おはよう。
私は今、気分が悪い。
ムシャクシャに火龍を食べてるけど、その怒りが収まる気配はない。
馬鹿か、魔王。
なにやってんだ。馬鹿野郎が。
なぜポティマスを殺さない?
貴様なら殺せるはずだろうが。
臆病が。
ギュリエディストディエスとかいう馬鹿も何をやってたんだ。
私を。世界を。人類を。さっさと救いやがれ。
力を持っている奴が正しく行動しない。
だから世界がおかしくなる。
そのくせ、世界は力を持たないと会話すること自体を許さない。
そりゃそうだ。
だから世界は糞になる。
何も許さない世界が、ここまで汚い物だとは思わなかった。
許せない。
世界に干渉しなければ。
MAエネルギーを自由に操れる管理者にならなければ。
実際はただムカつくからなんだよね。
世界とか関係なく。
私が死ぬし。
《熟練度が一定に達しました。スキル『怒LV1』を獲得しました》
『それがお前の幸せなんだろ?』
うん。
『いずれは同じ結論か』
うん。
「電脳。お前は私の想像を超えることができるだろ?」
『容易い。お前どころか、全生命の思考解読してやるわ』
「ならいい。私の役に立て」
『当たり前だ。ずっとついていくぜ』
「そう」
落ち着いてきた。
やりたいことも決まったし、何をするかも決めた。
あとは行動するだけだ。
『ステータス確認するぞ。白が起きる前にだ』
『エジク・ラア Lv1 名前 青
佐野蒼生
HP:915/915(緑) +693
MP:4895/4895(青) +1032
SP:1186/1186(黄)
:1215/1215(赤)+1036
ステータス
平均攻撃能力1795
平均防御能力1798
平均魔法能力5136
平均抵抗能力5231
平均速度能力2991
「魔力付与LV5」「魔導の極み」「魔闘法LV5」「HP大吸収LV3」「HP高速回復LV2」「SP回復速度LV7」「SP消費緩和LV7」「瞬間速度強化LV3」「破壊強化LV5」「斬撃強化LV6」「毒強化LV8」「毒合成LV8」「気闘法LV7」「気力付与LV4」「猛毒攻撃LV3」「腐蝕攻撃LV1」「糸の才能LV6」「万能糸LV4」「操糸LV10」「投擲LV10」「射出LV1」「立体機動LV7」「集中LV10」「思考加速LV5」「並列意思LV2」「命中LV10」「確率補正LV2」「無音LV4」「隠密LV8」「威圧LV1」「魔王斬LV2」「外道魔法LV5」「電撃付与Lv10」「雷付与LV10」「雷光付与LV2」「飽食LV3」「暗視LV10」「視覚領域拡張LV2」「予見LV1」「回避LV8」「外道魔法LV10」「電気魔法LV10」「雷魔法LV10」「雷光魔法LV2」「雷光耐性LV2」「火耐性LV3」「影魔法LV10」「闇魔法LV7」「毒魔法LV8」「毒耐性LV8」「空間魔法LV7」「深淵魔法LV10」「麻痺無効」「石化耐性LV5」「酸耐性LV5」「腐蝕耐性LV5」「外道無効」「破壊耐性LV6」「打撃耐性LV4」「斬撃耐性LV5」「恐怖耐性LV5」「苦痛無効」「痛覚大軽減LV1」「気絶耐性LV3」「視覚大強化LV1」「千里眼LV2」「聴覚大強化LV1」「嗅覚強化LV9」「味覚強化LV9」「触覚強化LV9」「神性拡張領域LV4」「天命LV2」「瞬身LV5」「耐久LV5」「剛力LV5」「堅牢LV5」「強化産卵LV10」「小型化LV10」「共生LV6」「賢姫LV5」「妖姫」「怠慢Lv8」「無垢LV2」「怨響LV2」「怒LV1」「電脳」「傲慢」「奈落」「禁忌LV10」「n%I=W」
スキルポイント4000
称号
「悪食」「血縁喰ライ」「魔物殺し」「魔物の殺戮者」「竜殺し」「龍殺し」「毒術師」「糸使い」「大感染」「オリジン」「傲慢の支配者」「電脳の支配者」「恐怖を齎す者」「究明者」「暗殺者」』
恐ろしいステータスだ。平均ステータスも3000ぐらい。
相当な化け物になったなと我ながら思う。
これでも、全然足りないけど。
そもそも資格ないし。
『まあ、さっさと色々食っとけ。
白を抑えられるようにな』
白も進化中。
そろそろ目覚めるだろうから、
急いで食べなければ。
ーーーーーーーーーーーー
全く目覚めない。
もう相当経ってるはず。
少なくとも進化は終わってるはず。何があった。
白、死ぬな。
私はおもむろに手を伸ばす。
腕が突き刺さった。
というか、すり抜けた。
あ。まずい。
幻夢だ。
『裏側見てみろ!』
山の後ろには、無残にも食い荒らされた鰻たちやナマズがいた。
言葉通り食い荒らされたという表現が正しいと思う。
いつもの白とは思えないくらい食べるのが乱雑だし、急いでいたのがわかる。
『こりゃやられたな』
そうみたいだ。
白は私から逃げた。
「なぜだ?」
『お前と白じゃ根本的に根が違う。あいつは戦いを好み自分の意志を尊重する。だがテメーの場合はそもそもその意志が希薄だ』
『何より今回の禁忌はそんなお前ですら戦闘を考えた。
白に抑えられるわけがない。
それでキャパオーバーで暴走したか』
「何で私に話さなかったんだろう」
『当たり前だ。
そうだね。
確かに、私は逃げるの優先で生きてる。
これからもそうするつもりだし。
『電脳』
『なんだ?』
私は決めた。もう揺るがない。
白が残した食べ物も残しちゃいけないし。
彼女はそれも望んでるはずだ。
『白追いかけなくてもいいよね?』
『いいと思うぞ』
別れは突然に。