Lostbelt No.? 永続乱世神話 武神□□   作:未熟なライダー好き

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 すみません、BOXイベ回っていたら遅くなりました。それに加えて今回ものすごく短いです。

 もしかしたら今後加筆するかもしれませんが今回はこれでお納めください。


過去編 クリプター

 集まっていたクリプターの内2人を残して解散した部屋に声が響く。

 

 

 「それで・・・一体彼に何を見たんだい?ペペロンチーノ。」

 

 

 「あら?一体何のことかしらね。私が彼の報告に驚いただけなのかもしれないじゃないの。」

 

 

 「君がそう言うことを言うのならそれはそう思っていない時なんじゃないかな?

 少なくとも私はそう思うのだけれど。」

 

 

 お互いに相手のことをよく理解しているような会話がしばらく続く。

 

 

 「まぁ、あなたの言う通りよキリシュタリア。彼に何を見た、って聞かれると返答がしにくいのだけれども、あえて言うのなら、『何も見えなかった』ってところかしらね。」

 

 

 

 「何も見えなかった?それはいったいどう言う意味なんだい?」

 

 

 抽象的な言葉に疑問を覚えたのかキリシュタリアが素直に質問する。

 

 

 「意味も何も無いわ、そのままよ。なんと言うのかしらね・・・カルデアにいた頃や異聞帯に配属されるまでの彼は何かに怯えている感じがしたのよ。」

 

 

 その言葉に応え、ぺロロンチーノが答える。

 

 

 そして、ぺロロンチーノの答えには、キリシュタリアにも心当たりが幾つかある。

 

 

 彼がカルデアに初めて来て、Aチームに配属されることが決定した後の表情は中々お目にかかることができないほどにおもしr・・・悲壮感漂うものだった。

 

 

 それ以外にもAチームとしての使命がないのは後から来た外部の人間であると考えれば理解できるが、他人に対する態度もどこか一歩引いたものだった。あれも見方を変えれば他人や使命などに怯えていたようにも見えてくる。

 

 

 「しかし、それならば今は一体どうなんだい?」

 

 

 そう問うキリシュタリアの疑問は当然のものだろう。

 

 何かに怯えるのなら、いや、むしろ今の状況に短い時間とはいえ仲間となった人達と敵同士となり生存競争をしなければならなく、自身の敗北がほとんど確定している現状の方が恐ろしいと言えるのではないか?

 

 

 「そうねぇ、何も見えないって言ったけれど正確に言うのなら恐れていた感情が無くなっていると言うべきかしらね。

 だからこそ、恐れという一番の大きな感情がなくなった今の彼の事がよくわからなくなったのよ。」

 

 

 

 キリシュタリアは思案する。

 

 

 何かに恐れていた上代奏樹。

 

 何故その恐れがなくなったのか。

 

 何に怯えていたのか。

 

 

 

 キリシュタリアしか知り得ない、誰にも言う気のないシュミレートの中の情報などを総合して、クリプターのリーダーとして、Aチームのリーダーとして思考する。

 

 

 それらを総合して優秀なキリシュタリアの頭脳がはじき出した結論は…………

 

 

 「ふむ、彼のことは信頼している…………というには彼をよく知らないのだけど、それでもその変化が良い方向に向かっていると信じようかな。」

 

 

 わからなかったので未来の自分に丸投げした。

 

 

 

 

 

 

 【ロシア異聞帯にての一幕】

 

 

 「ったく!奏樹の奴め!人が娯楽のない異聞帯にいるのわかっているくせに!なんであいつが現代である事を殊更煽ってくる!?」

 

 

 自身の異聞帯に比べて平和なことをアピールされ少し冷静さを欠いているカドックの背後から彼のサーヴァント、アナスタシアが声をかける。

 

 

 「あらあら、いつもは冷静なカドックらしくないわね。そんなにムキになるなんてらしくないわよ。

 よっぽど仲のいいお友達とお話ししていたのね。」

 

 

 「仲のいいお友達???…………アナスタシア、君は一体何を言っているんだ?」

 

 

 割と本気で困惑しているカドックとそれを面白そうに見ているアナスタシアという構図だが、それを見ているのは誰もいなかった。

 

 

 因みに・・・上代奏樹の行ったカドックへの文明レベル煽りは本人が思っているより効果を発揮していた。

 

 

 いや・・・彼の名誉の為に記しておくが、流石に煽られた効果がここまで出ているのにはいくつかの理由がある。

 

 

 一つ目に、上代奏樹の魔術師としての力量は得意分野以外は全てカドックが上回っている。その為、他のクリプターに対してよりカドックの感じている劣等感が薄いのだ。

 

 

 二つ目に、カドック自身の先見の明がある事だろう。本人の努力に関係なくカドックの異聞帯は詰んでいる。カルデアがどうなろうと自身の異聞帯に存在する限り娯楽にありつくことは困難だということを理解しているからだ。

 

 

 そして最後に、単純に上代奏樹の煽り性能が高かった。

 

 

 結果としてカドックがコヤンスカヤから購入する量やぺロロンチーノから貰った紅茶の量が原作におけるソレらより少しだけ多くなったそうだ。

 

 




 はい、普段2500字くらいだったのですが、今回は1400字でした。
 BOXイベ回っていると本当に時間が溶けるんです。

 それもこれも、30箱以上開けてようやく1つだけ落ちた礼装が悪いです。(責任転嫁をする筆者の屑)

 それでは次回、また遅くなると思います。それまでお楽しみにしていただけると嬉しいです!

今回から章ごとに分けてみたのですが今までのほうがいいですか?

  • 今までのほうがいい
  • 章ごとに分けられているほうがいい
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