Lostbelt No.? 永続乱世神話 武神□□ 作:未熟なライダー好き
前回に引き続き、多くの方に見ていただけて嬉しいです。また、お気に入りに登録してくれた人もおり、ものすごく喜んでいました。
それでは第3話お楽しみください。
sideマシュ
「変身」
という彼の声と共に洋風のファンファーレ音が鳴り響き
『カモン!レモンアームズ!インクレディブル・リョーマ〜』
というおおよそ戦場には似合わない音声と共に上空に生成されたレモンのような物体が落ちてきて頭に突き刺さる!?
「先輩!正体不明の物体が生成されて頭に突き刺さりましたよ!?」
クリプターが単独で戦闘を仕掛けてきただけでも意外だというのに、謎物体が突き刺さったので流石に意外過ぎて一瞬呆けてしまう。その間にレモンが割れて鎧のようなものになる。
「うん、この姿になるのは久しぶりなのだけれど、まぁそこまで違和感もないかな。流石にあの人のようにどんな姿にでもすぐに適応できるのならよかったのだけれど・・・」
あの人?いったい誰のことだろうか?まさかこの異聞帯の王?
という確証のない考えをしている暇もなく
「なんて無い物ねだりしていても仕方がないね。さぁ、さっさと始めようか。」
彼はそういってこちらに歩いてくる。その手にはレイピアのような片手剣が握られている。
「先輩!下がっていてください!」
そう言い私は先輩の前に出る。これまでの経験から私も多少はわかるようになってきた、相手の強さというようなものが。その感覚が私に告げている、今の彼は私と戦える、いいえもしかしたら私より強いかもしれないと。
「行きます!」
そう自分を鼓舞して鎧姿となった彼に突撃する。戦力の割合は不明だが、お互いの武器の違いから彼がパワーで押してくるというより、スピードとテクニックで攻撃してくるタイプだと判断したので自分の大楯の重量を生かして攻める事にした。
「やあ!」
大きな声と共に彼に向けて盾を上から振りかぶる。自身のスペックと盾の質量、その両方が重なった一撃は決して軽いものではない。その筈だった。
しかし・・・
「おっとと、流石デミ・サーヴァント。物凄いパワーだね。でもまだ、対応できないほどじゃない!」
振り下ろした先には剣で盾を受け止めている彼の姿があった。そのまま押し戻されると今度は彼から突撃してきた!
side out
右上からの振り下ろし、そのまま腕を回してもう一度右上、そして左の薙ぎ払い、体勢が崩れたところに全力の突き、をなんとか戻した盾で受ける。しかし威力が強く後ろに飛ばされる。
距離が開いたことにより一旦仕切り直しとなる戦況、互いに攻防を繰り広げ戦力の見極めや今後の戦闘方法などを思案する。
しかしその均衡を破ったのはある意味意外な人物であった。
side 奏樹
(さて、どうしたものかなぁ。僕のサーヴァントが手伝ってくれるなら一掃できるんだろうけど、まぁこんな序盤に切れる手札じゃないよなぁ。というより好きに切ることができないからなぁ〜。)
なんて、僕が割と切実な悩みを覚えていると
「ふむ、Mr.奏樹ひとつ質問してもいいかな?」
ホームズが話しかけてきた。
「何かな?シャーロック・ホームズ。僕は割と君のファンだからね、ある程度のことなら答えるよ。」
これでいい筈だ、この異聞帯のことを理解してもらうためにも、余計な邪魔が入らないようにするためにも。
「では、2つほど。1つ目にこの異聞帯、周辺を探知したのだが、人間が1人も見当たらない。そして先程の君の発言を踏まえるとそのベルトがあれば果実の影響をどうにかできるのではないのかね?」
驚いた。原作で知ってはいた筈だった。彼が解き明かす者の最上位に位置すると。けれどまさか僕の発言だけでベルトの本当の使い道を推測できるなんて。
「えぇ、その通りですよ。このベルト、戦極ドライバーにはヘルヘイムの果実をロックシード、これと同じものにすることができる。そして、ロックシードから栄養を受け取ることでこの環境に適応できる。」
そう言って僕は近くにあった果実を一つ取って見せる。すると果実はロックシードに変化する。
ってこれメロンか。レモンで変身してる時に取ったロックシードがメロンって妙な因果を感じるな。
「それでは2つ目。」
っと、余計なこと考えている場合じゃないな。さてさて、次は何を聞いてくるのか・・・
「この植物群を君はヘルヘイムの森と言った。そしてその後に『北欧神話のヘルヘイムとの関係は不明だけどね。』と言ったね。つまりは、北欧のヘルヘイムとの共通点以外に何か他の物との共通点があるのではないかね?」
ーーーー例えば、禁断の果実とか
「・・・・・えぇ、その通りですよ。この森のどこかには黄金の果実が眠っている。この森を支配し、思うがままに操ることのできる力がね。」
「そんな力を得て、一体何をする気なんだ!」
藤丸立香の問いは尤もだろう。だからこそ
「欲しがらない理由がどこにあるんだい?その力さえあれば君達だけじゃ無くて他の異聞帯相手にも立ち向かえる。それに、あの力は強大なものだよ、それをわざわざに逃すと思うかい?特に、一度手に入れかけた果実を逃した人がね。」
正直に答える。というよりここで嘘を述べてもどうにもならないだろう。英霊相手に嘘を突き通せるなんて思っていない。
「さて、質問も終わったようだし、もう一度始めようか!」
そう宣言して僕はマシュに突撃した。
side out
side ダ・ヴィンチ
金属がぶつかり合う音が周囲に鳴り響く。どちらも譲らぬ攻防が続いている。しかしこうなったら場合不利になるのはマシュの方だ。彼女の持つ宝具は防衛手段としては優秀だ。しかし、今回のような1対1の戦いの場合敵を倒す事は困難である。
普段なら火力を持った仲間と共に戦う事が多いが今回は異聞帯に侵入したばかりで、それがない。恐らくわかっていて彼もこのタイミングを狙ったのだろう。
若しくは都合よく彼が高火力を出せないとかなら楽だったんだけれども、今彼が使った攻撃の威力はマシュに宝具の使用を躊躇わせない程のものだった。
「まずいな・・・このままだとジリ貧だよ。」
思わず漏れる声、その声に対して
「な、な、な、何をいうのかね!君は!こんな所で我々が敗北するとでも!?」
なんてゴルドルフ君が、慌てるんだよなぁ〜、ッこの反応は!
「2人とも何か来る!かなり早い!気をつけて!」
side out
side 奏樹
戦闘が再開してしばらく経った頃僕は悩んでいた。
(このままだとマシュを倒せちゃうなぁ〜、それは困る・・・いや、本当に不味くなったらホームズが出てくるのか?)
なんて考えて出した結論は
「じゃあ1回君の宝具を見ておこうかな!」
そう言い放ち、ドライバーのブレードを2回振り下ろして
『レモン オーレ!』
必殺技を発動する。
剣の周りに可視化できるほどの黄色いエネルギーを纏わせて放つ一撃!
「先輩!私の後ろから出ないでください!
宝具、展開します!
いまは脆き夢想の城 モールド・キャメロット!!!」
朧げな城壁に向かって飛ぶ斬撃
かなり高い威力だと思ったのだが、流石に破れず、城壁が消えた後には少し荒い息をしているマシュと、その後ろでマシュを心配そうに見つめる藤丸立香がいた。
(このくらいじゃあ倒せないならもう少しギアを上げようか?それとも・・・)
その瞬間、レモンアームズのセンサーに反応があった。そして僕のサーヴァントはこの近くにいるやつはそこまで高速で移動できず、できそうな奴はここら辺にいない。となると・・・
「援軍か・・・」
一体どんなサーヴァントなのか、この移動速度なら恐らくライダークラスだろうけど・・・
side out
両者が警戒し、クリプターは誰が来るのかを、カルデア側は敵なのか味方なのかをそれぞれの思惑を他所に乱入者は、2匹の牛に引かれたチャリオットに乗り雷と共に現れ、到着1番に言い放った。
「我が名はイスカンダル!征服王イスカンダルである!!」
戦闘描写に自信がなく色々と表現不足の場所や不自然な所もあると思います。
それでも精一杯描きますので次回もぜひご覧ください。
後、感想や高評価、お気に入り登録などしていただけるとモチベーションにつながりますので何卒よろしくお願いします。
次回第4話「ライダーVSライダー」
今回から章ごとに分けてみたのですが今までのほうがいいですか?
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今までのほうがいい
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章ごとに分けられているほうがいい