バチュルですが、なにか?   作:天廻シーカ

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3人でDの部屋にちゃぶ台を置いてポケモンなどについて語ります。
※激しいキャラ崩壊及びたくさんのネタがあるため、合わない方は本編の方のみお読みくださると嬉しいです。

ではどうぞ。

(最後にこの閑話についてのアンケートがありますので、気が向いたら投票してってください)


A1 アルセウス談話「その1」

 

 

邪神「そういえばディアルガパルキアとギラティナって今なにやってるんですか?」

 

 

 

アルセウス「ああ、龍に紛れ込んで普通に生活してるな。アイツらも龍の一種だし。気になってるようだから教えるがそんなにあの3匹は強くないぞ」

 

 

 

邪神「――」

 

 

 

アルセウス「まず、ディアルガとパルキアは搦め手が強いだけで先手必勝でぶつかれば普通に勝てる。攻撃力は中々にあるが耐久に欠けていてな。確かお前たちは変に強化魔術とか展開しようとして時間をかけていたし、それで時と空間を先に操られた訳だ」

 

 

 

邪神「そうなんですか……。時空を歪められたあとはリンチにあったみたいな感じだったので実際の強さがあまりわからなかったんですよ」

 

 

 

アルセウス「まあワレが力を分け与えれば話は別だが――」

 

 

邪神「」

 

 

 

アルセウス「あとギラティナを倒したというのはかなり驚いた。やぶれたせかいのギラティナはフィールド補正が掛かっているから中々の強さになっていた筈だが」

 

 

 

邪神「頑張ったんですよ?耐久も火力も素早さも高かったんですから」

 

 

 

ギュリエ『――次元の違う話をなさっている』

 

 

 

アルセウス「まあせいぜい強くなれ」

 

 

 

ギュリエ「ありがたきお言葉、感謝いたします」

 

 

 

邪神「前も全く同じ返答してた気がするから返答気にした方がいいですよ」

 

 

 

ギュリエ「はい、わかりました……」

 

 

 

アルセウス「そういえばギュリエディストデュエス――名前長いな、ギュリオスと呼ぶぞ?」

 

 

 

ギュリエ「改名した方がいいですか?実をいうと最高神のあなたに作ってもらった名前の方が龍族につけてもらった名前より価値があるのですが(もともとギュリエディストディエスなんだが)」

 

 

 

アルセウス「え?ま、まあ好きにしろ。ふむ、じゃあこの空間でのみそう名乗れ」

 

 

 

ギュリオス「ありがとうございます。私ギュリオス、この宇宙のために精進致します」

 

 

 

邪神「本当にそうするんですか?それに関して私は別にいいですが、もっとアルセウス様に気を許してください。彼は堅苦しい世界が面倒くさくてここに来ているのにこんなにガチガチだとアルセウス様が疲れますよ」

 

 

 

アルセウス「ああそうだぞ。カップラーメン作ってきてやるから喜べ」

 

 

 

ギュリオス「しかし――」

 

 

 

アルセウス「カップラーメン作ってきてやるから喜べ」

 

 

 

ギュリオス「――わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

邪神「さて、アルセウス様がキッチンへと向かわれましたが、そもそもあなたはポケモンをほとんど知らないのでは?」

 

 

 

ギュリオス「恐縮ながら……はい」

 

 

 

邪神「この世界に増えていくのだし説明してあげます。ちゃんと聞いて下さいね?」

 

 

 

邪神「アルセウス。宇宙を創造したポケモン。宇宙を創造し眠りという名の引きこもり生活を最近までしていましたが、人間の様子に興味を持って目覚めたようらしいです」

 

 

 

ギュリオス「言い方は……」

 

 

 

邪神「私には今以上の表現が見つからなかったんですよ。具体的は何をやっていたかわかりませんし」

 

 

 

邪神「ちなみに、ポケモンのときは馬みたいな姿になっているって言っていました。今はフード被った長身短髪で目が黄色くて肌が白い、チャラそうな若者の姿ですが」

 

 

 

ギュリオス「なんでそんな説明口調なんですか?」

 

 

 

邪神「だって画像作るのが大変なんですもん」

 

 

 

ギュリオス「それはしょうがないですね」

 

 

 

アルセウス「あー、戻ってきたぞ。カップラーメンだ。昔ながらのネコジャラシ粉を加工してみた。食え」

 

 

 

邪神・ギュリオス「急にラフになった……」

 

 

 

邪神「てかドアから入ってきて下さい。なんで当たり前みたいに空間割って出てくるんですか」

 

 

 

ギュリオス「それカップラーメンなんですか?」

 

 

 

アルセウス「ちゃんと作ってからカップにぶちこんだからな。実質カップラーメンだ」

 

 

 

邪神「実質論法の使い手だ……」

 

 

 

ギュリオス「じゃあ食べます」

 

 

 

邪神「ネコジャラシラーメンって……。漫画に影響されました?」

 

 

 

アルセウス「ドクストは面白いしな」

 

 

 

邪神「キャラどこいった」

 

 

 

ギュリオス『これアルセウス様大丈夫か?』

 

 

 

アルセウス「あくまで二次創作だし怒られはしないさ。冒頭にも説明書きは入れた」

 

 

 

ギュリオス『いやキャラ崩壊が苦手な人様に避けられるでしょ。てか二次創作ってなんの話だ?』

 

 

 

アルセウス「まあ食え。人にも表裏があるように神にも表裏があるのが良いだろう?」

 

 

 

邪神「その通りですが」

 

 

 

ギュリオス「!?」

 

 

 

邪神「ギュリオス、食べたギュリオスが光ってます!」

 

 

 

アルセウス「マコトか」

 

 

 

邪神「あ、元に戻りました」

 

 

 

ギュリオス「魔力が全回復してる上に容量がわずかにですが増えている――え?」

 

 

 

アルセウス「水プレートと土プレートから出汁とったからか?」

 

 

 

邪神「前もそれでお茶飲んでいましたしね」

 

 

 

アルセウス「位が違いすぎて危なかった……下手したら爆散していたかもな。さて、ギュリオス」

 

 

 

ギュリオス「当たり前のようになかったことにしてません?私死にかけたのですが」

 

 

 

アルセウス「あの世界の再生にこのエネルギー使ってよいから許せ」

 

 

 

ギュリオス「わかりました。ありがとうございます」

 

 

 

邪神「手のひらドリルだな。すごい勢いだ」

 

 

 

アルセウス「あとはじめの一口にエネルギーは一気に流れるからそのあとは普通に食っていいぞ」

 

 

 

ギュリオス「ありがとうございます」

 

 

 

アルセウス「たしか、ポケモンの説明をしていたな」

 

邪神「なぜ知って……」

 

 

 

アルセウス「別に心読めるのだから知らん方がおかしかろうに」

 

 

 

ギュリオス「まあ、そうですが」

 

 

 

アルセウス「ちなみに、前の話だが剣舞からの神速と瞑想耐久は言ってあるか?」

 

 

 

邪神「まだ説明はしてませんしギュリオスはあそこにはいなかったはずですよ」

 

 

 

アルセウス「ああそうか、ギュリオス。ワレの戦術についてだから聞きたければ聞け。勝手に説明する」

 

 

 

ギュリオス「聞きます!」

 

 

 

アルセウス「よい返事だ。剣舞はエネルギーで産み出した剣で舞うことで鼓舞し、攻撃力を上昇させる技だ」

 

 

 

ギュリオス『もう真似できる気がしない……』

 

 

 

アルセウス「一部のポケモンが覚えるからそっちの世界で観察して覚えるといい。そして神速だが、普通の2倍くらいの火力がある先制攻撃技だ。もうわかるか?」

 

 

 

ギュリオス「攻撃力をあげて、神速ですか?」

 

 

 

アルセウス「その通りだ。大体の相手はこれで死ぬ。ああ、今のは『ポケットモンスター』というゲームに反映されているが、そのお陰でアルセウスは登場から10作品ほど出ているのに未だに最強のポケモンで通っている」

 

 

 

ギュリオス「インフレしないのはすごいですね」

 

 

 

アルセウス「なんで普通はインフレするって知ってるんだ……?あ、Dか」

 

 

 

邪神「フンッ」

 

 

 

アルセウス「その鼻を鳴らすのはなんの感情なんだか。次、瞑想耐久型。これをゲームで使うと大抵の相手は台パンをする」

 

 

 

ギュリオス「台パンですか?」

 

 

 

アルセウス「わからないならやってやろうか?」

 

 

 

邪神「さすがにわかっていると思いますがここでやったら私はともかく、ギュリオスは即死しますからね?私も無傷じゃすみません」

 

 

 

アルセウス「さすがに冗談だ」

 

 

 

邪神「ありがとうございます。では、続けましょう」

 

 

 

ギュリオス「怖い方……」

 

 

 

アルセウス「瞑想耐久型は瞑想で耐久を上げた後に自己再生をする型。ちなみに、瞑想は魔法能力と抵抗能力をあげる技で自己再生はまあ……名前の通りだ」

 

 

 

ギュリオス「物理攻撃が来たらどうするんですか?」

 

 

 

アルセウス「素のステータスが高いから普通に耐えられるぞ」

 

 

 

ギュリオス「――」

 

 

 

アルセウス「それでもやはり剣舞神速型の方が強いからそちらを使うが。ゲ――」

 

 

 

 

 

 

 

ビッー!!ビッー!!ビッー!!ビッー!

 

ファンファンファンファン!!

 

ファンファンファンファン!!

 

 

 

 

 

 

 

ギュリオス「なんですか!?」

 

 

 

邪神「待ってください、私も知らないです!」

 

 

 

アルセウス「来たか」

 

 

 

 

 

 

 

『個体名ポティマスによる惑星の損傷を確認。損傷が30%に達しました。「大禁忌Lv1」が発動します!!警戒してください!!警戒してください!!警戒してください!!警戒してください!!――』

 

 

 

 

 

 

 

アルセウス「時にD。大禁忌は、禁忌を適当にレベルアップさせたものだと勘違いしていないか?」

 

 

 

D「この鳴り響くサイレン、についてですか?確かに禁忌を進化されたのでは?」

 

 

 

アルセウス「ワレの分体が現れると同時にあの世界はワレの影響を受ける。そして怪物が産まれたようだな」

 

 

 

ギュリオス「止めにいきます!なんなんですか?」

 

 

 

アルセウス「言ってしまえばレジギガス。訳せば抵抗する巨人か。現れただけで非常にゆっくりとしか動かないし、時限爆弾だ」

 

 

 

ギュリオス「いや、でも」

 

 

 

アルセウス「今殺せば体内に溜まったエネルギーで星が吹き飛ぶぞ?あと15年待て、そうしたらアイツは判断する。星の為に全生命を滅ぼすか否かをだな」

 

 

 

ギュリオス「――!?」

 

 

 

邪神「どういう風の吹き回しで現れたんですか?」

 

 

 

アルセウス「ワレが宇宙を作った時に謎の妨害を受けたから絶滅させたはずなんだが、代わりに関わった星々に残滓が届くようになったのだ。そして惑星が滅びるときに、星が最期の力を振り絞り残滓に大量のエネルギーを振りかけると生まれる、いわば世界の最終防衛機構といて役割を果たすようになった。全生命を滅ぼすことで星のエネルギーを回復させようとしているらしいがな」

 

 

 

ギュリオス「――星のための、星自身の自己防衛ですか。

 

――ポティマス」

 

 

 

邪神「まあまあ、今は待ちましょう。やっとゲームが始まったってことでいいんですね?」

 

 

 

アルセウス「お前は本当に性格が悪いな……。おいギュリオス」

 

 

 

ギュリオス「――はい」

 

 

 

アルセウス「ワレはこの世界の人間、いや、知的生命体を見に来たともいえる。お前の思うところに従え」

 

 

 

ギュリオス「わかりました」




どうだったでしょうか?なにかご意見ありましたら是非とも活動報告へ。

(アンケートの結果がどうであろうと、世界とポケモンのすり合わせ解説のために談話自体は続きます)

この閑話について望むところは?

  • このままでいい
  • ポケモンの説明を増やしてほしい
  • もっとアルセウスに真面目にやってほしい
  • もっとふざけてもいい
  • ポケモンの説明を減らしていい

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