──その日の私は、万全なはずだった。
確かに前走は半年近く前にはなっていたが、それでもだ。
東条トレーナーも、記者のインタビューに「トゥインクルシリーズに絶対があるのを、お見せできると思います」と答えて自信を見せるほどだった。
だから私は完璧──のはずだった。
「くッ!!」
それは久しぶりの実戦という、奇妙な緊張が生み出したわずかな不協和音だった。
ゲートが開いて踏み出した私は、一歩目で躓いたのだ。
(こんなところでッ!!)
勝負勘の狂い、と言うほどのことではない。
ただ単純に、久しぶりのことに体が強ばって瞬間的に付いていけずにバランスを崩しただけのこと。
しかし、ウマ娘のレースにおいて出遅れというのは、得てして起こるものだ。
(そしてそれは、決して挽回できないものでは──無いッ!!)
芝を踏みしめ地を蹴る感覚は、すぐに普段のものへと戻った。
グンと加速し、ぶつかってくる風の塊も普段と同じ。
暑すぎず寒すぎず、少しだけひんやりとした晩秋になりかけの風は
──そこに焦りが無かった、とは私も言えない。
私への敵愾心を剥き出しにして走るライバル達の走りがハイペースを生み出していたし、そんな中でのスタートの出遅れは普段通りの平常心というわけにはいかなかった。
それでも私は負けなかった。
確かに早めの仕掛けになった。
4コーナーの時点で私は3から4番手。それが終わるころ──最後の直線に向けて、私は2番手の位置にいた。
かといって、自分の足の反応に怪しさはなかった。
先頭の背中はすぐ前。手の届く位置にある。
そして、後方から追い上げてくるライバル達……
──ニホンピロウィナー
──ウィンザーノット
直線に入ってすぐに先頭に立った私は、彼女達の存在をハッキリと認識していた。
それでも負けるわけにはいかない。私は絶対に──勝つ!!
(三冠ウマ娘、そしてGⅠ五冠をとったウマ娘としてトレーナーの言う“絶対”を実現させる──)
死力を尽くして駆ける。ここまでのレース、結果的にハイペースとなった展開もあって私に余裕はない。
それでも必死に地を蹴り──ふとゴール板を視界にとらえた。
(あと少し……)
見えた
後方から迫る他のウマ娘の伸びが我が身に迫る。
道中に無理をした私の消耗は大きいが──そこまでの間には追い付かれることはない!
そしてそれは、勝利の確信だ。
私は栄冠のゴールへと──
(初の春秋制覇は、この私──)
それが……油断だった。
──スッと私の横を抜けていく人影があったのだ。
「なッ──!?」
外を駆け抜けていったそれに、私は唖然とした。
まさに“あっと驚かされた”状態だった。
並ぶことなく一瞬で駆け抜けていったその顔はもちろん、斜め後方からハッキリ見えるその勝負服を見てさえも──彼女の名前は出てこなかった。
(誰、だ……この、ウマ娘は……)
愕然としながら、ゴール板を過ぎた私は走る速度を落とす……しかなかった。
その後のことは、私もよく覚えていない。勝者である誰かよく分からないようなウマ娘が歓喜しており、私はそれをだた呆然と見ていることしかできなかった。
そして、私が我に返ったのはターフの上だった。
私の手からスルリと抜けていった──
──秋の“盾”
──六冠目となるはずだったGⅠ制覇
──初の天皇賞春秋制覇という栄冠
それらを掴んでいたはずの自分の手を、思わず見つめてしまう。
そして負けた相手はなんと──オープンクラスでさえない、条件ウマ娘だった。
「──ッ、なぜ!」
どうして私は、油断してしまったのだ!?
あのゴール直前で、なぜ気を抜いてしまったんだ!!
たとえライバル達が届かないと確信したとしても、なぜさらに足に力を込めなかった!
そして外からくる気配に、どうして気が付かなかった!
出遅れた焦りはあっただろう。内枠有利のこのレースで外枠を引いたという心理的要因もあったかもしれない。
彼女を決して侮っていたわけではなかった。警戒する物理的な範囲外からそのウマ娘がやってきただけなのだから。
しかしたとえそうでも──気が付いてさえいれば、最後の踏ん張りができていたはず!
さらに言えば……最後にもう一伸びできなかったのは、スタートで躓き、道中で足を使いすぎたからだ。
あのとき、スタートで躓いてさえいなければ……
(悔やんでも……悔やみきれないッ!!)
「くッ……」
思わず固く閉じた私の目から──
──滴が落ちた。
「む……」
まどろみから覚めて、私──シンボリルドルフは顔を上げた。
けっして良い目覚めではなかった。
仕事中に机で寝てしまったという状況もそうだが、なによりも──人生で最も悔しかった日の夢だったのだから当然だ。
目に涙が溜まっているのに気が付いて拭う。
それは眠気によるものなのか、それともあの時の感情が蘇ったものなのか……
「いけないな……」
気を取り直した私の口から、思わずつぶやきが出ていた。
それは仕事の最中だというのにという自身への叱咤であると同時に、そして過労に気がつけなかった己の体調管理の不覚に対する戒めでもある。
トレセン学園に所属するウマ娘ということでさえ学業に競走にとやることが多い。
私はそれに加え、生徒会長としての役目がある。多忙なことは間違いないが、支えてくれるメンバーもいれば、トレーニングを管理してくれるトレーナーもいる。
そんな皆の力を借りれば……という思いが強すぎたのかもしれない。
「秋の感謝祭は終わったものの、トゥインクルシリーズは重賞シーズンだからな……」
秋は毎週のようにGⅠレースが開催される。
参加資格が広いシニアのものから、クラシックはもちろん、ジュニアの限定レースまである。
まだまだ忙しい日は続くのだ。
「そうか、今日は……だから、あんな夢を見たのか」
そして今日は日曜日。
とはいえ朝早くから出てきて、片付けても片付けてもなかなか減らない仕事をこなし、いつの間にかまどろんでいたらしい。
「──夕方までには、終わらせないといけないからな」
私のことをあこがれ、そして目標と言ってくれる可愛い後輩。
運命的な何かを感じさせる彼女の──今日は大事な復帰戦だ。
(秋の天皇賞。私にとっては……)
私が出走したそのレースは、今までで最も悔いの残っているものだ。
スタートの失敗で焦りはあったかもしれない。
それでも並みいる強敵を追い抜き、追撃を退け、初の天皇賞春秋制覇という栄冠を確信したその時……意識外の大外からやってきたあのウマ娘に、負けた。
留学から帰ってきた彼女の名前を目にしたのも、そんな夢を見た理由の一つかもしれない。
彼女とはその後のレースで競い、勝っている。
だが──
「結局、“秋の盾”は掴めぬまま……か」
そして春秋制覇を初めて成し遂げたのは“白い稲妻”タマモクロスだった。
去年もまた、春秋連覇に挑んだウマ娘がいたが……1番入選しながらも、その夢は達成できなかった。
それほどに春秋両方の“盾”をとることは、難しいのだ。
「今年も……」
去年に引き続いて春の天皇賞を制したメジロマックイーンだが、今日は怪我で出走することはかなわない。
今年もまた春秋制覇は不可能だった。
(その春に挑んで敗れた彼女にこそ、今度こそとって欲しい……)
生徒会長という立場を忘れ、シンボリルドルフという一人のウマ娘として、心の底から思った。
その時──
「カイチョー、いる?」
生徒会室の出入口の扉がおずおずと開いて、一人のウマ娘が顔をのぞかせた。
「テイオー……」
「あ、やっぱりいた。よかった」
彼女は私の顔を見ると、笑顔を浮かべて近寄ってきた。
「今日は、ボクが勝つところ、しっかり見ててよね」
「ああ、それはもちろんだが……しかし、大丈夫なのか? こんな時間にこんなところにいて」
「大丈夫大丈夫。東京レース場はすぐ近くだし、出走時刻までまだまだあるしね」
「出走予定間際に行くようでは、遅刻だぞ。それに……」
「わかってるよ。早くいって準備して、心に余裕を持たせるんでしょ? だから……その前に
そう言って屈託のない笑みを浮かべる彼女を見たら、私は「仕方がないな」という心境になるしかなかった。
「勝つよ、今日のレース。絶対に勝つ」
笑みが消え、真剣な顔つきになるトウカイテイオー。
「三冠ウマ娘になれなかったボクは、“生涯無敗”もできなかった。でも……カイチョーがとれなかったこのレース、絶対にとってみせるからね。そして……カイチョーを越える八冠になってやるんだ!」
「ああ、その姿……見せてくれ、テイオー」
私が言うと、テイオーは「うん!」と大きくうなずき──笑顔を浮かべて部屋から出て行く。
そして、一度扉から顔だけを出し──
「だから、絶対に見ててね」
悪戯っぽくそう言って……彼女は今度こそ姿を消した。
その愛嬌に私は思わずフッと笑みを浮かべ、心が癒されたのを感じていた。
「勝つんだぞ、テイオー……」
私が掴めなかった栄誉を掴み、自信として欲しい。
春の天皇賞でメジロマックイーンに負けて以来、たまに様子がおかしくなるのは私も気づいていた。
去年の秋にケガで菊花賞へ出走できず、“無敗の三冠”を逃した時以上のショックだったのだろう。新たに見つけた目標を、失ってしまったのだから。
失いかけている自信を取り戻すためにも──今日は、なんとしても勝ってくれ。
「しかし、マックイーンが不在とはいえ……」
宝塚記念を制したメジロパーマーもいれば、去年のマイルチャンピオンシップを制して直近で毎日王冠を制しているダイタクヘリオスもいる。
しばらく勝利こそ無いものの好走を続けるホワイトストーンも不気味な存在だ。
(それらの強敵に勝って、栄冠を掴むんだ)
そう思いを馳せながら私は再び机に向かい、作業を再開したが……
「…………ふむ」
なぜか集中できなかった。
これは……妙な、胸騒ぎ? だろうか。
どうにも落ち着かず、心がモヤモヤしてしまう。
「いかんな。集中しなければ、時間までに終わらなくなってしまう」
私は深呼吸をして、集中力を高めてから作業に取りかかった。
──あとから思えば、夢を含めたそれは“虫の知らせ”というものだったのかもしれない。
──午後。東京レース場
午前中から始まったレースは午後に入り、今日のメインレースを迎えようとしていた。
そしてその一角で……奇しくも3人のウマ娘が顔を合わせる。
「お? マルさん……それにシービーじゃねえか」
「やっほー」
「おや、ギャロップダイナ。帰国していたというのは本当だったんだね」
先輩のマルゼンスキーと一緒にいたのは、頭に小さな帽子を乗せた長髪のウマ娘だった。
そのミスターシービーはあたしを見て意外そうな顔をする。
「そこにマルさんもいるんだし、話くらい聞いてたんだろ?」
「まぁね。それで、どうだったんだい? 欧州……いや、フランスは」
珍しく興味深そうな目を向けてきたのは、外国の事情というレア情報が知りたいだけだろ。
“あの方”以来のクラシック三冠ウマ娘サマが、木っ端ウマ娘に興味を持つわけねーからな。
あたしは肩をすくめて苦笑いをした。
「あたしなんぞが行ったところで、レベルが違いすぎて話になんねーな。あんたやマルさん、“皇帝”クラスなら話は別かもしれねえけど」
事実、レースにも出たがぜんぜんお話にもならねえ。
なにしろ着順が2桁だったしな。
「でも、悔しいからできるだけ粘って、学べるもんは学んできたつもりだ」
「へぇ……」
ただ負けて帰るだけじゃ悔しかったからな。
転んでもタダでは起きねえってヤツだ。
「とはいえ、学ぶにしても、言ってることがわかんねーから、言葉を学ぶところからだったけどな。おかげで向こうの
「ハハ……遠慮しておくよ。フランス語が必要になったら、キミを呼ぶことにするさ」
「いいわね、それ。私も行くときにはお願いするわ」
シービーの言葉にマルゼンスキー先輩も乗っかる。
「そのときは、もちろん旅費はそっち持ちだからな?」
あたしがそう言ってやると、マルゼンスキーは「それは高くつきそうね」と苦笑を浮かべる。
そして……そのタイミングで歓声が起こった。
「お……」
あたしら3人は、
そこには、今日のメインレースに出走するメンバーが姿を現し始めていた。
興味深そうに見るシービーの姿が、あたしには意外に思えた。
「あんたも興味あるのか? このレース」
「GⅠの大レースだからね。トレセン学園のウマ娘で興味がないのはいないよ」
「そりゃそうだが……」
苦笑を浮かべるミスターシービーだが、はたしてどこまで本気なものか。
(天才ってのは、何考えてやがるかサッパリわからねぇからな)
次々と姿を現すウマ娘たちを眺めるように見ているシービー。
そしてその隣で、ニコニコと笑みを浮かべて、慈愛に満ちたような顔をしているマルゼンスキーも、天才って括りなら一緒だ。
「……気になるウマ娘でもいるのか?」
「7番と、14番かな。なにか運命的なものを感じるよ」
「それを言うなら私は9番、かしら?」
二人に話しかけると、そんな答えが返ってきた。
運命的、ねぇ。
なんとも胡散臭いと思いながら、そのウマ娘を見る。
シービーが挙げたのはヤマニングローバルとメイショウビトリア、一方でマルゼンスキーの方はカリブソング。
「──で、そっちは?」
「生憎、運命的なものは感じねえな」
そう言って苦笑する。
そして……一人のウマ娘を見つけた。
「だが、魂をガッツリ継承させたヤツが走るんでね。思い入れの強さは、お二人さんには負けないからな」
「あぁ、そういえば……
「……あ゛?」
思わず、言ったシービーを睨む。
オイオイ、それじゃああたしが色ボケであいつに協力したみたいじゃねえか。
「まったく……自分で言ってたくせに、他人に言われるのはイヤなのね」
マルゼンスキーが呆れて顔で苦笑しながら、小声で言うのが聞こえた。
そういえば、マルさんはあの場にいたんだっけな。
あいつの顔を久し振りに見たら、思わずやっちまったけど……あぁ、まったく面倒くせぇな!
「どこのチームだったかな?」
「〈アクルックス〉よ」
あたしがイラついている間に、シービーとマルゼンスキーは話を続けている。
「なるほど。昨年末の
「そういうこと。そう思うとあのときの状況は、誰かさんのときとそっくりよね」
「……知ってるか? マルさん。辞書で“ビックリ”って調べると“驚くこと”って書いてあるんだぜ。同じ相棒を持ったんだから、そうなっちまうのも仕方ねえだろ」
あたしが言うと、マルゼンスキーは複雑そうな顔になり、シービーはフッと笑みを浮かべた。
「だとすればそのウマ娘が受け継いだのは、キミのではなくあのトレーナーのものだろうよ」
シービーはそう言って緩くウェーブした鹿毛の髪の、落ち着かない様子でいるウマ娘を見た。
今日のあいつは勝負服──青を基調に灰色を加えた色遣いの、一見して飾りっ気の無い軍服のような服を着ている。
それをビシッと着こなせば、かなり様になるんだろうが……あいにく、あのウマ娘にそんな度胸なんてない。
というか、この期に及んでまだビクビクしてやがんのか、と少し呆れかけた。
「“
「ま、人気は
11番人気──
あんな気弱なヤツが、あたしよりも人気だったってのは腹が立つが──
「1枠2番、レッツゴーターキン──」
あたしらが見ている前で、彼女は周囲の歓声にオドオドしながらもゲートに入り──
……………入りかけたが、慌てて飛び退いた。
勢いあまって係員をふっ飛ばしたその姿に、思わず3人とも目が点になる。
そしてあいつは、立ち上がった係員に「落ち着くように」となだめられていた。
「……なにやってるんだ? アレは」
「さぁ……なんでしょうね?」
苦笑気味に笑いながら呆れている二人。
その一方であたしは──
「まぁ……アイツらしいわ」
いつも通りの彼女の様子に、あの小心者が気負いすぎて周りが見えなくなっていないのだと逆に安心した。
そして最後に、
──秋の天皇賞はスタートした。
◆解説◆
【Let's go! 覚悟! Ready go!】
・「Let's go! 覚悟!」は2015~2016年に放送された『仮面ライダーゴースト』の変身アイテム・ゴーストドライバーの変身音声「Let's go! 覚悟! ゴゴゴゴースト!」から。
・その後の「Ready go!」は語呂がよかったので。
・本当は「Ready go!」を使って『熱血最強ゴウザウラー』の挿入歌「Ready go!熱血最強ゴウザウラー」を元ネタのタイトルにしたかったんですが……
・なにげに“最強”のフレーズがネックになりまして。
・なにしろ主人公は“最強”とは程遠いですし、確かに前段のシンボリルドルフは“最強”なんですけどこの話の主役でもなければ肝心のレースにも出ない。
・テイオーをこの話の主役と捉えればこの後のレースにも出ますけど、結構チョイ役な上、なにしろマックイーンに負けた直後のレースですし。それにこのレースの結果が……
・天皇賞(春)が、国際的な評価は国内レース最高なので、それをネタにしようともしましたが、うまくいかず──結局、こういうタイトルになりました。
【トゥインクルシリーズに絶対がある】
・これはシンボリルドルフの調教師だった野平祐二氏の「競馬に絶対はないと言うが、ルドルフは例外。彼には絶対があるんです」という言葉が元ネタ。
・ただし、この言葉……当のギャロップダイナに負けた天皇賞(秋)の後に言った言葉だったりします。
・それを証明するように、次のジャパンカップでは勝ち「絶対」を証明しました。
・……でも、普通にルドルフなら「絶対」に負けない相手だと思うんですけど、ギャロップダイナは。
・なお、このシーンはルドルフの夢なので、トレーナーがこのセリフの言っている時期を勘違いしている可能性があります。
【東京レース場はすぐ近くだし】
・それでも道に迷ったウマ娘がいたんですよ、本作では。
・東京レース場は現実の東京競馬場だし、中央トレセン学園は府中にあるという設定なので、同じ府中市にあります。
・おかげでコスモドリームは“実はとんでもなく方向音痴”という裏設定があります。
【レベルが違いすぎて話になんねーな】
・ギャロップダイナは安田記念後にフランス遠征をしており、その結果は──8月17日に芝1600のGⅠジャック・ル・マロワ賞で12着。9月7日のGⅠムーラン・ド・ロンシャン賞(1600芝)では10着。
・文字通り、勝負になりませんでした。
・なお、「“皇帝”なら──」と言っていますが、史実でシンボリルドルフも海外遠征をしていて負けています。
・こちらはアメリカでしたが、国内のレースを終えた後にサンルイレイハンデキャップに出走したものの6着。
・引退直後とはいえ、誰もが認める日本の最強馬の敗北は、ショックでした。
【ヤマニングローバルとメイショウビトリア】
【カリブソング】
・史実馬ヤマニングローバルとメイショウビトリアの父は、どちらもミスターシービー。
・同じようにカリブソングの父もマルゼンスキー。
・アニメ2期でのシービーが
・ちなみにヤマニングローバルがモデルのウマ娘も2期アニメに出ていて……以前、ムービースターの解説で「6話10分20秒のシーンで、テイオーの前を走る左手前のウマ娘がムービースター」と説明したのですが、逆サイドの右手前に映っているウマ娘が位置や勝負服の色からヤマニングローバルと思われるウマ娘です。
【辞書で“ビックリ”って調べると“驚くこと”って書いてある】
・“意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける”“驚愕する”ことだそうです。
・ちなみに小学校の辞書レベルだと、書けるスペースが少ないからか、“おどろく”と調べると“びっくりすること”としか書いてなかったりします。
・つまり“びっくり”=“おどろく”であり、どちらもわからない人にはどうやってもわからない仕様になっていました。
【勝負服】
・レッツゴーターキンの勝負服ですが、本文中にあるように青を基調に灰色を入れた軍服をイメージしたデザインになっています。
・当初は、アニメ2期6話に出てきたドレス風……を考えていたのですが、それを意識しすぎても面白くないし、ピンク色が入ってターキンの「青と灰色」のイメージとはかけ離れているので変更。
・軍服デザインというものは……「ターキン」から。
・“レッツゴー”はともかく“ターキン”とはなんぞや?
・というわけで調べてみると、
・曾祖母以上は遡れないので──そもそも“ターキン”ってなんなの? と調べると、ウシ科ターキン属に分類される偶蹄類という動物が出てきました。見た目ほとんどウシですね。
・もちろん、こっちは勝負服のデザインのネタではありません。もう一つ、ターキンで調べると該当するものがありまして……
・“グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン”──『スター・ウォーズ」の登場人物で、初代デス・スターの司令官で、デス・スターが爆発する際に巻き込まれちゃった人。
・でも皇帝、ダース・ベイダーと並ぶ三人の銀河帝国創設者と称されるほどの大人物。
・というわけで、そこから彼が着ていた軍服を基に、カラーリングをレッツゴーターキンの青と灰色にした、というイメージになりました。
・気になる方は、グランド・モフ・ウィルハフ・ターキンで画像検索をかければ、着ている人はともかく、服のイメージは付くかと思います。
【
・ここでついにタイトル回収。(笑)
・でも完全な造語。
・というのも“馬”が存在しない世界なので、もちろん“
・かといって、もちろん“ゴム・ビニール・プラスチック・布などで作られた、液体や気体などの流体を送るための管”のことではない。
・「輝きが見えない」=
【係員をふっ飛ばした】
・1992年の秋の天皇賞、スタート前のゲート入りで、レッツゴーターキンはゲート入りを嫌がりました。
・それは大崎騎手を落としてしまうほどで、おそらく天皇賞(秋)という大舞台の歓声に不慣れだったのが原因かと。
・騎乗しなおした後はゲートに入り、出遅れたりすることなく順調にスタートを切っています。
【
・トウショウファルコのこと。
・尾花栗毛でウマ娘と言えばゴールドシチーですが、史実のトウショウファルコはシチーと同じ“尾花栗毛”だけでなく、額と足先が3本白い“三白流星”というこれまたイケメン馬の特徴を併せ持っていました。
・尾花じゃない栗毛ですが、シチーの同期になるメリーナイスは足4本が白い四白流星で有名……こっちは本当の
・そんなイケメン中のイケメンだったトウショウファルコは、引退後にはJRAに請われて誘導馬をつとめていました。
・“ファル
・なおこの“ファルコ”、決してファルコンの意味ではなく──