見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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 ──宝塚記念のレース直後のこと……

 それを走ったウマ娘の中の一人が、うつむいてターフを見つめていた。
 髪の毛は栗毛の茶髪。そしてその体は周囲と比べても明らかに小柄なウマ娘だった。
 しかしそんな小柄な体躯とは裏腹に……見目麗しいと言われるウマ娘の中でも、特に注目を集めるような整った顔立ちをしていた。
 黙っていても注目を集めてしまうような、その低い身長を差し引いても、モデルや俳優と言われても納得するレベル。
 しかし──競走という舞台では顔よりも順位こそが評価される世界。
 今日の彼女の順位は、御世辞にも注目を集めるような順位とはいえなかった。

◆  ◇  ◆  ◇  ◆


(さすが、最強決定戦(グランプリ)。まったく歯が、立たなかったね……)

 芝では有利と言われる1枠1番(最内)だったのに。
 後方でのレースで追い上げるという作戦も、得意とする展開だったはず。
 葦毛の淡い色をした、短い髪のウマ娘と道中は並んで走り……一時的に前に出たこともあったけど、結果的には彼女よりも順位は下だった。

(レベルは高かったけど……やっぱり悔しいよ)

 顔を上げて見つめた先は、短い葦毛の髪のウマ娘──ホワイトアロー
 今までレースで何度か顔を合わせているし、今年に関しては年明けの重賞では彼女が勝ち、3月の重賞ではこっちが勝っている。そんな良きライバルのような相手──

(ま、こっちの方が年は上だけど……)

 周囲はとてもそうは見えないけど、って言うんだよね。
 そりゃあ、背の高さは違うけど……

(それに年下とライバル関係なのか、と思うとあたしの実力が低いって言ってるようで……ちょっと悔しいかな)

 とはいえ──向こうの同級生は、今回の勝者のメジロパーマーもそうであるように、レベルが高いと言われてるし、対してあたしの世代は……うん。
 一つ上の世代が強すぎるせいもあって、“狭間の世代”なんて言われてるくらいに、目立つウマ娘がいない。悔しいことに……

「まだ、あの世代は現役がいるんだから。ホント、恐れ入るわ」

 チラッと見たのは、走路から離れていこうとするウマ娘。
 赤と黒と黄色の、オフショルダードレス型の勝負服は、去年の年末のグランプリウマ娘のそれ。
 あたしの一つ年上だけど……実はデビューはこっちの方が早かったりするし。
 ともあれ、そんな彼女もあれ以来は負け続き。今日もあの神がかった追い上げはなかったし。

「確かに、今日の勝ったウマ娘の走りには憧れるけどね……」

 道中ずっと先頭で注目を集め、そのまま逃げ切った走り方。
 1番人気だったウマ娘は歯が立たず──その圧倒的だった勝ち方は多くの観客の心を掴み、その大きな歓声に勝者のメジロパーマーは大きく手を振ってそれに応えてた。
 その目立つ勝ち方には……正直に言って、憧れる。
 でも──あたしにはできない走り方だと言うことも分かってる。

(それにあたしの走り方はそうじゃないんだよね。だって“主役は遅れてやってくる”というのが、理想なんだから)

 そんな劇的な走り方こそ、私の理想の走り方。
 それこそ、まるでドラマのような──それもテレビではなく、映画のような壮大に盛り上がるカタルシスにこそ、憧れる。

(それこそ、あの人みたいに……)

 そう思いながら、あたしは再び赤・黒・黄色の勝負服を着たウマ娘が去っていく姿を見る。
 ──反対された推薦というそこへ至るまでのドラマ。
 ──予想外の結果(ラスト)
 ──圧倒的な強大な敵(マックイーン)を打倒するというカタルシス。
 なにからなにまで、ドラマティックだったあのレースは、見ていて本当にシビレた。
 そしてやっぱり、あの末脚で追い込んでの勝利の展開こそ、もっとも盛り上がった原因なのは間違いない。

(あのレースこそ私にとっての理想。至高にして究極のドラマ)

 前年の有記念のオグリキャップの勝利も、もちろん理想の復活劇であり、ドラマ性に溢れている。
 しかし、いかんせんあの復活劇(ドラマ)には大活躍からの不調という前振りが必要なのが困りもの。

(その仕込みはさすがに、無理……)

 思わず苦笑を浮かべてしまう。
 あのウマ娘みたいにGⅠをバンバン勝つようになんてなれっこない。前走の安田記念で3着に入ったのがやっとだっていうのに。
 あたしがそんなことを考えていると──

「今日は……残念だったな」
「トレーナー……」

 近くにいたトレーナーが声をかけてきた。

「前走より順位は下がったが、舞台が違うんだから気にするなよ?」
「わかってますって。目指すはもっと大きな舞台……」

 そう言ってアタシはトレーナーに笑みを向ける。

「秋には八大レースの一角を狙おうじゃないの。ねぇ、トレーナー」
「お前の夢は、大きすぎるんだよなぁ……」
「当ったり前でしょ。あたしが目指すのは──ウマ娘の一番星(トップスター)なんだから」

 たとえ体は小柄だろうが、夢は大きく。
 それがあたし──ムービースターの信条だった。



第19R Let's Re-start! もう一度、あの場所へ

 

 ──6月末。

 レッツゴーターキンの姿は、中京レース場にあった。

 

 雨が降り始めた走路にいるのは12人のウマ娘。

 競走の道へと進んだウマ娘は、大なり小なり誰もが負けず嫌いな面がある。そうでなければ「誰よりも1秒でも一瞬でも速く」なんて争いはできない。

 だから12人のウマ娘の誰もが勝利を渇望しているのだが──その中で、特に5人のウマ娘の目は絶対に勝利を掴まんと、ギラギラとしていた。

 

「……返り咲いてやる」

 

 そう心に誓っているのは、このレースの一番人気を誇るウマ娘だった。

 鹿毛の髪──その後ろ髪をバッサリと短く切ったのは、最近のことだった。

 レースに邪魔、というのもあるが、決意の顕れというのが一番大きい。

 

(今までの自分と決別する──)

 

 握りしめた拳を見つめつつ決意する、そんな彼女の名前は──ロングシンホニー

 ついこの前まで彼女は中央トレセン学園所属のウマ娘だったが、現在は名古屋トレセン学園へと移籍している。

 中央(トゥインクル)シリーズから、地方(ローカル)シリーズへ。

 俗に“都落ち”と言われるその仕打ちを、ロングシンホニーは受けたばかりのウマ娘だった。

 それでも一番人気になった彼女は──二番人気になっているワンダーレッスル以下の、自分よりも人気が下である中央所属のウマ娘たちを睨むように見ていた。

 

(この連中にだけは、負けられない……)

 

 捲土重来。

 それを悲願とする彼女にとっては、絶対に負けられない相手である。

 そんな彼女をはじめとする、目つきの違う5人のウマ娘は全員がローカルシリーズ所属のウマ娘だ。

 

 今回のレース──テレビ愛知賞は、中央と地方のシリーズの交流戦。

 自分が去ることになった中央の関係者に実力を見せつける絶好の機会であった。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 一方、そんな中京レース場の観客席の最前列というチーム関係者の特等席。

 そこには出走者であるレッツゴーターキンのトレーナーである乾井(オレ)と、〈アクルックス(そのチーム)〉のサポート要員である車椅子のウマ娘、ミラクルバードの姿があった。

 ただしいるのはその二人のみ。他のメンバーは見当たらず、東京のトレセン学園で留守番──ではなく、トレーニングである。

 

「ま、夏も迫ってきたからな……」

 

 ミラクルバードにチーム総出で来なかったことを訊かれたオレは、苦笑混じりにそう答えていた。

 夏になれば始まるメイクデビュー戦。

 毎年の風物詩であり、オレがダイユウサクを担当してこのチームができてからも、当然のことながら毎年変わらずに開催されてきたわけだが……今年は他人事ではなく、そうして意識しているからこそ新鮮味と違和感の両方を感じていた。

 なにしろ、ダイユウサクはデビュー後からの担当だったし、そもそもアイツは未勝利戦どころか条件戦がデビューだった。

 そのころにはアイツが出られるメイクデビュー戦なんて影も形もない時期だったし。

 

「オラシオンのメイクデビューか……」

 

 対象となるのは、ウチのチームでは2名。オラシオンとロンマンガン。

 その中でもオラシオンは去年の春から所属していたため、準備期間がかなり長かった。

 アイツ自身、中等部の頃から注目される程のウマ娘だったのに、高等部に入ってからのデビューと決めていたせいもある。

 だが……正直な話をすると、オラシオンのデビューに向けての調整は、上手くいっているとは言い難い。

 

「もうすぐなのに、最近ちょっと伸び悩んでるよね?」

「まぁな。でも、オレは焦る必要はないと思っている。気を急いてジュニア期を気にするあまりに、クラシック以降で小さくまとまったんじゃ意味ないからな」

 

 例えば──と言ってもあまりいい例えではないのは百も承知だが──ダイユウサクの同期でジュニア期に活躍したウマ娘達のこと。

 ジュニア期のGⅠ、その一つである阪神ジュニアステークスを制したのはディクタストライカ。

 翌年のダービーこそ振るわなかったが、マイルチャンピオンシップを制した。

 しかしその後は有記念に出走して負傷。そこからの復帰が上手くいかずに去り、実質的にはシニア期が無く引退している。

 そしてもう一つの朝日杯ジュニアステークスを制したサクラチヨノオーもまた、ダービーこそ制したがその後に負傷。

 翌年の安田記念で復帰したものの17人中16着。続く宝塚記念ではレース中に負傷して最下位。そのまま引退と、やはりシニア期は成績を残せていない。

 どちらもデビューはジュニア期の8月。

 もちろんその2人が極端にジュニア期に無理をしたと言うつもりもないが、オレはオラシオンはもっと長期的──シニア期まで活躍して欲しいと思っている。

 彼女はいくつものGⅠを制するような“時代を作る存在”になれると思っているからな。

 

「──夏のデビューにこだわる必要もない。だが……それでも、な」

 

 先輩のレースに連れ回して見せる時期は過ぎている。

 例えばそのレースがGⅠのような大舞台ならともかく今回のような中京のオープン特別、それも中京開催ならなおさらだ。

 そしてそれは彼女の同期のロンマンガンにしても同じだ。

 

「旅費の問題じゃないの?」

「素直に言えばそれもあるけどな。東京や中山開催ならともかく、中京(ここ)まで来るには、時間も金ももったいない。それにオレが不在でもしっかりトレーニングが出来るような環境が出来てなければ、チームとしてあまりに不完全だろ」

 

 その試金石でもある。

 オラシオンとロンマンガンのことは研修中の渡海と、先輩であるダイユウサクに任せるという最低限のものが機能しなければ、今の人数でさえサブトレーナーを考える必要が出てくる。

 

「……それでダイユウ先輩、こなかったの?」

「それ()ある、ってところだ。一番の理由は本人が来たがらなかったからだけどな」

 

 ダイユウサクの実家は名古屋市にある。

 そこに泊まれば、少なくとも宿泊費は一人分は浮くわけだし、問題もなかった。

 だが……

 

「今回の主役はターキンでしょ? って言ってな。自分がいくと悪目立ちするからやめとく、だとさ……」

 

 確かに昨年の有記念で一躍有名になり、それが地元の中京レース場に姿を現したらさぞかし人が集まることだろう。

 実際に目聡い地元のファンは、トレーナーのオレのことさえも知っているらしく、オレを見ただけで「来ている」「近くにいる」と思って周囲を探しているような姿も見受けられた。

 そんな話をしているうちに、ファンファーレが流れ──出走時間が迫ってきていた。

 

「その肝心なターキンだが……」

「落ち着いていると思うよ。この雨の中でしっかり集中できてる。やっぱりトレーナーがいるおかげかな?」

「茶化すな。今回でオレがいるのが初めてなんだから、比べられるわけ無いだろ」

 

 意地悪く笑うミラクルバードに切り返しつつ、オレはゲートに入るターキンの姿を見た。

 うん。悪くはない。

 

 そうして──テレビ愛知賞(レース)は始まった。

 




◆解説◆

【もう一度、あの場所へ】
・元ネタはありません。
・ターキンにとってウイニングライブのセンターであり、ロングシンホニーにとっては中央(トゥインクル)シリーズ、というわけです。
・いろんな再出発なので“Re-start”としました。
・実は倍くらいの容量があって、今回のレースのゴールまで入っていたのですが、さすがにいつもに比べても多いのと、昨今のストック切れの関係もあって二つに分けました。
・おかげでターキン回のタイトルなのですが、本人が登場していません。

ホワイトアロー
・第一章でも出てきたオリジナルウマ娘。
・金杯(西)でダイユウサクに敗れた彼女は、翌年の金杯(西)を制しました。
・本当に何気なく──金杯2着だったのでただ出しただけのキャラだったのですが、後から見るとこの作品と結構深く繋がりのあるキャラになっていたようで……
・前も書きましたが、金杯の後で朝日チャレンジカップでダイユウサクと走ったのは、うっかり忘れてスルーしたという経緯がありました。
・それ以外にも、レッツゴーターキンとは90年の神戸新聞杯と菊花賞や91年の中京記念(GⅢ連勝の時の2勝目)でも走ってますし、92年の天皇賞(春)と宝塚記念でダイユウサクと走ってます。なんなら次の高松宮杯だって……
・で、今回初登場のウマ娘とも91年の金鯱賞や92年の金杯(西)、中京記念、天皇賞(春)、宝塚記念、朝日チャレンジカップで競っています。
・そんな彼女にとってライバルともいうべきウマ娘は──

ムービースター
・レッツゴーターキンを検索すると、サジェストで「レッツゴーターキン ムービースター」というものが表示されます。
・これはもちろん、レッツゴーターキンが映画俳優(ムービースター)なわけではありません。
・レッツゴーターキンが一躍有名になったあのレースで競うことになるウマ娘──それが彼女、ムービースターです。
・未実装な、本作オリジナルの同名の競走馬をモデルにしたウマ娘。
・競走馬ムービースターは1986年生まれ。
・その同期は……作中でも語られたように上はオグリ世代、下はマックイーン世代に挟まれた世代で、現時点(2022年4月現在)で実装されたウマ娘は一人もいません。
・候補も、なぁ……一番有名なのは種牡馬サンデーサイレンスじゃないですかね、この世代。
・──話を元に戻すと、ムービースターは栗毛の牡馬。
・母はノーザンテーストの子であるダイナビーム、父はディクタス──その名前で分かるように、ウマ娘になっているイクノディスタスとは父が同じです。
・GⅠ勝利こそないものの、重賞は91年金鯱賞、北九州記念、92年中京記念というGⅢ、GⅡは93年中山記念と4勝している他、それを含めて生涯9勝。
・引退後は種牡馬となり、2006年にそれも引退した後、功労馬繋養展示事業の助成を受けて岩手県の湯澤ファームで余生を送りました。
・そこでは「ムーちゃん」の愛称で可愛がられ、とても大事にされたようです。
・しかし2016年10月10日に他界。
・その生涯で全50戦もしているタフな馬でした。ダイユウサク(生涯38戦)サンキョウセッツ(生涯43戦)を軽く超えてます。
・そんな丈夫さや、“映画スター(ムービースター)”の名前のイメージとは裏腹に、実はすごく小柄な馬でした。
・体重を見ると420~430㎏台、一番重くて440㎏。
・ちなみにウマ娘で小柄に描かれるタマモクロスでさえ440~450㎏台。それよりも一回り軽く、ビコーペガサスやニシノフラワーと同じくらいです。もっとも、ニシノフラワーは牝馬なので少し違いますが。
・そんなわけで、“小柄”という個性がついていますし、そのイメージやGⅠを制していない戦績から、“映画俳優(ムービースター)”そのものというよりも、それに憧れて目指している、というキャラ付けになっています。
・で、本人も言っているようにホワイトアローとは色々なレースで顔を合わせており、ライバル的な関係なようです。
・なお、前述のとおり正式なウマ娘にはなっていませんが、アニメではムービースターモデルのウマ娘が2期の6話で描かれた有記念(1992年モデル)に登場しています。
・10分20秒のシーンで、中央にテイオーが描かれていますが、その前を走っている二人のうち左のウマ娘こそムービースターと思われます。
・というのも道中でトウカイテイオーの少し前を走っている位置もですが、その赤黒黄の勝負服が、史実のムービースターのもの(黄に黒縦縞、赤袖)と合致しますので、右ではなく左側がそうではないか、と。
・スマートなスーツ型のデザインになってる勝負服はまさに“映画俳優(ムービースター)”って感じでカッコいいです。
・ただし、顔はほぼ切れてしまって確認できません。
・見える範囲で確認すると肩付近までの長さのウェーブヘアーで、書いている人の好みではあるのですが……(本作ではロンマンガンがその髪型ですし)

ロングシンホニー
・いや“シンホニー”じゃなくて“シンフォニー”じゃないの? って、書いてる人もそう思いましたよ。
・同名の実在馬をモデルにした本作オリジナルのウマ娘。だから書いてる人が決めたわけじゃありません。
・元ネタは1986年生まれの鹿毛の牡馬。
・3歳(年齢は旧表記。以下も同じ)の11月にデビューして2着はとったものの、3戦して2着2回の3着1回と惜しいレースが続き、4歳3月になった4戦目で初勝利。
・そこから3連勝し、ダービーではなんと1番人気に。
・しかし結果はウィナーズサークルの5着。その後も菊花賞を含めてあまりいい結果は残せません。
・その年の11月の条件戦で勝利して1400万以下クラスに昇格。でも12月にはGⅡ鳴尾記念でナイスネイチャの7着とやっぱり振るいません。
・7歳になったロングシンホニーですが、1月の条件戦、2月の重賞でも勝てず……それまで栗東の小林稔調教師の所属だったのですが、地方競馬で名古屋所属の 森島義弘調教師への下へと移籍します。
・その後は……10歳まで走り続け、現在は無くなってしまった中津競馬場で開催された耶馬渓賞での勝利を最後に引退しました。
・なおこの競走馬、母馬スイーブで同じ兄弟馬──それも前年というすぐ上──が、なんと本作の第一章で登場した()()ロングニュートリノでした。

テレビ愛知賞
・ゲームのウマ娘には無いレース。
・それも当たり前で……今回のレースのモデルになった92年のレースを最後に、無くなってしまっています。
・中京競馬場で開催されていたレースでした。
・協賛のテレビ愛知は、名前の通り愛知県にある、テレビ東京系列のテレビ局。
・1982年に設立して1983年に開局。
・その2年後に第1回のテレビ愛知賞が開催されました。
・ところがバブル崩壊後の1992年の第8回を最後に、その歴史を閉じました。
・基本的に芝の2000メートルでしたが、1989年のみ1800メートルで開催。
・設立当初は1400万以下(現在の3勝クラス)の条件戦でしたが、最後の92年だけはオープン特別で開催されました。
・その影響か、その年だけは中央競馬と地方競馬の交流戦になっていました。
・92年の出走数12のうち、中央所属が7頭、地方所属が5頭。
・なお、梅雨真っ只中という時期のせいもあって全8回のうち晴れていたのは87年の1回のみ。
・そのため馬場状態は86、87年と92年は良でしたが、それ以外は重が2、不良が2、稍重が1回と悪い時の方が多かったのです。
・92年は雨でしたが馬場は良という状態でのレースになりました。


※次回の更新は4月9日の予定です。  

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