見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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第23R 大挽回! 復活のコスモ

 ……さて、オレとダイユウサクが新潟での第6戦を終え、飛行機で大阪へと飛んだ。

 そこからさらに移動してたどり着いたのは──京都。

 京都は空港が無いから、こんな経路になったわけだが……

 

「なんとか今日中にたどり着けたな」

「そうね。新潟から京都とか、結構無理のある移動だったわね……」

 

 ようやくたどり着き、オレとダイユウサクは大きなため息をついた。

 というか、旅費もぶっ飛んで、心の底からため息をつきたい。

 こんな無茶な道程になったのはひとえにダイユウサクのわがままのせいだった。

 曰く──どうしても、この日に京都に着いておきたい、と。

 

(確かに、新潟からとんぼ返りで東京に戻り、翌日に京都までいく手もあったけど……そっちの方がもっと慌ただしいからな)

 

 ともあれ、ようやくたどり着いたオレ達はあらかじめ予約していた宿泊先へと向かう。

 そこには──

 

「やっときたね、ユウ!!」

「まったく、遠いったらなかったわよ、コスモ……」

「先輩も、おつかれ」

「ああ。今回限りだからな、こんなことは……」

 

 移動費ばかりかかって、こんなことを繰り返していたら、我がチームの予算は破綻してしまう。

 待っていたのは、コスモドリームとそのトレーナー、巽見 涼子だった。

 というのも今日は土曜日であり、明日の日曜日にはこの京都にある京都レース場で、コスモドリームの復帰戦がある。

 その応援のために、多少無茶な日程ではあったが、今日のうちに乗り込んだのだ。

 コスモドリームの復帰戦をどうしても直で見たい、というのが先のダイユウサクの“わがまま”の内容である。

 

「……明日はレースなんだから無理に起きていなくて良かったのに」

「そんな! せっかくユウが来てくれるのに、顔を見ないで寝てるなんてできないよ!」

 

 そう言ってコスモドリームはダイユウサクに抱きついた。

 本当に、仲のいい従姉妹だよな。

 ダイユウサクからは、去年は喧嘩していたという話を聞いたことがあるが、正直、想像できない。

 

「まぁ、ダイユウサク。お前も今日はレースを走ってきたんだ。疲れているだろうから、さっさと休もう。コスモドリームに負担もかけられないしな」

「分かってるわよ……」

 

 オレの言葉に、ダイユウサクは不満げに振り返る。

 

「あ、そうそう。ユウ、4位おめでと──」

「ちっっっっっともおめでたくなんて、ないわ!!」

 

 機内で逆鱗に触れてあれ以来、オレが触れずにいたところをコスモドリームに触れられ、ダイユウサクは再び不機嫌になった。

 

(乾井トレーナー、ユウ、どうしちゃったの?)

(1位を取れなかったのが不満だったのさ)

 

 小声で聞いてきたコスモに、少しだけ誤魔化して返す。

 彼女は天真爛漫というか、天然というか……正直に「ウイニングライブをやり直したかったから」と言えば「えぇ~、あのライブ、良かったじゃん。ユウの感動がスゴく伝わってきたよ」と言いかねない。

 彼女に悪意はないが、それでダイユウサクが機嫌を直すわけがないし、泥沼になるのは間違いない。

 

(──で、不機嫌の当たり場所になるのは、間違いなくオレだからなぁ)

 

 コスモドリームに当たることは絶対にないし、巽見とはそれをぶつけられるほど親しくもない。

 それを避けるために、コスモドリームにはあえてああ言ったのだ。

 くわばらくわばら……

 

「うん! じゃあ、コスモが明日、1着を取ってくるよ!!」

「「はぁッ!?」」

 

 やっぱり、コスモドリームは発想が斜め上だった。

 というかまったく読めない。

 彼女は善意100パーセントの笑顔を浮かべ、Vサインまでしている。

 

「あのねぇ、そんなに楽なレースじゃないでしょ? それに半年も実戦から遠ざかってるのに……」

「いいや! ユウが取れなかった一着を、コスモが代わりにとってくる。だから──応援よろしくね」

 

 コスモはそう言って爛漫な笑みを浮かべ──ダイユウサクの手を引いて二人の泊まる部屋へと引っ張っていった。

 それを見送っていると──

 

「──あ、先輩の泊まる部屋は、私と一緒じゃないわよ?」

「当たり前だろ」

 

 悪戯っぽく笑みを浮かべる巽見に対し、オレは大きくため息をついて呆れた。

 どうせ巽見の傍らには竹刀があって、領域侵犯したらブン殴られるってオチが付くだけだろ、そんな展開。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

『コスモドリームだ! コスモドリームだ! コスモドリームだ!! 昨年の“樫の女王”がついにターフに帰ってきたぞ!!』

 

 最後の直線で猛烈な追い上げを見せてトップに並ぶコスモドリーム。

 彼女の末脚は冴え渡っていた。

 その前を走り続けることは誰も許されず──そして後ろから誰も追いつくこともできない。

 そんな光景に──アタシは感極まる。

 

「コスモーッ! いけーッ!!」

 

 アタシの声援を聞いてか、コスモはグンと踏み込み──低い姿勢のまま、ゴール板を駆け抜けていった。

 

『コスモドリーム、オーストラリアトロフィーを制しました~ッ!! 昨年のオークス以来の勝利ーッ!!』

 

 そんな実況で改めて気がつく。

 あぁ、そうか。コスモってオークスから勝ってなかったんだっけ。

 オークスの後の高松宮杯は3着──オグリキャップに負けちゃったし、そのあとの小倉記念も京都大賞典も2位だったもんね。

 

「きっと、悔しかったはずよね……」

 

 ウイニングランで観客の声援に、両手を振って応えるコスモ。

 彼女の満面の笑顔に、アタシも思わずほっこりと笑顔になり──

 

「なぁ、ダイユウサク。一つ訊いていいか?」

「なによ、今、コスモの勇姿をこの目に焼き付けて──」

 

 話しかけてきたトレーナーをコスモを見ながら邪険にし、ちょっとぶっきらぼうに答えた。

 ちょっとだけ、罪悪感はあったけど、でも仕方ないでしょ。

 こんな良い場面で話しかけてくる方が──

 

「コスモドリームのことだが、普段の生活で足の違和感とか言ってなかったか?」

 

 ──はい?

 この人は、何を突然……アタシは思わず振り返る。

 

「そんなこと、一言も言ってなかったけど……」

「そうか。じゃあ、オレの気のせいだな。悪ぃな、変なこと訊いて」

「ちょ、ちょっと待ってよ。勝手に自己完結しないで。どうしてそう思ったの?」

 

 顔だけでなく、体ごと正面にして向き直ったアタシを見て、彼は困ったようにガシガシと頭を掻く。

 そして少し面倒そうに言った。

 

「いや、本当に気にしなくていい。ちょっと違和感を感じただけだ。去年の──オークスでの走りに比べると、迫力がなかった。力が籠もってないっていうか、踏み込みが足りないというか──」

「それって……骨折から復帰して、まだ完全に元の走りに戻ってないだけじゃないの?」

「ああ、オレもそう思う。だから訊いたんだ。違和感があって元の走りができなくなったんじゃないか、と疑ってな」

「そんな……」

 

 アタシの不安そうな顔を見て、トレーナーはますます困った顔になり、苦し紛れに苦笑した。

 

「だから、気にすんな。コスモドリームは半年もブランクが空いちまったんだからそのせいだろ」

「それはそうだけど。でもアタシだって4ヶ月のブランク空けたら調子よくなったけど?」

「お前の場合は、体と心が休息を必要としていて、おかげで本来の力が出るようになっただけだ。それに走ることもできただろ? 骨折のせいで長いこと走れなかったアイツとは違う」

 

 そう言って、トレーナーはコスモの方を見る。

 相変わらず彼女は、観客席に向かって腕を突き上げ、その声援に応えている。

 

「これから勘を取り戻して、ますます磨きが掛かっていくだろ。それこそ──オグリと戦えるくらいに、な」

「オグリ、キャップ……」

 

 その名前を聞いて、アタシは少し暗い気持ちになる。

 彼女と知り合ったのは、まだまだデビューまでほど遠いような実力しかなかったころ。

 あのころから比べれば、アタシは十分に力が付いて、他のウマ娘と十分に競えるくらいになった。

 だからこそ感じる──オープンクラスとの実力差を。そして、現役最強クラスの、彼女の力と自分との差を。

 これは自分に力が付いたからこそ、感じられるようになったものだと思う。

 現に、コスモとだって──

 

「ユウッ!!」

 

「──ッ!?」

 

 考えにふけっていたアタシは、観客にパフォーマンスをしていたコスモが、いつの間にかそれを終えて、観客席の最前列に陣取っていたアタシ達のところへ気がつかなかった。

 おかげで飛び上がらんばかりに驚いたけど──

 

「アハハッ!! ビクッてなった! ビクッてなった、今!!」

「コスモ~!! 落ち着きなさいよ。レースに勝った直後でテンションがおかしくなってるわよ」

 

 爆笑するコスモを、少しの気恥ずかしさもあってなだめる。

 だけど、コスモはその調子のまま、アタシにVサインを突きつけた。

 

「約束通り、一着をとってきたよ」

 

 天真爛漫な笑み。

 彼女は間違いなくアタシがほめてくれるのを待ってるし、以前の──去年のアタシだったら素直に「スゴい!! よくやったわねッ!!」と心の底から褒めちぎることができた。

 でも、今のアタシには──もちろんコスモが勝利して本当に嬉しい。たとえチームが違っていようとその喜びを分かち合いたいと言う気持ちにウソはないけど──心の奥底の片隅にほんの少しだけ彼女を「うらやましい」と思う感情が生まれていた。

 

(一着をとると宣言して、本当にそれを実現できる──その強さが、本当に……)

 

 それができる彼女もまたオープンクラスという、雲の上の怪物なのだ。

 そんな暗い感情──“嫉妬”を押し殺し、アタシはきっちり笑顔で褒める。

 

「うん、スゴいわ!! よくやったわね、コスモ!! 10ヶ月ぶりの勝利、おめでとう」

 

 そんな感情があったから、余計な言葉が付いちゃったのかもしれない。

 それを聞いたコスモが笑顔を浮かべたままなのに、少しだけイラッとしたのに気が付いたのは、やっぱり長年の付き合いと数年の同居生活のおかげだと思う。

 なんとなく……その笑顔の上に、青筋が浮かぶイメージが沸き上がった。

 

「うん! これからウイニングライブだけど……コスモ、久しぶりすぎて号泣しちゃうかもしれない!」

「──ぶっとばしてあげるわ!」

 

 観客席の柵を乗り越えてコスモに掴みかかろうとしたアタシは、慌てたアタシのトレーナーと、近くにいた係員の人に取り押さえられた。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 京都からの帰り道──アタシはトレーナーと新幹線に乗っていた。

 コスモのウイニングライブまでは見たけど、その後の処理や手続きで彼女と巽見トレーナーの二人が、より遅くなるのは明らかだった。

 明日は平日だし、それにつき合うわけにいかず、アタシとトレーナーは一足先に帰宅の途についたってわけ。

 

「ねぇ、トレーナー……」

「うん?」

 

 前の座席に取り付けてあるテーブルを展開させて、その上にノートパソコンを置いてなにやら作業をしているトレーナーは、見た目だけは「仕事が出来る人」みたいに見える。

 彼が、アタシの呼びかけに作業の手を止めずに答えたので、さらに続けた。

 

「昨日のレースは……ごめんなさい」

 

 アタシが謝ると、彼は作業を止め、驚いた様子でこちらを見てきた。

 なんか、それはそれで、アタシが謝るのが珍しいみたいで癪な反応よね。

 

「……いきなりどうした? いや……何に関して謝ったんだ?」

「昨日のレースは、思い返したらちょっとヒドかったなって思って」

「4位入賞が悪いとは、オレは思ってないけどな」

「ううん……結果じゃなくて、レースに臨む姿勢が、ね」

 

 ジッとこちらを見つめてくるトレーナーの視線に耐えかねて、アタシは視線を車窓に向ける。

 新幹線の速い速度で景色はあっという間に流れていくはずなんだけど──外は真っ暗でよくわからない。

 

「アタシ、昨日のレースは1位になることじゃなくて、ウイニングライブのことしか考えてなかった」

「……なるほどな」

 

 ちょっとだけ間があったのは、トレーナーは気づいていたってことよね。

 ま、昨日のアタシの態度を考えたら当然か。

 

「今日のコスモ──“1着をとる”って宣言して、それを成し遂げた姿を見てたら思い知らされちゃって……口に出した言葉に責任もって、きちんとレースに向き合って、そして勝つ。それが出来ているのがすごい。だから強いのかなって」

競走(レース)のモチベーションに、ウイニングライブを考えるのは、よくあることじゃないのか?」

 

 ライブのセンターを争う、というのがトゥインクルシリーズなのだから、その目標は正しいと思う。

 センターに立つ。2位や3位でも勝負服を来てライブで歌う。

 もちろん、それが夢になるし、アタシもそれを目指して走ってきた。

 

「ライブを目標にするのと、ライブのことしか考えないのは違うでしょ?」

 

 レースの結果が伴わなければ、そこにたどり着くことさえ出来ない。

 アタシは到着地点だけしか見ておらず、そこまでの過程を疎かにしすぎてしまったのだ。

 

「同じ失敗はもう繰り返さないわ。だから──7走目、よろしくお願いね」

「……ああ、わかった。レースの選出と出走登録、それに向けたトレーニング……全部まとめて任せておけ」

 

 トレーナーはそう言って優しく笑みを浮かべる。

 

「また明日から、忙しくなるからな」

「ええ、臨むところよ!」

 

 

 ──そして7戦目の京都レース場。

 そこは思い出深い──わけがない、アタシのデビューしたレース場。

 まぁ、無我夢中だったからほとんど覚えてないんだけどね。

 

 その結果は──アタシは僅差のアタマ差で勝利をつかみ、2勝目をあげることができたわ。

 コスモに負けていられないもの。

 

 

 ──え? ライブ? 普通に歌ったわよ。当たり前でしょ!!

 

 

 ……でもね。

 

──普通すぎ

──あれ? ダイユウサクさん、号泣は?

──号泣のその先を期待していたのに

──普通過ぎてワロタ

──普通に面白くない

 

 

 とまぁ、ネットでは不評だったけど……

 

 

 ──あぁ、もう!! やっぱり面白くはないわねッ!!

 そのうち絶対に、センターで普通に歌うのを普通のことにしてやるんだからッ!!

 

 

 




◆解説◆

【復活のコスモ】
・あれ? 前も「復活のナントカ」って使わなかったっけ?
・とお思いの方、安心してください。あれは歌詞から「復活の時」を拝借しただけです。
・で、今回のは『伝説巨神イデオン』の第一話タイトル「復活のイデオン」からです。

こんな経路
・そちら方面の地理や交通に疎かったので、最初は「新潟から京都? 電車で北陸経由で行けば数時間で着くだろ」と勝手に思ってました。
・実際、車だとそのルートらしいです。
・で、調べてみたら電車で一番速いのは新幹線で新潟から東京に戻り、そのまま京都へ向かうというルート。
・これだと時間もお金も距離もかかるので、飛行機を使うことにシナリオ変更しました。
・ちゃんと調べないとダメだなぁ。
・ちなみに、これでお金がかかったので、乾井トレーナーは「バイクで移動したら安上がりじゃね?」と思い、買うかどうか迷っていた趣味の大型バイクを購入することになります。(大型自動二輪の免許は取得済み)

オーストラリアトロフィーを制しました
・史実通り、復帰戦のオーストラリアトロフィーを制したコスモドリーム。
・なお、そのレースは1989年4月30日に行われたもの。
・ちなみに3レース一環になっているそのオーストラリアデーは1989年から始まり、各レースもそこから開始されいる。
・つまり、史実のオーストラリアトロフィーの初代優勝者はコスモドリームでした。
・ちなみに設立当初はオープンクラスだったのが、2011年から4歳以上2勝クラスに変更されています。
・距離はもっとコロコロ変わり、コスモドリームが制した年と翌年は2200で、以降は1800だったり、2000だったり、1600になったり、1400や1200で開催したりと安定せず、しかも年代ではなくその年レベルで変更されているような有様。
・会場が違う1994年と2021年はまだわかるけど……本当に変わり過ぎ。
・ちなみにこのシーンの実況はオリジナルです。動画とか残っていないんで。

踏み込みが足りない
・みんなのトラウマ。踏み込みマジ大事。
・これが足りないばかりに、“魂”を込めたフィンファンネルだろうが、“熱血”してのハイパーオーラ斬りだろうが、名前もない兵士に切り払われてしまう。
・……ええ、スパロボネタです。
・プレステよりもサターン派だった書いてる人は、スーパーロボット大戦F完結編でこれの被害によく遭いました。何度リセットかけたことか。
・詳しく解説しますと、スーパーロボット大戦に「切り払い」という技能がありまして、実弾系(ファンネル含む)や格闘攻撃を一定確率で無効化して防ぐスキルなのですが……例によって例のごとく、命中率98%を高確率で敵が避け、5%で味方がよく被弾&撃墜されるスパロボ確率ですから、敵はそりゃあもう高確率でこっちのとどめの一撃を“切り払”ってきます。(そして反撃の数パーセントを命中させてリアル系の主役級を撃墜)
・F完結編ではその“切り払い”を原作のネームドキャラがやるのならともかく、エリート兵や強化兵といった一般兵の類がやって来るのだから始末が悪い。イライラはMAXです。
・で、その一般雑魚兵が“切り払い”を発動させたときに言うセリフの一つが「踏み込みが足りん」
・ファンネルに踏み込みもなにもあるかよッ!!

7戦目
・競走馬ダイユウサクの第7戦は1989年5月13日(土)京都レース場の第8レース。おなじみになってきた4歳上400万下の条件戦。
・芝の1600メートルで、天気は曇りで馬場は重……ここ数戦、良馬場に恵まれませんね。
・結果は見事に1位で二勝目を飾る。
・その展開は──道中は2位で、最後に先頭をとらえてそのままゴールへ。
・上り3ハロンも4番目と悪くなく、勝てる実力をもった馬へとすでに変わっています。
・なお、翌日に開催された安田記念はウマ娘にもなっているバンブーメモリーが制しています。
・そのバンブーメモリーと近々戦うことになるのですが……


※次回の更新は7月13日の予定です。  

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