ヤベェなこいつ。
私が寝てる間にずっと魔法当ててるとか。
死体蹴りとかそんなレベルじゃない。
確かにレベル上がったよ?
雷光魔法LV2の雷光槍ならナマズくらいならワンパン出来るとおもうし。
闇魔法だって3レベルも上がってる。
文句は言いませんとも。
なんかもやっとはするけどさ。
『やっほー。私魔法担当その2!青もお見知りおきを!マザー食ってきます!』
そうか。魔法担当その2?
マザー食べにいくのね。
え?
「白!魔法担当その2だっけ!?マザー食いに行ったけど!?」
「うん。あー、青にはちゃんと言ってなかったっけ。マザー食べることにしたの」
「え?」
どういうこと?
そもそも食べるってなに?
『精神を食うってことだな』
『なんでそんなことするの?』
『白自身に聞いてみろ』
「私にかけられた呪いを解除するためだよ」
「呪い?」
「うん。龍を恨むっていう呪い」
「それ眷属支配だよね?」
「あ。まあそうなんだけどさ、言い方ってあるじゃん」
おお。申し訳ない。
許せ。
「でも、龍を恨むってどういうことなんだろう」
「わたしもそれはよくわかってないんだよね」
『オレ様もわからんから聞くなよ?』
電脳もわからないのか。
それは残念。
「でもマザー食べちゃえば解決するのか。そしたら、案外悪くない戦法なのかもね」
わたしだって本当はやってみたい。
魂の扱いが下手くそだから無理だけど。
まあ、これで最後のキャンプは終わった。
後は天国の上層に行くだけだ。
ーーーーーーーーー
もう3日も歩いてきた。
このまま進んでいけば、後3日で上層には行ける。
ナマズとかの狩りも良好。
あいつらが気づく前にヘッドショットしてるしね。
水中で倒しても黒鞭で回収できるし。
もはや私たちの餌でしかない。
瞬間、バチッと鋭い電流が頭に流れた。
来たか?
私たちの前方にあったマグマの池が激しく振動し始める。
うん。
今まで戦おうって決めた中では1番強いね。
流石のオーラだ。
鑑定しなくても強いってわかる。
火龍はゆっくりと顔を上げた。
『火龍レンド LV20
ステータス
HP:3701/3701(緑)+1200(詳細)
MP:3122/3122(青)+1200(詳細)
SP:3698/3698(黄)(詳細)
:3665/3665(赤)+912(詳細)
平均攻撃能力:3281(詳細)
平均防御能力:3009(詳細)
平均魔法能力:2645(詳細)
平均抵抗能力:2601(詳細)
平均速度能力:3175(詳細)
スキル
「火龍LV1」「逆鱗LV8」「HP高速回復LV3」「MP回復速度LV6」「MP消費緩和LV6」「魔力感知LV5」「魔力操作LV4」「魔力撃LV4」「SP高速回復LV1」「SP消費大緩和LV1」「火炎攻撃LV9」「火炎強化LV7」「破壊強化LV6」「斬撃強化LV2」「貫通強化LV2」「打撃大強化LV2」「連携LV10」「指揮LV2」「立体機動LV4」「命中LV10」「回避LV10」「確率大補正LV5」「気配感知LV10」「危険感知LV10」「熱感知LV3」「飛翔LV7」「高速遊泳LV10」「飽食LV2」「火魔法LV4」「斬撃耐性LV1」「貫通耐性LV1」「打撃大耐性LV1」「炎熱無効」「状態異常耐性LV1」「身命LV5」「魔蔵LV4」「瞬身LV5」「耐久LV5」「剛力LV5」「堅牢LV5」「道士LV4」「護符LV3」「縮地LV5」
スキルポイント:30050
称号
「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「率いるもの」「龍」「覇者」』
よし、逃げよう!
「逃げるの!?」
「いや無理でしょ!なにこのスキルの数は!バグかな?」
『バグならオレ様も出来るが』
「そういう問題じゃない!」
よくよく考えたら火竜とか呼び寄せられたら詰むじゃん。
火竜だって鰻3匹呼び寄せるんだし、火竜3匹は龍がいなくても無理だ。
しっかり連携と指揮あるし!
「そもそもあっちの方が速いんだよ!逃げるのはやめ!」
「もうわかった!呼び寄せる前に全部おわらせる!」
怠慢と無垢を重ねてかける。
これで火竜の到着を遅らせられるかな。
さらに魔闘法と気闘法と竜力を同時発動。
全力で、殺しにかかる。
やられる前にやってやる。
火龍も火龍で、私たちが体勢を整えたのに呼応するみたいに火炎を纏った。
火竜レベル8で習得する火炎纏か。
火竜レベル2で習得する熱纏の上位互換で、激しい火炎をその身に纏う。
しかもその熱で運動能力も向上するみたい。
てか、なぜスキルを使えてる?
『無垢は、攻撃面は打ち消せねぇみたいだな』
なにそれ。
じゃあ火竜のスキルは消せないの?
『オレ様もイマイチわかってねぇ。ちょっと待ってろ』
わかった。
でも、どっちにしろなかなかぶっ壊れてる。
流石火龍。
ぶっ壊れ具合なら、わたしも負けちゃいないけど!
『雷光魔法、雷光槍!』
魔法は逆鱗で半減されるはず。
どうだ?
何発か放った槍のうち一発が龍の脇腹に刺さる。
その槍は私が思った以上に大幅に火龍の体力を削る。
大体20発くらい撃てば倒せるのかな。
こっちの方は無垢が働いてるのか。
すると無垢は防御スキルだけ無効化する感じか。
それならなかなか強いね。
火龍も混乱してる。
感じたことのない違和感、感じてる?
『雷光槍、無限』
大量の雷光槍の標準が合わせられた。
狙いは火龍。
さて、どこまで耐えられるかな?
主人公、調子乗りがち。