『ここは何処だ?』
普通の人ならばこの言葉を使うことはそうそうないだろう、精々引っ越した先でまだ土地勘がないときに使うぐらいだと思う。
しかし俺は違う、だいたい週に7回、酷いときは20回以上言っているお馴染みの言葉だ。もはや俺がこの言葉を呟いているのがデフォルトだ、とか言う友人もいるくらいだ。俺もそう思う。
そのくらい酷い方向音痴で、前に長崎にある近所の学校にいこうとしたら、いつの間にか大阪でたこ焼きを食べていたという不思議現象が起きていた。何故だ?
多分らんま1/2の響良牙やworkingのオーナーの奥さんともためを張れるだろう。なんの自慢にもならないが。
それを踏まえて今の状況を述べてみよう、拓けた場所だが後ろには巨大な大樹、回りは森に囲まれている。何故だ?俺はさっきまで奇跡的に辿り着けた学校から家に帰る途中だったのに。それに周りをよく見てみると見たこともない昆虫や植物が生えている。取り敢えずすぐ側にいたヘラクレスのようなカブトムシ?を捕まえつつ俺はこう呟くのだった。
「ここは何処だ?」と
俺の名前は島だ、高校2年生で友人達からはランドとかいうあだ名で呼ばれている。アイランドからとったんだとさ
俺が今立っている場所は日の光が優しく降り注ぎ、大樹を見上げると巨大な大樹がまるで光っているように見える。どうして自分がここまで落ち着いているのかわからないが、多分これまでの経験から焦っても仕方がないと知っているからだろう。嫌な経験だな。
その時後ろの方から音が聞こえてきた、これは歌だろうか?けれど日本語でもないのでなんて言っているのかはわからない。歌が聞こえてきた来た方向に体を向けると獣道の向こうから10歳程の少女がご機嫌にやって来るのが見えた。
少女と目が合い数秒間見つめあう。少女はあと数年すると美少女になるであると確信出来るほど顔が整っており、青い髪に大きな目が印象的だ。どこかのゲームのヒロインにでもなるのかね、とどうでもいいことを考えていると少女が話しかけてきた。でも何を言っているのかわからない、かろうじて少女の名前がレナ?というのだけわかった。駄目元で聞いてみるか。
「あの、なんて言っているだい?あとここは何処だかわかるかい?」
というと、少女はしばらく首をかしげて何を思い付いたのかは知らないがニパッと笑い獣道の方へ走って行きこちらへ手を振った。
これは着いてこいということなのだろうか?まぁここにいても仕方がないので俺はホイホイと少女に着いていくのだった。
攻略本なくしたッ!?ので見つかるまで続きはまだです。
島くんの容姿は漫画版ブルースフィアのランドを黒髪にしたもので、あれより落ち着いています。(あらイケメン)
ディアスはまだいます、設定と違うかもしれませんがここではまだいます。
カブトムシはネタです。クワガタだったかもしれませんのでわかる方教えてください(笑)
修正→レナの年齢を12歳から10歳に変更しました