Lostbelt No.? 永続乱世神話 武神□□   作:未熟なライダー好き

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 すみません、色々忙しくてかなり遅れました。
 もう一つ謝罪です。
 変身まで間に合いませんでした・・・
 ユルシテ ユルシテ

 それではお楽しみください。



過去編 蛇の思惑

 

 

 side上代奏樹

 

 DJサガラとの交渉は一応成功した。

 

 交渉というか、僕の知ってる事のほとんどを話して害意はあっても邪魔をする気はない事を伝えてこちらの要望を伝えただけなのだが何故かこちらの要望を了承してくれた。

 当面の資金や住居を用意する代わりに、黄金の果実の争奪戦、そのバランサーのような役割を担うというものだ。

 

 バランサーと言ってもやる事は単純で、果実を求めて争う人達のパワーバランスが誰か1人に偏らないようにする事だけだ。

 原作においてDJサガラがユグドラシル、主に戦極凌馬にの様に情報と戦力の両方を兼ね備えたような人物に対してだ。

 

 僕が外の世界、汎人類史のから来た事により何かしらの変化がある可能性があり、そうなった際に出来るだけ僕の知っている歴史に近づける事が僕の役割だ。

 

 ただ、少しだけ妙な事に、DJサガラは僕が知っている未来の事を話そうとした時にそこだけは一切聞かなかった、というより話させなかった。

 

 本人曰く

 「俺がパワーバランスを維持しなくて良くなる。つまり、俺は今回に限っては本当の傍観者になることができる。そんな面白いショーのネタバレなんて面白くないだろ。」

 だそうだ。

 

 ・・・・・うっっっっわ、全っっっくもって信用できねぇ〜〜〜。

 

 一応、どうしようもない時に関して僕の力じゃあどうにもならない事を伝えると

 

 「わかってる。あんたの戦闘力じゃあどうにもならない事は担当してやる。」

 「それに、俺は気に入った奴がいるなら勝手に応援してやる。」

 との事だ。

 

 まぁ、この分だとカチドキやジンバー、極ロックシードといった葛葉紘汰の戦闘力や、原作にあった肩入れ関しては問題ないだろう。

 

 すると、突然DJサガラが言い出した。

 「そうだ、忘れてたな、お前に今度プレゼントをやろう。

 もちろん、今回の契約とは別にだよ。」

 

 「プレゼント?」

 一体何を言っているんだ・・・?

 

 「あぁ、俺のスタンスはチャンスは平等に、だからな。」

 

 「だから、プレゼント自体が何だっていうんだよ。

 そもそもチャンスって、あんたの言うチャンスってなると知恵の実のことか?

 それこそ無理な話だろ。あれは、僕じゃない、もっと相応しい誰かの手に入れる運命にあるんだよ。」

 

 そう、原作の流れとしてもここの異聞帯の王、つまり知恵の実を手に入れる可能性が一番高いのは・・・

 

 『ロード・バロン 駆馼戒斗』

 

 そういう事なのだろう。

 

 

〜〜〜〜〜クリプター住居確認中〜〜〜〜〜

 

 

 って・・・本当にこんな所でいいのか?

 普通に豪華なホテルなんだけど・・・いや、僕こんなとこ泊まったことないってのに、一体いくら金かかってるんだよ。

 

 そう言えば、DJサガラはユグドラシルから金を貰っていたけどそれに一切手をつけていないんだっけか?

 その辺りで僕足取り掴まれない?

 

 ・・・まぁ、その辺りは必要経費と考えよう。

 

 にしても、プレゼント?いったい何なんだ?考えられるとしたら特殊なロックシードか?いや、ロックシードはそれ単体で効果を発揮するものじゃない。だとすると・・・まさか・・・

 

 「まぁ、期待しないで待っておくとするか。」

 

 それよりも今僕が考えるべき事は、仮面ライダー鎧武の事じゃない、クリプターとしての僕の事だ。

 

 Fate/Grand Order その本来の歴史にはない異聞帯、空想樹、それをどのようにするべきなのか

 

 そう、僕はクリプター。人類史の敵にしてカルデアと敵対するもの。

 サーヴァントを召喚して、異聞帯の王と手を結び、空想樹を育てる事が使命であり、僕の役割である。

 

 とは言え、サーヴァントの召喚に関しては、正直まだ召喚すべきか迷っている。

 ここがどのようにして異聞帯になるのかがわからない状況である。

 

 さらには、これから原作が始まる状況でサーヴァントという、ユグドラシルやオーバーロードにとっての未知の戦力を保有する事はリスクが大きい。

 オーバーロード、特にロシュオの力は圧倒的である。そんな人物に有効な戦力を持たないまま不安定な戦力で敵対したくはない。

 

 そもそもサーヴァントの戦闘力というものは召喚された人物により大きく変化する。

 

 例えば、アーサー王物語の主人公、アルトリア・ペンドラゴンの戦闘力と作家系統のサーヴァント、シェイクスピア等との戦闘力の差はものすごく大きい。

 そんな中で、インド系のサーヴァントを召喚できれば安全ではあるだろう。

 

 しかし、僕は知っている。

 ライダーシリーズにおける理不尽な戦力の巻き返しが起こり得る事を。

 

 ならばこれから僕はどのように動くべきか。

 

 クリプターとして

 

 この世界に住む人間の敵として

 

 世界を滅ぼすべきなのだろうか。

 

 それとも・・・

 

 

 

 今考えても仕方がないかなぁ。

 

 とりあえず僕はごはんをいっぱい食べて、ふかふかのベッドでゆっくり眠ることにした。

 

 久しぶりの布団は魔法にでも掛けられたかのように僕を睡眠へと誘った。

 

 

 side out

 

 

 

 

 side サガラ

 

 

 今は深夜、いくら沢芽市とは言えども人の数が減った時間帯。

 

 そしてそんな時間の裏路地に男はいた。

 

 「人類史の空白化、異聞帯、空想樹、そしてクリプターにカルデア。」

 

 「俺の役割は誰が果実を手にするかを見極める事。そして、そのための力を持つもの達のパワーバランスをある程度平均化すること。」

 

 「まぁ、面白そうな奴に肩入れする事はあるがな。」

 

 そう言っていた男の姿が揺れる。

 まるで実際の姿がそこにはないというかのように。

 

 揺れが激しくなる。

 

 ジジッ・・・ジッ・・・

 

 

 そうして男の姿は完全に消える。

 

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 男の姿が現れる。

 

 そこは先程までとは違い様々な街灯に照らされたビル群ではなく、自然に囲まれた森の中だった。

 

 いや、それを自然と言って良いのだろうか。

 

 少なくとも地球にとっては自然とは言えないのだろう。

 なぜなら、男のいる周辺の植物は地球には存在しない植物だからだ。

 

 少なくとも、今はまだ。

 

 「成る程、確かにお前の知っている状況ならお前にチャンスはないんだろうな。」

 

 「だがな、ここはお前が知っている世界じゃないんだぜ。」

 

 「ならば、何が起こったって不思議じゃあない。」

 

 「だったら、チャンスは平等に与えないとなぁ。」

 

 そう言った男の姿はまるでどこかの民族衣装のようになっていた。

 

 そして、手に持つのはその姿に似合わない機械

 

 『戦極ドライバー』

 だった。

 

 「さぁ、ここから面白くなるぜ。

 気を抜くなよ、異世界の少年。」

 

 






 閲覧ありがとうございます。
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 それでは次回、「過去編 初変身」お楽しみに!

 次回こそ行けるはずです。

今回から章ごとに分けてみたのですが今までのほうがいいですか?

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