見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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 ──待ちに待ったメイクデビュー戦。

 初めて本番のレース場の走路(ターフ)へ立った私──オラシオンは、その空気に圧倒されていた。
 学園の練習用コースには無い、大きな観客席(スタンド)には、多数の観客が入って、一様にこちらを見ている。

(なるほど。これは、ターキン先輩の気持ちも分かりますね……)

 異様ともいえる、これまでとは明らかに違う空気。
 いやでも心に沸き上がってくる緊張感に、私は──

 ──高揚感さえ覚えていました。

 これこそ、私が望んでいた舞台なのですから、気圧されるわけにはいきません。
 いよいよこれから、私は養父から受けた恩を返していける……

(そして、あの人のために私は、ダービーをとらなければいけない)

 その決意をしたのは、引退して隠居したはずの養父が──私たちが育ったウマ娘の孤児院を経営する、と言い出したからです。
 しかも、ただの孤児院ではなく競走ウマ娘の育成施設も兼ねるというもの。

「……その施設からダービーウマ娘が出た、となれば箔がつきますから」

 今まで、ファースト姉さん達のような中央(トゥインクル)シリーズで一定の活躍をしたウマ娘は出ていますが、ダービーを制した人はいません。
 もしも施設からダービーウマ娘を出したとなれば、支援者も出てくるでしょうし、出身のウマ娘に後援者がついてくれるかもしれませんし。
 それに育成施設として考えれば、孤児でなくとも利用しようとする保護者も出てくることでしょう。

「今日は、そのための第一歩……」

 デビューが遅くなり、気は焦ったものの、ともあれ今はこうしてスタート地点にいる。
 レースの……そして、私の夢の──いよいよここから始まるのだ。
 出走時刻を前に沸き立つ歓声。
 そして私の気分はそれに併せるように高揚していった。


 ──そのせいで、私は気付かなかった。
 ……共にレースを走るウマ娘達が、冷ややかな目で私を見ていたことに。



第34R “あなたの言葉は手綱と同じです”

 

 ゲートに16人のウマ娘全員が収まり、あとはスタートを待つだけとなった。

 今日の私は“8”のゼッケンをつけている。

 

(ちょうど真ん中……有利も不利もない)

 

 そういう意味で、心理的にはこの枠は恵まれていたかもしれない。

 大事なデビュー戦。有利枠を引けば浮かれていたかもしれないし、不利枠を引いていたら気負っていたかもしれない。

 スタートを前に高まる緊張……

 

『スタートの切り方? そんなのゲートが開いたら飛び出せばいいのよ』

 

 スタートのコツをダイユウサク先輩に聞いたときの彼女の答えがふと頭の中に浮かんだ。

 ミラクルバードさんも認めていた彼女のスタート勘でしたが、いかんせん説明不足すぎて……

 しかもそれは天性の者らしく、「コスモはスタート下手だけど、なんでああなるのか理解できない」と首を傾げていましたっけ。

 スタートの練習は、私もしていましたし、それに向かって集中を高めていた私は──

 

 ガコン!!

 

 ──という音と共に、遅れることなく良いスタートが切れていました。

 初めてということで緊張しましたが、確かにダイユウサクさんの言うことには一理あるかもしれません。

 

(難しく考えすぎる方が、かえって悪い結果になりそう……)

 

 そんなことを考えつつ、私は周囲の様子をうかがう。

 “逃げ”をうつつもりはありません。

 むしろ私と同じように好スタートをきった中から、負けん気を出してさらに前へと進み出ようとするウマ娘達がいます。

 

(それなら、私はその後に……)

 

 2人を先行させて、私は3番手につけました。

 1200という距離を考えれば、良い位置に付けていると我ながら思います。

 短距離であれば、前の方でレースを展開しても、スタミナを切らすことがないという自信が、今の私にはありました。

 

(このままこの位置をキープして……終盤で追い抜ける)

 

 前の2人は少しだけ前にいますが、すぐに追いつける位置。

 そして私はその後ろで一人、内側を──

 

「……え?」

 

 単独で3番手、と思っていたそのときでした。

 外から5、6人が一斉に並びかけてきて、私を包囲するように走り始めたのです。

 

「い、いったい、なにを……」

 

 私の戸惑いをよそに、その集団は私を取り囲んだまま、走り続けます。

 それぞれが、盗み見るように私の様子をうかがっているのがわかりました。

 

(これは……)

 

 まるで包囲するように走る彼女たちは全員、私をマークしている?

 最初は疑念でしたが、崩れることのないその陣形で走り続けているうちに、徐々にそれが確信へと変わっていきました。

 

(確かに、取材を受けたりと注目を浴びている意識はありましたが……)

 

 とはいえ、競走という競技は速さを競うもの。私一人を抑え込んだところで、意味などあるでしょうか?

 

(ここは、我慢するしか……)

 

 強引に包囲網を突破するにしても、仕掛けるのはまだ早すぎる。

 そう判断して、位置を少し下がる。

 そうしているうちに3コーナーの坂を迎え、私はその昇り口で5人ほどが入り乱れる集団の真ん中に位置していました。

 

(我慢、我慢……)

 

 坂を駆け上がりながら、集団を抜け出すのは余計な体力を消耗すると判断して、私はひたすら耐えます。

 勝負は最後の直線で仕掛ければいい。

 私の先輩達も、そうやって最後の直線でトップに立ち、レースを制しているんですから。

 集団に囲まれながら、私は4コーナーを抜け、最後の直線へと向かいます。

 そして──

 

「な──ッ!?」

 

 最後の直線になっても、私への包囲網は崩れることがありませんでした。

 前には壁になるウマ娘がいて、抜くに抜けない。

 そして最内を通っている私には、内ラチがインの道をふさぎ、すぐ外にウマ娘がいて、外への進路も取れません。

 

(なら、一度下がって、外に出して──)

 

 そう思って、ほんの少しの間だけペースを下げると、後ろから覆い被さるように集団が来て、進路が消え去ります。

 

(こんなの、どうしたら──)

 

 どうやって抜け出せばいいのか、私にはわかりませんでした。

 そして同時に──この包囲網を敷いて走る他のウマ娘たちへの怒りが、こみ上げてきます。

 

(なんで、こんなことを。私を妨害するためだけに、出走してきたとでも言うの? あなた達……勝つ気がないとでもいうの!?)

 

 カッとなった私は、思わず隣のウマ娘を睨みつけますが──気にした様子もなく、ただ前を見て走っています。

 前で壁になっているウマ娘達を睨んでも、その透き間が空くことはありません。

 

「こんな……こんなのッ!!」

 

 集団の中、出るに出られない位置に押し込められた私は、そのまま為すすべもなく──ゴール板の前を駆け抜けることしかできませんでした。

 

「くッ……」

 

 脚を残したまま、私はまったく良いところ無く──デビュー戦でいきなり、敗戦を喫することになったのでした。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 走路から控え室へ、レースを終えたオラシオンが戻ってきた。

 

 オレたち〈アクルックス〉のメンバーはその部屋へとやってきていたが、オラシオンはイスに腰掛け、呆然とした様子でうつむいている。

 ほとんど全てを任せていた渡海もまた悔しそうに顔をしかめ、同期でデビュー前のロンマンガンは、どう声をかけたものか分からずに、チラチラと様子をうかがっている。

 

「クロ……」

 

 見かねた渡海が、声をかけたがオラシオンは顔を上げることなく、ジッとテーブルの上の一点を見つめている。

 誰もが声をかけるのをためらう中で──

 

「ま、残念だったな。優等生……」

 

 ──軽い口調で声をかけたのは、最年長のギャロップダイナだった。

 その調子にダイユウサク、ミラクルバード、それに人一倍不安そうにしていたレッツゴーターキンが「大丈夫なの?」と言わんばかりに驚いた表情で彼女を見る。

 

「勝負は時の運……デビュー戦から勝てるウマ娘だって、全体で見れば少ない方だからな? 見てみろ──」

 

 そう言ってギャロップダイナはレッツゴーターキン(デビュー戦:ブービー)と、ダイユウサク(同ぶっちぎりの最下位)を見る。

 

「よく考えろよ、シオン。5位だぞ? 掲示板確保してるんだから、少しは嬉しがれよ。 デビュー戦でとんでもないタイムオーバーして最下位だったヤツだっているんだぞ?」

「……もっとヒドいデビュー戦だったトレーナーがここにいるみたいだけど?」

 

 気にした様子もないギャロップダイナに揶揄されたダイユウサクは、不機嫌さを隠そうともせずにオレをジロッと睨んできた。

 

(……なぜ、オレを睨む? イジってるのはダイナだろうが)

 

 まぁ、確かにダイユウサクの言うとおり、オレのトレーナーとしてのデビュー戦は最底辺だったしな。

 ダイユウサクを越えるタイムオーバーを、当時担当だったウマ娘──パーシングにさせてしまったんだからな。

 

「そうだよ。ギャー先輩の言うとおり、入賞を喜ぼうよ、オーちゃん」

「オイ、そのギャー先輩って誰のことだ? まさか、あたしのことじゃ──」

「え? そうだけど……」

 

 車椅子に座ったミラクルバードが不思議そうに首を傾げ、そしてうなずく。

 その答えに「お前のネーミングセンス、おかしいわ」とギャロップダイナはこめかみを押さえた。

 それを横目に、ミラクルバードはオラシオンに微笑みかける。

 

「デビュー戦で負けたって、気にすること無いよ」

「えぇ……バード先輩が、それ、言うんですか……?」

 

 レッツゴーターキンが呟くのも無理もない。

 ターキンとダイユウサクは負けてるのに対し、ギャロップダイナは確かに勝利している。

 だが、アイツはその後が続かなかった。

 しかし──ミラクルバードは全然違う。

 最後になった皐月賞で出走中止になった以外は、全て1着……ある意味では無敗のウマ娘なのだ。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 ──そうして皆が話しかけたが、オラシオンは反応を示さなかった。

 その姿に、オレは心の中でため息を付く。

 

(レース後に足を止めたオラシオンの呼吸は程なく整った。現に今は汗もひいている……)

 

 他のウマ娘に完全に囲まれ、末脚を発揮することもできずに終わったため、オラシオンは体力を残してさえいるような有様だった。

 そんな余力を残しているからこそ──そんな状態で負けたというのが、不完全燃焼であり、納得いかないのだろう。

 

「あのなぁ……おまえ、あまりウジウジしてても仕方ねーだろ? 気持ち切り替えてウイニングライブに出てこいよ」

「…………」

 

 無言で顔を上げるオラシオン。その表情は精彩を欠いており、それを見たギャロップダイナはため息を付いた。

 

「シケたツラしてんなぁ。そんな有様でライブに出るとかプロ根性の欠片もねえ」

 

 ──そして、呆れかえった表情から、蔑んだ目へと変えて一瞥する。

 

「そんなに不満なら、もう一度レースやり直させてくれって土下座してきたらどうだ?」

「ッ!」

 

 オラシオンがギャロップダイナを睨みつける。

 だが、ダイナは気にした様子もない。

 

「お~、お~、怒ったか? 悔しいか? だが、あんな無様なレースやったんだから負けて当然だろ?」

「ダイナッ!」

 

 言い過ぎだ。

 そう感じたオレはあわてて声をかけたが、彼女はチラッと視線をこちらに向けただけだった。

 

「ビジョウ、黙ってな」

「しかし……」

 

 止めようとするオレを後目に、ギャロップダイナは再び鋭い目をオラシオンへと向けた。

 そしてそのままオラシオンと睨み合いになる。

 

「もしかして……今日は私の実力が発揮できませんでした、とか言わねえだろうな?」

「レース中に前の順位も狙わないような連中に囲まれたんですよ? どうやって抜け出せって言うんですか?」

「ハッ……そんなミエミエの策に気づかずにおとなしくハマるマヌケが悪いんだろ?」

「あ、あんなものが、レースだっていうんですか!?」

 

 テーブルを叩かんばかりの勢いで立ち上がり、そして言い寄るオラシオン。

 その姿はまさに怒り心頭といった様子で、普段の優等生然とした姿からは想像もできないような反応だが──オレはどこか納得していた。

 

(アイツは、レースになると人が変わったように熱くなる)

 

 チームにやってきた時の印象は、レースに真面目に向き合う優等生という印象だったが、それは内なる激情を完全に覆い尽くして隠しているのだと思い知った。

 それほどまでに、彼女は真剣にレースに向き合っている。それこそ人生……いや、命を懸けていると言わんばかりの気迫を持っていた。

 だからこそ、デビューを遅らせたオレに怒りと不満を募らせたのだ。

 その熱意は、凄い。

 しかし──それ故に、危うい。

 だからオレは……

 

「ああ、その通りだよ優等生……()()()レースだ」

 

 ギャロップダイナが蔑むような、冷め切った目でオラシオンを見ていた。

 対して激しい怒りを込めて見つめ返すオラシオン。しかし、その熱はギャロップダイナには届いてさえいないように思えた。

 

「そんなこと……認められません。だってさっきのレース、現に私は進路を塞がれて──」

「ずいぶんとめでたい頭をしてるな。じゃあ、誰か違反走行をとられたか? 降着になったか?」

 

 ダイナの問いに黙るオラシオン。

 前を走っていたウマ娘達が壁になっただけ。

 横に出ようにも外が空いていなかった。

 他のウマ娘が斜行して進路が妨害されたわけでもない。

 

「確かに反則はありませんでした……でも、一番速いウマ娘が勝つ、それが競走でしょう!?」

「──違う」

 

 興奮したオラシオンの言葉を、ダイナは真っ向から否定する。

 

「降着制度を抜きにしたら、ゴール板を一番最初に駆け抜けたウマ娘が勝つのが競走だ」

「そ、そんなの当たり前です! だからこそ一番速いウマ娘が──」

「あのなぁ、お前みたいな優等生には理解できねえだろうが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。だから、一番速いウマ娘に抜かれるのを他のウマ娘が黙って指くわえて見てるだけなわけねえだろうがッ!」

「ッ! それは……」

 

 言い放ったダイナの言葉に、オラシオンは動揺する。

 対してギャロップダイナは畳み掛けるように言い放った。

 

「遅いヤツは速いヤツに道を譲れとでも言うのか? 遅いヤツには走る権利がねえのか? 違うよな? レースに出走登録したら、みんな平等だ。全員に勝つ権利が与えられる……たとえ相手が“皇帝”陛下だろうが──」

 

 そう言ってギャロップダイナはレッツゴーターキンをジロッと見る。その視線におびえてターキンが「ひッ」と短い悲鳴をあげた。

 

「その後継者を自称する“帝王”だろうが──」

 

 さらに、ダイユウサクに視線を向けた。彼女は「ふん」と興味なさそうに冷めた調子で視線を逸らす。

 

「──圧倒的な人気を集めた現役最強ステイヤーだろうが、関係ねえ。千載一遇のチャンスがあればそれをものにする。それこそが競走ウマ娘であり──乾井 備丈(こいつ)の教えだろうが」

 

 最後にオレを一瞥してから、ダイナは再びオラシオンへ──いつの間にか怒りのこもっていた視線を向けた。

 

「お前は、ダイユウサクやレッツゴーターキンの()()走りを、同じチームメンバーという立場で見ていたはずだろうが! お前は、あのレースのどこを見てやがった!!」

 

 言い放ったダイナに対し、オラシオンはもう言い返す勢いは持っていなかった。

 彼女の言葉は、まさに正鵠を得ていたからだ。

 

「そんなに囲まれて邪魔されるのがイヤなら、新潟の芝1000m(直線コース)だけを走ってそこから出てくんな! 正々堂々の勝負(「やぁやぁ我こそは」)なんて幻想抱いてるなら、源平合戦でもやってろ!」

 

 そんなことにさえ気づかず、反発していたのか……ダイナはそう嘲笑するように、蔑み見下した目で睥睨した。

 

「ま、それでもお前みたいなヤツ(黒髪のウマ娘)は、白だか葦毛のヤツに『帯が緩んでますよ』と騙されて出遅れちまうんだろうがな」

 

 ギャロップダイナの揶揄に、オラシオンは立ったままうつむいて肩を震わせていた。

 この隠れた激情家が、負けを──それも実力を出し切れなかったような今日の敗北に、我慢がならないのは明白だった。

 でもそれは、他の誰のせいもでもない。

 

「オラシオン……」

 

 意を決して、オレは彼女に声をかけた。

 彼女からの反応は、無い。

 だがそれは、最近のオレをあえて遠ざけていたからという反応ではなく、そうする余力がないからなのだと思った。

 だから──

 

「なぁ、オラシオン。ここからオレは本当のことを、本音で話す。隠し事はもうしない」

「隠し事……ですか?」

 

 ギャロップダイナが怒りをくすぶらせながら睥睨し──

 ダイユウサクが無関心を装いながらも不満げに視線を送り──

 ミラクルバードが心配そうに見つめ──

 レッツゴーターキンは相変わらずハラハラしながら見つめ──

 黙ってじっと聞いていたロンマンガンもまた彼女を冷めた目を向け──

 オラシオンが小さな声で言って顔をあげるのを、チームメンバーが見ていた。

 

「そうだ。今回の負けた理由は、オレにある」

「え? いえ、ダイナ先輩の仰るとおり──」

 

 オラシオンが何か言おうとしたが、オレは無視して続ける。

 

「ここまでデビュー戦が遅れた理由は、それをお前が“負けないレース”にしたくなかったからだ」

「…………え?」

 

 呆気にとられたオラシオンの目が──変わった。

 




◆解説◆

【“あなたの言葉が私を動かすのです”】
・オラシオン回なので、いつもの通り「馬の祈り」の詩の翻訳からで
  “Your voice often means more to me than the reins.”
から。
・直訳すると「あなたの声は私にとって手綱以上の意味を持っています」となるのですが、それを意訳しました。

レース
・小説『優駿』のオラシオンのデビュー戦は、実は思いっきり端折られます。
・元々、以前解説したように11月の開催、距離は1200くらいしか情報はありません。
・で、ゴール直後のシーンから始まり、5着だったという結果が分かるだけでした。
・なお、その後、回想シーンでデビュー戦が描かれ、16頭立てで8番だったことや、集団に囲まれて前に出られずに終わったというレース展開が語られます。

新潟の芝1000m(直線コース)
・新潟競馬場(ウマ娘では新潟レース場)の芝1000メートルは国内唯一の直線コース。
・ゲームだとチーム戦でもごくまれに短距離レースで選ばれたりしますね。
・コーナーが無いので、当然にコーナー系のスキルは発動しないという特徴があったります。

『帯が緩んでますよ』と騙されて
・これは、源平合戦といわれる治承・寿永の乱の中で、源義仲と源義経の両軍が戦った宇治川の戦い(1184年1月)の先陣争いが元ネタ。
・白馬・生食(いけずき)を駆る佐々木高綱と、黒馬・摺墨(するすみ)を駆る梶原景季が先陣を競って宇治川を渡っている際に、佐々木高綱が梶原景季に向かって「あれ? お前の馬の腹帯緩んでね?(意訳)」と言い、それで「え? マジ?」と景季が確認している間にまんまと先陣を切った、というエピソード。
・なお、今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではこのシーンどころか宇治川の戦いがほぼ完全にカットされました。
・ウマ娘の世界ではどのようなエピソードになってるんでしょうかね。


※次回の更新は5月30日の予定です。  

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