見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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「──で、お前はなにがしたいんだよ……」

 オレは、目の前にいる自分の担当しているウマ娘に呆れるしかなかった。

「だって……仕方ないじゃない」

 しゅんとして下を見ているが、まったく反省する様子はなく、なぜか強気な──ダイユウサク。

「あのなぁ。啖呵切るなら、もう少し状況考えてやれよ」

 オレは盛大にため息を付いた

「同じ部屋のヤツ相手に挑戦状叩きつけて、気まずくて部屋に居られないから宿泊場所を用意してくれって……」
「う……」
「何度も何度も言ってるように、うちのチームに金は無いからな。宿泊だなんて……」
「合宿所があるじゃないの」

 恨みがましく、睨め上げるようにしてオレを見るダイユウサク。
 まぁ、確かに、そういう施設は学園にある。
 だが──

「あのなぁ、ウチはソロチームだぞ? 合宿張る必要なんてないから、申請してもたぶん認められないぞ」
「それは……」

 オレが指摘すると、ダイユウサクは気まずそうに目をそらす。

「諦めて、謝って自分の部屋に戻れ」
「イヤよ!!」

 毅然と断るダイユウサク。
 その姿だけ見れば格好は付くんだがなぁ……
 オレがどうしたものか、と悩んでいると──隣から「アッハッハッハッハ……」と笑い声が聞こえてきた。
 頭が痛くなりそうだが、チラッとそちらを見る。
 ついでに、笑われたダイユウサクも恨みがましい目でそっちに視線を向ける。
 そこにいたのは──

「いやいや、ゴメン。そういう事情だったのね……」

 爆笑から復帰した巽見 涼子トレーナーだった。
 まるで他人事のような反応だが、この問題の原因になっているコスモドリームを担当しているトレーナーである。

「実は今、コスモから連絡があってね。しばらく私の部屋に泊まれないか、って言ってきたのよ。事情を聞いたら、部屋にいられなくなったとしか言わなくて訳が分からなかったんだけど……」

 そういうことね、と巽見は納得した様子だった。
 そしてダイユウサクの方を見る。

「そういうわけだから、あなたは部屋を使いなさい。コスモの面倒はきっちり私が見るから……」
「で、でも……たとえば物を取りに来たりして、急にコスモが帰ってきて鉢合わせたら──」
「そのときは私からこっそり連絡を入れるから、少し部屋を空けなさいね」
「うぅ……」

 ま、喧嘩相手が居なくなってくれるなら、大丈夫だろ。
 とりあえずは一安心──

「なに、それとも──コスモみたいにあなたもトレーナーのところにでも泊まるつもり?」

「「──ハァッ!?」」

 オレとダイユウサクの言葉が見事に重なった。

「じょ、冗談じゃないわ!」
「それはオレのセリフだ。なにも間違いが起こりえないのに、それでトレーナーをクビになるとか、絶対にゴメンだぞ!!」
「な……ッ!? まるでアタシに問題があるような言い方ね!!」
「ああ、その通りだ。悔しかったら、たづなさんみたいに──」
「く! この──ッ!!」

 掴み掛かってくるダイユウサク。
 あ、マズい。そういえばウマ娘の方が力が強いんだった。スッカリ忘れてた
 その怪力にどう対抗しようか、と考えを巡らせかけると──

「ダイユウサク……ありがとう」

 横から、不意に巽海の声がした。
 それで毒気が抜かれたように、ダイユウサクは動きを止めてそちらを振り返る。

「え……?」
「コスモドリームが、あなたのおかげでやる気になってくれたわ。正直、高松宮杯は回避するしかないって思ったけど……コスモ、走るって言ってくれたのよ」
「そ、そう……」
「コスモのために、前走を勝って、先輩に格上挑戦認めさせて……本当に、ありがとう」
「そ、そんなことないわ。アタシもそろそろ重賞に出走のするのを経験したかったし……」

 プイと視線を逸らして言うダイユウサク。
 巽見は彼女を優しい目で見つめ、それでますます照れたダイユウサクの拳が、オレの方に飛んでくるのであった。

 ──照れ隠しで人を殴るのはやめなさい。



第29R 大緊迫!! 高松宮杯、出走前

「なぁ……」

「な、なによ……」

 

 ついに重賞──G2レースのターフに立ったアタシ。

 そして、その横には……呆れたような顔でアタシを見るトレーナーがいた。

 

「お前、緊張しすぎだろ」

「は、ハァ!? そ、そそそんなわけないし!! アタシは至って正常よ!!」

「いや、もう……足ガクガクになってるじゃねえか。そんなので走れるのか?」

「武者震いよ!! むしろ新しい走り方の研究途中なの!!」

「そういうのは、学園のコースでやってくれ……」

 

 トレーナーは「はいはい」と手を振りながら呆れ顔。

 ええ、分かってるわよ!! でも、緊張なんて自分でどうしようもないでしょ!?

 まったく……

 

「あら? これはこれは……」

 

 そんなアタシ達の声でこちらを見て気が付いたのか、栗毛の髪を三つ編みで一つにまとめた、目の細いウマ娘が近づいてきた。

 アタシと同じように体操服に身を包んでいるから、このレース──高松宮杯に出走するウマ娘に違いなかった。

 ──というか、格上挑戦のせいで普段と見かけるメンバーが違いすぎて知らない人が多い中、彼女のことは見覚えがあった。

 とはいえ、ほとんど喋ったことはなかったんだけど──

 

「ダイユウサクさん、あなたもこのレースに出られるんですね」

「ええ、どうにかアナタと同じレースに出られるくらいにはなったわ、シヨノロマン」

 

 アタシが返すと、彼女はうれしそうに目を細める……もともと細いけど。

 

「入学する際に、お婆さまからあなたのことは聞いていたのですけど──あのときは力になれなくて本当に申し訳ありませんでした」

「気にしないで。あれはアタシ自身が目の前にぶら下げられた人参に安易に飛びついたのが原因だったんだから。自分の実力をよく考えて、慎重に行動したら防げたことだもの……」

 

 アタシが苦笑混じりに言うと、シヨノロマンは目を伏せて深刻そうに首を横に振る。

 

「お婆さまは気に病んでいらっしゃる様子でした。ですから……こうしてあなたがこのような舞台に上がれたことを、祖母ともどもうれしく思いますわ」

「……ありがとう、シヨノロマン。そして“あの方”にも伝えて、『とても感謝しています』と」

「はい……」

 

 笑顔でうなずくシヨノロマン。

 そこまでだったら良いシーンだったんだけど──

 

「オーッホッホッホッホ!! 身の程もわきまえずに格上挑戦だなんて、よくも出てこられたものですわね、ダイユウサク!!」

 

 高笑いとともに、生き生きとした様子のウマ娘が現れた。

 ちなみに──トレセン学園の制服姿。それが示すように彼女は出走メンバーに入っていない。

 

「サンキョウセッツ……アンタ、なにしに来たのよ」

「決まっていますわ! 魂で結ばれた我が親愛なる従姉妹、シヨノロマンの応援ですわ!!」

「……自分のレースはいいの?」

「オーホホホ、愚問ですわね。私は現在休養中……春の激戦をくぐり抜けたこの体を癒しているのですわ」

「それなら、わざわざここまで来なくても……」

 

 アタシは呆れきった表情で、満面の笑みを浮かべて高笑いをするサンキョウセッツを見てあげた。

 ……ちなみに、シヨノロマンもサンキョウセッツの様子に苦笑を浮かべている。

 なぜか上機嫌でテンションの高いサンキョウセッツは、そんなアタシのドン引きを気にした様子もなく、ビシッと指を突きつける。

 

「G2レースに出走した程度で、いい気にならないことね、ダイユウサク。私はG1……オークスに出走した経験があるのよ!! つまり、あなたは未だに私の足元にも及んでいないということ……」

「そうね。1着で実況から名前呼ばれたもんね」

 

 アタシがテキトーな感じで返してあげると、サンキョウセッツが悔しげに金切り声をあげた。

 

「キイイイィィィィッ!! 触れてはならないことを!! この号泣ウマ娘ッ!!」

「なッ!? それを言う? 今言う? ホント、信じられない!! 絶対に、許せない……」

「アナタが先に言ったんじゃありませんか!!」

 

 アタシが睨むと、掴み掛からんばかりの勢いで身を乗り出すセッツ。

 すると、さすがにレース前のウマ娘とトラブルを起こさせるのはマズいと判断したシヨノロマンが仲裁に入る。

 

「セッツ、落ち着いてくださいな……」

「く~~~……シヨノ、貴方が言うのなら、従いますが……本当に、この憎たらしいウマ娘、どうしてくれましょう……」

「じゃあ、今度はレースで決着つけましょうか? もっとも……そっちが格上挑戦しないと走れないかもしれませんけど~」

「ぐぬぬぬぬ……もう勘弁なりませんわッ!! 今日のレース、私のシヨノロマンが──

 

 ──そのとき、ゾワリと圧倒的な怖気が走った。

 

「──ヒィッ!? な、なんですの……今のは?」

 

 体をビクッと震わせたサンキョウセッツがふと振り返り──その顔が急に青ざめた。

 そして急にこちらへバッと振り返ると──

 

「あ、秋になったらその挑戦、受けて差し上げますわ!! それまで首を洗って待っていなさいッ!!」

 

 なんて捨て台詞を残して、ぴゅーとばかりに去っていく。

 そんなセッツの豹変に驚いていたシヨノロマンも、アタシに一度、申し訳なさそうに頭を下げてから、セッツの後を追うようにして去っていった。

 

「えっと……いったい、何事?」

 

 まったく付いていけずにアタシは首を傾げるしかない。

 まぁ、セッツが悲鳴上げるのが無理もないと思うくらい、アタシも恐怖を感じたけど……

 たしか、セッツはあっちの方を見て顔色を変えたんだっけ──と思いながら、そちらへ視線を向けると、見知ったウマ娘がスタンドの離れた場所に立っていた。

 制服姿だから出走メンバーではないんだけど、あれって──

 

「……相変わらずですね。ヤエノムテキさんは」

 

 横から聞こえた声に、アタシは驚きながらそちらを向いた。

 くすくすと笑いながら、そのウマ娘──ヤエノムテキを見ていたのはメジロアルダンだった。

 彼女はアタシの方を向き、事情を説明してくれる。

 

「彼女、シヨノロマンさんに憧れている様子なんですよ。通りがかるとジッと見つめていることがよくあって……」

 

 そして今、ヤエノムテキはシヨノロマンじゃなくてアタシをじっと見つめてる。

 えっと、これって……アタシがシヨノロマンと話していたから、ってこと?

 

「本人は無意識なのか、気が付かれていないと思っているのか……でも周囲はみんな分かっているんですけどね」

 

 本人は気づかれていないと思っているところが、不器用であの人らしい、とメジロアルダン。

 でも──ただ話しただけなのに、まるで仇のように見られても、こっちも困るというか……

 

「あら? ダイユウサクさんは、彼女の親戚なのでしょう? 彼女の祖母である“あの方”の親戚とうかがっておりますけど……」

「え? あ、はい……そう、です」

 

 やっぱり面と向かってそれを言われると、アタシは恐縮してしまう。

 だって、今のアタシの実力を考えたら、胸を張って「あの人と繋がりがあります」なんてとても言えないもの。

 

「その話を思い出したのではないでしょうか? シヨノさんが“あの方”の孫であることくらいはご存じでしょうし」

 

 ……そんなの、生まれながらのものなんだからどうしようもないじゃないの。

 それに嫉妬されても……正直、困る。

 アタシはどうしたものか、と戸惑い──思わずメジロアルダンの方を見て、苦笑してしまう。

 

「ヤエノムテキさんも木訥で不器用な方ですからね。最初はシヨノロマンさんも黙ってジッと見つめられるのに気が付いて、怒らせたんじゃないかと心配していたそうです」

 

 いや、あの“ザ・大和撫子”というべきシヨノロマンが誰かを怒らせるとか、無いんじゃないかしら。

 その従姉妹のサンキョウセッツなら、誰彼構わず怒らせてそうだけど。

 

「今では誤解とわかったそうなんですけど……シヨノロマンさんが話しかけるとヤエノムテキさんはガチガチに緊張してしまうらしいんです」

 

 その姿を思い出したのか、メジロアルダンは上品にくすくすと笑う。

 

「へぇ……」

 

 と、感嘆しながら再びヤエノムテキを見ると、彼女はアタシに興味を失ったらしく、再びシヨノロマンの方を見ていた。

 でも……なんとなく、彼女の気持ちが分からないでもない。

 ああいう乙女らしい、大和撫子そのものというシヨノロマンに、自分がなれないからこそ、そこに憧れるという気持ちは理解できる。

 例えば──この目の前にいる、メジロ家のお嬢様もそう。

 アタシが見れば、彼女は上品に微笑んでみせる。

 

「やっと、同じバ場(ターフ)に立てましたね」

「ええ……一年と少し前、食堂で言われたのはちゃんと覚えてるわ」

「あれからお互い……色々ありましたけど」

「そうね。アナタは骨折して一年棒に振って──」

「貴方は遅れに遅れたデビューで惨敗して、そこから立て直してこの場に……」

 

 そうしてアタシとアルダンは、どちらからともなくお互いにうなずいた。

 

「でも、アタシとアナタは違う……アタシは目一杯の背伸びをして、やっとこの場に立っている程度でしかないわ」

「ふふ……そうではありませんよ、と言って差し上げたいところですけど……事実ですね」

「ハッキリ言ってくれるわよね……重賞の先達として、もう少し優しい言葉をくれてもいいんじゃない?」

「あの……先達って同い歳じゃありませんか? 私達」

 

 アタシが苦笑し、アルダンもまた微笑む。

 

「今日は、胸を借りるわ」

「ええ。全力で掛かってきてください。小細工無しで、叩きのめしてさしあげますよ」

 

 アルダンは余裕さえ感じさせる笑みを浮かべて応え、「それに……」と言って視線を巡らせる。

 

「余計なことを考える余力なんて、無いと思いますけど……彼女のことも頼みますわ」

 

 その視線の先には──短めの無造作な髪が特徴的なウマ娘が、こちらをじっと見つめて……いや、睨んでいた。

 

「コスモドリーム……」

 

 いつになく──ううん、今までに見たことがない、アタシを完全に敵視した目。

 その目にアタシは──負けることなく見つめ返す。

 

「貴方が眠れる“樫の女王”を起こしてくれるのを、多くの人が楽しみにしていますのよ」

 

 メジロアルダンがそう言うと──

 

「アルダン姉様!」

「アルダンさーん!!」

 

 明るい声が響き、彼女はそちらを振り向いた。

 アタシもそちらへ視線を向ける。

 観客席には二人のウマ娘がいて、活発そうなショートカットな方が大きく手を振っていた。

 そしてその隣には──長い葦毛の髪をした、上品そうなウマ娘がいる。

 2人の姿をアタシの目がとらえたとき──

 

「──?」

 

 なぜか妙に気になった。

 どちらも中央トレセン学園の制服を着ているので、そこの所属のウマ娘なのは明白だった。

 知っているわけでもないし、顔を見るのも初めてのはずなのに──

 

「あの娘達、メジロ家の御令嬢方?」

「はい……優秀な後輩たちなんですよ。私なんてすぐに追いつかれてしまいそうで……ですから、やっぱりもう骨折は二度としたくはありません。いえ、している暇なんてありません」

 

 アタシの問いにそう答え──もう一度コスモドリームを見る。

 骨折で苦労しているのは彼女も同じだからこそ、見たのかもしれない。

 そうよ──誰かよくわからない娘よりも、今は彼女に集中しないと。

 アタシが意識をそっちに向けると──

 

「今日はいいレースにしましょう」

 

 と、アルダンは言い残して、二人のメジロ家のウマ娘の方へと歩いて行った。

 

 後に残されたのは──挑戦状を叩きつけた者と、叩きつけられた者。

 しかし二人の間に会話はなく──「今日は負けない」と視線だけで雄弁に語り合った。

 




◆解説◆

【高松宮杯、出走前】
・再び元ネタ無し、しかも場面そのままという解説泣かせのタイトル。
・もうこれ、どう解説しろっていうんだよぉ……(ノД`)・゜・。
・ちなみにUP時には「高松宮記念」と間違えていました。
・書いてる方も「~杯」と念頭に置いているはずなのに、書き終わって油断しながら「えっと、タイトルどうしようかな~」なんてやってるから、こんなウッカリをやってしまうのです。

申請してもたぶん認められない
・と、トレーナーは言ってますが、どうでしょうかね。
・アニメ2期でライスシャワーが一人でキャンプして修業しているのを寮長も許していたので。
・でも──あのときのライスシャワーのトレーナーって何をしていたんだろうか、と思ってしまいます。

スッカリ忘れてた
・書いてる人もそうでした。
・ウマ娘の方が身体能力は全然高いのを忘れて、喧嘩する(じゃれ合う)シーンを書いてしまうのをたまにやってしまいます。
・乾井トレーナーは、全然そういうの考えないで、ダイユウサクと接してますよね。
・ちなみに巽見トレーナーは竹刀一本でひれ伏せられるっぽいので、ウマ娘にも厳しいです。

私のシヨノロマンが──
・毎度おなじみ、サンキョウセッツ。
・宝塚記念のシーンでもコッソリ出てきていたんですが……その時と同様にシヨノロマンの応援だけが目的でした。
・もう完全に、シヨノのおっかけです。そこにダイユウサクもいるんだから、来ない理由がない。
・ちなみに──ダイユウサクから「そっちが格上挑戦」なんて言われてしまっていますが、ランク的にはダイユウサクの方が上になってしまってます。
・そのせいでよほど悔しかったんでしょうけど……従姉妹だし、あこがれだし、そんなわけで「私の~」なんてうっかり言ったものだから──

ヤエノムテキ
・──彼女をガチで怒らせてしまうことに。
・史実のヤエノムテキはシヨノロマンをじっと見つめることがたびたびあったそうで、お気に入りだったようです。
・今回は彼女、宝塚記念後の休養を利用して、こっそりシヨノロマンを見に来ていたようで──
・まぁ、競走馬ヤエノムテキは牡馬で、シヨノロマンは牝馬ですから、無理もないのですが……ウマ娘だと同性。
・かといってシンデレラグレイ準拠してるし、しかもゲーム版でも全く要素のない「ヤエノムテキは百合」というものを勝手にぶち込むのは、あまりに世界観を破壊してしまうということで──
・シヨノロマンを大和撫子にすることで、“朴訥武道少女”であるヤエノムテキが「自分に無い女性的なものを持っているシヨノロマンにあこがれている」という設定にしました。
・シヨノを大和撫子にしたのは、メジロ家の令嬢たちが“洋”イメージなのと、ヤエノムテキが武道という“和”で男性的なイメージだったから、あこがれるのはやっぱり“和”の女性的なイメージだろう、という判断です。
・また“朴訥”なので、不器用でシヨノを遠巻きに見ていることができない、という設定に。


※次回の更新は7月31日の予定です。  

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