誤解の無いように言っておきますが、私──オラシオンは乾井トレーナーを信用していないわけではありません。
ダイユウサク先輩やターキン先輩にGⅠ勝利をさせた実績があります。
そもそも私がこのチームに入ったときは、その栄光も無かったころでしたから。
それでもダイユウサク先輩やミラクルバードさんを見て、トレーナーとの信頼関係を見たからこそ、このチームに入ったわけですから。
特にダイユウサク先輩との間に築いた信頼関係は、私の目から見てウマ娘とトレーナーの関係として理想に近いものがあります。
(もちろん、裏切られた……このチームに入らなければよかったと思ったこともあります)
それは去年の夏以降、なかなかデビューができずに秋も深まったころにまで遅くなったとき。
そしてそのレースで、いいところ無く負けたとき。
(私はチーム選びで……トレーナーで失敗した。そう思っていた時期もありました)
その後は負けることなくここまで来ました。
負けを知って強くなった──そう思えますし、逆に一度負けの屈辱を味わったからこそ、二度と負けたくないという気持ちが強くなったのかもしれません。
(トレーナーのすることや指示には、必ず深謀がある……)
今ではそう思うようになれましたが……それでも突飛な発想ややり方には眉をひそめてしまうこともありますけど。
とても勝ち目のない大穴ウマ娘にGⅠを取らせた“
そんな彼だからこそ、そう思えた私は今回の指示にも反発を覚えながらも、従うことにしました。
とはいえすんなりと素直には従えません。
だって、今までそれで結果を残しているというのに、スパートのタイミングを遅らせろだなんて……
(私の走りに、不満があるとでも言うのですか?)
自分の走り方にケチを付けられて、面白くないわけがありません。
調整の最中、そんな私の胸中に気付いた渡海さんが──
「不満が顔に出てるよ」
「そんなこと言われても……」
走り終えたところでそう言われ、私は思わずそっぽを向きました。
それを苦笑しつつも黙って見ている彼に、思わず気持ちを吐露してしまいます。
「……今までのように走り、今までのように勝つ。それでいいと思うんだけど」
「確かにそれもそうかもしれない……今までのいつまでも走りが通用するならね」
「通用しないとでも言うの?」
思わず口調が強くなったのは、これまでの勝ちレースは圧勝しているという自負があったから。
一度の負けレースだって、実際のレースでの駆け引きを知らなかったのが原因で、実力的に負けた訳じゃないし、今ではそれも克服していると思っています。
「トレーナーは、クラシック後のことまで見据えているんだと思うよ。確かにクロの今までの勝ちレースは圧倒的さ。でも、同世代としか走ってない」
「それは……」
痛いところをつかれ、私は思わず口ごもってしまいました。
確かにその通りです。同世代で一番強くても、他の世代ではそうとは限りませんし、一つ上の先輩方でもレース経験が段違いに違ってきます。
それに一年長くトレーニングを積んでいることにもなります。スタートが違えば、成長速度が違っていても追いつくのはなかなか容易ではありません。
それがさらに上の世代の先輩方とも戦うことになるのですから……
「そう言っても、機会がないんだから仕方ないわ」
「だろ? でもトレーナーはシニア以後も活躍して欲しいから、現状に満足することなく、さらに速い走り方を探求しているんだと思う」
そう言った渡海さんは、一人のウマ娘の名前を挙げてきました。
「トウカイテイオー、知ってるよね?」
「もちろんよ。一昨年、最優秀クラシックどころか年度代表さえもとったウマ娘なんだから。というか知らない人はいないでしょう?」
「うん。でも……」
去年のテイオーさんの調子はあまりよくありませんでした。
負傷明けの大阪杯では圧倒的な強さを発揮したものの、春の天皇賞ではメジロマックイーンに完敗。他のウマ娘の後塵を拝してさえいます。
そのレースでの負傷が明らかになって、その復帰レースでは……
「秋の天皇賞では、
もちろん我がチームではそんなことはありません。ターキンさんの努力を見て、支えて、そして勝ち取った栄光だというのは間違いありませんから。
でも世間の評価はあまり芳しくないようで……そんなターキン先輩に負けたテイオーさんの評価もよくありません。
「おかげで、テイオーの実力を疑問視する評論家まで出てきたんだよ」
「……え? 本当に?」
「ああ、残念なことにね。無敗で二冠をとれたのは、そもそも世代のレベルが低かったからじゃないか、ってさ」
結果を見れば、春の天皇賞のメジロマックイーンさん、秋の天皇賞のレッツゴーターキン先輩、有馬記念のメジロパーマーさん……いずれも奇しくもテイオーさんより一つ上の世代の方々に敗れています。
「でもジャパンカップで勝ったじゃないですか」
「僕もそう思うよ。だけど、クラシックの結果とかを見て期待されたのは、さらに上の強さなんだと思う」
「今までの結果を見れば、GⅠは皐月賞とダービー、それにジャパンカップの三冠。十分に誇るべき成績じゃないですか? それにケガに悩まされていもいます。だからこそクラシック三冠をとれなかったんだし、それに今も──」
「それを含めて、世間の期待を裏切ってしまっているんだよ。世間が期待したのは、それこそシンボリルドルフ会長レベルの強さを期待したんだから」
テイオーさんが目標とにしていると公言してはばからないシンボリルドルフ生徒会長が三冠達成後も勝利を重ね、七冠という前人未踏の金字塔を立てています。
それを達成した姿と比べると──
「──ダイナさん、よく勝てたよね」
「ええ……」
渡海さんが苦笑気味にポツリとつぶやき、私も思わず同意してしまいました。
それを言うならダイユウサク先輩だって、メジロマックイーンさんによく勝てたと思います。
先ほどの会話の上の世代の強いウマ娘で真っ先に思い浮かべたのは彼女でしたから。
「そんなテイオーの姿を見ているから、トレーナーはクラシック後も見越してクロのことを育てていると思うよ」
「……そうでしょうか?」
「うん。それにもう一人、そういう例がいたからね」
例? いったい誰のことでしょうか……
「トレーナーが目標にしているウマ娘が誰か、クロは知ってるかい?」
「ええ、一応は……」
以前、トレーナーから聞いたことがあります。
初めて国民的アイドルウマ娘と呼ばれたウマ娘に強く惹かれ、憧れたために難関を越えてトレーナーになり、この世界へと飛び込んだのだと。
それ故に、彼女のようなウマ娘を育てるのが目標だと。
「あのウマ娘の成績も、クラシックレースを境にそれまでの勢いが落ちているんだ」
事実、ダービー以降は3勝。しかも当時は無かったグレード制ですが、後にそのままGⅠになったレースは3勝のうち宝塚記念だけ。
「クラシック路線に参加できなかった2代目の国民的アイドルウマ娘とは対照的だけどね」
2代目というのは誰もが認める人気ウマ娘、ダイユウサク先輩の同期であるオグリキャップ先輩のこと。
私も走り方を教えていただいたり、接点のある方です。
あの方も
そのGⅠ初制覇はクラシックの年の有馬記念で、そこからラストランになる翌々年の有馬記念まで6勝して、GⅠをマイルチャンピオンシップ、安田記念と2度の有馬で合計4度制覇しています。
無論、クラシック年代でも重賞を数多く勝っているのですが、やはりGⅠを制しているクラシック後の方が目立ちます。
「トレーナーが考えているのは、キミを初代と2代目のハイブリッドにしたいんじゃないかな?」
「ハイブリッド……?」
「ああ。クラシックレースで活躍した上に、その後も勝利を重ねる……でも、そうなるともはや3代目の“国民的アイドルウマ娘”というよりは、2代目の“皇帝”じゃないかな」
苦笑気味に笑う渡海さん。
確かにそこまでの強さとなると、あの
「でも、それこそあのレベルの存在感が、キミにとっては必要なんじゃないか? 今のトレセン学園のシンボルのような存在であるシンボリルドルフ
「……どういうことですか?」
意味が分からず思わず眉をひそめる私。
「キミのお
「それは……」
「“
研修生とはいえトレーナー
「キミの夢は“養父の夢を叶えること”なんだろう? それならトレーナーの描いている“クラシック後も活躍できるウマ娘”になることまで意識すべきじゃないか?」
確かに初代の国民的アイドルウマ娘は、ダービー後も人気を継続し、引退してまでも大人気を誇り──今では政治家としてヒトとウマ娘の架け橋になっている。
ただしそれは、時代やあのウマ娘の
確実を期すのならば、目指すべきは
そのためには、クラシック後の上の世代との戦いにも勝たなければならないのは明らかだった。
「乾井センセイが、そこまで考えてくれているんだから、それに乗らない理由は無いと思うけど?」
「……渡海さん、その言い方はズルいです」
そう言って浮かべた彼の笑みをは、少し意地の悪いように見えました。
それに私はため息をつき──トレーナーの方針に従うのを決意しました。
でも、なんだか渡海さんの口車に乗せられたようで、ちょっとだけ面白くありませんね。
「そういうところ、乾井トレーナーに似てきたんじゃないですか?」
思えば、ダイユウサクさんも乾井トレーナーの口車に乗せられていたように思えます。
そう思い出して言った私の言葉に渡海さんは驚いたような顔をして、それからニヤリと笑みを浮かべ──
「それは、誉め言葉と受け取っていいんだよね?」
そう返してきました。
その笑みと言葉こそ、まさに影響を受けているじゃないですか、本当に……
「くッ……先頭はもうあの場所だというのに……」
第3コーナーを過ぎた後も、私は自分に言い聞かせるように、はやる気持ちを抑えていました。
今すぐにでもスパートをかけたい気持ちを抑えられたのは、まるで話しかけるような渡海さんの「まだ。まだだよ、クロ……」という声が脳裏に浮かんだからです。
皐月賞への調整で、もっとも力を入れたのがこのスパートを遅らせることであり、併せで走ってくださった先輩方を見て、はやる気持ちを抑えることでした。
そのタイミングを客観的に見てもらうために、無線を使って渡海さんから「まだ」と言われ続けていたので、それが脳裏に残っていたようです
私の前には2人走っていて──ほぼ並ぶような位置にまできていたロベルトダッシュがその内側へと切り込むように進路を取り、抜いていきました。
そして抜き際に、彼女はチラッとこちらの様子を伺っていました。
「まだ、まだ……」
私は脳裏の渡海さんの声を繰り返すように、思わずつぶやいていました。
いつもと違い、まだスパートをかけない私を不審に思っていたようです。
(私をマークしていた彼女がそれでも仕掛けた……つまり今仕掛けなければ、彼女は
あるいは、私になんらかのトラブルが発生して仕掛けられなくなったと思ったか、です。
それでも内へと切り込むあたりは慎重です。
(ここから仕掛けるにしても、内にいる
すでに第4コーナーを通過中。
今の状況で、さらには前に2人いるのですから、コーナーの最中にその外を回ろうとするればかなり大きなロスになってしまうのは必定。
(勝負はやはり……第4コーナーを抜けてからッ!!)
まだ、我慢を続ける。
そうしてつつ、コーナーの終了に合わせて前を走る5番手、6番手のウマ娘のさらに外へ出る。
そして──4コーナーを抜けた。
残るは最後の直線のみであり、中山の直線は短い。
短く、そして──急な坂が待ち受ける。
高さこそ京都の“淀の坂”にこそ劣るが勾配はこちらの方が急。
その坂を昇る
2バ身半の位置まで迫ったロベルトダッシュがそれに続いている。
それを見て──
「今……」
私は、グッと身を沈め──そして加速する。
追いつくか、追いつかないか……微妙な位置にも感じた。
もしかしたら負けるかもしれない。そんな弱気な考えが頭をもたげる。
それと同時に──
(絶対に負けたくない!!)
生まれたその思いが、私の心を燃え上がらせる。
でも──衝動的で制御のできないそれは、私の心をともすれば乱そうとしていた。
だから私は──
(違うッ!!)
その思いを否定した。
アップショットに、ロベルトダッシュに負けたくない。追いつかないと……その考えを、真っ向から否定する。
(否──負けるわけには、いかないのです!!)
私に託された養父の夢のためにも──
いつか届かせようと願っているトレーナーの夢のためにも──
自分の願いや期待を私へと託した、観ている人達の夢に応えるためにも──
そして、
(私は、勝たなければ、なりませんッ!!)
焦り、燥し、乱れようとする私の弱い心を、克服するために──さらなる集中へ、私は没頭する。
私が勝たなければならないのは、アップショットでも、ロベルトダッシュでも、他のウマ娘でもなく──
「──私自身に、
荒れ狂う炎のように暴れていた私の負けん気が──まるでバーナーのように制御された集中し、収束したものへと変わる。
そして私は、不思議な感覚に襲われる。
まるで根本的に違う世界へと踏み込もうとしているような違和感だった。
あまりの違いに体が順応できず、戸惑い、そして思わず拒絶感を覚える。
でも──
(抗っちゃダメだよ、オーちゃん!!)
──なぜかミラクルバード先輩の、焦った顔が浮かんだ。
私にとって彼女は同じ施設で育った姉達ではないものの、彼女たちと同じくらいに信用し、慕っていた相手。
その彼女の必死な訴えを目の当たりにして、私はその言葉に自然と従い──
脳裏に浮かんだその言葉と同時に、完全に世界が変わった。
光溢れ、白一色となった世界。
それこそ絶対不可侵で、神聖にして決して侵されることのない力に満ちたような──神域。
「──ッ!!」
その中で、私はひたすらに走る。
周囲にウマ娘たちはいるものの、自分の走りに集中する私にはまるで止まったかのように見えていました。
そんな中でも、私は脚を動かす。
前へ、前へ……ひたすら前へ。
そんな過程の最中に、ウマ娘を一人、二人とその場に残して。
その内の一人がロベルトダッシュだったと気がついたのは、すべてが終わってからでした。
最後に残った一人──アップショットを抜いて、私は先頭に立つ。
気がつけば、ゴールまでの距離は100もありませんでした。
圧倒的な速度で坂を駆け上がっていた私は、他のウマ娘達を置き去りにして先頭に立っていて……
──そのままゴール板の前を駈け抜けました。
ゴールした勢いのままに私は第2コーナーまで廻り、第3コーナーへの中間点まできました。
そこでようやく足を止め、改めて掲示板を見ます。
そこには、1着に私の番号。そして2着との差が4バ身半と出ていました。
意外と差が付いた、と素直な感想を思い浮かべていると……
「──今のレース、勝ったのは私よね」
足を止めて息を整えている私を見て、近くまで来ていたアップショットが苦笑を浮かべつつそう声をかけてきました。
「ゴール前で、なにかおかしな黒いのが駆け抜けていったけど……あんなのウマ娘じゃないわよ」
「アップショット……」
苦笑のまま冗談めかして言った彼女の目は──全然、笑っていませんでした。
悔しさにはらわたが煮えくり返っている。スタートから意表を突いた逃げで主導権を握り、前半をスローペースで、後半も速くなることなく、終始自分のペースでレースを支配できたはずなのに──最後の最後で、私に負けた。
それも4バ身半という大差を付けられて。
抜かれるまでは勝利を確信していたに違いないし、だからこそ負け惜しみの一つでも言いたかったんだと思います。
彼女もまた必死に勝とうと走ったのだから……
「……今日の同じ脚、果たしてダービーで使えるかしら? 私はできないと思うけど」
「どういう、意味でしょうか?」
「まるでダイユウサク先輩みたいな末脚だったけど、あの
冷ややかな笑みを浮かべて言うアップショット。
まるで呪詛をかけようとしているかのように、冷たい表情のままさらに続けます。
「それに、引退したターキン先輩も
「……黙りなさい」
少なからず苛立った心のままに、私はアップショットを睨みつけました。
多少、悔しさをぶつけられるくらいは我慢しますが、チームの先輩方の栄光を揶揄することは許せません。
ましてトレーナーを侮辱するなんて──
「なにやってんねん、オラシオン!」
横からかけられた大きな声で我に返りました。
声のした方を見れば、ロベルトダッシュが少し怒った表情を浮かべてこっちを見ています。
「さっさと観客席の前行って、歓声に応えんかい! お客さん、みんな待っとるわ」
そう言って親指で正面観客席を指す彼女。
それで我に返った私は、「ああ。はい……」と返事をし、アップショットをチラッと見てからそちらへ向かいました。
彼女は、最後までその目を変えることなく──悔しさを露わに私を見ていたのでした。
「5着のウチに、こんなことさせんな」
「ごめんなさい……」
「謝る暇あったら、さっさと行く!」
苦笑するロベルトダッシュさんに見送られて私は観客席の前へと行き──大きく手を振って歓声に応えたのでした。
その背後で──
「アンタのさっきの言葉。ウチも気持ちは同じや……」
ロベルトダッシュがアップショットにそっと近づいて、彼女と同じ目をしながらそう言っているなんて気付くはずもありませんでした。
◆解説◆
【──黒い風(4)】
・前々々回参照。
・これで皐月賞も終わりなので、「黒い風」も終わり。
・ってことは、次からまたタイトル考えないといけないのか……
【世代のレベルが低かったからじゃないか】
・トウカイテイオーが低迷したせいで、そのような評価を受けていた時期もありました。
・ラストランでの劇的な復活劇もあってトウカイテイオーの評価が上がり、おかげで今ではそんな評価は考えられませんけど。
・それも5歳の天皇賞(春)でマックイーンに負けただけでなく5着で土が付き、その後の天皇賞(秋)では
・とはいえジャパンカップを日本馬としてシンボリルドルフに次ぐ3頭目の制覇をしていますし、件の評価も正確にはその前の天皇賞(秋)後だったりするのですが……
・4歳の
・汚名返上も、ジャパンカップで勝利したものの直後の有馬記念で惨敗した上にそこから丸一年走らなかったのでで、できなかったのも大きいでしょう。
・世代の弱さを言われるのも……確かに個性派(
・古馬GⅠを見ても
【“
・オラシオンの“
・前章でのはシンデレラグレイ準拠としていたのに“
・今回のこの『
・ですのでシンデラレグレイでのタマモクロスの『白い稲妻』、オベイユアマスターの『WILD JOKER』、ディクタストライカの『弾丸蹴脚』、オグリキャップの『
・ただし……この“
・本作でのダイユウサクの『The Amazing Ugly Duckling』もまた同じで、条件が整った時のみ発揮できる不完全なものでしたが、オラシオンの『
・元ネタが架空馬なオラシオンですが、その作中では間違いなく“時代を創った競走馬”でしたので、完全な“
・なお、名前ですが……これは第二章の一番最初に解説したネタの章タイトルの候補『この優れたウマ娘に女神さまの祝福を!』から持ってきました。
・三女神なら「Three Goddesses」になるのですが、なんとなく長いのと語呂が悪いので、ウマ娘たちが信奉する三女神を、三柱一組と捉えて“三ツ星”=TriStarと同じように考えて、“TriGoddess”という造語(?)にしました。
【1着】
・小説『優駿』で描かれた皐月賞ではオラシオンが1着、アップショットが2着になっています。
・なお、本作は前年が1992年相当になっていましたが、1993年の皐月賞を制したのは公式ウマ娘にもなっているナリタタイシンです。
・さらに言うと、本作ではサンドピアリスがもう一人の主人公になっていて、シャダイカグラが直前の桜花賞を制しているのですが、シャダイカグラが桜花賞を制した1989年の皐月賞馬はドクタースパートでした。
・ちなみに……ロンマンガンも同い年として描かれていますが、『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』でロンマンガンがクラシックレースに出る年の皐月賞を制したのは、本作でもウマ娘として出ているアルデバランです。
【負け惜しみ】
・このシーン、小説『優駿』で皐月賞ゴール直後に、アップショットとオラシオンの騎手がこんな会話をかわしていました。
・アップショットの騎手が、いい人の描写が多かったので、そのギャップに驚かされますが。
・もちろん、悔しさの裏返しになるんですけど。