見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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 ──年が明け…………季節は過ぎ…………春は目前となった3月になっていた。

 その間、ダイユウサクは一回も出走しなかった。
 これまでの出走の結果が結果だけに、慎重になるべきだと思ったトレーナーの判断であり、なにより年齢相応の未勝利戦というものがもう無くなってしまった以上、焦って出走する必要もなくなったからだ。
 これまでの経緯があるので、学園側からも大目に見られていることもあり、この4ヶ月間を、トレーニングと調整に使うことができたのである。

 そして3月半ば──ダイユウサクの、仕切り直しとも言うべき第3戦がいよいよ迫っていた。





第16R 大再起! 新たなる第一歩

 その日、アタシは中京レース場へとやってきた。

 

「……あの日、ここに来ていたら……結果は変わったのかしら」

 

 と、遠い目をしてまだ冬のような澄んだ高い空を見上げる。

 そんなふうにして思い出したのは去年の高松宮杯のこと。

 オグリキャップが制したそのレースは、実力差を見せつけられたコスモドリームに大きなショックを与えたのよね。

 今までコスモのレースを直に見ていたアタシだったけど、そのレースは現地では見ていなかった。

 

 ──彼女に声が届かなかったから負けちゃったんじゃないの?

 

 現実的な話ではないとは思うけど、それでも、そう思って後悔したこともあったのよね。

 あのレースの後、アタシとコスモは大喧嘩しちゃったんだから。

 

「……どうかしたのか?」

 

 声に振り返れば、男トレーナーが不思議そうにアタシを見ている。

 アタシが所属するチーム《アクルックス》の担当トレーナー。

 ……現状、アタシしか所属してないから、実質的にはアタシの専属トレーナーみたいになっているけど。

 

「別に……ちょっと去年のことを思い出していただけよ」

「……そうか。あまり考えすぎるなよ」

 

 すぐに視線を逸らして他へと振り返った彼。

 んん? 去年のことってアタシがいたチームのことと勘違いしてるのかしら。

 気を使ってくれるのはうれしいけど、あまり気を使われすぎるのもね。

 

「──他のことを考えながらで勝てるほど、甘くはないからな」

「うん……わかってる」

 

 彼が見ているのは他の出走するウマ娘達だった。

 う……みんな速そうに見える

 そりゃあそうよね。アタシはもはや出られる未勝利戦がないから、一緒に走るのはアタシと同じように格上挑戦する以外は、みんな勝利を経験しているんだから。

 そんなウマ娘が、えっと一人二人三人……

 

「今回のレースは10人立てだが……お前が今、何番人気か知ってるか?」

 

 アタシを見ることなく、トレーナーは周囲のウマ娘を見ながら訊く。

 そんな分かり切ったことを訊くなんて、ちょっと意地悪すぎない?

 

「う……ビリじゃないの? だって…………」

 

 アタシは今まで結果というものを何一つ残していない。残したのは二戦連続タイムオーバーという不名誉だけ。

 そんなアタシが勝つと思う人なんて──

 

「いや、4番人気だ」

「──はい?」

 

 思わずトレーナーを見て、目を(しばたた)かせる。

 そんなアタシの表情を見たトレーナーはしてやったりと言わんばかりに、ニヤリと意地悪い笑みを浮かべた。

 

「うそ……ホントに?」

「驚いただろ?」

「もちろんよ。でも、なんでそんな……」

「話題にはなったからな、お前の件は──」

 

 ああ、そういうことね。

 ということは、これは同情票……ってことね。

 そりゃあそうよ。あんな結果しか出していないアタシに人気がつくはずが──

 

「それだけ、お前に期待している人がいるってことだぞ?」

「──え?」

 

 ガッカリしてうつむいた顔を上げると、さっきの意地の悪い笑みではなく、誇らしげな笑みへと変わっていた。

 

「理由や動機なんてどうでもいい。お前を応援する人がそれだけいるってことだ」

「でも、アタシの実力は──」

「そんな些細なこと気にするな。お前はお前の全力で走って、皆の期待に応えろ。皆の思いを背負って走れ! それだけだ」

「みんなの思いを……」

 

 そう思うと──少しだけ背中が重くなった気がした。

 今までのアタシはそれこそ不人気ばかりだったから、人気なんて意識したこと無かったもの。

 それに気がついたのか、トレーナーはアタシに言った。

 

「いいか、ダイユウサク。トゥインクルシリーズの一番人気ってのは、このウマ娘が一番勝つ確率が高いと思うから──じゃあないんだぞ」

「え? いや、合ってるでしょ? みんなが勝つと思っているウマ娘が一番人気になるはず──」

 

 アタシの返しに、トレーナーは断固として首を横に振った。

 

「お前は考える前提を違えている。競艇や競輪、オートレースみたいな公営ギャンブルと違って、金を賭けてるワケじゃないんだからな」

「そんなの当たり前よ。でも、それでも結果的には同じことじゃないの?」

「違う」

 

 再度断言するトレーナー。

 彼は自信を持って言った。

 

「ファンから一番多く、このウマ娘が1着で駆け抜けて欲しい、センターで歌って欲しいと思われているウマ娘こそが一番人気を獲得するんだ」

 

「あ……そっか…………」

 

 目から鱗が落ちる思いだった。

 そうだ。それこそが一番人気だったんだ。

 そしてそれを背負うことが人気を背負う本当の意味。

 だから──今日のアタシは、4番目に多くの人の願いを背負っているってことになるのよ。

 

「……もう一度言うが、お前はお前の全力で走って、皆の期待に応えろ! ファンは同情だけでなく、お前の実力を含めて期待してくれているんだぞ」

 

「──はい!!」

 

 アタシは顔を上げて力強く答えた。

 その返事に、彼は──満足したように大きくうなずいた。

 

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 

「…………乾井(いぬい)トレーナー、ですよね?」

 

 レースの準備へと向かったダイユウサクと分かれ、観戦のためにメインスタンドへ向かったオレは、そう突然声をかけられた。

 背後からのそれにオレが振り返ると──中肉中背といった、あまり特徴のない男性がオレのことをじっと見ていた。

 

「はい、そうですが……」

 

 オレが答えると、彼は「やっぱり……」と少しほっとした様子でつぶやき、そしてオレに向き直る。

 

「娘がお世話になっております。ダイユウサクの父です……」

「あ……これは、御無礼を……」

 

 オレは慌てて頭を下げた。

 学園に通っているという形ではあるが、学園はウマ娘の親御さんから大切な子をお預かりしている立場になる。

 その学園の代表として、オレは頭を下げる。そして彼女の父親と気がつかなかった非礼を詫びて。

 

「そんな……頭を上げてください、トレーナー。私は……あなたに感謝を伝えに来たんですから」

「感謝を、ですか?」

 

 正直な話……オレは彼女の親にはあまりいい顔をされていないんじゃないかと思っていた。

 なにしろ、あんなことがあったのだから、被害者であるダイユウサクの親ならば学園に対する信頼は地に落ちていて当然だ。

 にも関わらず、競走をやめさせるどころか、再びその世界に引きずり込もうとしているのだから、オレは両親からは恨まれこそしても、感謝されるなんて思っていなかった。

 

「ええ。正直な話、娘がまたレースをやりたい、続けたいと言い出したときには反対しました」

 

 遠い目をして、ダイユウサクの父親は思い出すようにしながら語る。

 

「お前はもう走る必要はない、と私は諭しました。私の従姉(いとこ)はとある名の知れたウマ娘でして……そのつながりで、彼女からウチの娘も競走を……と誘われるがままに学園に送りだしたのは私ですから、その責任も感じておりました」

 

(この人、“あの方”の従弟かよ……“とある”で済むような名前じゃないぞ)

 

 冴えない中年に見えた彼の、意外な肩書きにオレは思わず背筋が伸びる。

 露骨すぎ、とか、みっともないとか言うなよ? あの人の偉大さを考えたらURA関係者なら誰でもそうなるぞ?

 今でこそ七冠のシンボリルドルフが注目されているけど、彼女が出てくるまで長年目標にされ続けた偉大なるウマ娘なんだからな。

 

(そういえば、ダイサユウサクを担当するときにあのロリっ娘──理事長が関係者と教えてくれたけど……そこにこの人を通して繋がるのはさすがにイメージできなかったわ)

 

「だから、例の件を聞いたときは後悔さえしました。娘になんて酷いことをしてしまったのだろう、と。彼女が競走の道を進みたいと志していたならともかく考えてもいなかったのに、そこにレールを敷いてしまったのは私でしたから」

 

 その心境や辛さは人の親になっていないオレでは正確に推し量れないものがあるが、それでも容易に想像することはできる。

 結果的には自分の娘を追いつめてしまったのだから。

 

「そう思っていたからこそ、娘に背負わせてしまった重荷を下ろさせようと、続ける必要はないと言ったのですが……アイツは下ろそうとしなかった。『やっと、アタシを認めてくれる人ができた。信頼できる人がトレーナーになってくれた』と言いましてね……」

 

 その言い分には、ちょっと頭が痛くなる。

 

(アイツ……信用しすぎだろ。だからあんなのに騙されるんだぞ……)

 

 簡単に詐欺に引っかかりそうだな、と彼女の将来が不安になった。

 この4ヶ月の間に接して、決して頭が悪いわけではないと思っている。むしろ理解力も判断力もあると思っている。

 ただ、冷静であれば……という但し書きがつくが。

 思い込んだら一直線な気質が不安なのだ。彼女の美徳でもあるが、それが騙される原因でもあるのは間違いない。

 というのも──オレのことを欠片も疑いもしないのは、本当に不安に感じているからだ。

 

「……失礼ながら、貴方のことは調べさせてもらいました。妻もウマ娘ですし、従姉の(ツテ)もありましたから」

 

 ほらな。普通そうだよ。

 で、その沈痛そうな表情から、どこに行き当たったかも容易に想像できる。

 

「私は、娘のように貴方を盲目に信じることは、できませんでした」

「でしょうね。私も、自分がどういうを流されているかくらいは把握していますから」

 

 オレが答えると、その人は「申し訳ない」と小声で謝った。

 しかし、分かる。人の親なら、あんな噂を流されている、担当したウマ娘はたった一人で、しかも未勝利だったという実績を聞かされれば、反対して当たり前だろ。

 オレだって自分の身内がそんなトレーナーに指導されるとなったら、反対するわ。

 

「娘には内密で、学園の理事長とも話をさせていただきました。できれば、娘を普通の学校に通わせたい、と。そして……貴方の噂の話もしました。ですが……そのときに秋川理事長が貴方のことを『そんな人ではないッ!』と仰りましてね。その件の経緯を全て聞きました……」

「あ、いや……そう、ですか…………」

 

 オレは気まずくなり、思わず視線を逸らして頬を掻く。

 確かに噂はあきらかに過剰に盛られている。

 だが、とはいえ彼女が未勝利でこの道を断念した原因にオレがあるのは間違いないんだ。

 その自覚があるからこそ、そこまで否定され、庇われるのは居心地が悪い。

 

「まだ(おさな)──若くともしっかりした理事長からあれほどの信用を受けているのなら、その噂の方こそ間違っている、そう思って私は貴方に託すことにしました。なにより、今まで私のせいで……私があの娘をここへ入学させたからこそ、苦労することになった。だから……せめて、今、娘のやりたいことをやらせてやりたいと思いまして……」

 

 そう言ったダイユウサクの父は「今までやりたいことを主張したことがありませんでしたから」と付け加えた。

 

「ですから……改めて、娘を……よろしくお願いします」

 

 そう言って彼は──深々と頭を下げた。

 

「よしてください。私は、そんなに大した人間じゃありません。それに……まだ何も成していないんですから、礼を言われるは早すぎます」

 

 慌ててそれを止め──顔を上げたその人に、オレは付け加えた。

 

「あの件は、けっして貴方のせいなんかじゃありません。悪いのは彼女を利用しようと近づき、そのくせに全く向き合おうとしなかったヤツと、そんな者を放置し育ててしまった上に、そいつらから娘さんを守れなかった、我々学園の落ち度です」

 

 そう言ってオレは逆に頭を下げた。

 それを見たその人は──

 

「やっぱり、あなたは良い人だ。今回こそ娘は人を見る目があったようですな」

 

 そう言って微笑む。

 そんな彼を、今から始まるレースを一緒に見るのを誘ったのだが──「貴方と一緒に見たら、せっかくこっそり見に来たのが、娘にバレますから」と悪戯っぽく笑い、改めて一礼してから、去っていった。

 




◆解説◆

【新たなる第一歩】
・新チームになって、トレーナーも変わって──まさに新たなる一歩です。
・アニメだとOP変わるヤツですね。

第3戦
・史実でのダイユウサクの第3戦目は1989年3月18日(土)、中京競馬場の第6レース、4歳以上400万下条件のダート戦。
・当日の天候は晴れ。馬場状態は良。
・前走の前年11月12日から、だいぶ空きましたが……なんでそこまで空けたかは小倉で出走させようと思ってたら熱を出したり、ソエの状態が良くなかったとか、そういう理由だったようです。
・そうしてダイユウサクが休んでいる間に──なんと平成に元号が変わりました。(笑)
・平成になったのは1989年1月7日からですので。
・そう、前話まで昭和がモチーフになっていた話だったんですよ?
・あとの変化は、厩務員が平田修(現在は調教師)さんに変わりました。
・本作も2戦から3戦の間でトレーナーが変わったのは、その厩務員の変化を意識してのことです。

みんな速そうに見える
・ダイユウサク、それは錯覚だッ!!
・──というのも、史実だとこのレース……実は1着経験があるのは5番のエイシンナカヨシくらいで、しかもそれは前年の3月という1年も前のもの。
・それ以外は2着、3着が複数回とっていればいい方で、未勝利(賞金0円)のものもそれなりにいるような状況。
・言ってしまえば、ダイユウサクと同じような状況の馬も多かったということです。
・ただ、それはあくまで史実のお話で──本作では、もう少し周囲は強かったと想定してます。

4番人気
・ええ、私も最初に見たときこの4番人気には驚きました。
・前走、前々走ともに殿(しんがり)負けでしかもタイムオーバー。それだけならこの馬の馬券を買う理由があるようには思えませんからね。
・で、他の馬を調べてみたら↑のような状況が判明したので、「あぁ、どんぐりの背比べだったのね」と納得した次第です。
・しかし、本作ではもう少し周囲のレベルが高く、“去年のダイユウサクの件を知っている事情通たちが応援した”から4番人気になったということにしました。

公営ギャンブル
・旧作でも書いたのですが、ウマ娘の世界設定を独自解釈して「馬がいないので競馬はないが、競輪や競艇、オートレースといった公営ギャンブルはある」という本作独自の設定にしています。
・また、公営以外にパチンコも存在しています。たぶん出てこないけど。
・ですのでトウィンクルシリーズの“人気”も本文中のような解釈を乾井トレーナーがしています。

ダイユウサクの父
・第1話にて市役所で大暴れしたあの父親がまさかの再登場。
・本文では書かれなかった、ここにいた理由ですが……これは、本作のオリジナルウマ娘であるダイユサクの地元が名古屋市としており、地元だったからです
・その設定は、ダイユサクの馬主である橋元幸平氏の地元が名古屋だからという理由。そのため彼女の実家が名古屋にあります。
・──この理由は、いずれ最後の方でわかるかと。
・ちなみに……名古屋が実家なら、去年の高松宮杯のときは応援した後、実家に泊まればよかったのでは? と思われてしまうかもしれませんが、あれは宿泊費や滞在費が問題だったのではなく、練習時間の関係だったので中京レース場にくることはできませんでした。

“あの方”の従弟
・ちょっと、文章だと複雑になってきたので、本作でのダイユウサクの家系図を──
・あくまで本作での()()()で、競走馬の血統図ではありません。
・スマホでは正確に表示されないかもしれません。ゴメンナサイ。(横長にしたらいけるかも)

サンキョウセッツ←○○○○○(ネバーシンザン)←┐
               ├シンザン←《 兄 》┐
  シヨノロマン←○○○○○( シンシラオキ )←┘          ├○○
                          │
         ダイユウ父←────《 弟 》──┘
  ダイユウサク←─┤
         ダイユウ母(ノノアルコ)←┐
               ├○○○○○(ダイコーター)
         コスモ父←─┘
 コスモドリーム←─┤
         ウマ娘界のゴルゴ13(スイートドリーム)

──と、こんな感じです。○の数は伏字数ではなく位置調整です。
・見やすさのため、あえて夫婦をひとまとめにしているところもありますし、兄弟姉妹は全部網羅はしていません。(例:ダイユウサクの弟)
・できるだけ同世代を縦で揃えました。ですのでシンザンとダイユサクの父親はあくまで従姉弟。ただし親子くらいに歳が離れていて世代がズレています。(『サザエさん』のカツオが、姉のサザエさんよりも甥のタラちゃんに年齢が近いような感じ)
・ノノアルコやダイコーターようなルビは、あくまで史実の競走馬の血統的にそこにあたる馬なだけで、名前がそうとは限りません。
・なので祖母にウマ娘・ダイコーターが入るかどうか確定ではありません。
・ダイユサクの母方の家系は史実の血統を考慮しています。
・父方はかなり馬同士の血統的つながりをほぼ無視で、「馬主が兄弟だった」というのを馬主=父親にしてできるだけ再現しようとした結果。
・ただし、それだとダイユウサクとシンザンが従姉妹になって、明らかに年代がおかしくなる(従姉妹の孫と同い年はさすがに無理がある)のでダイユウサクの父をそこにいれました。
・ダイユウサクの名前がその人の孫由来という要素だけは整合性が取れていますけど。

あのロリっ娘
不敬ッ!!


・今まで、ちょくちょく出てくる乾井トレーナーの悪い噂の件ですが、この先、しばらく明らかにする予定がありません。
・明らかになる時期は──具体的にはオグリ引退よりもさらに後になると思います。
・そんなわけで詳細な内容が分からずモヤモヤするでしょうが、どうにかおつきあいください。
・とりあえず言えるのは、以前に乾井トレーナーが担当したウマ娘に関することで、そのウマ娘は一回だけ出走して未勝利のまま引退して転校済み、という状況。
・その噂のせいで、他のウマ娘が彼のトレーニングを敬遠する(ダイユウサクの父親も嫌悪した)レベルの胸糞悪い話です。
・乾井トレーナーは平田氏や内藤調教師たちダイユウサクを支えた人達をモデルにしていますが、これに関してはもちろん全くの無関係です。
・ホント、詳細出せなくて申し訳ありません。
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