高評価、感想お願いします。
「てなわけで、あと2時間くらいしたら国の方に行くね。
午後からは私は別行動するからよろしく」
「不安」
「大丈夫なの?
いや大丈夫なんだろうけどさ」
あの後、私はいつも通りの時間に起きて朝食で2人に地獄を見せてから一緒に歩いていた。
だけどわたしが計画について話したらこのザマだ。
全く信用されていない。
てかなんだ貴様ら。
別に私昔から上手くやってたじゃんか。
なんで今更急に不安がるんだ。
「いや、まあねー。
青は思いついたままに行動する末っ子っていうイメージがあってね。
確かにケレン領では上手くやってたけどさ」
「同感。
暴走する気がする。
あとやっぱり思いついたこと無理やりやろうとするから危なっかしい。
本当はわたしが監視しておきたい」
「白ちゃんが長文を喋った!?
マジで青大丈夫!?
すっごい不安になってきたんだけど!」
しかも、ソフィアとメラゾフィスの元々死にかけてた顔がさらにしかめ面になってる。
全部していて尚且つふらふらの電脳は流石に無反応だとしても流石に他の奴らの反応厳しくないか。
私悲しいんだが。
「確かに私は結構好き勝手行動するし予定なんか立てないで行き当たりバッタリで生きてるよ?
でもそれでもケレン領を大きく発展させることは出来てるんだ、それが国単位にまで広がったところでなんとかなる」
「なんとかなるかねー。
サリエーラ国は巨大だから末端まで血液が行き渡るようにするのは相当に難しいよー。
事実ケレン領までは行き渡ってなくて財政不安だったんだから。
それに真言教中心の国家は連合国で、しかも敵対関係。
しかも真言教のトップにはダスティンが君臨してるし。
外交初心者には難しいんじゃない?」
からかうように言ってくるけどあんたはなんなんだ。
あ、魔王だったわ。
そりゃいくら魔の王でも王なんだから外交はしてるわな。
だけど人間と魔族が敵対関係の時点でこの人も外交失敗しているのでは?
てかそもそも外交に正解はないし、サリエーラ国の外交官が有能ならあんなたくさんの国を相手どって戦争することは絶対になかった。
だから私がやったところで悪くはならんでしょ。
もともとがマイナスなんだから。
「青がやりたいならいいんじゃないの。
最悪電脳がカバー……、出来るでしょ。
今顔死んでるけど」
「ねえ白ちゃん、話しすぎだけど大丈夫?」
「いや白は私関係のことなら案外しゃべるぞ。
私と2人きりならアホみたいなテンションにたまになる」
「青」
「ごめん」
なんか気に障ったみたいだ。
確かに白としてはあんまり喋りたくないだろうし私が不用心に話しすぎた。
申し訳ない。
「あとさ。
私から一つ忠告だけど」
「なに、アリエル」
「人に好かれたいならもう行ったほうがいいよ。
転移」
「は!?」
アリエルに肩をぽんと叩かれた瞬間、私の身体は空間を吹っ飛んだ。
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えーと、どゆこと?
なんか急に教会の中に転移させられたんだけど。
幸い今は新聞とか糸の整理のために祈ってる人はいないけどいたらどうするんだ。
せわしなく働く修道士さんたち。
教皇は、王様と念話して備品の最終確認しているみたい。
12月の比じゃないくらい本当の師走だ。
前世てもし私が社畜だったら戦争って言われてたぞ。
「女神様!
来ていただきありがとうございます!
ですが、まだ準備が済んでおりません!
申し訳ないのですがしばらくお待ちください!」
「いや、手伝います。
力仕事も器用さが必要な仕事もどんどん持ってきてください。
人事は苦手ですが、それ以外は出来ると思います」
「なんと!
ありがとうございます!では……」
めちゃくちゃ驚いた声で今なんとって言ったな。
私一応神ではあるけどさ、こんな戦争状態で手伝わなかったらそれこそ感性バグってるでしょ。
Dならともかく私はまだ人間に近いほうの神だぞ。
人に好かれたいんだから、苦しんでんなら手伝うでしょーが。
私も、魔法担当の人たちにMPを流し込んで準備を始める。
この世界では魔法が一番便利で、人に情報を流せる手段だ。
ならば徹底的に活用してやる。
万里眼で城前広場を確認。
よしよし、アースたちがちゃんとセレモニーのための建設してる。
最初はパレードでもやろうかと思ったけどやれるなら派手にやるということでセレモニーをやることにした。
城の中の庭も使っていいということだし王様も心が広いもんだ。
どれもこれも一日で全部の建築を終えられるアースたちがいなきゃ成立しないことではあったけどね。
世界最大級の国の、世界最大級の広場をふたつ繋げている。
ワンチャンこれサリエーラ国民全員全員入るんじゃない?
うん考えてみたけど入るわ。
無理しなきゃいけないから結局ダメだけど。
『ムービーエレテクト、準備オーケー。
録画と中継くれーなら出来るぞ。
田舎とかにはあらかじめばら撒いておこーぜ』
「よし、ベストタイミング!
ありがとう!」
ムービーエレテクト。
映像を電波で受信してプロジェクターのように壁に投影することの出来る蜘蛛だ。
私の力では流石に様々な場所に干渉することができなかったから、人手を補うために生み出されたエレテクト。
この蜘蛛たちに、プロテクトエレテクトをホストとして繋ぐことで映像配信が可能となる。
我ながら狂った品種改良してるけど実際出来ちゃってるから文句を言われる筋合いはない。
あと将来はプロテクトエレテクト世界中にばら撒きゃなきゃいけないんだし、こんなことで苦しんでる暇なんて実際ない。
ムービーエレテクトの方がプロテクトエレテクトより全然コストはかからないんだし。
『もうアースたちに運ばせてる。
しかも深夜の間に魔法使いたちが辺境の地には蜘蛛送ること通達してくれたらしい。
マジ有能』
それはマジ有能だよ。
本当に感謝。
私が仕事なくなるほど有能だよ。
この師走時だから仕事は山のように残ってるがな!
「広場の工事は何時ごろ終了しそう?」
『あー。あと30分で終了させる。
今の時間は10時だし、12時から式典やること考えりゃあ間に合う。
この街にいるやつなら1時間で間に合うはずだ。
アースの一部も国民の運搬に使うつもりだから他の街に住んでる人間も転移させられるぞ』
「グッジョブ!!」
今使えるアースは100体はいるし、全員範囲転移は覚えてる。
魔道の極みはないから構築に時間はかかるけど戦闘に使うわけでもないし全く問題はなし。
10分もあればドベでも転移魔法は構築できる。
あとは働くだけだ!
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正午。
ついにこの時が来た。
雲ひとつない青空のもと、広場には人がぎゅうぎゅうに詰まっている。
貴族の人たちのスペースには余裕まだありそうだけど、一般市民は本当にすし詰め状態だ。
そして建てられた櫓の上には全国に放送するための大量のムービーエレテクトが配備されている。
この映像どうせ全世界に一瞬で広まるんだろうな。
なにせ私が出るんだから。
すし詰めの国民の不満が爆発する前に行こう。
私はすうと深呼吸をして城のベランダの扉の取手を掴む。
そして、ゆっくりと扉を押す。
大丈夫。
私は最強だ。
今回の教会への転移は電脳がやってます。
こんにちは、作者の天廻です。
今回はこの小説の展望について書いておきたいと思います。
まず最初に。
この小説は意地でも描き切るつもりです。
蜘蛛ですが、なにか?という小説の二次創作が減っているのもありますし、私もひとまず古の書き手としてちゃんと燃え切るつもりです。
ただ問題としてあるのが、おそらく250話近くまでかかります。
もしかしたら300話超えるかもしれません。
それまでこんな頻度で描き続けていくつもりですがよろしくお願いします。
流石に長いと思った方は感想に書いてくだされば私も少し考えるつもりです。
あともう一つ。
高評価、感想いただけると作者が喜びます。
蜘蛛ですが、なにか?の二次創作を書いてくださっても喜びます。
私も長く生きるつもりなのでこれからもよろしくお願いいたします。
蜘蛛ですが、なにか?に栄光あれ。