Lostbelt No.? 永続乱世神話 武神□□ 作:未熟なライダー好き
お久しぶりです。なんとか間に合いました。
それではどうぞ!
side ???
その名は、黄金の果実
その名は、禁断の果実
その名は、知恵の実
それを表す言葉は無数にある。
それを語る神話は無数にある。
けれども、その全てにおいて共通していることが1つある。
その果実の名を示す物は全て力の強大さに対する畏怖を込めている事だ。
その果実はヘルヘイムの森に選ばれは女性を『始まりの女』とする。
『始まりの女』は黄金の果実を託す男性を選定する。
そして、選定された男性を『始まりの男』とする。
『始まりの男』それは、古き世界を滅ぼし新たなる世界の創造主となる。
そして、それが地球に来た以上この世界に存在する生命体にも進化による淘汰が訪れる筈であった。
しかし、それは今の人間の可能性を諦める事だとそれを拒み、遠く離れた宇宙に新たなる惑星を築き上げた男がいた。
その名は『葛葉紘汰』
新たな『始まりの男』となる人物であった。
そう、本来の歴史ならばそうなったのだろう。
しかし、ここは異聞帯。
人類史の敗北した歴史である。
ならば、そこに至るまでの過程にどの様な間違いがあったのだろうか。
どうして歴史が間違ってしまったのだろうか。
それを知る者は1人、悲しそうな顔をしてたそうだ。
side out
side 藤丸立香
その言葉を聞いてみんなが驚いたんだろう。
高司舞
黄金の果実を持つ女性で、肉体は死んでしまったが、黄金の果実と一つになった影響でどこかに消えてしまった筈の人。
そんな風に聞いていた。
恐らく光実君も嘘を言ったつもりはないのだろう。
彼の驚愕した声と表情、そして今の彼の姿を見ればそれが演技とは思えない。
「舞さん!無事だったんですか!?いえ、それより今までどこにいたんですか!?探したんですよ!?あぁ、本当に無事でよかった!!」
もはや、錯乱しているとも言えるほどの言動の一貫性のなさは、それが彼の望みなのだと理解するのに時間はいらないだろう。
しかし、何かがおかしい。
いや、光実君の狂乱もおかしいのだが、それ以上に高司舞の反応だ。
光実君の言葉に反応していない、と言うよりこれは・・・
その時、炎が一瞬だけ燃える音が聞こえた。
聞こえた音の方を振り向く・・・まえに、異変は起こった。
ひゅん、と空気を切り裂く音が聞こえた。
瞬間、高司舞の体は半分となった。
side out
side ???
そう、彼らに理解出来たことはわずかだろう。
初めて会った人とはいえ、その存在は呉島光実から聞いているのだ。その存在の重要度は理解している。
ならばこそ、理解出来ないのだろう。
どうやって、高司舞を攻撃したのか。
なぜ、高司舞を攻撃する理由があるのか。
そして、なぜ体が半分になったはずの高司舞の体が消えていくのか。
その様な疑問はいくつもあるだろう。
しかし、カルデアの人間において1番の謎はそこではなかった。
なぜなら、高司舞を切り裂いたのはかつてカルデアを何度も助けてくれた偉大なサーヴァント。
その名を、グランドアサシン
『キングハサン・山の翁』
もっとも、今回の霊基においてはグランドクラスでは召喚されていないのだが。
side out
side 藤丸立香
「なっ・・・どうして貴方が!」
信じられなかった。
否、信じたくなかった。
第六特異点、キャメロットの時にはガヴェインの足止めや他のアサシンたちとの協力をしてくれた。
第七特異点、バビロニアの時には3代女神との戦闘においての心構えを、そして、ビーストⅡ・ティアマトとの戦いにおいて、そのグランドクラスの霊基を消費して『死』の概念を付与してくれた。
彼の協力がなくては、(その他大勢のサーヴァントの協力も必要だが)第六、第七特異点の攻略は不可能だっただろう。
(そんな!?山の翁がどうして!?)
「これにて、契約者との約定は果たされた。後は・・・見守るだけか・・・」
「待て!?お前!舞さんに何をした!?」
何かを呟いた翁を無視して、光実君が掴みかかった!
「光実君!ダメだ!」
「呉島光実・・・愛する者を守ろうとし虚偽を積み重ね、自身の身を案じ、愛する者達を傷つけたその罪、余りに度し難い。
しかし、今の瞳には微かだが光がある。よって、我が晩鐘を聴くに値せず。」
そう言うと、山の翁は光実君を振り払うとこの場を去ろうとする。
「待て!・・・ッ!変身!」
変身し、翁に攻撃を開始する。
しかし、力の差は歴然で全く相手にされていない。
「申し訳ないですが、今の貴方をこの場から逃すわけにはいかない!」
そう言って、マシュとディルムッドと一緒に出口を封鎖する。
「勝てるかどうかは分かりませんが、全力で挑みます!」
「これも我がマスターの意向。私の持てる全てを持って相手させていただく。」
俺たちが退く気がないことを悟ったのか翁も少しだけ戦闘体制に入る。
「藤丸君!気をつけて!後ろから何か来ている!・・・この反応は・・・上代奏樹の反応だ!」
(そんな!なんでこのタイミングで!?
まさか、誘われた!?)
「・・・このまま挟み撃ちになるのはまずい!一旦外に出よう!」
2人と一緒に外に出る。
光実君も翁にいなされたのか、弾き飛ばされる形で外に出る。
そのタイミングで、
「よし!どうやら僕も間に合ったみたいだね。」
上代奏樹も到着した。
「奏樹さん!なんで貴方が舞さんを!」
「ヤッホー、久しぶりだねミッチー。
何か勘違いをしている様だけど、僕は別に舞に害を加える気はないよ。
むしろ逆さ、僕は舞を助けたいんだよ。」
「なにを!」
「まぁ、今はそこじゃないよ。君たちと戦いに来たんだ。昨日から続いているから2日連続だけどね。」
そう言うと、この前のドライバーと少しだけ形が違うモノを装着した。
そして、2つのロックシードを持ち出し展開して
「行くよ。変身」
『カモン!レモンアームズ!インクレディブル・リョーマ〜
ジンバー・レモン!ハハーッ!!』
頭上に出現した2つのロックシードが、融合し1つになりそのまま落ちる。
展開された鎧は、陣羽織の様なモノを纏っており威圧感も増大している。
前回はレイピアを装備していたが今回装備しているのは、両端に鋭い刃がついた弓を持っている。
(確かアレは、光実君の話にあった次世代型のドライバー技術を使った形態!)
これから起こる激しい戦闘に少しだけ嫌な感じを覚えた。
side out
side 上代奏樹
「あー、翁様?まだ手伝ってくれるならイスカンダルを足止めしてくれるとありがたいんだけど・・・」
その後、少しだけ思案する様な感じを見せた後
「よかろう。」
そう言って、外で戦車に乗り待機していたイスカンダルに翁が向かう。
(これで、イスカンダルは足止めできるだろう。そして戦力差は3対1・・・いや、4対1かな。)
「さて、ミッチーは理解しているよね、ジンバー形態の強さを。
舞を守りたいのなら力で奪いたまえ。」
ソニックアローの矢を連続して打ち出す。
マシュに受け止められる。とはいえ、威力を完全に抑え切れたわけではない様で少しずつ後ろに押される。
「うっ・・・あぁ!」
しかし、そうして稼いだ時間は無駄ではなく、ディルムッドが突撃してくる。
2つの槍のリーチの違いを活かした巧みな攻撃をそのまま受け切るのは難しいので、雑に対応することにする。
『レモン・オーレ!
ジンバーレモン・オーレ!』
両方に付いた刃にレモン色よエネルギーを纏わせ、一撃目の斬撃を飛ばして牽制し二撃目の斬撃を本命として攻撃する。
ディルムッドはそのエネルギーを両手の槍を使い受け切る。
しかし、その威力は絶大なもの、その場で受け切れずかなり押し戻される。
そうして、僕とカルデアとの2回目の戦闘が始まった。
side out
はい、というわけで今回初登場のジンバー形態です。
そして、今回からオリジナルフォームのタグをつけました。
それでは次回もお楽しみに!
今回から章ごとに分けてみたのですが今までのほうがいいですか?
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今までのほうがいい
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章ごとに分けられているほうがいい