Lostbelt No.? 永続乱世神話 武神□□ 作:未熟なライダー好き
評価に関する事なのですが、私は自分でできるだけ面白いものを書くよう努力しているつもりです。ですので、低評価をなされる方はできるだけその理由を感想などにて教えていただけると改善できるのでありがたいです。
無言で低評価だけされても私がどこを改善すれば良いのか分からないから、文章の変化しないので。
side 藤丸立香
目が覚める頃には日はもう完全に登っていた。少し周りを見るとマシュはもう目を覚ましているようだ。
「おはようございます、先輩。」
「あぁ、おはようマシュ。ところで、光実君は?」
先ほども確認したが光実君の姿が見当たらない。
「はい、それでしたら・・・」
マシュが話そうとした時、
「起きたんですね。立香さん。おはようございます。」
外出していたのか、外に出ていた光実君が戻ってきた。
「おはよう。それで、光実君はどうして外に?インベスに襲われることを考えたらあんまり出る理由はないと思うけど。」
その質問に光実君は答える。
「あぁ、成る程。まぁ、理由としては簡単なんですけど、朝食分の果実を取りに行っていました。」
「果実を?どうして・・・あっ、そういえば確か・・・」
「はい、このドライバーの本来の目的はヘルヘイムの果実から安全に栄養を補給することですから。」
そう言って、ロックシード(多分ひまわりの種をモチーフにしたものかな?)をドライバーにセットしてしばらく待つ。
それだけでよかったのか、ロックシードを取り外しゴミ箱に捨てる。
「そういえば、お二人の分の食事はどうしましょうか?戦極ドライバーは、量産されていたとはいえ今あるのは僕の持っている1つだけですし・・・」
「それなら心配はいらないかな、俺たちの分の食料とかは、ここの異聞帯に来た時に一緒に持ってきているから。」
そんなことを話しているとダ・ヴィンチちゃんからつうしんが入ってくる。
「そういえば昨日量産されたって言っていたけど、もしかしてそのドライバー、戦極ドライバーってまだどこかで手に入るのかい?」
「はい。とはいえ、ヘルヘイムの森に侵食されてだいぶ経ちますし、新しく探すより黒影トルーパーが持っているものを探すほうが早いと思います」
「黒影トルーパーって?」
「あぁ、そういえば話の中には出ていませんでしたね。黒影トルーパーというのは量産型のドライバーを使用している部隊の事です。」
「戦極ドライバーは最大で10億台用意できました。もっとも、実際に作られたのはもっと少ないでしょうけれど。」
「そして、黒影トルーパーのドライバーの特徴は誰にでも扱うことができる点にあります。と言うより、僕の使っているものが初期に作られたもので最初に使用した人しか使えないようになっているんですけど。」
「ヘルヘイムの事を知っているとはいえ、やはり果実やインベスは危険です。なので、自衛の意味や1人で逸れた時のことを考えると、立香さんも持っている方がいいんじゃないでしょうか?」
「もちろん、どこにでもあるわけではないですし、探すのにも時間はかかると思いますが、はぐれサーヴァント、でしたっけ?その人達や、黄金の果実を探しながらのついでとして探すのはどうでしょうか?」
確かに、戦極ドライバーがあれば、カルデアからの物資補給がなくてもなんとか生存はできるだろう。はぐれサーヴァントや黄金の果実のついでにでも見つかったら、大きなメリットになるだろう。
それに・・・
「戦極ドライバーがあれば俺でも・・・」
そう呟いた声は誰にも聞かれていなかった。
side out
side ???
こうして、戦極ドライバーを手に入れ藤丸立香の安全を保障しつつサーヴァントや果実と言った目的のものを探す事を決めたカルデア一行。
イスカンダルにマシュ、そして「アーマードライダー龍玄」呉島光実、これだけの戦力をカルデアは保有している。
しかし、クリプターの戦力がほとんど、不明な上強力な異聞帯の王や空想樹に対抗するには、これだけで足りるとは思えない。
ならば、戦極ドライバーを探すと言う考えは間違っていなかったのだろう。
その時はきっと、誰もがそう考えていた。
しかし、1つだけ忘れていたことがある。
藤丸立香は善性の塊だ。
例えば、困っている人を見捨てることができずに手を伸ばす。
例えば、誰かに頼まれたら出来る限り要望に応える。
しかし、その善性には狂気がある。
例えば、初めて会った少女の為に命を投げ捨てる。
例えば、70億の命を背負いながら日常を謳歌できる。
例えば、自らの命を狙った相手とすぐに友好的な関係を築き上げることができる。
そんな、善性に隠れた狂気が発露しなかった1番の理由はなんだろうか?
答えは「 」の無さだろう。
とはいえ、それは仕方のないことでもある。
それこそ藤丸立香が、英雄たる理由なのだから。
それこそ藤丸立香が、英雄をまとめ上げてきた理由なのだから。
しかし、ここの異聞帯は違う。
「 」が手に入ってしまう。
とはいえ、カルデアやマスターとして行動している限りそんなことは起こらないだろう。
特異点や他の異聞帯の攻略の際にもそんな事は起こり得ないだろう。
なぜなら、彼らにメリットがないから。
しかし、この異聞帯のクリプターだけは違う。
彼、上代奏樹は知っている。
藤丸立香のこれまでを。
藤丸立香の性格を。
藤丸立香の・・・葛藤を。
故にこそ、その結末は避けようのないことだったのだろう。
最悪への道をカルデアは歩み出したのだった。
カルデアの希望があるとするなら、最悪の道とはいえ、その道の果てが最悪だとは限らない事だろう。
道の果てに最善があるとも限らないのだが。
〝TO BE CONTINUED〟
そういえば、皆様FGO第2部6章前編プレイなされたでしょうか?
自分は昨日と、今日の早朝を使ってプレイしておりました。
6章配信のお陰でお気に入りの方がたくさん増えて奇声を上げるほど喜びました。
来月に後編、その前にイベントや周年もあるって運営本気出しすぎでは?
次回から過去編「沢芽のクリプター」をお送りします。
お楽しみに!
今回から章ごとに分けてみたのですが今までのほうがいいですか?
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今までのほうがいい
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章ごとに分けられているほうがいい