《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文です


第六拾壱話 銀、Ⅳ号をラングに変えられる

大洗女子学園との試合が終わってから早いもので26日がたったある日、エリと蜜柑は鈴鹿総合の演習場にあった。二人とも苦笑いしながら、である。

 

「…ねぇ、蜜柑?」

 

「な、なんだい?エリ…」

 

蜜柑が視線をそらすがエリが苦笑いしている原因を指差して叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「─────何をどうしたらⅣ号が70ラングになるんだよッ!!」

 

演習場で走り回っているのはエリのⅣ号H型…ではなくⅣ号70ラングである。

 

「あはは……いや~改修しながらバラしてたらなんかパーツが混ざっちゃったみたいで…70ラングになっちゃった☆」

 

「なってたまるか!!組み立てで分かる筈だよ!?」

 

なんかはっちゃけた蜜柑の襟元を掴み揺らしながら叫ぶ。

 

「ご、ゴメンて…ぎ、…ギブ!ギブ!」

 

「あ、ああ、ごめん…」

 

我に帰ったエリが服を放すと蜜柑は呼吸を整え、服を着直す。

 

「ゼー…ゼー…」

 

「ったく…で、こいつの性能は?」

 

エリは不本意だが仕方なく、仕方なーく!目の前の70ラングの性能を聞いた。

 

「7.5cm PaK 42を搭載していて貫徹力は抜群でエンジンも再生産版だから整地で36~8くらいは出るかしら?」

 

「ふ~ん…でも、それで回転砲塔取っ払ってどーすんの!!」

 

ほんとに、回転砲塔取っ払ってどーするってよ。隊長車が固定砲塔っても…なんかなぁ…

 

「それはさぁ…なんとか頑張って!p(^-^)q」

 

「やれるかァ!!戦略がごろっと変わるわッ!!」

 

「…蜜柑、明日までにⅣ号H型に直しておいてよ?」

 

70ラングを見つつそう蜜柑に告げる。ただすぐに蜜柑が反論してくる。

 

「そ、そんなぁ~明後t「…やれ」ゴゴゴ!!…イエッサー!!」

 

有無を言わさぬエリの返しに思わず蜜柑は無意識のうちに敬礼をしてしまっていた。

 

「後、麗のⅣ突はこのラングに改造ね。明日までに」

 

「そ、それはその…「─何か?」いえッ!何もありませんッ!!」

 

Ⅳ突とⅣ号の改修まで任されてしまう蜜柑である。…哀れ……

 

「って言ってもⅣ突まで1日はあれだから…Ⅳ突は明後日までね?」

 

「アッハイ…ヤリマスヨ…」

 

なんか…白くなってるな…蜜柑

 

「聖グロとの試合は4日後なんだからさ」

 

「わかってるよ~…」

 

まだグー垂れてる蜜柑がそう言うと丁度70ラングがエリ達の前に止まり、中から人が出てきた。美乃だ。

 

「おお、美乃。美乃的にこいつの性能ってどうなの?」

 

「うーん…私、固定砲塔類は苦手なんだよね……けど、速くていいよ?」

 

速くていいんだ。けどやっぱり固定砲塔は苦手かー

 

「そっかーありがと、その70ラング工廠に運び込んどいてくれる?」

 

「工廠に?」

 

「そ、蜜柑に明日までにH型に直してもらうからさ」

 

そう言うと美乃は蜜柑を見てから苦笑いをした。

 

「そ、そう…できるの?」

 

「多分…まぁ、出来なかったらポルシェティーガーで出るだけだけどさ。まぁ、先に工廠に運んどいてよ」

 

「りょーかい。じゃあ…蜜柑も連れてくよ~」ヨッコイセ

 

「あわわわ!…み、美乃!?」ジタバタ

 

エリの横で地面にのの字を書いていた蜜柑を美乃が抱えあげ、70ラングの車内に放り込み美乃とエリも乗り込む。

 

「じゃ、行くよ~」

 

「ん、頼むわ~」

 

美乃はそう言って70ラングを発進させ、工廠に向かっていくのだった。

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