──5月半ば。
東京レース場では、ついにトリプルティアラで最も注目されるレースと言っても過言ではない、オークスが開催されていた。
本命視されているのは、前走の桜花賞で見事に一番人気に応えたシャダイカグラ。
その人気は絶大で、他の追随を許さないほど。
そんな中、出走前の本バ場でも手を振って歓声に応えていた彼女は、桜花賞と違って綺麗な良いスタートを切っていたのであった。
「ふ~ん。カグっち、前回とは全然違うじゃん」
ウチ──ライトカラーは後方から、中段に位置したシャダイカグラを見てた。
前回の桜花賞、スタートに失敗して後方待機のウチと同じところまで下がってきたのを見たときはさすがに焦ったけど、今日はそんなこと無いみたいだわ。
(人気者のプレッシャーっていうの? そういうの、大変だもんね)
ま、ウチはそういうのとは縁遠いから関係ないケド。
もちろんカグっちは競う相手だし、その彼女が失敗したんだから“競走ウマ娘”って立場なら歓迎すべき展開だったのかもしんないけどさ、でもそれを喜ぶのはなんか違うっていうか……
けど、そこから立て直して1着になったのは、さすがにガチで驚いたわ。
普通、あんな失敗やらかしたらレースどころじゃないっしょ。少なくともウチはそーなる。その自信はあるわ~。
(そういう強さが、一番人気になれるってことなんでしょうけどね)
そして、その失敗を着実に強さに変えるところも。
だって今日のカグっちのスタートはガチで大成功だった。もちろん、ウチだってほぼ同時にスタートしたんだから、その瞬間のことはわからないけど、それでもスタート直後に好位置につけてたのは間違いない。
だから今までの彼女だったら、そのまま前に行ったハズなのに……
(先行せずに、中段に位置した)
あのレースで、終盤で追い込むという走り方を覚えて、レースの幅が広がったんだと思う。
それをこの
普通なら一番自信のある、使い慣れた得意の展開で攻めるっしょ?
(それがウチにとっての“追込み”だけど)
図らずも、少し前に大本命がいるおかげでマークしやすいのは助かる。
レース中盤も過ぎて位置を上げていく彼女についていくように、こっちも順位を上げていく。
(つーか、ここでついていけなかったら、絶対追いつけるわけ無いじゃん)
桜花賞でのスゴかった末脚はしっかり見てる。
今、引き離されたらそれを越える脚で追い上げないと追いつけないし勝てないってことでしょ?
だからどうしても食いついていかないと……
(ホント、マジでうらやましいわ、カグっち)
ウチは前にいるウマ娘に嫉妬している。
一番人気になれるほどの実力……そうなれるだけの才能と、最高クラスのトレーナーとチームっていう、そこに至れた環境がうらやましくて仕方ない。
ウチだって
もちろん自分が世代一とは言わないけど、それでもそこに近い位置にいるはずだって。
でも……学園にはウチくらいのウマ娘はゴロゴロいた。
それに打ちひしがれて、正直キツかった。
そんな中で、たまたま縁があって、カグっち──シャダイカグラというウマ娘に出会ったんだ。
(最初はあの名家の一族か、って誤解したんだけど……)
ま、それはそんな名前してるカグっちが悪いケド。
でもそうじゃないって知っても……カグっちは奈瀬トレーナーに見いだされて、着実に強くなっていった。
それがうらやましかった。
なんでそれがウチじゃないの? って女神様を恨んだときもあった。
(それはカグっち相手だけじゃなかったケドね)
そうして打ちひしがれた……でも、落ちこぼれてはなかったウチ。
でも“王道”から外れたって意識はあった。それこそそこを堂々と走るカグっちをそばで見ていたんだから。
(彼女を見ながら……いつかは、ウチも輝きたいって思ってた)
でも、そんな自分を輝かせてくれる存在がいることも、知ってたんだよ?
ウチだって、
どうせ、大本命のマック先輩が勝つんでしょ? って思ってたあのレースを勝ったのは、ほぼ無名のノーマークなウマ娘──ダイユウサク。
そしてその翌年の天皇賞……レース展開から“マグレ”って言ってる人も多いケド、それでも勝ったのは──レッツゴーターキン。
その二人が同じチーム所属だって聞いて、そのチームならウチも輝けるって思ったのに……
(あのオラシオンと、もう一人がすでに所属してるって聞いたから、諦めるしかなかった)
“
たとえチームに入れても、トレーナーからしっかり見てもらえないのなら意味がないと思ったし、それで諦めた。
…………ハズだったのに。
(まさか、あきらかに落ちこぼれてたピーちゃんに声がかかるなんて)
彼女──サンドピアリスのチームが決まって、そのトレーナーの名前を聞いたときには、「ガチ?」と思わず聞いたわ。ウチが入りたいけど諦めたチームだったんだから。
もしもあの〈アクルックス〉に入れたのなら、《
まさか、ピーちゃんまでをも羨むことになるなんて思いもしなかったケド。
(でも、おかげで吹っ切れた)
ウチは思ったんだ。絶対に見返してやるって。
カグっちの才能を認めた奈瀬トレーナーも、ピーちゃんを選んだ乾井トレーナーも、みんなみんな後悔させてやるって決意したんだ。
「チームやトレーナーは確かに重要かもしれないけど、でもそこに入らなければ奇跡を起こせないワケじゃない」
走るのはウチ自身なんだから。
コーチが走るわけでもないし、チームメンバーが集まってバトンをつなぐリレーでもない。
ウチ自身が速ければ、それでいい。そんな単純な話ってワケ。
(それに──)
見えている背中を追いかけて──足にグッと力を込める。
大本命の彼女に追いつき、そして追い抜くために。
「それになにより……そんなこと、どうでもいいッ!!」
あの二人といたら、最初は“酸っぱいブドウ”みたいな気持ちで思ってたチームやトレーナーの件は、頭の中からすっかり消えてた。
(ウチは、カグっちと走り、そして競える存在になりたい!)
彼女に勝ちたい。
でもそれは、彼女が一番人気だからじゃない。
彼女が
(ウチの目標だから。そうなりたいと憧れる存在だから。そしてなによりも……一緒に走りたい、ズッ友だから!!)
だからこそ……全力でぶつかりたい。
今回を逃せばそれがいつになるか分からないし、クラシックの今だからこそ、他を気にすることなく彼女に全精力を注いで──
「そして……勝つんだッ!!」
第4コーナーを回り、最後の直線。
彼女の横へと進路を取ったウチに──カグっちが気づいてチラッと視線を向けてきた。
「カラー!! 来たわねッ!!」
さらに加速するカグっち。
キツい。厳しい。体が悲鳴をあげそうになってる。
でも……負けたくない。負けるわけにはいかない。
だって──これからも彼女の横に立ち続けたいから。
彼女と対等だと、胸を張って遠慮なくいられる自分でいたいから。
だからウチは──
「負けたく、なぁぁぁぁぁいッ!!」
先頭を走っていたウマ娘をウチとカグっちは追い抜き、そして並ぶようにゴールへと向かう──
『ライトカラー! シャダイカグラ! どちらか!!
わずかに外か? わずかに外ライトカラーか!』
──あっという間にゴール板の前を、駆け抜けてた。
そしてウチは……桜花賞ウマ娘である彼女と、対等でいられる立場になっていた。
オークスウマ娘という、そんな肩書きを手に入れたんだから。
「……あ~、やっぱ勝負に熱くなると、それ引きずるの間違いないわ」
わたしにそう言ってきたのは、同じチーム所属のロンちゃん……ロンマンガンちゃんだった。
彼女は、わたし──サンドピアリスが別のレースに出るために直接見られなかった皐月賞のとき、オラシオンちゃんがレース直後に一緒に走ってたウマ娘に絡まれてたって話をしてくれたんだけど……
ロンちゃん自身も、前にレースで勝ったときに、負けたウマ娘に絡まれたことがあるんだって。
「あのときのセンコーラリアットは言いがかりみたいなもんだけど……アイツ自身、皐月賞への出走がかかってたから、今にしてみればキレる気持ちもわからなくはない、かな?」
ダービー出走の結果待ちになってるロンちゃんは、思い出しながらそう言って「うん……」と深くうなずきました。
「でも、ラリアットと違って、アップショットも普段は競走ウマ娘にしては珍しく、他に気配りできる良いヤツなんだけど……アイツがあそこまで取り乱すなんて、さすがにアレやられたのは堪えたみたいだね」
「アレ?」
「そ。最後の直線での大逆転劇、よ」
ロンちゃんが言うには、アップショットさんは“逃げ”た上で完全にレースをコントロールして最後の直線に入り、後続との距離を考えると九分九厘、勝利を確信していたはず、だそうな。
「まさかあの坂を、あの勢いで上ってくるヤツがいるなんて誰も思わんでしょ」
半ば呆れたような顔で──わたしが見ている映像を見ながら言うロンちゃん。
なお、わたしがチーム部屋で直接見られなかったシオンちゃんの皐月賞の映像を見ていたら、当日に現地で見ていたロンちゃんが解説してくれて、それで今の話になったってわけです。
言われて、改めてみて見ると……確かに坂道なのがまったく感じられない勢いでシオンちゃんは走っています。
それで、並ぶ間もなくあっという間にアップショットさんを抜かして──そのままゴール。
「アレは事故みたいなもの……と言いたいけど、事故なら事故で、相手に文句言いたくなるのも仕方ないわな」
「はぁ……」
よく分からない例えでしたが、確かに車に
「ましてそれが一生に一度の晴舞台、クラシックレースの皐月賞を制しようとしていたのに、頭をひょいと軽々と飛び越えられたようなもんだから。“オラシオン半端ないって! あんな末脚ある? 言っといてよ、持ってるなら……”と嘆きたくもなるわ」
人を救うはずの修道服姿で、絶望にたたき落とすんだから罪が深い──とはロンちゃんの言葉。
でも、わたしは──この時は、シオンちゃんがすごい勝ち方をしたのは映像でも分かったけど、アップショットさんというウマ娘のことはよく知らないのもあって「ふ~ん、そうなんだ……」くらいにしか思ってなかった。
……だからわたしはまさかその次の月に、しかもすぐ身近で、そんな劇的な勝敗がつくことがあるなんて、思いもしなかったのです。
「……で、ピアリス。なんでさっきからあなたはビクビクした様子で私のこと見てるのよ?」
その当事者になったシャダイカグラちゃんが不機嫌そうにわたしを見たので、「やっぱり……」と思ったのです。
「それは、えっと、その……」
でもそれをハッキリ言うわけにも行かないわけで。
だって、近くにはライトカラーちゃんがいるんだから。
思わずわたしは、カグラちゃんとカラーちゃんの間で、視線を往復させてしまいました。
「ひょっとしてアナタ……私とカラーがギクシャクしてると思ってる?」
「う、うん。だってカグラちゃん、オークスで……」
「負けたわよ。カラーに」
カグラちゃんはキッパリとそう言って、近くで話を聞いてたカラーちゃんにジト目を向ける。
それを受けたカラーちゃんは笑顔で、軽く手を振ってそれに応えた。
「でも、それが何?」
「え……? だって、カグラちゃん……悔しくないの?」
「悔しいわよ、もちろん! まだ二つ目とはいえトリプルティアラ制覇がかかってて、そこにあと少しで手が届きそうだったんだから」
「じゃあやっぱり、カラーちゃんのことが憎くなって──」
「だから、なんでそんな考えになるのよ?」
カグラちゃんは不思議そうに首を傾げました。
「私の悔しいって思いは、オークスを勝てなかった自分に対するものよ? レースであれをこうしておけばよかった、こうすればよかった、そういう反省と共に生まれる悔しさだわ」
「勝ったカラーちゃんを、嫌いに思ったりしないの?」
「当たり前よ。
「そう、なの……?」
「たとえばそうね……カラーがズルして勝ったのなら話は別よ? 反則になればもちろん降着になるからそんなことはないけど、それでもスレスレの手を使ってきたのなら、カラーを怒るのは当然だわ。でも……そんなことしてないでしょ?」
「うん。してなかった」
カラーちゃんは苦笑を浮かべながら「してないよ~」と手を横に振る。
もちろんカグラちゃんはそれを疑ってないし、わたしだってそう。
「だから私はカラーを妬んだりはしないわ。それは彼女の勝利を汚すものになるし、ひいてはあの
それからカグラちゃんは。わたしの顔をのぞき込むようにして見た。
「ラグビーに、ノーサイドって言葉があるじゃない? 私もその精神は好きだから見習わないとと思ってね。だから体をぶつけ合うほどに激しく競ったレースだったとしても、ゴール板を過ぎれば恨みっこなし、よ」
「……でもさぁカグっち」
良い笑顔で言ったカグラちゃんだったけど……それに対してカラーちゃんはからかうように意地の悪い笑みを浮かべてる。
「それって、ウチが勝ったからって部分もあるよね?」
「そんなことないわよ。相手が誰でも──」
「じゃあ、ウチじゃなくて名門出身者だったら? たとえばシャダイの……」
カラーちゃんの言葉で、カグラちゃんは思わず顔をしかめちゃった。
それに自分でも気づいて……コホンとわざとらしく咳払いをする。
「た、確かに相手によってはホントに
気を取り直して勝ち気な笑みを浮かべるカグラちゃん。
「良いレースで負けたなら、良いレースができたことを誇るべきだし、惨敗したならそんなことをしている暇なんてないんだから」
「ま、そーね」
それにカラーちゃんもうなずく。
そして「勝ったって、次負けるわけにはいかないから、暇はないけどね」と苦笑する。
「でもピアリス、なんでそんなことを思ったの? 前のレースで負けたとき、そんなに悔しかったの?」
「ううん、違うけど……」
少し心配そうに訊いてきたカグラちゃんにわたしは首を横に振った。
そして素直に、ロンマンガンちゃんから聞いた、アップショットさんがシオンちゃんに絡んでいた話をした。
すると……
「「あぁ、アレね……」」
二人は異口同音にそう言って、気まずそうに顔を見合わせてる。
「あのねピーちゃん。アレ、仕方ないわ。ウチだってあんな負け方したらグチりたくなるし」
「え? でもシオンちゃん……オラシオン、なにも悪いことしてないよ?」
「確かにそうね。でもねピアリス、アップショットは悔しさの持って行き場が無かったんだと思うわ」
「ん~と……どういうこと?」
「あのレースはアップショットにとっては会心のレースだったはずよ」
初めて見せる“逃げ”という奇襲。
それに戸惑いながらも、大本命へのマークのせいで追いかけられない他のウマ娘達。
厳しいマークで囲まれて、動けない
策が完全にハマって、非の打ち所がない展開だった……とカグラちゃんは説明してくれた。
でも──
「それでも、負けた。力の差をまざまざと見せつけられて」
カグラちゃんは沈痛そうに顔をしかめて説明する。
「ギリギリの接戦でわずかに届かなかった、とかそういうものですらなかった。最後の直線に入るまでに
「うん。シオンちゃん、すごかった……」
わたしが素直な感想を言うと、カグラちゃんは苦笑を浮かべた。
「そうね。でも、他のウマ娘にしてみたら、どうしたら勝てたとかそういう話じゃないわ。小手先ではとてもどうにかなるものじゃないわよ。最高のレースをしたにも関わらず、それさえ通じずに叩き潰されたんだもの……完全にお手上げだわ」
やれやれ、と肩をすくめるカグラちゃん。
それにカラーちゃんもも「うんうん」と大きく頷いて同意してる。
「ウチも、アレを見たらさすがにトリプルティアラ路線でよかったと思ったわ」
「……それについては同感ね。もはや気の毒なレベル。あの“
「ま、ウチは一つ
ニンマリと笑みを浮かべてカグラちゃんを見るカラーちゃん。
その視線に、じっと耐えながらこめかみをヒクつかせるカグラちゃん……やっぱり悔しいんだね。
「……感謝しなさいよ、カラー。私がオラシオンくらい強かったら、オークスも取ってたんだからね」
「えっと……それって、感謝するところ?」
「もちろんよ。まぁ、そして残る一つ……エリザベス女王杯は絶対に渡さないけどね」
「あら、それはウチのセリフっしょ。エリ女も2400だし、1600の桜花賞とは違うけど大丈夫?」
「言ってくれるわね、カラー!」
からかうカラーちゃんに、笑顔を浮かべながら追いかけようとするカグラちゃん。
そうやって一歩踏み出したとことで──
「……え?」
不意に、カグラちゃんがガクンとつんのめった。
どうにか転倒はしなかったけど……わたしは慌ててカグラちゃんに駆け寄る。カラーちゃんも不思議そうに近寄ってきた。
「カグラちゃん、大丈夫? どうしたの?」
「だ、大丈夫よ。ちょっとはしゃぎ過ぎちゃったかしらね。レース直後だったのに……」
「今まで桜花賞にオークスと、トリプルティアラ目指して走り詰めだったし。そりゃ足に疲れもくるでしょ」
秋に向けて夏はゆっくり休まいないとね、とカラーちゃんは苦笑を浮かべてる。
それにカグラちゃんも「そうね」と同意したけど……なんか、不安だなぁ。
でも、カグラちゃんはわたしが心配そうに見ているのに気がついたみたいで──
「大丈夫よ。エリザベス女王杯にはあなたも走るんでしょう? ピアリス……」
「う、うん……できれば、走りたい……な」
「なら、あなたは夏の間一生懸命努力しなさい。私と、カラーと、あなたの三人で走れるように……」
カグラちゃんが笑顔でそう言って、カラーちゃんも頷いて──
「……そんなに甘い世界じゃありませんことよ」
後ろでジト目を向けつつ水を差したモンちゃん──メジロモントレーちゃんに、カグラちゃんが怒って振り向き……
──わたしは、決意した。
絶対に、エリザベス女王杯に出るんだ。
そしてカグラちゃん、カラーちゃんと(モンちゃんもいるけど……)一緒に走って、それで──競うんだ。
トリプルティアラの最後の一つを賭けて。
──この二人なら一緒に楽しく走れて、たとえわたしがどんな順位になっても、きっと誉めてくれるに違いないから。
◆解説◆
【違う、そうじゃない!】
・♪違う 違う そうじゃ そうじゃな~い~ 君を逃がせない~♪
・そんなわけでは、今回のタイトルは“アニソン界の大型新人”こと鈴木雅之さんの楽曲タイトルから。
・ピアリス回なので「~ない!」というタイトルのルールに従ってこうなりました。
【オークス】
・今回のオークスのモデルになっているのは、1989年開催の第50回のもの。
・1989年5月21日に開催。
・天候は曇で、馬場状態は稍重でした。
・そして出走数は驚きの24。多すぎ。
・その中にはシャダイカグラ、ライトカラー、メジロモントレーの他、桜花賞の時に出てきたアイドルマリーも出ています。
・また、翌々年にはダイユウサクやダイイチルビーとスワンステークス、マイルチャンピオンシップで競ったエイシンウイザードの名前もあります。