バチュルですが、なにか?   作:天廻シーカ

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37 夢のような話

おはよう。

私は今、気分が悪い。

ムシャクシャに火龍を食べてるけど、その怒りが収まる気配はない。

 

馬鹿か、魔王。

なにやってんだ。馬鹿野郎が。

 

なぜポティマスを殺さない?

貴様なら殺せるはずだろうが。

臆病が。

 

ギュリエディストディエスとかいう馬鹿も何をやってたんだ。

私を。世界を。人類を。さっさと救いやがれ。

 

力を持っている奴が正しく行動しない。

だから世界がおかしくなる。

そのくせ、世界は力を持たないと会話すること自体を許さない。

 

そりゃそうだ。

だから世界は糞になる。

何も許さない世界が、ここまで汚い物だとは思わなかった。

 

許せない。

世界に干渉しなければ。

MAエネルギーを自由に操れる管理者にならなければ。

 

実際はただムカつくからなんだよね。

世界とか関係なく。

私が死ぬし。

 

《熟練度が一定に達しました。スキル『怒LV1』を獲得しました》

 

『それがお前の幸せなんだろ?』

うん。

 

『いずれは同じ結論か』

うん。

 

「電脳。お前は私の想像を超えることができるだろ?」

『容易い。お前どころか、全生命の思考解読してやるわ』

「ならいい。私の役に立て」

『当たり前だ。ずっとついていくぜ』

「そう」

 

落ち着いてきた。

やりたいことも決まったし、何をするかも決めた。

あとは行動するだけだ。

 

『ステータス確認するぞ。白が起きる前にだ』

 

『エジク・ラア Lv1 名前 青

               佐野蒼生

 HP:915/915(緑) +693

 MP:4895/4895(青) +1032

 SP:1186/1186(黄)

   :1215/1215(赤)+1036

 ステータス

 平均攻撃能力1795

 平均防御能力1798

 平均魔法能力5136

 平均抵抗能力5231

 平均速度能力2991

 「魔力付与LV5」「魔導の極み」「魔闘法LV5」「HP大吸収LV3」「HP高速回復LV2」「SP回復速度LV7」「SP消費緩和LV7」「瞬間速度強化LV3」「破壊強化LV5」「斬撃強化LV6」「毒強化LV8」「毒合成LV8」「気闘法LV7」「気力付与LV4」「猛毒攻撃LV3」「腐蝕攻撃LV1」「糸の才能LV6」「万能糸LV4」「操糸LV10」「投擲LV10」「射出LV1」「立体機動LV7」「集中LV10」「思考加速LV5」「並列意思LV2」「命中LV10」「確率補正LV2」「無音LV4」「隠密LV8」「威圧LV1」「魔王斬LV2」「外道魔法LV5」「電撃付与Lv10」「雷付与LV10」「雷光付与LV2」「飽食LV3」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV2」「予見LV1」「回避LV8」「外道魔法LV10」「電気魔法LV10」「雷魔法LV10」「雷光魔法LV2」「雷光耐性LV2」「火耐性LV3」「影魔法LV10」「闇魔法LV7」「毒魔法LV8」「毒耐性LV8」「空間魔法LV7」「深淵魔法LV10」「麻痺無効」「石化耐性LV5」「酸耐性LV5」「腐蝕耐性LV5」「外道無効」「破壊耐性LV6」「打撃耐性LV4」「斬撃耐性LV5」「恐怖耐性LV5」「苦痛無効」「痛覚大軽減LV1」「気絶耐性LV3」「視覚大強化LV1」「千里眼LV2」「聴覚大強化LV1」「嗅覚強化LV9」「味覚強化LV9」「触覚強化LV9」「神性拡張領域LV4」「天命LV2」「瞬身LV5」「耐久LV5」「剛力LV5」「堅牢LV5」「強化産卵LV10」「小型化LV10」「共生LV6」「賢姫LV5」「妖姫」「怠慢Lv8」「無垢LV2」「怨響LV2」「怒LV1」「電脳」「傲慢」「奈落」「禁忌LV10」「n%I=W」

 スキルポイント4000

 称号 

 「悪食」「血縁喰ライ」「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「竜殺し」「龍殺し」「毒術師」「糸使い」「大感染」「オリジン」「傲慢の支配者」「電脳の支配者」「恐怖を齎す者」「究明者」「暗殺者」』

 

 

恐ろしいステータスだ。平均ステータスも3000ぐらい。

相当な化け物になったなと我ながら思う。

これでも、全然足りないけど。

そもそも資格ないし。

 

『まあ、さっさと色々食っとけ。

 白を抑えられるようにな』

 

白も進化中。

そろそろ目覚めるだろうから、

急いで食べなければ。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

全く目覚めない。

もう相当経ってるはず。

少なくとも進化は終わってるはず。何があった。

 

白、死ぬな。

 

私はおもむろに手を伸ばす。

腕が突き刺さった。

というか、すり抜けた。

 

あ。まずい。

 

 

幻夢だ。

 

『裏側見てみろ!』

 

山の後ろには、無残にも食い荒らされた鰻たちやナマズがいた。

言葉通り食い荒らされたという表現が正しいと思う。

いつもの白とは思えないくらい食べるのが乱雑だし、急いでいたのがわかる。

 

 

『こりゃやられたな』

そうみたいだ。

 

 

 

 

白は私から逃げた。

 

 

 

「なぜだ?」

『お前と白じゃ根本的に根が違う。あいつは戦いを好み自分の意志を尊重する。だがテメーの場合はそもそもその意志が希薄だ』

 

『何より今回の禁忌はそんなお前ですら戦闘を考えた。

 白に抑えられるわけがない。

 それでキャパオーバーで暴走したか』

 

「何で私に話さなかったんだろう」

『当たり前だ。()()()()()()()()()()って知ってるからだ』

 

そうだね。

 

 

確かに、私は逃げるの優先で生きてる。

 

これからもそうするつもりだし。

 

『電脳』

『なんだ?』

 

私は決めた。もう揺るがない。

白が残した食べ物も残しちゃいけないし。

彼女はそれも望んでるはずだ。

 

 

『白追いかけなくてもいいよね?』

『いいと思うぞ』






別れは突然に。
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