《ガールズ&パンツァー 》─銀の行く道は奇々怪々─   作:如月 霊

8 / 74
駄文です


第八話 銀、訓練に参加する

試験の翌週、まほの姿は放課後の機甲科戦車道倉庫にあった。

 

「さて、本日をもって新隊員が一名加わる事となった!」

 

「逸見エリ!入ってきてくれ!」

 

隊員の整列した前でまほがエリを呼んだ。それに反応し、倉庫の外に居たエリが倉庫内に入りまほの横まで歩いていく。

 

「今日から機甲科中等部にこの逸見エリが加わる事になる。あいさつを」

 

まほにそう促され、隊員達の方を見て口を開いた。

 

「く、黒森峰に転入して来ました逸見エリです!よろしくお願いします‼」

 

そう言って短く敬礼をした。では、とまほに話を振る。

 

「ん、逸見は先日退任した岩見小隊にⅣ号戦車車長として着任させる。…では、解散!」

 

 

 

───────────────────◆

 

エリカside

 

黒森峰に来て二年目、訓練にもついていけるようになったある日、ミーティングが始まり訓練が始まろうとした所で西住まほ隊長から連絡があると告げられた。

 

「さて、本日をもって新隊員が一名加わる事となった!」

 

「“逸見エリ”!入ってきてくれ!」

 

逸見?同じ名字の子なのね。そう思っているとその転入生が倉庫に入ってくるなり自分で分かるぐらいドクンと心臓が鳴った。その転入生私そっくりだったのだ。いや、髪の色等が若干違うように見えたがパッと見では姉妹と言われても納得する程だ。

 

「わた…し?…」

 

不意にそう声が出ていた。そしてその転入生はスタスタと歩きまほ隊長の横に立った。

 

「今日から機甲科にこの逸見エリが加わる事になる。エリ、あいさつを」

 

そうして、私達の方を見て話し出した。

 

「く、黒森峰に転入して来ました逸見エリです!よろしくお願いします‼」

 

転入生はそう言って短く敬礼をする。それからでは、とまほに話を振った。

 

「何処に配属なのかしら?…」

 

「ん、逸見は先日退任した岩見小隊にⅣ号戦車車長として着任させる。…では、解散!」

 

解散の号令がかかり各々が自身の戦車に向かう中でエリカはエリを見つめつつ自身の考えに浸るのだった。

 

エリカsideout

 

◆岩見隊改め逸見隊◇

 

「岩見小隊長の後任でⅣ号の車長になった逸見エリです。試験以来ですが、どうぞよろしく」

 

試験で世話になった隊員達が並ぶ前で挨拶をする。その後ろには試験と同じⅣ号戦車が鎮座していた。

 

「じゃ、改めて、Ⅳ号戦車操縦手!長岡茜だよ~よろしくね。逸見小隊長~」

 

「Ⅳ号戦車砲手、山波真耶です」

 

「Ⅳ号戦車装填手、美保野七海で~す」

 

「Ⅳ号戦車通信手、白川榛花です。逸見さん」

 

 

「Ⅲ号戦車122号車車長の三河利香です」

 

……

 

「Ⅲ号戦車123号車の速水美咲です」

 

 

「Ⅲ号戦車124号車車長の水上和美です」

 

………

 

 

「ん、それじゃあ、よろしく。総員、戦車搭乗!」

 

小隊隊員達の自己紹介が終わるとエリは前に整列している隊員達に戦車に乗り込むように指示を出し、他の隊員が乗り込んでから最後に小隊長車のⅣ号戦車に乗り込む。

 

「んじゃ、訓練に行きますか~パンツァー・フォー!」

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。