《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─ 作:如月 霊
「はぁ…厄介なことになりよったわ…」(´Д`)ハァ…
辻との会談が終わり、理事長室へと戻ったエリは席に座り込み深くため息をついた。
「どうしたんですか?辻局長になにかふっかけられたんです?」
皐月がお茶を出しつつ聞いてきた。
「…他所に漏らすなよ?まぁ…大洗廃艦の片棒活がされる事になったんだよ。あぁ〜憂鬱〜!!」
「なーんでまた…理事なら突っぱねそうなんですけど?」
「いやなぁ…うちの乗組員全員の戸籍登録やらドック使用許可やらの見返りにやれとさ」┐(´д`)┌ヤレヤレ
鈴鹿総合の学園艦は私立といえど学園艦のドック使用許可自体は文科省が出す規定になっているため無茶を通してもらった手前断れなかったのだ。大量の乗組員を戸籍登録してもらったのもデカイ。
「まさかこの全国大会に参加して阻止しろとって言われたんですか?」
「いや、流石に申請期間過ぎてからねじ込めはしなかったらしいが…みほのことだから勝ち上がるよなぁ…」
自身がみほの有能さを分かっているだけに頭を抱える。くさっても軍神みぽりんだからなぁ…大洗連合対鈴総・大学選抜連合対決決定不可避なんだが…
「そうですか…ですけどこちらが断れない条件出すとは…流石役人、汚い…」
がネットスラングみたいなこと言ってる…
「まぁ、こうなったらやるしかないんだが…」
「責任者の辛いところですね」
うぅ…ちくせう……
「…あっ、そういえば理事が会談してる間にサンダースのケイ?って人から練習試合の依頼きてましたけど、どーします?」
「け、ケイさんからも来たんかよ…」
皐月はそう言って依頼書類を見せてくる。
「何時だって?サンダースは」
「えーっと、来週末にはしたいんだとか」
「来週末て…全国大会一ヶ月後だろ…」
なんか…追い込みみたいに感じるな。
「うちの戦力見るってか…?でもうち出ないし…」
「うーん、受けちゃって。最悪、蜜柑に整備投げるし」
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第一工廠
蜜柑「…?」( ゚д゚)ハッ!
蜜柑「私に仕事丸投げしすぎないでよ!!」
信「主任…?」(-_-;)
蜜柑「なんか言わなきゃだめな気がして…」
信「バカなこと言ってないで早く残りやりますよー」
蜜柑「ワァアワァァ!!ヤリタクナイィィィ!!オフトンカムバァァァーークッッ!!」
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な、なんか蜜柑が叫んでる気がする…
「へ、返信頼むわ」
「…岡島主任叫んでますね」
「…気にせず行こうか」
「…ですね」
なんか久々の投稿ですわ…