見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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第3R  大盛況? 食堂に導かれし者たち

 彼女──オグリキャップと出会い、彼女にアタシが食べきれなかった食事をあげるようになって、アタシの周囲は変わり始めた。

 まず、スーパークリークを警戒する必要がなくなった。

 というのも、アタシとオグリキャップがテーブルを囲んでいると、さすが注目の的、他のウマ娘たちもやってくるから。

 最初は他のウマ娘たちに距離を取られていたけど、ペガサスステークスに勝ってからは集まるようになり、さすが人気者といったところよね。

 ……アタシとしては、結果を出すまで近づかなかった「ニワカ」には思うところがないわけじゃあないけど。

 

 で、さすがにそんな“注目の的”の隣で地味にいるアタシに、わざわざ声をかけるのも気が引けるようになったらしくて──完全にアタシの作戦勝ち。

 それどころか、スーパークリーク自身がオグリに興味を持って顔を出すことがあるほどだし。

 ぜひその興味をオグリに全振りしてほしいところだわ。

 とはいえ、そんなときに彼女が見せる表情は、アタシが食べない食事をオグリにあげてしまうのを見て、いいとは思っていないみたいのは相変わらず。明らかに不満げな様子でアタシのことを見てたし。

 それに後ろめたさがないとは言わないけど。

 

 もしスーパークリークが、アタシが食事を残すことを「もったいない」と咎めているのなら、今回のことで彼女の懸念はなくなったことになるから構わないでしょ、と言えるんだけど。

 でも違う。彼女が心配しているのは──たぶんアタシの体。

 心優しい彼女は、アタシが体が弱いせいで多く食べられないのを心配しているのだから、“残すこと”が変わっていない現状には、当然不満を持っていたし、アタシを心配してくれていた。

 でも──

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 

「あ、オグリ。これ、あげるわね」

「すまないな、いつも……」

 

 アタシがサッとオグリキャップに差しだし、それを彼女が食べる姿には、さすがに口を挟めないし、オグリキャップが喜んでいる様子なのでなおさらだった。

 だからスーパークリークは口を挟まないし、アタシも“食事を残す”という罪悪感が減っていた。

 とはいえ、さすがにやりすぎたらしく……

 

「あの……ダイユウさんも食べた方がいいんじゃないですか?」

 

 スーパークリークがいないそのときに、オグリキャップの傍らにいる小柄なウマ娘が恐る恐るといった様子で言ってきた。

 短めの髪で、その左右に付けた「B」の意匠の髪留めが印象的な、どこか気弱そうな彼女──

 

「ベルノ……彼女は食が細くてあまり食べられないそうだ。本当に可哀想なことに……」

 

 悲愴なほどに表情を曇らせて、オグリキャップはアタシに同情してくる。

 まあ、このウマ娘(大食漢)の感覚からしたらそうでしょうね。

 それにアタシは苦笑気味に「あはは……」と笑って誤魔化し、彼女の傍らのウマ娘もまた──

 

「オグリちゃんと比べたら誰だって食が細いですよ」

 

 ──と、半ば呆れ顔で言う。

 彼女はベルノライトというウマ娘で、オグリキャップと同じくカサマツから転校してきたウマ娘。

 とはいえ“強さ”でスカウトされたワケじゃあないのよね。

 彼女の夢はオグリキャップのようなウマ娘をサポートすることで、その夢の実現のため、また実際にオグリキャップを助けるために、スタッフ研修生のコースへ転校してきたらしいけど。

 彼女もカサマツの学園に入ったのは自分の足で走るためだったみたい。

 でも、それをあっさりそちらへ舵をきった彼女の動力には驚かされたわ。そうして自分の人生を変えた覚悟には尊敬もするし。

 もちろん、そうさせたオグリキャップの“強さ”にも。

 でも、そういった“サポートする側”だからこそ、アタシが“食べない”ことには気になるみたい。

 すると──

 

「なんや、なんや~。アンタ、オグリを餌付けしとんのかいな」

 

 笑い声とともにからかうような声が聞こえた。

 見れば大きな声に反して、小柄なウマ娘がそこにいる。

 当のオグリと同じように葦毛の長髪。それをなびかせたそのウマ娘は豪快に笑っていた。

 

「なんや、あまり見ない顔やけど……ウチはタマモクロス。アンタは?」

「ダイユウサクよ」

 

 相手の名乗りに答えると、彼女はニヤリと意地悪い笑みを浮かべた。

 なんともイヤな予感がするけど──

 

「ほほぅ……ダイって割にはずいぶん、小さいやないか」

「む……」

 

 もう何度言われたかわからない揶揄を聞かされてうんざりしつつ、ジッと相手を見つめる。

 アンタもそうでしょうが──という念を込めて。

 自分でも貧相だって自覚はある。背だってそこまで大きくないけど──目の前のタマモクロスに比べれば、全然普通の範疇だもの。

 しかし、そのタマモクロスは──

 

「はっはっは、確かにウチは他人(ひと)様のことをとやかく言えるほど大きくないけどな」

 

 アタシの無言の返しに、タマモクロスは眉をひそめるどころか豪快に笑い飛ばしていた。

 

「チビって言われることはぎょうさんあったけど、言った覚えは数えるほどしかあらへんしな」

「でしょうね。実際、アタシの方が背が高いし」

「そうかもしれへんけど、そんな小さいこと気にすんな。そんなことしとると、背ぇ以外の成長も止まるで?」

「な──ッ!?」

 

 意趣返しとばかりにアタシの貧相な体を見て意地笑く笑うタマモクロス。彼女はアタシが反撃する前にさらに続ける。

 

「それに──」

 

 彼女は一度言葉を切り、チラッとオグリキャップへ視線を向けた。

 

「──ウマ娘なら、背ぇの高さや胸の大きさなんて関係ないやろ。比べんのなら足の速さや」

「う……」

 

 そう言われると、アタシは返す言葉もない。

 実のところタマモクロスの名前は聞いたことがあった。小柄で元気な、葦毛で強いウマ娘がいる、と。

 そしてオグリキャップについては言わずもがな。

 アタシがデビューにいたらずに棒に振った一年の間にオグリはきちんとデビューをして実績を重ねているし、タマモクロスはこんな小さい身なりでもレース経験は豊富な上、ここのところ調子が良くて連勝中と聞いている。

 アタシとの差は歴然だった。

 

「ま、焦ることないで。タユウ」

「タユウ?」

 

 タマモクロスに微笑みかけられ、アタシは戸惑った。

 その“タユウ”とは誰のことなのか──

 

「アンタのことや、ダイユウサク。ダイユウとか言いにくいし、かといってユウサクじゃあ、まるで男やからなぁ」

 

 そうやって笑い飛ばすタマモクロス。

 ちなみに、アタシの弟は──父によって幸作(コウサク)と名付けられている。母からは「紛らわしい!」とだいぶ怒られたみたいだけど。

 

「タユウなら花魁みたいやからウマ娘でも違和感ないやろ。(ダイ)の字も入ってるし丁度ええ。これからそう呼ばしてな。ウチのことはタマでええで」

「ちょ、ちょっと……」

 

 戸惑うアタシだったが、タマモクロスは意に介さず、マイペースに話を進める。

 

「アンタ、未勝利なんやろ? 名前、聞いたことあらへんからな」

「勝利どころかデビューもしてない……」

 

 アタシがため息混じりに答えると、タマモクロスは──

 

「ほう? この時期でもか? それは……苦労してんなぁ、アンタも」

 

 一度は「え?」という驚いた顔をして、改めてアタシのことを見て考えを改めたように言った。

 彼女の目からしてもアタシが“ハシる”ウマ娘には到底見えなかったらしいわ。

 

「逆に考えれば、まだウチやオグリにはもう不可能な“生涯無敗”って目が残ってるんやから、まだまだこれからやで」

 

 そう言ってタマモクロスは笑い飛ばす。

 それから、「ほな、ウチは練習あるから……」と言ってその場から離れようとする。

 しかし去り際に一度、オグリキャップを見て──

 

「オグリには負けてられへんし……ほなな!」

 

 そうつぶやくと、彼女は走り去ていった。

 それを見送るアタシとベルノライト。

 

「……まるで嵐みたいなウマ娘ですね」

「そうね」

 

 一連の様子を見ていた彼女は苦笑気味に言い、アタシも似たような表情で同意する。

 今のやりとりの中で、終始、彼女が意識していた相手──オグリキャップはといえば……未だに山盛りを遙かに越えた大盛りを前に、黙々と食事を続けており、タマモクロスの去り際に、挨拶を目礼で返すくらいに口は食べることで忙しそうだった。

 

 また、アタシは思う──

 

(花魁の「タユウ」って「太夫」だから、「(だい)」じゃなくて「太」なんだけど……)

 

 あっという間に去った彼女に出来なかったツッコミを、思わず頭の中で思わずしていた。

 「大」と「太」では大きく違うのよ。それこそ「大正」と「太正」くらいに。

 思い返せばアタシはろくな事を言われていない気もする。

 だけど──悪い気はしなかった。

 カラッとした、裏表のない彼女のさっぱりした気質のせいだろう。

 それに……体の弱いアタシは今までこの学園で友人と呼べるようなウマ娘はおらず、初めて呼ばれたあだ名だったから。

 

(小柄だけど、明るく元気で愛想もいい。思わず応援したくなるウマ娘よね)

 

 初めて目にしたタマモクロスというウマ娘を、アタシはそう評価した。

 そして思わず自分と比べる。

 体躯が恵まれなかったのは一緒だけど、健康そのものでトゥインクルシリーズで活躍する彼女のことがアタシはうらやましかった。

 

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 

「──そんなに、焦る必要は無いと思いますが?」

 

 タマモクロスを見送り、それに続いて食事を終えたオグリキャップがテーブルを去った直後に、残っていたウマ娘が口を開いた。

 淡い髪の色が特徴的で、それを長く伸ばしたウマ娘。

 彼女の所作はとても洗練されており、上品さを感じさせる。

 

「焦る? アタシが?」

「ええ、今の貴方の目には私も覚えがありまして……何しろつい最近まで、私も同じような目をしていたと思いますから」

 

 アタシの確認にそう言って苦笑気味に上品にほほえむ彼女。

 

「どういうこと? メジロアルダン……」

 

 アタシに声をかけてきたのはクラスメイトであるメジロアルダンだった。

 良家として有名な“メジロ家”のウマ娘で、彼女はそのエリート一族の一人。

 

(アタシみたいな、コネ入学とは違うのよね……)

 

 たった一人しかいない、とてもとてもスゴいウマ娘の遠い親戚──なだけで家は至って普通なアタシとはまったく違う生い立ち。

 その家の中でも力関係は実力主義なようだし、なにしろメジロ家のウマ娘は多い。彼女の下にも、ライアンやマックイーンという名の有望なウマ娘たちがいるという噂が聞こえてくるんだから。

 

「健康な方達の御活躍はうらやましい、ですか?」

「──ッ!?」

 

 図星を指され、思わず息を呑む。

 そんなアタシの反応をあえて無視した彼女は、さらに話を続ける。

 

「確かに、オグリさんの活躍は目覚ましいものがありますし、とても目立っていらっしゃいます」

「そうよ。この学園に来るまでに12戦10勝だなんて……」

 

 勝つのも勿論だけど、そこまでレースに出走できる丈夫な体がうらやましい。

 

「他にも、同級生でも昨年から活躍されている方は何人もいますわ。チヨノオーさんとか……」

 

 クラスメイトのサクラチヨノオーは去年のG1を取っている。

 

「さらには年明けも含めたら他にも……」

 

 メジロアルダンは、ちらっと隣のウマ娘を見る。

 短めの髪の、朴訥で生真面目といった雰囲気のウマ娘が、アルダンに付き合うようにそのテーブルについていた。

 

ヤエノムテキ……」

 

 思わず彼女の名前をつぶやく。

 彼女のデビューは年が明けてからだが、春になってその実力は早くも評価され始めている。

 声が聞こえたのか、彼女はチラッとアタシを一瞥したけど、興味をなくしてすぐに視線を戻した。

 

「でも、貴方が意識しているのは、チヨノオーさんでも、ヤエノムテキさんでも……それどころかオグリキャップさんでもないのでしょう?」

「そ、それは……」

 

 メジロアルダンは微笑みながら核心を突いてきた。

 思わずアタシが視線を逸らすと、彼女は優雅にカップに注がれた紅茶に口を付ける。

 そして──

 

「貴方のルームメイトも御活躍なされていらっしゃいますものね。それも御親戚だとか……」

 

 優雅な仕草でカップを置き、メジロアルダンはアタシをジッと見つめる。

 そしてニッコリと笑みを浮かべた。

 そんな彼女にアタシは呆れたようにため息をつく。どうやってそんな個人情報を把握したのかしら。

 

「……よく、知ってるわね」

「ええ。皆さんと御茶会でお話をすると、いろいろな話を耳にしますの。注目されている方のお話なんかは特に──」

「そっか。注目されてるんだ……あの()

 

 アタシは自分のルームメイトの顔を思い出しいて、ちょっと嬉しくなった。

 

「ヤエノムテキさんみたいに、今年になってからデビュー……チューリップ賞は残念なことになって桜花賞こそ逃してしまいましたけど、その後は勝利を重ねて、オークスへ出走するそうじゃありませんか」

 

 メジロアルダンが説明したとおり、彼女は今年になってからデビューして、着々とキャリアを積んでいる。

 同室として応援したいと思う反面──やっぱり自分と比較してしまう。

 

「ほら、そのお顔です」

「え?」

 

 お目当てのものを発見した、とばかりに喜色を浮かべるメジロアルダンに対し、アタシは驚き、そして訝しがるように彼女を顔を見ていた。

 彼女は再びカップに口を付ける。

 それから気持ちを落ち着けるかのように一息ついて、話を始めた。

 

「私もデビューしたのは、ついこの前……3月の末ですわ。ですので、貴方のように他の方の活躍を聞いて焦るという気持ちは同じでした」

 

 そうは言うけど、さすがメジロ家の御令嬢。デビュー戦でキッチリと勝利している。

 それをアタシは知っているのは──やっぱり、この時期でもまだ未出走のクラスメイトのことが気になってたから。

 そしてなによりよも──

 

「貴方と同じように、私も体が弱いので……」

 

 そう言って微笑むメジロアルダン。

 なるほど、共感していたのはこっち側からだけじゃなかったんだ、とアタシは思った。

 彼女の体が弱いのには、アタシも気が付いていた。

 とはいえ、アタシと彼女では少し違うようにも思ってる。アタシの場合は体の発育不良のように思えるし──と、自分の貧相な体と、彼女の年齢にふさわしい体つきを見比べてそう思う。

 

「ですので、繰り返すようですが貴方の気持ちはよくわかるんですのよ?」

 

 そう彼女は言ったけど、でも心情的には彼女の方が辛かったんじゃないかと思う。何しろ名門メジロ家の御令嬢なんだから。

 アタシも「コネ入学じゃないの?」とある意味で注目される存在だけど、逆に言えばそれだけ。家も普通だから成績が悪くても「ほら見たことか」と思われるだけ。

 一方、彼女はメジロ家というブランドを背負ってるようなもの。

 無様な成績はもちろん残せないし、かといってこの学園に在籍している以上は、結果を求められる。

 同学年の活躍は、アタシ以上に焦りや羨望を感じていたんじゃないかしら。

 

「だからこそ、こう思いますの。ダイユウサクさん、“貴方は貴方”ですわ」

「はい?」

 

 彼女の口から出た言葉に、真意がわからずアタシは思わず問い返していた。

 でも、彼女はそれに不快さをまったく出さずに、むしろ微笑みさえ浮かべて説明する。

 

「成長速度や伸び始める時期は、個人によってそれぞれですわ。早熟な方もいれば晩成型の方もいる。それを含めての個性と思いますし、それはレース展開のようなものですわ」

「……レース展開?」

 

 唐突に飛んだ話にアタシが訝しがると、彼女は「はい」と笑顔で答える。

 

「ウマ娘の一生というレースの中で早々と先頭に立つ“逃げ”の方もいれば、後半で実力を発揮する“差し”や“追込み”のような方もいらっしゃいます。一生の中で私たちはまだスタートして間もない序盤といったところ……“逃げ”や“先行”の方達が目立つのも仕方のないことではないでしょうか?」

「“差し”や“追込み”を得意戦法にするウマ娘が、序盤の“逃げ”や“先行”のトップを羨ましがっても仕方がないってこと?」

「その通りです」

 

 アタシが返すと彼女は“我が意を得たり”と大きくうなずいた。

 

「大事なのは、機会を逃さないこと。私見にはなりますけど、貴方の機はまだ熟していないように見ますけど……」

 

 それこそ“同じく体が弱い”と言った彼女とアタシの差。それをアタシが感じているように、彼女も理解していた。

 体が弱いものの完成した彼女──メジロアルダンはデビューし、見事結果を残した。

 対するアタシ──ダイユウサクは未だに体ができあがっていない。

 もしもそれを見極められずに焦ってデビューしたら……結果を残せずに評価を下げることになる。

 そうなるくらいなら、まずは体づくりに専念すべきだ、と彼女は言っているのだ。

 

「ですので焦る必要はありませんのよ。どんな序盤でも最終的には大きな結果が残せれば良いのですから」

 

 そう言った彼女は微笑み──それを悪戯っぽいものへと変化させる。

 

「──意外と、貴方は“差し”や“追込み”が合っていらっしゃるのではなくて?」

 

 クスクスと上品に笑うメジロアルダン。

 でも──今のアタシは今目の前のことで精一杯──レースで例えるのなら無我夢中で走ることしかできない、作戦を考える余裕なんてないようなレベルだった。




◆解説◆
【食堂に導かれし者たち】
・今回はわかりやすいですね。
・元ネタは『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』から。

ベルノライト
・漫画『シンデレラグレイ』に登場する同作のオリジナルウマ娘。
・単行本2巻は彼女が表紙。1巻オグリは当然としても、3巻がルドルフだったので、すごいウマ娘に挟まれた。
・第一話の冒頭で狂言回しを務め、その後は常にオグリキャップと共にいて見守っている。
・オグリ同様にカサマツからの転校生。カサマツ時代はそれが縁で同じチームに所属していた。
・しかし、彼女はオグリのようにスカウトされたのではなく自力で転入試験を突破している。
・というのも彼女は一度も勝てなかった未勝利ウマ娘で、勝利を目指すオグリをサポートする道へと進むことを決意。スタッフ研修生として中央のトレセン学園に転入したから。
・共に笠松から中央に行ったというのは装蹄師の三輪勝氏の役どころでしょうか。
・もしもゲームに逆輸入されたら現状(2021年6月現在)で二人しかいない「友人タイプ」での実装もあり得ますね。
・──そんなキャラだから完全オリジナル……と思いきや、モデルになった競走馬がいるとの説。
・その名は『ツインビー』。中央での出走がない笠松の地方馬。誕生日も1985年5月22日とオグリと同世代で日にちも合致する。
・髪の左右に「B」の髪飾りがついているのもそれを意識してのことか。(2つの(ツイン)「B」(ビー)
・『ベルノライト』という名前はコナミが出したゲーム「ツインビー」でお世話になるパワーアップアイテムのベルと、同作シリーズの主人公ライトから──という噂。
・シリーズを追いかけていたわけでもなく、初代をファミコンで知った身としては主人公が「ライト」というキャラの認識はほぼないのですが、それもそのはず主人公=ライトとなったのは1991年に出た第5作目「出たな!!ツインビー」から。
・しかもこの「出たな!!~」、アーケードからファミコンや後継機ではなくPCエンジンに移植されていたので、初代は知っていてもそれを知らないのも無理はなかった。
・──というかファミコンのゲームキャラで「ライト」と言えば、シリーズ初代から名前がついている『ロックマン』のライト博士の方が思い浮かぶ。
・そんなわけで「ライト=博士」という認識でいたので勘違いしがちだけど、「ツインビー」に出てくる博士はライトではなくシナモン博士。
・サポートキャラになった背景として、同作を発売したのがコナミ→コナミスポーツ→スポーツ用品店の娘という説も……
・ちなみに最初のツインビーであるアーケード版がでたのは1985年の3月5日。そのわずか2ヶ月と少しでこの名前が競走馬についてるって──偶然とも考えられないし、もちろん当時はシリーズ化するほど人気が出てない頃でしょうし、謎です。
・なお……ダイサンゲンと違い、同名の競走馬はいませんが『ベルノ()()()』という似た名前の馬はいまして、それが実はなんとキングヘイローの仔だったりします。

タマモクロス
・実装済みウマ娘の一人。現時点(2021年6月)ではサポカのみで育成はできず。
・特徴は葦毛のロングの髪。関西弁。そして何よりも体格が小さい。
・オグリのライバルの一人、しかも同じ葦毛ということで「シンデレラグレイ」では早い段階から登場している。
・で、私は同い年と勘違いしていたのですが、史実の年齢ではダイユウサク達オグリ世代よりも一つ上。
・ウマ娘のゲーム版では同級生扱いなようで、「シンデレラグレイ」でも学年が上とかいう説明はなし。
・というわけでそのあたりが自分の中でも消化しきれず、微妙な立ち位置になってます。
・タマモクロスと言えば関西弁なのですが、私自身が関西弁に詳しくないのでかなりいい加減になってます。ご容赦を。

「大正」と「太正」
・「大正」はもちろん、昭和の前の元号。
・「太正」はSEGA社が第一作を1996年にセガサターンで出した名作、『サクラ大戦』シリーズにおける元号。
・大正浪漫とスチームパンクを融合させた世界設定は秀逸。
・なんでわざわざこんな単語を出したのか? といえば──もちろん自分の書いた他作品『サクラ大戦外伝シリーズ』の宣伝です。(ぁ
・というわけで『ゆめまぼろしのごとくなり』『~2』もよろしくお願いします。
・『絶海より愛をこめて』も鋭意製作中ですので。

メジロアルダン
・現時点(2021年6月)で、公式サイトではキチンとキャラが出ているものの、まだ実装していない公式ウマ娘。
・オグリの同世代ということで「シンデレラグレイ」では先行して登場しています。
・同じメジロ家でもライアンやパーマーというよりはマックイーンに近い御嬢様系。元の競走馬がデビューが遅かったり、ケガに泣かされたせいか病弱な雰囲気を持ち、マックイーンよりも儚げな深窓の令嬢感がある。
・立場的にはマックイーンよりもライアンの方が近いと思うのですが……
・ダイユウサクとは病弱仲間ということで、理解者でもある、という立場です。

ヤエノムテキ
・オグリやクリーク、アルダンと同様にダイユウサクと同じ年に生まれた競走馬のウマ娘。
ディクタストライカ(サッカーボーイ)ブラッキーエール(ラガーブラック)とは違い、実在馬の名前を受け継いでいる。
・アニメやゲーム版よりもシンデレラグレイに先行登場し、その中のチヨノオーよりも先で真っ先に実装されている。
・シンデレラグレイ登場はオグリの転校のとき。その際は「未出走」となっており、彼女のデビューは2月27日なのでそのシーンは1月10日(オグリが現役時の笠松最後のレース)の間の扱いと思われる。
・ウマ娘としては、『剛毅朴訥武道少女』の二つ名を持ち、武道をやっているので礼儀正しい性格。ただし昔は粗暴だったという設定も……
・ストイックに研鑽に励んでいるので強者には敬意を持ち、転校してきたオグリに真っ先に好意的に接している。
・そのため本作中では、現時点で箸にも棒にもかからないダイユウサクには全く興味がない。
・それどころかコネ入学の話を耳にして「分不相応の者が……」と密かに当初は不快に感じていたものの、この一年間をひたむきに努力し続ける姿勢を見たのでそういった悪感情は無くなっている、というのが現状。
・ただし、見たところ彼女は実力主義・結果主義なのでは、実力もなく結果も出ていない現時点のダイユウサクは“敵視もしないが評価にも値しない”という興味なしという評価。

ルームメイト
・ダイユウサクのルームメイトは次話にて登場予定。
・今回は名前を出さず、とりあえずお楽しみに、ということで。
・と言っても、アルダンさんがかなりのヒントを出していますが。(笑)
・あとヒントを出すとしたら、ダイユウサクは栗東寮なので、もちろん彼女も栗東寮です。
・正直、当初はルームメイトを考えておらず、かなり適当な感じで実装済みの誰か──オグリかクリーク辺りで、と考えていたのですが、二人とももちろん公式でルームメイトがいるわけで。
・公式にウマ娘になっていない競走馬モデルだから、やっぱり未実装の──と思って探したら、いました。ぴったりのが。
・そんなわけで、さぁ! 誰でしょうか!?
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