通常は
ただし、今は──トゥインクル・シリーズそのもののことではなく、それに連なる機関のことについての審議がなされていた。
それは──
私は、自分がこの場に立たされていることが信じられなかった。
はあ? なんで私がこんな目に遭わないといけないわけ?
諮問委員会──それも私のチーム《カストル》のことについて、ですって? 何の問題もあるわけがないでしょ。
そうならないように今までやってきたんだから──
「──そのようなハラスメントが日常的に行われていたのではありませんか?」
「全くの、事実無根です」
だから私は委員会の質問にキッパリと答えたわ。
ハラスメント? そんなわけないわ。
担当しているウマ娘達を育てることが私の役目であり、それを円滑に行うためのチームなんだから。
それをそのまま説明したら──
「──では他のチーム、特に兄弟でもある《ポルックス》との関係については?」
「元々は私がいたチームですし、“良きライバル”として切磋琢磨する相手だと思っております」
ええ、実際にそう思ってるもの。
「そのいきすぎた競争で、育てるべきウマ娘たちに害が出ているという話を聞きますが?」
「話? そんな噂程度のもの、ウチや《ポルックス》に対する誹謗中傷にすぎません。事実無根です。ねぇ、そうは思いませんか?」
私はそう言って、その場に呼ばれている《ポルックス》のトレーナーに呼びかけた。
「その件については同意します」
普段はチャラいその男も、さすがにこの場では殊勝になるようね。
発言を許可されて立ち上がったけど、言葉少なに恐縮した様子でそれだけ言うと、すぐに座ったわ。
「──しかし、証人がいますよ?」
証人? いったい誰よ……
「ダイユウサクさん、前に出てきてください」
なるほど、ね。
まあ、予想してたわ。
今回の諮問は、彼女が発熱をしていたのに出走した、というのが一番の問題なんだから。
レース後に体調不良で倒れたけど、もしもレース中だったら──と問題視した諮問委員会が動いたわけだし。
つまりはこのウマ娘こそ元凶なのよ。
それが証人? 冗談じゃないわ。
「──アタシはあの日、熱があったので棄権をトレーナーに申し出たんですけど、却下されました」
「……とのことですが?」
「事実無根です」
私が答えると、ダイユウサクは驚いた様子で私を見てきたわ。
当たり前よ。そんなの認めるわけ無いじゃない。
「私は彼女が熱が出しているのを知りませんでした。体調不良を訴えてきてもいませんでした」
「そ、そんな! アタシは──」
驚いた様子で抗議してくるダイユウサク。
残念ね。貴方が発熱を主張したのはチームの部屋だったわ。
あのときは誰もいなかったし、居たとしても私の教え子たちが貴方の味方になることはないわ。
「聞いた話ですが、彼女の体温を測ったウマ娘がいたそうですけど……」
その場にいたウマ娘の一人がポツリと言う。
誰よ? と思って見たら──淡い色の長い髪をしたウマ娘だった。たしかメジロアルダンね。
ダイユウサクの同級生だったかしら? その名前が示すようにメジロ家の令嬢で──
(へぇ……貴方が今回、メジロ家巻き込んでことを大きくしてくれたってワケ?)
私が冷め切った冷たい目で彼女を見るが、それに動じた様子もない。
ますます、可愛げのない子ね。
「知りません。私のところにそのデータが来ていませんでしたから。もしも知っていたらもちろん止めたんですけど……」
我ながら白々しいとは思うけど、ウチのチームではまったく体温は測ってないんだから証拠も残ってないわよ。
私が、ダイユウサクの熱を知っていて、彼女に出走を強行した──なんて証拠もね。
「ただ……彼女自身、熱があるのを知っても、前走の汚名返上のために出走を強行したくて、私に隠したのかもしれません」
「──ッ!?」
私の言葉に、絶句するダイユウサク。
あーら、残念ね。
でも私の主張の方が説得力があるわ。なにしろアンタの前走の記録は──本当にロクでもなかったんだから。
あんな記録を残してくれて、私の経歴に傷をつけてくれたのは忘れもしないわよ。
「私も精一杯彼女をバックアップしたつもりですが──至らずにあのような結果になってしまって責任を痛感しているところです。でも……その気持ちが通じず、このように悪者にされてしまうのは、悲しいことですが」
「なッ──」
驚くダイユウサクの姿を、チラッと見て内心ほくそ笑む。
アンタみたいな分不相応なのが学園に入ってくること自体が間違いなのよ。
それを押しつけられた私は、本当に不幸だわ。
「あの……不躾だとは思いますが、彼女は自分の成績が振るわないのを気にして、ノイローゼ気味なのではないでしょうか?」
「そんなことないッ!!」
ガタッと音を立てて立ち上がったのは、やっぱり証人として呼ばれていたらしいウマ娘の一人。
ショートカットで気の強そうな顔をしたその顔は、見覚えがあったわ。
なにしろ今年のクラシックレースの一冠をとったウマ娘だもの。さすがに知っているわよ。
「ユウは、一生懸命がんばっていた!! それに、負けたのを他人のせいになんてしないよ!」
「……静粛に。証人にはまだ発言を求めていませんよ」
委員会の一人に言われて、そのウマ娘──コスモドリームは悔しい表情のまま席へ戻る。
ホント、バカね。その軽挙が自分や庇いたい相手の首を絞めることになるのに。
「さて、彼女からも……あなたがダイユウサクさんに過剰なトレーニングをして追いつめたのではないか、という意見が出されているのですが?」
「論外です。あのウマ娘──コスモドリームが、うちのチームの練習を見学に来たことなんてないんですよ?」
「う……」
「オマケに、彼女はダイユウサクのルームメイトなうえに従姉妹で、この学園に入学するよりも前からの仲です。公平な目で見られるとは思えません。
「そ、そんなことないよ!!」
「──委員会の皆様方は、このようなウマ娘の一方的な話だけを採用して、私を糾弾するおつもりですか!?」
私が言い放つと、コスモドリームはなにも言い返せずに、そのまま席に着く。
さて──これで勝負はついたかしら?
今回も無事に──
「あの、よろしいでしょうか……」
そこで、同席していたトレーナー達……なんでこの人がいるのだろうか、と思っていた東条ハナトレーナーが手を挙げた。
てっきりチーム《リギル》のトレーナーで、生徒会の面々のほとんどがそこの所属だし、私と敵対する立場になったダイユウサクの引率代わりに出席しているのだと思っていたけど──
「ここでもう一人、話を聞きたい証人が居るんですが……よろしいでしょうか?」
(──え? なんで?)
私が勝利を確信したと思っていたので、そう思う。
そもそもこの人、部外者じゃないの? なんでそんなことを言い出すんだろうか。
──と私が思っている間に委員会のメンバーが了承し、そして扉が開いた。
呆れ半分で私は小さくため息をつく。
まったく、もうこの話は終わりでしょう? いったい誰よ?
その姿を見て──私は眉をひそめた。
「アンタ……」
私の方を全く見もせずに、その男は入ってきた。
アイツは──担当のウマ娘一人さえいない、役に立たないクズトレーナーじゃないの。
私はその男を睨みつけ──
(なんでコイツが証人に……って、そういえば、あのとき……)
そう。この直前に会ったのは、ダイユウサクの二戦目があったその日だった。
そして私はトレーナー室で、そこにいる《ポルックス》のトレーナーと口論になって──
「──ッ!?」
あぁ!! そうよ……あのとき、この男、いたじゃないの。
ダイユウサクが聞いていたかもしれない、あのタイミングで──トレーナー室の前で一緒に居たわ、確かに。
(──ということは、あの会話を聞かれたんだわ。まったく、失敗したわ……)
だとしたら、私の計画は完璧なものではなくなる。
どうにかこの男の証言の信憑性を揺るがさないと──
「証人の彼……
「え──?」
なにそれ、聞いていないわよ。
というか、あのレース以降、ダイユウサクは練習に出てきていない。どうせ2戦続けてタイムオーバーしたんだし、こんな時期だもの、競走の道を諦めると思って放っておいたけど……
だから、あの日のことなんて全然聞いてなかったわ。
そんな自分の失敗を思い返しているうちに、証人となったそのトレーナーは話し始める。
「あの日、オレ……いや私は、学園のトレーナー部屋の前で彼女を見かけ、調子が悪そうだったので気にかかり、福島レース場までいきました。そこで、体調を崩して寝込んでいるという話を聞いたのですが……チーム関係者が一人もいないということで、私が保護しました」
「ほう……」
委員会の面々が興味深げに話を聞き始めた。
これは……マズいわね。
「さらには、レース後から最終レース終了後まで休んでもふらついていて、とても学園にまで戻れる状態ではなく、福島に一泊させて休ませるほどのヒドさでした」
「……ふむ」
委員会の一人が、鋭い目で私を見てくる。
「なぜ、誰も……チームメンバーはともかくとして、トレーナーであるあなたが福島に行かなかったのですか?」
「それは……別のレースが、ありまして……やむを得ず」
「では、サポートするチームメイトを付けるべきでは無かったのですか?」
「お、お言葉ですが……あのときは体調不良であるのが分かっていない状態でした。通常の健康状態の者が福島でのレースに行くのですから、他の者を付き添いに付けなくても大丈夫、と判断したのです。確かに、結果的には私のミスですが……予見できませんでした」
──あくまで体調不良は知らなかったんだから、他のメンバーを付けなかったのも仕方ないでしょ、という理論。
案の定、コスモドリームは私のことを睨んでいるけど、“体調不良を知らなかった”ということを崩せない限り、この理論は壊せないわ。
唯一の脅威は、あの男だけど──よりにもよって福島に行っていたですって? しかも一泊? いい話を聞いたわ。
まったく……墓穴を掘ったわね! 反撃開始よ!
ここからは──私のターン!!
「それに──そこの彼が、福島に行ったのは、本当にそれが理由でしょうか?」
「──は?」
「……どういう、ことですか?」
本人はポカンとしていたけど、委員会の人は目の色が変わったわよ。
「私も、彼を当日、トレーナー部屋の前で見かけましたが、そこのダイユウサクと抱き合っているくらいに親密なようですが……そんな男の言葉、信用に足りるでしょうか?」
「なッ!? あれは──」
「あれは──アタシが体調が悪くてふらついたのを支えてくれただけで……」
あらあら、焦ってるわね。
じゃあ、トドメを刺させてもらうわ──
「しかも福島で、二人で一泊して……一体なにをしていたの?」
「「…………は?」」
ふん、見なさい。二人してぐうの音も出ない様子で固まってるわ。
いつからこの二人が
「委員会の皆さん、そこの男は以前、担当ウマ娘に手を出したという問題行動を──」
「──それは、事実と認められてない案件だわ!!」
ダンッ! と大きな音──テーブルを叩いた音──と共に立ち上がった東条ハナが完全に敵意を向けて私を睨んできた。
え? ちょっと……なんでこの人こんなに怒ってるの?
ま、予想外のところから反論が飛んできたけど、焦る必要もないわ。
「しかも今回の件とは関係ない──」
「そうでしょうか? そのウマ娘と特別な関係になっていたこの男の発言が、どれだけ信頼に値するか──」
「──ちょっと、いいか?」
私の発言を遮って、その男トレーナーが手を挙げる。
あら、どんな見苦しい言い訳を思いついたのかしら?
「……誤解しているようだが、コイツとオレは、全く無関係だぞ? 会ったのもあの日が初めてだし──」
「ハァ? なにを言い出すのかと思えば……なら、なんであの日、学園に戻らずに一泊したのかしら? それも二人で」
「現地にいなかったアンタは分からなかっただろうが、コイツは福島から電車で帰れるような体調でさえなかったんだよ。全力で走ったせいで悪化させてたからな。それに──」
彼は、言葉を一度きり──そして訝しがるような顔で私を見て、言った。
「オレはあの日、福島に泊まってなんてないぞ?」
「──はい?」
私は思わず問い返していた。
いけない。こんなのあの男の苦しい言い訳なのに──
「あの日、オレは自分の
「な!? そ、そんなわけないでしょう? 苦しいものね、ウソなんてついて──」
「ウソじゃねえよ。何しろオレは担当しているウマ娘がいないようなトレーナーだ。金を少しでも節約しようと思っただけだ」
「でもそれは……どんな手段で行こうと、泊まったのには関係が──」
「自分の一泊分の金しかなかったのを、コイツの一泊に充てたから、オレはそのままトンボ帰りしたんだよ。だからオレは福島に泊まってない。それは──」
その男はふと視線をこちらから他へ──別の席にいる東条トレーナーへと向けた。
「東条先輩が証明してくれる。やっと帰ってきて寝ていたところを、叩き起こしてくれたんだから……」
「ええ。彼の言うとおりね。翌日の朝に電話をかけて学園に呼び出したわ。もちろん、すぐに飛んできたけど……福島からではとてもたどり着けなかったわね」
「そんなのは! あなたがこの男とつながっていたら、信用できな──」
「あら。じゃあ、そのときにいた人を全て呼びましょうか? うちのチームのルドルフはもちろん、六平トレーナーにベルノライト、それにメジロアルダンもいたわね。その全員が嘘をついていると、あなたは言うのかしら?」
「く──」
私は、口を噤まざるをえなかった。
「……アンタは、
「な、何を言い出すのよ!! あの話を言い出すつもり!? アレは私じゃなくて、相手の方から言い出してきた話よ! ダイユウサクの面倒を見れば便宜をはかってくれるって──」
「──は?」
彼は呆気にとられたような顔で、私を見ていた。
──え? ひょっとして……
「何の話だ? ……いや、ダイユウサク……だったよな? お前、あのとき何を聞いた?」
「待ちなさい! ダイユウサク!!」
ダイユウサクが顔を上げ、私と──彼の間をその目が揺れ動く。
絶対に言うんじゃないわよ! アンタ……今までの恩を忘れたの!?
私の目に込められた言外の言葉に、彼女の肩はビクッと跳ね上がり、そして伏せられる。
これで、決まったわ。あの娘がこれ以上なにか証言することは──
「ユウ! 負けるなッ!!」
大きな声が部屋に響きわたる。
その声に──ダイユウサクは顔を上げ、そしてその方を見た。
「大切なものは勇気、力、真実だよ! 心の導きのまま──」
「──静粛になさい! 退席させますよ!」
声をあげたのはコスモドリームだった。
なによ、その意味不明な言葉──委員に注意されるのも当然だわ。
まったく──これ以上の議論は無意味、と言おうとした私は、ダイユウサクの変化に気がついた。
直前まで疲弊しきって半ば死んでいたような彼女の目に、強い意志が感じられた。
(マズい……)
私が焦る中、彼女の視線は再び揺れ動き──私ではなく、彼を見る。
そして、彼は──うなずいた。
「なッ──」
私は、自分が完全に蚊帳の外に追いやられたのを自覚した。
そしてダイユウサクは自信を持った、力強い表情で──
「アタシは、そこの人が《ポルックス》のトレーナーと言い合っているのを聞きました。その中で──」
その後の言葉は、私の頭には入ってこなかった。
なぜなら私の中は絶望感で一杯になっていたからだ。
どうにか逆転すべく、言葉を探す──
「間違ってるわ! こんな諮問委員会は!! たかがウマ娘一人の言葉だけを信じて、私を断罪しようと言うの!?」
「──それをあなたが言うのかしら? さっき、そこの彼──乾井君の過去のことを掘り返して批判したあなたが」
「なんですって!?」
私の反論に、東条トレーナーがすかさず返す。
「あの事件こそ、たった一人のウマ娘の言うことを周囲が信じたせいであんなことに──」
彼女は私をキッと睨みながら、言い捨てた。
「委員長、これ以上はこの場で明らかにするのは不可能かと思います。より詳しい調査をもって、判断すべきかと……」
「ふむ。確かに東条トレーナーの言うとおりですね」
「なッ──」
駄目よ! そんなこと──
詳しい調査なんてされたら、今までのことだってバレるかもしれない。
もしもそうなったら……私は…………
私は、自分の足下が崩れるような感覚に襲われ──その諮問委員会はお開きとなった。
──そうして調査が行われた。
その結果判明したのは、やはりダイユウサクは発熱を訴えていたにも関わらず、出走を強要されたということ。
さらには──トレーナーはもちろん、チームメイトからも標的にされてハラスメントを受け、心身ともに衰弱していたことだった。
それだけでなく、対立が原因による過去の過剰なトレーニング問題も明るみに出て、それをチームが隠蔽していたことも明らかになった。
それらは当然──父母会で取り上げられ、問題となったのである。
口々に、「うちの娘が、もしも被害に遭ったら──」と訴え、これは悪質ないじめである、と学園に主張したのである。
それを重く受け止めた学園は直ちに動き──そして処分が下された。
チーム《カストル》は解散。そしてその担当トレーナーは活動の一時停止を命じられた。
そして、それが解除される直前に、地方のトレセン学園へ異動の辞令が下され──彼女は中央トレセン学園を去ることとなった。
◆解説◆
【この
・「The Ugly Duckling」でみにくいあひるの子ですが、“duck”には「鴨・あひる」という名詞以外に、「(責任を)逃れる」という動詞の意味もあります。
・今回裁かれるべき人が以前に言った台詞を採用。
・そのときは解説入れ忘れましたが、“duck”には「欠陥のある人・もの」という意味もあります。
・それをなんとなく「このすば」のアニメ各話タイトル風にまとめてみました。
【中央諮問委員会】
・これが出てきたのはシンデレラグレイ。
・オグリキャップのダービー出走署名に関して、シンボリルドルフが呼び出されています。
・クラシック規定等のURAに関する諮問機関で、トゥインクルシリーズに関する問題が対象になると思われるため、ウマ娘のチームに関することはトレセン学園に属することと予想され、本来であれば委員会にかけられるような話ではありません。
・しかし、今回の一件は「体調不良のウマ娘がレースに出走して大事故を起こす危険があった」という点を重く見て、再発防止のための原因究明としてこの委員会の出番となりました。
・もちろん──そう話を持っていき、ことを大きくした誰かさんがいるわけですが。
【メジロアルダン】
・この場に彼女がいるのは、あくまでメジロ家の代表代理のため。
・↑で書いたように「レース上の問題」であるとメジロ家が主張したから、オブザーバーとして参加する権利を得て、それをメジロアルダンが代理として出ている。
【
・今まであえて名前を出していなかったんですが、今回からあえて出しました。
・ウマ娘の名前が明らかになっているトレーナー……ゲームの桐生院葵はさておき、アニメでは《リギル》の東条ハナ、チーム《カノープス》の南坂トレーナー、それに「シンデラレグレイ」のキタハラジョーンズこと北原 穣と、名字に方位が入っている。(六平トレーナーとか北原の同僚とかは入ってないけど……)
・……一部では名前が出てなく「トレーナー」としか呼ばれないアニメの《スピカ》のトレーナーも名字には「西」が入るのでは? と推測されるほど。
・そんなわけで『方位』をいれようと思い、北東の
・ただ、「ひつじさる」はちょっと名前にしづらいので却下。「うしとら」もちょっとクセが強いし、あの少年サンデーで昔連載されていた某有名名作漫画のイメージが強くて……
・残った「たつみ」と「いぬい」なら名字に使える……と思ったのですが「たつみ」はコスモドリームの担当トレーナーに譲り、「いぬい」を採用しました。
・シンデレラグレイの主役担当トレーナーの“北”原と、アニメのトレーナーに入っていると言われる“西”で“北西”→“
・「乾」一文字でもよかったんですけど、あえて「
・ちなみに下の名前は「
【敵意を向けて私を睨んできた】
・かといって、別におハナさんと乾井トレーナーが特別な関係なのではありません。
・これは、同じチームで先輩として彼の面倒を見たことがあったので目をかけていたのと、彼が巻き込まれた騒動に関して本当に腹を立てているからです。
・原因となったウマ娘はもちろん、その後のことにまで本当に頭に来ているので、それを揶揄につかった《カストル》のトレーナーに堪忍袋の緒が切れました。
【異動】
・普通に考えたら、
・ただまぁ……《カストル》のメンバーやOG、さらには師匠であるトレーナー(今回の件で一時的に《ポルックス》のトレーナーに復帰)からの嘆願があってどうにか無理くり異動処分で済ませたのだと思います。
・というのも──今後、まったく構想にありませんが、この章はともかくその後とかで、地方からの刺客として復讐に燃える彼女と彼女が鍛えたウマ娘が登場……なんて展開が起こる可能性を残したおこうかと。
・もちろん、すっかり忘れる可能性の方が高いとは思いますが。(笑)