バチュルですが、なにか?   作:天廻シーカ

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ファンキーモンキーモンキーズ


7 ただただ周りがやべえ

奈落。そんな言葉がある。俺たちは下層に落ちたとき、奈落に落ちたように感じた。

そして今初めて、その地獄は俺たちに全力で牙を剥く。

 

「白、なにこれ?」

 

響く地鳴りと猿の声。諸行無常の響き無し。

 

『アノグラッチ Lv8 ステータスの鑑定に失敗しました』

『アノグラッチ Lv2 ステータスの鑑定に失敗しました』

『アノグラッチ Lv4 ステータスの鑑定に失敗しました』

―――

 

「なんか猿が集まってる。考えられることとすれば、あの猿が叫んだから集まったことかな。ないわー」

 

え?先に口塞いどけば良かったのか?

マジか。

ウソだろ。

それだけでこうなるのか?

 

あー、ヤッバ。

異世界ヤッパ。

この間にもゆっくりと壁を登り始めてるし。

 

「「これ、マズくね?」」

「よし白!逃げよう!」

「オッケー!!」

 

白に乗って上に上に逃げるのだ!

 

ツルッ!ツルリ。

 

は?

 

「ダメだ、滑って歩けん」

「待って!糸合成!!粘度マックス!!」

 

べちゃ。ドロッ!

 

「あ、これギリギリ無理だ」

 

2人で苦い顔をして見合わせる。

 

「どうする?」

 

猿はゆっくりと、しかし確実に上に登って来ている。

 

「はぁー。迎撃するしかない!!数的に耐久は無理だ!!」

「わかった!」

『子供たち、カモン!!寄生してないやつだけ、来い!!』

 

「賢姫」で檄を飛ばすと同時に糸の準備を始める。はっきり言って間に合いそうな奴等はほとんどいないけど、長期戦に備えて一応呼び寄せたい。

 

「青!」

「わかった!」

 

白は猿の足止めのために糸を壁に張り巡らせていた。

そして俺は簡易ハウスの所まで降りて糸を合成。

とりあえず電撃付与付きで。

 

「青!わたしは上から蜘蛛毒を投下していく!そっちは足止めを頼む!」

「わかった!」

 

言っとくが俺は糸に関しては一流だぞ。

生まれてからそればっかしかしてないし固定砲台舐めんな。

 

「糸合成粘度マックス!!大綱落とし!!」

 

ドルルルルッ!!

MPを8も使う大技。

粘度マックスなら、10匹ぐらいを糸に巻き込んで落とすことが出来る。

なにより白が蜘蛛糸を上手く張り巡らせてるから猿が一点に集まるっていうのが大きいけど。

 

ガラッ、ドシャという鈍い音が響いて猿のダンゴが落下。

うんもがいてるな。

しばらくはそのまま絡まってろ。

 

俺とは別に、白が蜘蛛毒を落としていく。

それも効果抜群のようで猿たちをどんどん落下させていく。

 

強い。

凄い成長してるな……。

それ初めて見たぞ。

さっき鑑定で見つけたんか?

 

「ねぇ」

「おう!!」

「これマズくない?」

 

全然減ってない。むしろ増えてね?

あ。

 

《経験値が一定に達しました。バチュレアがLv5からLv6になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「蜘蛛糸Lv9」が「蜘蛛糸Lv10」になりました。「大奈魔糸Lv1」を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「糸合成Lv7」が「糸合成Lv8」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「集中Lv5」が「集中Lv6」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「電撃付与Lv8」が「電撃付与Lv9」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「電気魔法Lv8」が「電気魔法Lv9」になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

マズい!!

いつもなら踊って喜ぶ進化だけれど、今回に関しては非常に好ましくない。

急いで簡易ハウスの中に入って皮を脱ぐ。

この時間が命取りすぎる。

 

白の皮があるってことはさっきレベル上がったのか。

良かった。

 

 

これは。

見てない間にだいぶ進まれている。

まだ半分いかないくらいだけど確実にマズい。

 

「増えてね?」

「うん、増えてる」

 

最初にいた数はそろそろ叩き落としたはず。それでもまだ、ていうかそれ以上が崖を登っている。

 

「大奈魔糸!!超粘度!!」

 

ドロロロルッ!!

自分の身体の太さほどもある極太の糸を出して投下。移動しながら落としてるから異常な数、それこそ10匹以上を巻きつけ落とせると思う。

 

ドシャ!!

あ、マズい!早く簡易ハウスに!

 

《経験値が一定に達しました。バチュレアがLv6からLv7になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「HP吸収Lv6」が「HP吸収Lv7」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「集中Lv6」が「集中Lv7」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「操糸Lv7」が「操糸Lv8」になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

またタイムロス!!

しかも今落ちただけで即死、ってことはだいぶ上がって来てるな!?

 

「わたしもレベルアップ!!頼む!」

 

マジか。

出来ることはあるけど量がエグすぎる。

あと何十匹援軍くるんだ?

 

「大奈魔糸!!」

 

MPの大部分を使って巨大な綱を作り、そのまま投下。

レベルアップはしたくないけど、あいつらが近いから余裕がない!

 

「大綱!!」

 

ガラガラッ!!

ドシャッ!!

 

《経験値が一定に達しました。バチュレアがLv7からLv8になりました》

《各種基能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「命中Lv7」が「命中Lv8」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「集中Lv7」が「集中Lv8」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「賢姫Lv1」が「賢姫Lv2」になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

白と入れ替わりでハウスの中へ入るけど、レベルアップスピードが早すぎて隙が多すぎる。

まさかこれ共生の弊害!?

 

「痛っ!!」

「白!?」

「アイツら石投げて来やがった!」

 

マジ?今まで隠してたのは隙を狙ってたのか?

これ以上注意してると時間が足らんぞ!?

 

「こりゃ石食らったら落とされるな。一応ハウスからは離れないべきか」

 

はああああ。行動の制限がかかってしまった。

白なら速さ的に問題ないかも知れないけど、分離してる今避けられる希望は持てない。

 

ゾロゾロと、もうすぐそこまで猿たちが迫っていた。

クソが。

弱いからって舐めていた。

集団の暴力性を。

だからもう舐めない。

 

「糸合成!!大綱落とし!!」

 

ドルルッ!!

大奈魔糸は使わない。

MP消費が激しすぎて連続で打てないし、ならこっちの方が効率がいい。

猿たちは分散して絡まりにくいようにしてるけどそれでも十分当てられる。

それ以上の猿がいるのが一番の問題なんだけど。

 

「大綱落とし!」

「毒合成!」

「大綱落とし!」

 

マズい、そろそろあれが来てしまう。

 

《経験値が一定に達しました。バチュレアがLv8からLv9になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「堅固Lv8」が「堅固Lv9」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「集中Lv8」が「集中Lv9」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「強力Lv8」が「強力Lv9」になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《スキルポイントを入手しました》

 

ガシッ!!危な!

足を握られた瞬間に皮を脱いでギリギリで回避。ちッ!!ハウスまで来たか!!

 

「白!」

「青!一網打尽の賭けに出る!!乗れ!!」

 

白といえば、上にいた。大量の糸を壁に張り付けて。

ガシッ!!あ。クソッ!!

目を離した隙に俺の足は猿に捕まれていた。赤ゲージが一気に減少していく。ミシミシと足が嫌な音を鳴らし、激痛に襲われる。

 

《「痛覚軽減Lv4」が「痛覚軽減Lv5」にレベルアップしました》

 

ブチッ!!

足が千切れた。でも、行くしかない!!

白と違って、足は4本しかない。

あと1本無くなったら身体を安定させることもままならなくなる。

 

痛い。痛っい。

バシュ!!

白の背中に糸を出して、とりあえず安定を確保――。

ドンッ!!

あ、石がっ……。

背中に強い衝撃を受け、さらに赤ゲージは減少する。

 

ガシッ!!

ふ――。ふ――。ふ――。

 

「青、大丈夫!?」

「白、こっちは、平気。早く、レベルアップ」

「わかった!!」

 

ビリっ!ばりっ。ばりっ。

 

 

蜘蛛の糸に絡まった猿たちがそのまま宙に浮いていく。

 

――バリバリバリッ!!

ドドドドドッ!!ドドッ!!

 

白は簡易ハウスに全体重をかけ、そのまま猿を捕らえた巨大な網となった巨大な蜘蛛糸を地面に叩きつけた。

 

《経験値が一定に達しました。バチュレアがLv9からLv10になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「電気魔法Lv8」が「電気魔法Lv10」になりました。「雷魔法Lv1」を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「雷魔法Lv1」が「雷魔法Lv3」になりました》

《一定のレベルに達しました。スキル「威速電撃Lv1」を獲得しました》

《スキル「雷付与Lv3」を獲得しました》

《「タランテスラ」または「デンチュラ」に進化可能になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

 

 

次の猿たちが、少しだけ露出した地面の糸に警戒している隙に、再び壁に糸を張りつけながら急いで登る。次は、同じ戦法は通じない。

 

もう軽く150匹は倒してると思う。

それでも、奴らはただの小さな蜘蛛2匹に命をかけて突撃してくる。

こわい。なんだコイツら。命は消耗品じゃないんだぞ。生きろよ、てめえら。自分のために。

 

「青!」

「わかった!」

 

雷付与も使って再び壁の上に登って蜘蛛糸を張り巡らせる。

 

ビリッ!!ビリッ!!

猿の動きが遅くなった。効いてる。

このまま時間を稼いでって、はぁ!?

 

アイツら糸にくっついた味方の上を登っていってやがる。もうその下の猿に用は無いみたいな。仲間だと見なしてない。

 

俺たちをはやく仕留めようとして、糸が邪魔だと判断したのか。

でもそれ以上に戦況に悪化し始めた。それは遠くを見たらすぐにわかる。

 

『バグラグラッチ Lv8』

『バグラグラッチ Lv7』

『バグラグラッチ Lv9』

『バグラグラッチ Lv8』

 

――。

 

おい何で大猿たちがいるんだ。大きさ、猿たちの2倍はあるか?

 

「白」

「あれ、マズいね。猿たちが呼んだのかも」

ガシッ!!大岩を掴んでぶん投げ――。岩!?

「回避!」

「おし!」

 

ドゴッ!!

俺の5倍くらいの岩が近くの壁にぶつかって激突する。あら、これ当たったら即死だ。

ただただ、数がとんでもない。下には200匹以上の猿の亡骸があるのに、なぜそこまで俺たちを潰そうとするんだよ。また半分近くまで登られてきた。そしてどんどん大猿の数も増えてきて、簡単な糸じゃほとんど落ちない。てか糸に絡まった瞬間に身を投げる。これ生物種として恐ろし過ぎないか!?

 

「白!」

「猿を舐めてた。わたしたちより強い奴らが本気で殺しに来てるってことの意味を考えなきゃいけなかった。それにしても数の力は恐ろしいね」

 

《熟練度が一定に達しました。「集中Lv9」が「集中Lv10」にレベルアップしました。「思考加速Lv1」を獲得しました。「思考加速Lv1」に「集中Lv10」を統合しました》

 

だけど。ここまで耐えた。俺たちの勝ちだ。

ここまで。ここまでの長期戦は予想してなかったけど、もうじき奴らが着く。

 

 

 

 

 

 

バシュバシュ!!ドシン。

バシュ!!ドン!

 

え?デカ。でも勝ったと、ただ、ただそれだけは確信出来た。

5mはある巨大な蜘蛛が3方向から糸を伝ってゲシゲシと猿を蹴散らす。そして背中に何十匹もの小さくなった蜘蛛たちを背負いながら壁を登り、身体に電気を纏わせた。

 

『デトロエレテクト Lv9 名前 サヤ

HP:1845/1858(緑)

MP:1855/1952(青)

SP:1922/1922(黄)

  :1948/1956(赤)

ステータスの鑑定に失敗しました』

『デトロエレテクト Lv2 名前 エナトロ』

『デトロエレテクト Lv5 名前 シアン』

 

「青!」

「大丈夫。勝ちだ」

 

焦って足をバタバタさせる白を横目に、通話を開始。

 

『すまん。ありがとう』

『じゃあ、どうしますか?』

『か普通猿に攻撃加えます?集団でアイツらずっといるのヤバい予感しかしないじゃないですか』

『あのときはなぜか一匹しかいなかったんだよ』

『じゃあしょうがない』

『はやく潰してレベル上げますよ。なぜ母さんのレベルがそんなに低いんです?』

『やめい』

『『『じゃ、デスゲームを始めましょう』』』

『空間魔法!座標指定』

『雷魔法Lv9』

『体内電気大放出!』

 

 

 

 

 

「ねえ、お前の子供らやべえな」

 

うん、俺もそう思う。

大猿と猿が宙を舞い、斬糸で肉片が飛ぶ。

鈍い音が響いて猿が倒れ、蜘蛛は再び脱皮する。

孫たちも暴れまわってるし、もはや地獄絵図。

 

『デトロエレテクト Lv10 名前 サヤ』

 

あ、やっぱレベル上がってる……。うんやべえなアイツら。

 

「これ200匹弱いるんでしょ?アラバ倒せるんじゃね?」

「わからん。でも、猿の群れが減ってきたね」

「あんな6mくらいある化け物らが襲って来たら逃げたくもなるよ。あいつらは逃げないけど」

 

猿も大猿も全く同じように殺され、地面に折り重なる。

もはや蹂躙だけど死にかけた身からすると安心するから不思議だ。

 

『進化はやくしちゃって下さい』

『母さん。白さんとの念話ください』

『おお、わかった』

 

『え、あ、あの』

『白さんですか?いつも母さんをありがとうございます』

『なんか母さんヤバそうな称号持ってるので暴発しないようにお願いしますよ』

『あとで毒魔法教えて下さい』

 

『あ、し、進化してきます』

 

あ。

白進化を始めちゃった。

 

『母さんもさっさと進化出来ませんか?』

『すまん。してきます』

 

 

 

 

 

じゃ。岩の陰に隠れて進化の分岐の確認。あっちでドンパッチいってるけど平気か?こっち来ないよね?

 

『タランテスラ:希少種。小さな身体から強力な電気を放ち、纏わせる』

『デンチュラ:中型の魔物。電気を帯びた毛は数日寝込むほど強い電気を持つ』

 

え。デンチュラってそんなヤバいヤツだったん?タランテスラを選ぶけど。みんなデンチュラだったらしいしね。てかデンチュラにはバチュレアからもビリチュレからも進化出来るんだ。

 

じゃ、タランテスラに進化!

 

 

 

 

 

お休み――。

 

《進化が完了しました》

《種族名:タランテスラになりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度進化ボーナスを獲得しました》

《進化スキルボーナスを獲得しました。スキル「怠慢Lv1」を獲得しました》

《熟練度が一定に達しました。「禁忌Lv4」が「禁忌Lv5」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「外道魔法Lv2」が「外道魔法Lv3」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「糸合成Lv8」が「糸合成Lv9」にレベルアップしました》

《「威速電撃Lv1」を「雷魔法Lv3」に統合しました。熟練度が一定に達しました。「雷魔法Lv3」が「雷魔法Lv4」にレベルアップしました》

《「雷耐性Lv1」を獲得しました》

《「電気耐性Lv7」を「雷耐性Lv1」に統合しました。熟練度が一定に達しました。「雷耐性Lv1」が「雷耐性Lv4」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「雷付与Lv3」が「雷付与Lv4」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「隠密Lv5」が「隠密Lv6」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「賢姫Lv2」が「賢姫Lv3」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「共生Lv5」が「共生Lv6」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「斬糸Lv2」が「斬糸Lv3」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「連鎖斬Lv8」が「連鎖斬Lv9」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「強力Lv9」が「強力Lv10」にレベルアップしました。スキル「剛力Lv1」を獲得しました。「強力Lv10」を「剛力Lv1」に統合しました。「剛力Lv1」が「剛力Lv2」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「堅固Lv9」が「堅固Lv10」にレベルアップしました。スキル「堅牢Lv1」を獲得しました。「堅固Lv10」を「堅牢Lv1」に統合しました。「堅牢Lv1」が「堅牢Lv2」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「視覚領域拡張Lv1」が「視覚領域拡張Lv2」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「石化耐性Lv3」が「石化耐性Lv4」にレベルアップしました》

《熟練度が一定に達しました。「外道耐性Lv2」が「外道耐性Lv3」にレベルアップしました》

《スキルポイントを獲得しました》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー起きた。腹へった。

 

あれ?俺、めちゃくちゃ見た目変わってね?なんか頭&胸と腹に分かれてるし、足が4本から6本に増えた。

まあデトロエレテクトが完全に足8本の蜘蛛だったからまた足の数増えんのかな。

 

「白!」

「青!ん?なんかわたしみたいな見た目になったな!?ちょっと青黒いしサイズはそのままだけど!!」

「それ結構違くない?まあサイズがそのままで良かったよ」

 

『で、猿の止めを刺してくれませんか?』

『あ。ほんとスマン』

 

よく見ると、たくさんの猿が生きたまま糸に絡まってる。

経験値くれるってことでいいんだよな?

 

『よく私たちがいない間あそこまで耐えましたね』

『猿よりも何倍もステータスがあるならまだしも、半分しかないからね。スキルも精神もいろいろヤバいよ』

 

ガブッ!

 

《経験値が一定に達しました。タランテスラがLv1からLv2になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「操糸Lv8」が「操糸Lv9」になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

ガブッ!

 

《経験値が一定に達しました。タランテスラがLv2からLv3になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《スキルポイントを入手しました》

 

ガブッ!

 

《経験値が一定に達しました。タランテスラがLv3からLv4になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「鑑定Lv7」が「鑑定Lv8」になりました》

《熟練度が一定に達しました。スキル「大奈魔糸Lv1」が「大奈魔糸Lv2」になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

ふぅ。じゃあ食うか。

噛んでるだけでも疲れたな。

 

『産卵忘れないで下さいね?』

『わかったわかった。じゃあやるか』

 

 

 

第二回パンデミック大会。




これで日刊ランキング乗りました!ありがとうございます!誤字を指摘もありがとうございます!

ちなみに。

『威速電撃:自分と相手の素早さを比べた際、自分が素早いほど威力が上がる』
ポケモンの「エレキボール」という技そのまんまです。バチュルはLv20で覚えます(すぐ統合されたけど)。『怠慢』と今の主人公のステータスについては次回。
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