意志。
さて。
どう調理する。
相手は伝説、グラードンだ。
そんな簡単に倒せる相手ではないはず。
『ステータス表示する』
助かる。ロクなものの予感しないけど、私だって異次元の強さは持ってるから文句は言わない。
『よし、これだ。
うわマジかよ。とりあえず表示するぞ』
『水涸龍王 グラードン LV1
ステータス
HP:30048/30048(緑)
MP:30163/30163(青)
SP:41231/41231(黄)
:41231/41231(赤)
平均攻撃能力:45633(詳細)
平均防御能力:42892(詳細)
平均魔法能力:30948(詳細)
平均抵抗能力:27767(詳細)
平均速度能力:27678(詳細)
スキル
「火龍LV10」「地龍LV10」「天鱗LV10」「神外殻LV10」「神鋼体LV10」「HP超速回復LV10」「MP高速回復LV10」「MP消費大緩和LV10」「魔力精密操作LV10」「魔神法LV10」「魔力付与LV10」「魔法付与LV10」「大魔力撃LV10」「SP高速回復LV10」「SP消費大緩和LV10」「破壊大強化LV10」「打撃大強化LV10」「斬撃大強化LV7」「貫通大強化LV10」「衝撃大強化LV10」「状態異常大強化LV10」「闘神法LV10」「気力付与LV10」「技能付与LV10」「大気力撃LV10」「神龍力LV10」「神龍結界LV10」「念力LV10」「投擲LV10」「射出LV10」「立体機動LV4」「連携LV10」「軍師LV10」「眷属支配LV10」「召喚LV10」「集中LV10」「思考超加速LV10」「未来視LV6」「並列意思LV4」「高速演算LV10」「命中LV10」「回避LV10」「確率大補正LV10」「隠密LV10」「隠蔽LV10」「無音LV10」「無臭LV10」「帝王」「鑑定LV10」「探知LV10」「蒸発」「干天」「外道魔法LV10」「火魔法LV10」「炎魔法LV10」「獄炎魔法LV10」「風魔法LV10」「暴風魔法LV10」「嵐天魔法LV3」「土魔法LV10」「大地魔法LV10」「地裂魔法LV10」「断崖之剣」「光魔法LV10」「聖光魔法LV10」「影魔法LV10」「闇魔法LV10」「暗黒魔法LV8」「毒魔法LV10」「治療魔法LV10」「空間魔法LV1」「重魔法LV10」「深淵魔法LV10」「大魔王LV10」「矜持LV10」「激怒LV10」「暴走」「物理無効」「獄炎耐性LV9」「水流耐性LV3」「暴風耐性LV4」「地裂無効」「雷光無効」「聖光耐性LV8」「暗黒耐性LV4」「重無効」「状態異常無効」「酸無効」「腐蝕無効」「気絶無効」「恐怖無効」「外道無効」「苦痛無効」「痛覚無効」「暗視LV10」「万里眼LV10」「五感大強化LV10」「知覚領域拡張LV10」「神性領域拡張LV9」「天命LV10」「天魔LV10」「天動LV10」「富天LV10」「剛毅LV10」「城塞LV10」「天道LV10」「天守LV10」「韋駄天LV10」「禁忌LV10」「逃亡」
スキルポイント:0
称号
「人族殺し」「人族の殺戮者」「人族の天災」「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「魔物の天災」「竜殺し」「竜の殺戮者」「竜の天災」「龍殺し」「無慈悲」「悪食」「率いるもの」「覇者」「王」「大地の化身」「神」』
うーわやばい。
え、こいつやばくない?
いやステータスも十分やばいよ?
だけどそれ以上にスキルにやばいものが揃っている。
火龍のレベルが当たり前のようにMAXだし、最初のずらずらと並んでる見たこともない防御系スキルの群れ。
てかなんで火龍だけじゃなく地龍も複合してんだよ!おかしいだろ!
確かにポケモンのグラードンの方はほぼ複合してるけどさ!
だけどまあしょうがない。
相手はそもそも伝説。そんな簡単にくたばるもんでもないだろう。
私だって神獣で伝説なんだから迎え撃とう。
そんなことを考えながら、未来視を発動。
連続で放たれるブレスをひらりと跳んで回避する。
私の背後でドゴンという音とともに大量の岩が崩れ落ちていく。
うん、でも平気かな。
ブレス自体の速度と火力はすごく速いけど、グラードン自体が早く動けるわけじゃない。
となると、結局撃ち始めの挙動を見れば実際に当たるまでに余裕で回避できる。
ただ、一発当たればそれなりのダメージは入るはず。
私地面はともかく火の攻撃はくらうと痛いし。
まあ油断してでも当たらない。
なぜかって、私だからね。
雷光魔法と地裂魔法は無効ということでまずはそれを除いた6つの属性の槍を展開してそのままグラードンにぶち当てる。
槍はバキバキという音を立てながらぶつかっていくけど、それもグラードンは簡単に叩き割ってこちらに突き進んでくる。
いやこれ魔王刺さってた槍なんだけど。
いくら魔法耐性が龍の売りだっても、硬すぎない?
まあ鎧が硬いだけなんだろうけど。
後ろに飛びながら陸地に着地。
く、この私が後退させられるとは。
ステータス的には勝ってるはずなぶん余計に悔しい。
よし決めた。
これは流石に殴り潰そう。
ステータス上は圧倒的に防御が高いけどわざわざ槍をこいつの殻を貫通させるより圧倒的に楽だ。
槍以外の魔法も貫通させられる感じには見えないし、貫通よりも衝撃に絶対弱い。
てかこいつポケモンだとまだ第一形態だよね。嘘だと言ってくれ。
これ以上は本当に勘弁なんだけど。
もう体力一気に削って即殺した方がいいよな。
変に移行されると面倒だ。
『爆雷。魔法陣付与。闘神法』
クラウチングスタートの体勢を取る。
斬撃魔法を腕に込める。
天雷魔法を四肢に流す。
暗黒魔法を四肢の先端に込める。
地面に極小の天雷界を展開する。
魔法の血液に、魔法の肉体。
それに私自身の強固な肉体。
私を潰すためにか、グラードンは巨体のまま炎を纏って突進してくる。
この炎もマグマ以上の温度なんだろう。
でも残念だけど、しばらくまた寝てて。
まだ不十分だからさ。
まだ、この世界は変える時じゃない。
おやすみ。
「砕け散れ!”烈情”!!!」
地面に設置した天雷界が発動してグラードンに向かって照射される。
同時に地面を蹴った私の脚は粉々に砕け、感覚が消えていく。
そのレーザーの中で魔王に匹敵する私の肉体が唸る。
龍は赤いその鱗を花火のように飛び散らせた。
私は止まって纏わりつく炎を振り払う。
後ろの龍、腹を貫かれたグラードンが倒れる音と共に。
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正しいことは何か。
正義とは何か。
生きるとは何か。
自身は、何者か。
ああ、また。
まただ。
龍は倒れ消えていく。
逃亡のスキルの下で。
わずかに芽生えた信念を宿しながら。