見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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第2R 決断! 誰かがこれをやらねばならぬ

 

 ──アタシはその“ヒト”をジト目で見続けていた。

 

 ホント、馴れ馴れしいわね。赤の他人を“兄さん”だなんて。

 と言っても……彼女はウチのトレーナーを普通にそう呼ぶ。……忌々しいことに。

 そしてそれをアタシを含めたチームメンバーはそれを知っている。

 それというのも──

 

「そっちのメンバーって……〈ミモザ〉の、か?」

「ええ。もちろんそうよ」

 

 笑顔でうなずくその人は、チーム部屋が〈アクルックス(ウチ)〉の隣になってるチーム〈ミモザ〉のトレーナー。

 なんか読みにくい漢字で“アカシヤ”とかいう変わった名字だったのはよく覚えてる。

 隣だから〈アクルックス(ウチ)〉が部屋で騒ぎになると「うるさい」って注意してくる相手でもあるわ。

 とはいえ、ウチのトレーナーが向こうの先代が引退する原因になったりしてるけど、そもそも〈ミモザ〉で研修していたし、そのときに()()()()()ような実績を出してるおかげで敬意さえ持たれてるみたい。

 もちろん敵対もしてないし、嫌われてるわけでもないから、よっぽどでなければ苦情は来ない。

 まぁ、ウマ娘も三人寄ればかしましい……なんてこともあるから、そういうのはお互い様なところはあるのよね。

 

「こっちも別に余裕がないほど忙しいってわけじゃないから、受け入れるのはやぶさかじゃないが……」

「ホント!? ありがとう!!」

 

 そこまで聞いたらトレーナーの言葉を絶つように食い気味で感謝の言葉を言うと、彼女は抱きつきそうな勢いで、トレーナーの手を自分の手で包むように握っていた。

 

(…………やっぱりイラつくわね。その馴れ馴れしい態度)

 

 親しい仲にも礼儀って必要だと思うし、仮にもウチのトレーナーはアンタの先輩にあたるわけでしょ?

 それなら敬意を払うべきだし、キチンとした態度でお礼を言うべきだわ。

 見なさい。隣にいる上下関係と礼儀作法に五月蠅い巽見トレーナーも、眉をひそめて文句を言いたそうにしてるわよ。

 ……まぁ、アタシが文句を言うような話じゃないし。

 でもきっと巽見トレーナーが咎めてくれるわよ。

 

「いやいや、早合点するな。受ける以前にどういう経緯なのか教えてくれ」

「あ……そうよね。全然説明してなかったっけ……」

 

 気を取り直した彼女は申し訳なさそうに眉を下げつつ、表情豊かに説明を始める。

 

「〈ミモザ(ウチ)〉のサブトレのことは知ってる?」

「もちろん。オレだって面汚しとはいえおやっさんの一門だからな」

「もぅ。そんなことないよ。まったく兄さんはいつまでも過去引きずって卑屈なんだから……」

 

 不満げに頬を膨らませる緋子矢トレーナー。

 なんでも緋子矢トレーナーは先代の娘としてチームを急遽受け継いだので、先代の下でサブトレーナーをしていた人がそのままサブトレーナーとして補助することになったそう。

 だからウチのトレーナーから見てもその人は同じ先生の下に付いた同門。

 目の前の緋子矢トレーナーは年齢や実績から自分ではなくその人こそ正トレーナーとしてチームを継いで欲しかったらしい、って話をトレーナーが前にしていたわね。

 

「その人、実家の都合で中央トレセンを辞めることになったのよ」

 

 説明によれば、地方出身のその人は実家の親の面倒を急に見ないといけなくなったらしい。

 不幸中の幸いで、その近くには地方(ローカル)のトレセン学園があったので、そこに移ってトレーナーを続けられるらしいから、転職してまったく別の仕事に就くわけじゃないみたい。

 でももちろん中央(ここ)を去るわけで……

 

「そうなると、私一人では今の人数を見きれないのよ」

「新たにサブトレを探せばいいじゃないか」

 

 ウチのトレーナーが至極まっとうな提案をする。

 人手が足りなければ補充すればいい。《ビックリ箱》なんて異名を持つ人から出たのは驚くほどに普通の正論だった。

 

「今のメンバーだって〈ミモザ〉が良くて集まった連中なんだから、出て行くのは嫌がるだろ?」

 

 とはいえその正論も、アタシ達ウマ娘側から言わせて貰えばその通りなのよ。

 チームという環境が変われば走りへの影響は計り知れないわ。今までできていた走りが思うようにできなくなる、なんてことまで十分に考えられること。

 環境を変える、というのはそれくらいにハイリスクなんだから。

 

(……もちろん逆の可能性もあるけど)

 

 アタシはそれで救われた側だしね。

 とはいえ、よ。アタシみたいに前のチームに居られなくなったのならやむを得ないと思う。

 トレーナー側の都合というのはターキンと同じだけど、彼女の場合はチームが事実上休止状態になったんだから「チームを変えざるを得なかった」という意味ではアタシと同じ。

 でも、チームが残ってるのにトレーナー側の都合だけで「面倒見きれなくなったから他のチームに移籍してくれ」なんて言われるのなんて、冗談じゃないって思うわよね。

 チーム内で上手くいっていたんだとしたら、なおさらそうよ。

 でも、トレーナーの指摘を受けて緋子矢トレーナーは頬を膨らませてあからさまに不満そうにした。

 

「それって簡単な話じゃないの、兄さんもわかるでしょ?」

 

 恨みがましい視線をウチのトレーナーに向けつつ小さくため息をついているけど、当のトレーナーはピンと来ない様子で首を傾げていた。

 

「そうか? チームを持っていないトレーナー候補生なんて、探せばいくらでもいるだろ」

「抜けた穴が大きすぎるの! あの人の存在、〈ミモザ〉(ウチのチーム)ではそれくらいに大きかったんだから。ほぼ専属で担当してたウマ娘達だっているし……」

「それは……まぁ、な。おやっさんが残した後ろ盾だったんだから」

 

 本来ならチームを任されていた程の実力者だったって言うんだから、その人が居なくなれば影響は大きいでしょうね。

 

「そんな人の代わりなんてそうそういないわよ。サブトレーナーでデビュー後のウマ娘を完全に任せられる人なんて限られるんだから。それこそ……」

 

 トレーナーをジト目で見ていた緋子矢トレーナーは、チラッと巽見トレーナーを見る。

 

「涼子さんみたいな人じゃないと」

「高望みしすぎだろ。“樫の女王”(オークスウマ娘)を育てたのにサブトレやってるような特殊なヤツを例に出すな」

「む……」

 

 半ばあきれたようにトレーナーが言うと、涼子さんは眉をひそめ抗議するように睨んでる。

 トレーナーが「お前のようなサブトレがいるか」と苦笑しながら返したら、それに反論しようと涼子さんが口を開きかけて──緋子矢トレーナーが遮るように言う。

 

「でも、それくらいの人が抜けたんだから仕方ないじゃない。そんな経験のあるトレーナーがチームも持たずにフリーでいたり、まして他のチームのサブトレをしているのを引き抜くなんてありえないでしょ?」

「それはそうだが……」

 

 再度、不満そうに頬を膨らませつつジト目を向けられ、ウチのトレーナーはたじろいでいる。

 

「兄さんと違って実力も実績もない私のところに研修生なんて来ないし」

「実力と実績? そんなもの、ウチだってないぞ」

「あのねぇ……兄さんはどれだけ自己評価低いの? 有に秋の天皇賞とった時点でもスゴかったのに、その後のクラシックで──」

「アレはオラシオンの功績だ。もし彼女が〈ミモザ〉に入っていたら、レナ子だって同じ結果を残せたさ」

 

 興奮する彼女をなだめるようにトレーナーが言って、それから「〈ポルックス〉に入ってたら無理だったかもしれないけどな」と冗談めかしつつ苦笑した。

 まぁ、彼女(オラシオン)の同期で同じくらいの才能があると言われ最優秀ジュニアをとったセントホウヤが、そのチームで伸び悩んだことを考えると現実味ありすぎて冗談には聞こえないけどね。

 もちろんそれで落ち着くわけもなく、余計に声を荒立てる緋子矢トレーナー。

 

「私にはサンドピアリスにエリザベス女王杯(エリジョ)とらせるなんて無理。しかもその翌年もチームで連覇させるでしょ? だいたい、涼子さんのこと“オークスウマ娘を育てたサブトレ”って言ってるけど、〈ミモザ(ウチ)〉の研修時代にやったこと忘れてない?」

 

 まったく持ってその通り、と言わんばかりに涼子さんが「うんうん」と頷いてる。

 

「ダイナのことなら、それこそオレだけの手柄じゃないからな。おやっさんが作り上げた土台があってこそだし、それに加えてチュン太郎と巽見が手伝ってくれたからこそだ」

 

 涼子さんの功績が大きかったのは、コスモのオークス制覇が物語ってる──とトレーナーが持ち上げるものだから、涼子さんがむず痒そうな何とも言えない表情になってる。

 

「とにかく、〈ミモザ(ウチのチーム)〉にはサブトレーナーの心当たりもないし、チームの規模を縮小せざるを得ないってわけなの。たとえサブで新人トレーナーが入っても、いきなり担当持たせるわけにもいかないし」

 

 そこで悲しげな表情をする辺り、緋子矢トレーナーも今のチーム状況に罪悪感を感じてる様子。

 話になっている〈ミモザ〉を去るサブトレーナーだって家庭の都合で移籍するわけだし、気の毒な話だけど……

 

「そこまでじゃなくても、お前が今のメンバー全員を見られるくらいにサポートできる優秀な若手を探せばいいんじゃないか?」

「……それが容易じゃないのは、ある意味兄さんのせいでもあるんだけど?」

「え?」

 

 ジト目を越えて、明らかに抗議する視線を向けてくる緋子矢トレ。

 それに戸惑いながらたじろぐウチのトレーナー。

 

「なんでそれがオレのせいになるんだ?」

「優秀なトレーナー候補生を一人、外部に流出させたのはどこのどちら様でしたっけ?」

「う……」

 

 そのつもりはなかったんでしょうけど、とぼけたような形になったトレーナーに対し、緋子矢トレは満面の笑顔に青筋を立てて言った。

 でも言ってることは……うん、正しいわね。

 

「あの子だったら、ウマ娘を預けられて担当にもできたのに。あのオラシオンを実質的に担当していたようなものだったんでしょ?」

「それは、まぁ……」

「兄さんの弟子なんだから、実質的に同門だったんだし」

 

 不満そうに頬を膨らませた赤石トレーナーに対し、バツが悪そうに頭を下げるトレーナー。

 さっきトレーナーもチラッと言っていたけど、うちの〈アクルックス〉は〈ミモザ〉の先代トレーナーの指導を受けた乾井トレーナーが独立した、同じ一門の言わば派生チーム。

 その一門衆と言える渡海って元研修生を、〈ミモザ〉がサブトレーナーとして迎え入れるのはスムーズにいったでしょうね。なにより今の〈アクルックス〉には余裕があるんだから引き抜かれても問題ない。

 

「……それとも〈アクルックス(そっち)〉がヒマで、()()を〈ミモザ(うち)〉にくれるっていうのなら大歓迎よ? なんなら好待遇で──」

「却下」

 

 悪戯っぽく笑みを浮かべて言う緋子矢トレーナーに、ウチのトレーナーは即答した。

 彼女? ……いったい誰のこと?

 

「ミラクルバードを渡したら、オレの仕事が立ちいかなくなる。〈アクルックス〉の大事なメンバーだ」

 

 ああ、ミラクルバード(コン助)のことね。

 元競走ウマ娘だけど、レース中の事故で足が動かなくなって、車イス生活を余儀なくされて学園の競走コースからスタッフ育成コースに転科した経緯を持つ()

 アタシとトレーナーだけだったチームに入って、サポートしてくれたのはありがったかったけど……ちょっと、トレーナーに懐きすぎなのが気になるのよね。

 まったく、刷り込みされた雛鳥じゃないんだから……

 アタシが内心でため息をついてると、トレーナーも合わせたようにため息をつくのが聞こえた。

 なにかをあきらめような様子で──

 

「……事情は分かった。ウチで面倒を見よう」

「ホント!? ありがと。とっても助かるわ……兄さんのところなら間違いないもの」

「それを言うなら、〈アクルックス(ウチ)〉なんかよりも、東条先輩の〈リギル〉を頼ったら良かったんじゃないのか?」

 

 トレーナーがそう言うと、緋子矢トレーナーは慌てて首を横にブンブンと振りながら「とんでもない」と答えた。

 

「ハナ(ねえ)さんのところみたいなエリート集団に、ウチの()が付いていけるわけないわよ」

「ウチが落ちこぼれ集団みたいな発言だな」

 

 そう言って……トレーナー、なんでこっちを見るワケ?

 仮にも有記念をとったウマ娘に対して、あまりにも失礼だと思うけど。

 

「そんなこと思ってないわ。〈リギル〉のレベルが違いすぎるって話よ。兄さんには迷惑をかけちゃって申し訳ないんだけど」

「気にするな。師匠にはお世話になったし、返しきれない恩も──」

「っと、それ以上は言わない約束でしょ。お父さんもそれを聞いたら怒るわよ、きっと」

「……お前が先生や師匠じゃなくて“お父さん”と呼ぶことにもな」

 

 その言葉を聞いて緋子矢トレーナーは「いけない!」と慌てて口を押さえるのを見て、トレーナーは苦笑してた。

 バツが悪そうに笑みを浮かべた緋子矢トレーナー。彼女は持ってきていた資料をトレーナーに見せる。

 

「うちのメンバーから誰でも好きな()を、と言いたいところなんだけど、やっぱりいろいろ都合があって……親御さんの手前とかね。だから移籍する候補はこの2人のどちらかなんだけど──」

 

 ……緋子矢トレ。なんで“好きな()”のところで意味深にこっちに視線を向けてくるのかしら?

 トレーナーがどのウマ娘を担当しようと、アタシには関係ない──

 

「こちらにいらっしゃいましたか、乾井トレーナー様ッ!!」

 

 その瞬間に、トレーナー室の戸をバン!と勢いよく開け放って現れたウマ娘。

 彼女の姿を見てアタシは思わず頭が痛くなる。

 

「さぁさぁさぁさぁ、今日も張り切ってトレーニングに参りましょう♪」

 

 目を爛々と輝かせ、周囲をまったく見ずにマイペースを貫く彼女に、アタシはこれ見よがしに盛大にため息をついてから注意する。

 

「あのねぇ、おタケ。今、来客中よ。この状況を見て、トレーナーが応対しているのわからない?」

「おや、御局(おつぼね)泥棒猫──もとい、ダイユウサク先輩ではございませんか。これはこれは御挨拶が遅れ、た・い・へ・ん失礼をいたしまして(わたくし)非常(ひじょー)に心苦しく感じております」

 

 慇懃に頭を下げる後輩ウマ娘の無礼な対応に、アタシは思わずこめかみをヒクつかせてしまう。

 すると入ってきたもう一人のウマ娘が、そのウマ娘の頭をポンと軽く叩いてたしなめた。

 

「おタケ、そうやって無意味にパイセンを煽らない。で、パイセンも一々おタケにイラついてたらキリがないのはもうわかってるでしょ?」

「それはもう、ね。でもロンマン……後輩指導はアンタの担当よ」

 

 すっかり先輩姿が板に付いたロンマンガンだった。

 この目の前にいるおタケ──問題児のウマ娘のおかげで彼女も随分と先輩として成長したように見えるわ。

 

「は? いつの間にあっしがコイツの指導役になってんの?」

「もちろん来たときからよ。最後輩だったじゃない」

「いやいやいやいや、ピアリスいたでしょ?」

「あの()に後輩指導ができたと思ってる? それもこんな先輩をなんとも思ってないのを相手に厳しく、よ」

「そりゃあ無理でしょうけど……」

 

 ロンマンガンも、オラシオンが居なくなって面倒を見る負担が大きくなったのはアタシだってわかってる。

 もっとも当のおタケは、アタシ達の会話を気にした様子もなくトレーナーにまとわりつくように近寄ってる。

 そしてトレーナーはといえば……それを気にした様子も無く、緋子矢トレから渡された資料を食い入るようにジッと見つめていた。

 やがて選んだ1枚を緋子矢トレーナーに渡す。

 

「……うん。こっち……かな」

「え? ホントに? でも実績面ではもう一人の方が──」

「歳が一つ下だろ。そのウマ娘の方が〈ミモザ(そっち)〉への思い入れがそれだけ強いはずだ。他の連中とのつながりも強いだろうし」

「それは確かにそうかも。でも、いいの?」

「ああ。とりあえず本人と話がしたい。それに話はあくまで本人が了承したら、だからな」

「それはまぁ……本人の意向を無視するわけにはいかないものね」

 

 トレーナーはおタケを気にする様子もなく、緋子矢トレーナーに答えている。

 その資料には写真が貼ってあった。

 偶然目に入ったその画像……長い黒髪に青い差し色を入れた髪の毛がアタシの印象に残った。

 

 

 その特徴的な髪の毛は──アタシにとって不思議と既視感のあるものだった。

 

 




◆解説◆

【決断! 誰かがこれをやらねばならぬ】
・もうなんかそのまんまのタイトル。
・書いてみたら意外と長くなった割に、話があまり進んでいないという……
・はい、反省してます。

実績もない
・本作におけるチーム〈ミモザ〉は現在、お世辞にも有力チームとは言いづらい状況です。
・先代が急な引退をした上に後継者が新人トレーナーだったせいでウマ娘側からの信頼がガクッと落ちており、オマケに悪い噂が立った乾井トレーナーを育てたチームとして敬遠され、有力なウマ娘からは完全に避けられてしました。
・他チームも勧誘するときに「あのチームはそうだから入るのはやめてウチの方がいい」と言われる始末。
・そんな悪評の中でも、緋子矢 礼菜トレーナーの明るく優しい性格もあって和気あいあいとした雰囲気で、ウマ娘同士の仲の良さでメンバーが集まったチームになっています。
・そのため、結果は伴っていないようで……
・有記念やら天皇賞(秋)、クラシックGⅠで結果を出している〈アクルックス〉の方が実績としては全然上です。(先代の成果は除く)
・なお、一人目の育成に失敗した乾井トレーナーが〈ミモザ〉のサブトレにならなかったのは自分が入れば余計に〈ミモザ〉を追い詰めてしまうと考えたから。
・礼菜トレーナーは「助けてほしい」と頼み込んでいたのですが、乾井はそれだけは絶対に譲らず、自分のチームを新設するべくトレーナーにしてくれるウマ娘を探し続けていたのです。

居なくなって
・ちょっと現在の〈アクルックス〉の状況を整理します。
・ダイユウサクはまだチームにいます。
・第一章のシングレ時空から第二章のアニメ・ウマ娘時空になっているので年代関係なくなっている……ってあれ?ダイユウサクって引退する話を第二章でしてましたよね、確か。
・そこはまぁ……メタ的なことを言うと、ダイユウサクいなくなったら〈アクルックス〉じゃなくなってしまうような気がして相変わらず登場させているんですけどね。
・一応、言い訳ではないですけどチームにいる理由で、本文中で明言する気がまったく無い裏設定として、「実は競走科ではなくスタッフ育成コースに転科していた」というものがあります。
・第一章の始めの方でコスモドリームのサポートをするために転科すると言うダイユウサクに「今からでは間に合わないし、競走をやってからそっちに進んでもいい」と説得していました。
・その言葉に従った……というか、チームから出ていきたくなかったから。
・レッツゴーターキンは相変わらず戻ってきてません。
・オラシオンは前話で解説した通り引退済み。
・で、迷っているのがサンドピアリスとギャロップダイナ。
・正直、ピアリスは「引退してチームを去っている」という前提で考えていたんですが、別に残っていてもいいかなと。シャダイカグラと勝負するという約束も果たせてなさそうですし。
・ギャロップダイナは……シングレに於けるルドルフとかマルゼンみたいに「謎に残ってるウマ娘」って感じですかね。あまり積極的に出す気はありません。
・ロンマンガンは使いやすいキャラで、まだ現役としてチームに残ってます。
・ピアリスの翌年にエリザベス女王杯を制した彼女もまた現役競走ウマ娘として残っています。

本人
・第2話が終わっても、まだ主役本人が登場していない……
・いったい誰なのか? まだ引っ張ってますが、結構ヒント出してます。
・チーム移籍の話も、元ネタになった競走馬が厩舎移籍をしているのを引っ張り出してエピソードにしました。
・たぶん、次の話には出てくると思うんですが……

※次回の更新は7月27日の予定です。  

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