チーム存続をかけたレースになった第5戦目。
それに臨むにあたって、アタシは入れ込んだし、事情を聞いたコスモは「特訓だ!」と他人事なのに張り切っていた。
……まぁ、それは竹刀を持った巽見トレーナーに引きずられていったんだけど。
コスモはコスモでいよいよ復帰戦が今月末に予定されているから、しっかり練習しないといけないからね。
何しろ、半年ぶりのレースなんだし。
ともかくアタシは、頑張るしかない、と意気込んだんだけど──トレーナーは焦るでもなくペースを変えなかったのよね。
そんな調子だと、アタシの方が逆に焦るわ。
そうしてこっそり居残り練習しようとしたんだけど……オーバーワークだって止められた。
「たとえアタシが体を壊したって、それで一勝をどうにかもぎ取れるなら、それでいいじゃないの!」
──というアタシの反論に、トレーナーは首を横に振った。
「破滅的な勝利なら意味がないんだ。それでお前の一生は終わっちまう。お互い未勝利のオレにもお前にも分からないけど、勝ったその先の光景を一緒に見たいからな」
そう言って笑顔を浮かべる彼に──アタシは思わず絶句してしまう。
まったく……ズルいわよね。そんなことを言うだなんて。
アタシは誤魔化すように言う。
「でもいつも通りなんてダメよ! 今までいつも通りやって勝ててないのよ!? いつも以上のことをやらないと、勝てるわけがないわ!」
「そんなことはない。今まで積み重ねてきたことが、やっと花開こうとしてるんだ。焦るな」
アタシの焦りを見透かして、言ってくる。
「そんなこと言っても……」
「前に言っただろ。オレに半年時間をくれって。まだ半年経ってないぞ?」
「次のレースで負けたら終わりなんだから、半年も何もないでしょ!?」
そう言って詰め寄るアタシに、彼はポンと頭に手を乗せた。
「オレを信じろ。そしてオレが今まで教えてきたことを……その教えを受けた自分自身を、な」
「────ッ!?」
あ~、もうホント、ズルいわ。
そんなこと言われたら、何も言い返せないじゃないの。
アタシは素直に彼の指導に従ってトレーニングを重ね──前夜を迎える。
その晩、アタシは自分の勝負服をハンガーに掛け──そして、祈った。
明日の勝利を。
そして、この服でウイニングライブのセンターに立つことを。
「♪お~ぅれ~ぇは~ ジャイあ────♪」
「おい! メヒコギガンテ!!」
気持ちよく歌っていたオレ様は、呼び止められて歌を中断させられ──ギロッと声の方を睨んだ。
見ればオレ様のトレーナーが困惑顔で見ている。
その様子から、オレ様を何度も呼んでいたらしいが──気持ちよく歌うあまりに気づけなかったみたいだ。
「おう! トレーナー!! 悪いな、気付けなくて……」
「いや……気にしないでいい。調子はいいみたいだな」
「当たり前よ!! オレ様のデビュー戦まであと少しだからな!」
そう、オレ様はウマ娘。
で、今度の日曜日に新潟のレースでデビューを控えているんだぜ。
といっても──
「トレーナーには今までずいぶん迷惑かけちまったからな。デビューしたら、ドンドン借りを返していくぜ。待っててくれよな!」
ちょっとそれまで時間がかかり過ぎちまったっていうか……
ま、それもデビューしちまえばいい思い出だ。
オレ様は豪快に笑い飛ばしながら、トレーナーの背中をバシバシと叩いた。
「あ、ああ……」
だが……なんだか、トレーナーの様子が変だ。
いつもなら「おう、待ってるぜ」とかオレ様に合わせてくれてるはずなんだけどな。
「どうした、トレーナー。ひょっとしてオレ様のデビュー戦が近づいて、アンタの方がビビっちまってるんじゃないだろうな?」
ま、不安になるのも仕方ねえか。
なにしろ長年、デビューせずに下積みしていたからな、オレ様は。
シニア級の年齢には数年前にとっくになっていたのに、やっとデビューだ。
いつまで走れるか分からねえけど、少しでも恩を返さねえと──
「……ギガンテ、そのデビュー戦のことなんだが、一つだけ指示があるんだ」
「あん? オレ様の好きなようにやらせてくれるって話じゃなかったか?」
「スマン……」
そう言ってトレーナーは深刻そうな表情で、本当に申し訳なさそうに頭を下げた。
むぅ……、あの人がここまでするってことは、よほど深刻な事情があるんだろ。
だけどオレ様にだって、ここまで努力してきた矜持ってものがあるしな。簡単には引き下がるわけにもいかねぇ。
とりあえず、顔を立てて話だけでも聞くか……
そう思って聞いたんだが──
「冗談じゃねえ!! つまり、オレ様に負けろって言ってんのか!?」
「そうは言っていない!!」
オレ様の怒鳴り声に、トレーナーは焦った様子で宥めてくる。
もちろん、そんなことでこの気持ちがおさまるわけがねえ!!
オマケに、なんだかトレーナーは挙動が不審になって周囲を気にしているように見える。
「オイ! ちゃんと話を聞けよ! 今はオレ様が話してるんだろうが!!」
「わかっている! わかっているから……落ち着いてくれ」
「これが落ち着いていられるか!! オレ様の……やっとたどり着いた、デビュー戦なんだぞ!?」
「そんなことは百も承知だ。お前が苦労してきたことくらい、私が一番分かっている」
「なら、なんでッ!!」
「…………仕方ないんだ、ギガンテ。それが…………お前が出走できる条件なんだ」
「ハァッ!? なんだよそれ!!」
オレ様は怒りにまかせて、要領の得ないトレーナーの胸ぐらを掴む。
苦しげに顔をゆがめるトレーナー。
だが……その口から詳しい説明をされることはなかった。
もう一度繰り返すように、ただ一言──
「あるウマ娘の……妨害をしろ」
それだけしか、言わなかった。
なんだよそれは!? 本当に胸クソ悪い。
「冗談じゃねえ!! なんでオレ様がそんなことをしなけりゃならないんだ!! 絶対に、やらねえからなッ!!」
オレ様が憤然と──その機嫌悪さを露わに、地面を踏み抜かんばかりに足音を立てて歩き、その場を離れる。
「──ギガンテ、指示に従わなければ……お前の次は、保証されないぞ!!」
背の方から聞こえてきた、絞り出すように苦しげなその声に、思わず一度足を止め──オレ様は拳を握りしめることしかできなかった。
──そして運命のレース。
決戦の場になったのはアタシにとって初めての新潟レース場。
そして──
「雨……か」
出走前のアタシは、直前まで体を濡らさないように、とレインコートを着込み、恨めしげに空を見上げた。
黒い雨雲は厚く、雨足はザーザーと強いまま変わらない。
「そんな目で見ても、この雨は止まないぞ」
「そんなの……分からないじゃないの」
反論したアタシに、トレーナーはスマホを見せて、その予報を見せつけた。
「神頼みや願掛けよりも、こっちの方が正確だからな」
「夢も浪漫もない話ね」
「夢と浪漫を乗せて走るウマ娘がそれを言ったらダメだろ」
からかうように言うトレーナーを、アタシはキッと睨んだ。
「雨の方が良いって言うの? アタシは、雨での出走経験が無いのよ?」
「もちろん知ってるさ。でも──トレーニングはしたんだろ?」
「それはもちろんそうだけど……」
前走は馬場こそ不良だったけど、天気は晴れていた。
普段、雨が降ったから、とトレーニングを休みにしたりはしないもの。
もちろんこういう雨中の競走を想定して走ったり、今までトレーニングをしてきたわ。
でも……
「経験がないのは不安よ。それに──出走する他のウマ娘に、雨のレースを得意にしている人がいたら……」
アタシがさらに言うと、ポンと肩を優しく叩かれる。
その肩には、彼の手が乗っていた。着込んだレインコートのせいで感触が遠く、もどかしくさえ思う。
「お前、雨のレースの経験、無いんだろ?」
「さっき言ったばかりじゃない。ええ、そうよ!」
「なら──ひょっとしたら、お前がものすごく得意かもしれないな」
「………………」
アタシは呆気にとられて、思わず彼を無言で見つめてしまう。
一方で、彼は自分の思いつきが傑作だと思ったのか、明るく笑っていた。
「まったく……どうしてそう楽観的になれるの? チームの存続がかかってるのに」
「悲観的になって勝てるのなら、いくらでもそうしてやるけど、そういうわけじゃないだろ」
そう言って彼は、アタシの肩においていた手をポンと頭の上に置き、そのまま横に撫でるように動かした。
「重すぎるもん背負ってると、勝てるレースも勝てなくなるからな。少しくらい下ろした方がちょうどいい」
そう言う、彼の手の感触が──やっぱりレインコート越しなのがもどかしく思えた。
雨が降りしきる新潟レース場。
すでに出走するウマ娘たちはパドックからゲート入りを待つ身となり、集まっていた。
その中に長い鹿毛の茶髪のウマ娘がいる。
そして──私は密かに彼女を見つめていた。
「──あのウマ娘……か」
なんで、あのウマ娘なのか、という思いが芽生える。
なにしろ彼女は出走12人中10番人気。
放っておいても脅威になるようなウマ娘ではないはずだ。
(むしろマークする方が意識を使い過ぎて、レースが疎かになりかねない)
ただ、情報によれば彼女は先行を得意としている。
追込みや差しで、いつ上がって来るかわからないのを気にするよりはよほど楽だろう。
(自分に課せられた役目は、後ろから来る彼女を──)
そう思ったとき、係員が現れてゲートへの案内が開始された。
その流れに乗ってゲートへ向かいながら──標的の姿をもう一度確認した。
出走する全員がゲートに入り…………時間を迎えてゲートが開いた。
それに合わせてアタシは飛び出した。
いつも通り、出遅れることなくいけたアタシは、そのまま
だけど今日は──アタシよりも先行するウマ娘がいた。
(
デビュー戦以外、今までアタシは道中を先頭で走っていた。
まぁ、初戦は無我夢中だったから論外だけど、二週連続で走った前走だって最初は先頭だったんだから。
なのに、今日みたいに余裕があるのに先頭をきれなかったのは完全に誤算。
(うう~~~~)
この二番目という位置が本当に恨めしく感じられる。
もしもこのまま機会無く、ゴール戦を通過してしまったらどうしよう、という考えが頭をよぎる。
(今日のレースは絶対に勝たないといけないのに……)
そんな焦る気持ちがある一方で、なぜか冷静なアタシもいた。
前を走るウマ娘を、いずれは抜かすことができるという、根拠もないのに妙な確信。
降りしきる雨のせいで、頭が冷やされたせいだろうか。
とにもかくにも、アタシは焦燥と冷静という相反する両方の感情を抱えながら、走り続けた。
その一方で、後ろへの意識はなかった。
(ただ速く、前へ。1秒でも速く一瞬でも
ダートの重馬場。
前を走るウマ娘が巻き上げる水しぶきが気にならないわけじゃなかったけど──アタシの集中力はそれを上回っていた。
(畜生……せっかくのデビュー戦なのに……)
オレ様はやけっぱちになりかける気持ちをどうにか抑えていた。
これさえ終われば──
言われたことをやり遂げれば──
そうすれば、“次”につながる。
それが確約されていると、トレーナーは言う。
だが……それがどうした。
オレ様は──そうまでして……
(イヤ、ここまでの努力、オレ様の人生──無駄にするわけには……)
ああ、本当にイラついて仕方がない。
中段で待機しながら、オレ様はその前を走るウマ娘の後姿を見ていた。
(なんだって、恨みもなにもない、コイツを──)
それどころかよく知らなかったような相手だぞ。
実力だって今まで未勝利。今日の人気も下から数えた方が断然早い。
そんな相手の名前をトレーナーから聞かされて、オレ様は迷った。
そいつがどういうヤツなのかを知るべきか、知らずにやるべきか。
で、結局──
──オレ様は、調べた。
調べちまった。
仕方ねえだろ。こんなの絶対納得できねえし、もしかしたら、妨害されて当然のヤツかもしれねえし。
そして──知っちまった。コイツが苦労人だってことを。
大惨敗でデビューして、次も大惨敗。おまけに──ひでえチームに当たっちまったみたいで、そこが解散する要因になっていた。
そんな逆境を乗り越え、それから少しずつ結果をのばし、そしてこのレースに挑んでいるようなヤツだったんだ!
(コイツに同情するな、というのは無理だろ!!)
自慢じゃねえが、オレ様だってここまで来るのにかなり苦労した。だからこそ、こいつに共感しちまってる。
唯一の救いは……今、コイツを担当しているトレーナーがとんでもないクソ野郎だということ。
せっかくクソチームから抜け出したのに、またクソトレーナーに引っかかるとは、本当に可哀想だが、これ以上、苦労するくらいなら──また出直した方がマシだろ?
オレ様は、後ろからそいつに迫り──相手が加速した。
そのまま──2位を維持したまま、アタシは最後の直線へと出た。
(ここで──)
脚にグッと力が入る。
爪先に込めた力は、靴と蹄鉄を通してしっかりと地面をとらえ、雨水や重馬場をものともせずに、滑らず地面を蹴る。
グン──と加速するのが分かった。
(いける──いける、いける、いけるいけるいけるッ!!)
脚が回転する速度が上がる。
手足を振る。
かつてない手応え──いや、足応えが両脚から響き、アタシは無我夢中で走った。
気がつけば──前にいたはずのウマ娘の姿はない。
でも、必死で足を動かす。
前にいるのに雨煙で見えないのか、それともひょっとして、そのウマ娘はすぐ後ろにいるんじゃないのか。
そう考えると──振り返れば、その隙にアタシを追い抜いていくに違いない。
いや、追い抜いていくのは、今までアタシよりも後ろを走って、脚をためていた誰かかもしれない。
いろんな考えが頭をよぎるけど──アタシにできることはただ一つ。
──さらに脚を速く動かし、大地を蹴り、雨を切り裂いて走り、一刻も早くゴールラインを突破すること。
「な──ッ!?」
呆気にとられた。
(なんだ、こいつッ!?)
レース終盤で見せたこいつの脚に、オレ様はついていくことさえできない。
だんだん離れる背中。
差しが基本戦術で、今日もその通りに走ったが──先行に追いつくことが無ければ、何かを仕掛けることなんて、不可能だったんだ。
ここにきてようやくそれに気がついたが、こうなっては後の祭り。
あとはもう、何かのハプニングでアイツが失速するくらいしか機会はなく──そしてこれ以降のタイミングで先行が失速したら再浮上は不可能だ。
そうなったようなヤツに追い打ちをかけるなんて──オレ様はそこまで腐る気はねえよ。
(あ~あ、やっちまった……が、よかったのかもしれねえな)
あの苦労人は、きっとこれから上がっていく。
それに対して、オレ様は──アイツよりも年が上なのに、半年近くも遅れてデビューだなんて、いくら何でも芽が出ねえよ。
(ガンバレよ、ダイユウサク──)
話したことさえない、そいつの名前をオレ様は呼びかけ──
(────ッ!?)
オレ様が驚いて見つめる中──アイツは最後の一人さえ、かわしていった。
そうして懸命に走ったアタシは──ゴールが通過するのを真横にくるまで気がつかなかった。
「え……」
今、アタシ……ゴールを駆け抜けた?
前に、誰かいたっけ?
それに──なにか大事なこと忘れてなかった?
えっと、どうして勝たないといけなかったんだっけ?
様々、頭に疑問を浮かべたせいで──アタシはゴールして速度を落としたけど、その勢いのまま、地面に転がっていた。
そうして、今まで聞こえていなかったことにさえ気づかなかった音が、一気に頭に入ってきた。
それは──歓声。
アタシが倒れたせいなのか、少しどよめきもあったけど、アタシの耳に飛び込んできたのは、雨音なんかに負けるわけがないほどの、圧倒的な歓声だった。
そしてそれに耳が慣れたころに聞こえたのは──
「ダイユウサク!!」
男の人の叫ぶ声。
もう聞き慣れたその声は、ひどく慌てた様子で──地面に仰向けになっているアタシの視界に、焦った様子の声の主が飛び込んできた。
「大丈夫か!?」
彼はあわててアタシに駆け寄って、力強く抱き起こしてくれた。
その感触を感じながら──
。
「……何位だった?」
アタシは問う。
そう、たしか……なんだか順位が、大事だったはず。
全力疾走したせいで、なんだかフワフワして……よくわからないけど。
それでもそれだけは──なんか覚えてる。
うん、順位だ。
「……バカ野郎、おまえ……気づいてなかったのかよ」
ぼんやりする視界の中で、彼は呆れたように苦笑してる。
そしてハッキリと頭上から聞こえるトレーナーの声。
「1着だ……」
「そう、よかったわ……」
1位ならそれ以上の順位はないからとりあえず大丈夫ね。
そう、これ以上は無い結果なんだから、誰も文句は言わないはず……
……ん?
え? 今、何位って?
「……もう一度聞くけど、何位だったの?」
「ああ、何度でも言ってやる。1着だ!! それも3バ身離しての、ぶっちぎりのな!」
まるで降る雨から庇うように、前のめりでアタシをのぞき込む彼。
「え、うそ……」
「嘘じぇねえよ! このレースの勝者はお前だ、ダイユウサク!!」
そんな彼からしたたる水滴は冷たく──
でも、アタシの顔にかかる雫の中に、暖かなものが確かに混じっていた。
──4月16日、新潟レース場・第7レース
2位………
◆解説◆
【響け、
・アニメ1期の主題歌で、ゲームでも初めてのウイニングライブの曲である「Make debut!」の歌詞から。
・ファンファーレを「凱歌」のルビにしたのは、タイトルを短くしたかったから。
・次話への前振り……でもあったり
【メヒコギガンテ】
・本作オリジナルのウマ娘。
・今までのダイユウサクやコスモドリーム、サンキョウセッツ達と違い、実在しない名前になっています。
・名前の由来は──メヒコとはメキシコのこと。南部にある古代文明
・ギガンテとは巨人、つまり
・そこから某オレ様ガキ大将のキャラへつながり、このようなキャラになりました。だからいきなりあの歌を……
・なお、歌はきちんとトレーニングしたのでご安心を。「ボエ~」とはなりません。
【妨害】
・昔のスポーツもののアニメって、こういうネタ多かったですよね。
・例えば『新世紀GPX サイバーフォーミュラ』の最初のころとか、ブーツホルツが普通にアスラーダつぶしに来るし。
・この前、『疾風!アイアンリーガー』を初めから見たときには、ボール打ったり蹴ったりするよりも、主人公チーム殴ったり蹴ったりするのに忙しい敵チームに、本気で胸糞悪くなりました。
・そんなわけで、そういうイメージです。
【ものすごく得意かも】
・ダイユウサクの全38戦のうち、雨が降ったのは第5戦目と、小雨が降った90年のムーンライトハンデの2戦のみ。
・どちらも結果を残しているので得意と言えるのかもしれませんが、断定するほどのサンプル数がないのもまた事実。
・また馬場も、4戦目の不良はともかくとして、他も重馬場を不得意にしている印象もないんですよね。
・少なくとも天気が悪いのを苦にはしていなかったようです。
【1位…………ダイユウサク】
・そのときの勝時計は1分47秒5。
・現在のダート1700のJRA記録は2017年8月13日に札幌でロンドンタウンが出した1分40秒9。
・しかし、それが新潟のダート1700のレコードとなると、2011年6月11日にマカリオスが出した1分46秒6なので、けっして悪い記録ではない。
・10番人気だったので単勝は26.7倍。
・ちなみに2位も11番人気と不人気だった。