《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

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駄文です


第六拾弐話 蜜柑、1日でⅣ号を元に戻す

「な、なんとか終わったよ…」

 

翌日、工廠に足を運ぶと蜜柑はそう言って70ラングに魔改造されたⅣ号を元のH型に改修し直した車輌をエリに見せてくれた。

 

「おー!1日でよくやったね!できると思ってなかったのに…」

 

「えっ!?私ちゃんとやったのに!!」

 

うん、1日で終わらすとは思ってもみなかったんやよ。いくら蜜柑達でも大洗の自動車部みたいにはならんだろって…なぁ?

 

「…普通に考えて1日で70ラングからH型に改修とか出来ないでしょ」

 

「あるでしょーが!!その成果がいまっ!目の前にっ!あるでしょうがっ!!」ゼーゼーゼー…

 

蜜柑はエリの返事に反応して叫び、徹夜明けと叫び過ぎにより息切れを起こしていた。

 

「まぁ、ありがとね。蜜柑」

 

「─ふふーん。も~っと褒めていいんだよ!」

 

「で、性能はどうなったのさ」

 

蜜柑の煽りを無視してⅣ号の性能を聞いた。

 

「んもぉ~いけずなんだから~っで、性能ね」

 

「その調子の変え方は尊敬するわ…で、そ、性能」

 

「今回の改修はエンジンと変速機だけね。内容としてはエンジンと変速機は新造の上で改修を行ったわ」

 

今回の改修内容はエンジンと変速機の新造と改修だけだ。

 

「で、結果は?」

 

「速度が上がって整地でだったら40~42km/hは出るようになったわね」

 

元が整地で38km/hだから…2~4km/hも性能向上したことになる。

 

「良くできたね」

 

「そっりゃあ!うちの軍需工廠だからね!戦車の製造整備くらいできるわよ!」

 

デスヨネー。流石うちの工廠!

 

「ん、麗のⅣ突はどうだ?まだならまだでいいんだが…」

 

それからエリは改修が追加された麗のⅣ突の話をする。

 

「あー、麗ちゃんの?それなら…今は工廠主任総括がやってるわね」ペラペラ

 

手元のバインダーを捲り、資料を読み伝えてきた。

 

「工廠主任総括?っていうと…明石か?」

 

「そーですよ?明石さんなら大丈夫なんじゃないですか?」

 

蜜柑は何か問題が?と聞いてくる。いや、明石はなぁ…

 

「あいつは工廠で開発するのが厄介なものばっかって言われてるからなぁ…」

 

工廠主任総括。そんな大層な名前の役職を関しているのは、エリが現実で艦これをしていた頃の鎮守府の工作艦明石だ。ん?なんでいるのか?知らないよ…ちょっと前になんか遠征に出たら霧に拐われてこっちに来たらしい。で、今はうちの工廠主任総括をしている。

 

「大丈夫だったわよ?軽く見てきたけど」

 

「そうか…まぁ、なら大丈夫か」

 

なら、大丈夫だろう。

 

「じゃあ、明石にいらんことはすんなって言っといてくれる?」

 

「りょーかい。エリはこの後なんかあるの?」

 

「書類処理…」

 

「が、がんばってね~」

 

蜜柑に同情めいた声をかけられつつエリは自身の執務室に向かっていった。




工廠主任総括┳整備科主任
┣機械科主任
┣電気科主任
┗建築工学科主任
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