ!!
「どんだけ金あったんだよ!!いくらするんだよ!こんな量の工作機械導入するのに!」
「そりゃあ…ゲームからだし…神様の力が入ってるからね」
「…こら!」
蜜柑も急にメタい発言すな!
「良いじゃん~この機械達があるから研三とか1個小隊分作れたんだからさ~」
「ぐぬぬ…」
研三は確かに自分の後継機だから何も言えないエリである。
「…ここ、能力的にはどんな感じなの?」
エリは蜜柑にこの工廠の能力について質問する。
「ここの生産能力?」
「そう、それ」
「う~ん…本気出せば航空機2個編隊分くらい1ヶ月で出来るんじゃない?」
…うちの編成だと12機で1個編隊なんだけど?
「えぇ…」
「マシニングセンタ回しつつフライスだったり鋳造とか出来るからね~それに整備科と機械科だけじゃなくて電子工学の子達も一部だけど来れるからね」
なんじゃそりゃ!?
「ここ、部活の子も使う…よね?」
「使うよ?自動車部とか機械研究部とかさ?他にもいろいろ来てるよ?」
「…やっぱでかいなぁ…」
エリはもう一度工廠内を見回してそう呟いた。
「そう言えばさ。エリ、この間戦車譲渡するのに整備がどうの言ってたよね?」
蜜柑は急にふと思い出した事を聞いてきた。この間の大洗への戦車譲渡の話だった。
「<ノイバウファールツォイク>でよかったよね?倉庫にあった」
「そうだね。後は砲弾も用意しておいてやってくれる?」
戦車譲渡の話が纏まった後、ノイバウファールツォイクの予備砲弾もセットで送ろうと考えているのだ。
「整備は終わったけど砲弾の製造がまだ終わってないんだよねーただ、試合前には終わるから安心してよ」
「りょーかい」
「そう言えばエリ、何でまた大洗なんて支援するの?」
蜜柑がそう質問してきた。いや、それはもっともな意見だよなぁ…
「…黒森峰にいた頃にみほに色々迷惑かけたから」
そうなんよ。Ⅳ号で斬り込みやら奇襲やらの独自に動きすぎて色々迷惑かけたのよ…で、でも!あれはまほ姉さんの指令だったから仕方ないんだよ!
つまるところ、みほはエリの突飛な行動に頭を抱える事が多くなってしまいにゃ自分が原因(根本的には神様)で戦車道を辞めることになってるし…迷惑かけすぎたからねぇ?ってことである。
「何してるんですか…」
「し、仕方なかったんだよ!まほ姉さんからの指令だったし…」
「は、はぁ…今頃また西住みほさん頭抱えてるんじゃないですか?」
「んなバカな」
「「ハッハッハッ!」」
人はそれをフラグという。この時、大洗ではエリの優花里に発した言動が原因でみほが頭を抱えていた事実を知るよしもないのであった。
鈴鹿総合学園の校章どっちがいい?
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①
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②