見えぬ輝きの最南星《アクルックス》   作:ヤットキ 夕一

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 そして、4月26日──

「絶対、テイオーさんが勝つ!」
「ううん、マックイーンさん!!」

 同じクラスの二人が言い合っている姿を、わたしは一歩離れた場所でオロオロしながら見ていました。
 とっても仲良しな二人──キタサンブラックちゃんとサトノダイヤモンドちゃん。
 でも、二人ともウマ娘の“推し”の話になるとこうなっちゃう。
 キタちゃんはトウカイテイオーさん、ダイヤちゃんはメジロマックイーンさん。
 周りに気遣いもできるとても優しい二人だけど、この件だけは絶対に譲らないの。

(申し訳ないなぁ……)

 近くのお兄さん達の話だと、先頭からの開幕ダッシュでその位置を確保したみたいなのに……そこにわたしが入って大丈夫なのかしら?
 トゥインクルシリーズの話題のレースをこっそり見に来たはずだったのに──同級生の二人に「あれ?」と見つかってしまい、「一緒に見ようよ!」とあれよあれよと彼女たちが確保していた場所まで連れてこられてしまいました。

「ねぇ、マリアちゃんもそう思うでしょ? やっぱりテイオーさんが勝つよね?」
「違うよ、マリアちゃんだってマックイーンさんが勝つと思ってるよ。ね?」
「え……」

 話を振られてわたしは戸惑いました。
 二人の剣幕がただ事じゃありませんし、それに──

「え、えっと……」
「テイオーさん!」
「マックイーンさん!」

 二人に詰め寄られて──本当に困ってしまいました。
 思わず手にしていたネックレスを握りしめてしまいます。

「わ、わたしは……」

 二人が乗り出すようにグッと顔を寄せてきます。
 でもね……ごめんなさい、キタちゃん、ダイヤちゃん。せっかくこんないい場所に連れきてもらったのに──

(わたしが応援するウマ娘は、他にいるの)

 体の弱いわたしが──去年の年末にその存在を知ってから、それに自分を重ね合わせて密かに応援しているウマ娘。

(だって、あの人のファンだなんてみんなに知られたら……恥ずかしいし

 世間の評価は全然高くない。
 クラスのみんなだって、テイオーさんかマックイーンさんのファンばかり。あとはオグリキャップさんとか……
 きっとマニアックって思われるに違いないです。
 でも──

(前の大阪杯で負けちゃったのが、残念だったから……)

 わたしは思わず来てしまいました。
 そしてついさっき──奇跡的に出会えたあの人に、一生に一度の勇気を振り絞って話しかけたんです。

『有記念でファンになりました! 応援してますッ!!』

 って。そして──

『あの、これ……もし、よろしかったら──』
『え? えっと……』

 わたしが差し出したのは、一粒だけの綺麗な丸い石が付いたペンダント。
 薄紫色の石を、そのウマ娘はジッと見つめています。

『う、受け取ってもらえませんかッ!? 御守りなんです。曹柱石(そうちゅうせき)って言って、パワーストーンで、石言葉は「願望成就」とか「癒し」とか「誠実な愛」とか……それに内観を育てて集中力が増すって言われてて──』

 テンパったわたしの説明に、相変わらずその人は戸惑っているようでした。

『それで、えっと……わたしと同じ名前の石なんです! だから──』
『うん。わかったわ』

 私がそう言ったらそのウマ娘(ひと)は笑顔になったんです。そしてポンと私の黒鹿毛の頭の上に手を優しく乗せてくれて──

『あなたと一緒に、走らせてもらうわね』

 そう言って笑顔で──ペンダントを受け取って、そのまま自分の首にかけてくださったんです。
 そうして去っていく背にかけた「あ、ありがとうございます!」というわたしのお礼に、片手を大きく振りながら去っていったんです。

(本当に、本当にカッコよかった……)

 だからゴメンナサイ、二人とも。
 こんなにいい場所で見られることには感謝してます。だから二人に気遣ってテイオーさんとマックイーンさんの応援するのが筋なんでしょうけど……
 でも、嘘でもなんでも、あの人以外のウマ娘を応援することなんてできないの。
 私が「ど、どっちかな……」って誤魔化したら、キタちゃんもダイヤちゃんも圧力をかけすぎてることに気が付いて引っ込めてくれて、ホッとしつつ──

(だから、がんばってください……)

 わたしはお母さんからプレゼントされた、“自分の石”のネックレスをギュッと握りしめて──あのウマ娘(ひと)の胸元にある一粒のその石を通して伝わってほしい、と応援の言葉を念じていました。



第8R 大気炎! ただ勝利のために……

 

 ──いよいよ、春の天皇賞が始まる。

 

 アタシは京都レース場のターフに立とうとしていた。

 地下の通路から坂をあがって行き──外から差し込む光へと、歩みを進めていく。

 

『さて、次に登場してきましたのは、昨年末に大本命メジロマックイーンをレコードタイムで破り、世間を吃驚(ビックリ)させた“あの”ウマ娘……ダイユウサクです!』

 

 そんな実況を背景(バック)にコースに出ると──歓声があがった。

 思わず耳が動いてしまい──アタシの心は少しモヤモヤした。

 

「……あがるだけ、マシか」

 

 それに手を挙げて応えつつも、心の中で苦笑する。

 アタシが出た今まで走ったGⅠは3レースで、初めての秋の天皇賞はもちろん、マイルチャンピオンシップも有記念も、アタシが登場してもまばらな拍手くらい。

 それに比べれば、歓声があがっただけマシ。

 4度目の今回は有記念勝利という箔が付いてるはずなのに、大歓声というのには程遠い……どっちかといえば“小歓声”?

 

(やっぱり……アタシ()()のウマ娘がとって()()()()ことに納得してない人も多いってこと、かな)

 

 自虐的にそんなことを考える。

 まぁ、マグレだのフロックだの、散々言われたもんね、あの時は。

 

(そりゃあ、大本命が負けて悔しいのはわかるけど……勝ったのにそんなこと言われるのは複雑よ)

 

 心の中で眉をひそめていると──ワッと一気に大歓声があがった。

 それに驚いて、思わず声のあがった客席を見る。

 そこでは観客達は総立ちになっていた。

 姿を現した葦毛のウマ娘を見て──

 

『やってきました! 史上初の天皇賞連覇をかけるメジロマックイーン──会場に詰め掛けた沢山のファンが歓声で出迎えます』

 

 その大歓声に、あの時とは違う白い勝負服になったメジロマックイーンが手を振って応えていた。

 

「相変わらず、大人気ね」

 

 見れば、観客席の最前列で髪の長い小さなウマ娘が一生懸命「マックイーンさ~ん!」って声援送ってる。

 

「あ……」

 

 その後ろに──少し前に私に贈り物をしてくれた、小さなウマ娘の姿が見えた。

 彼女は祈るように手を組んで握りしめている。

 同時に──胸のペンダントに当たっている辺りが熱く感じられた。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

 ターフに立ったダイユウサクを見て、オレは思わず苦笑した。

 彼女は大歓声に答えるメジロマックイーンを、ジッと見つめている。

 

「むくれるな、ダイユウサク」

 

 オレが思わずつぶやくと、耳ざとく聞き咎めた、オレの隣にいるウマ娘がこっちを見た。

 車椅子に座ったウマ娘、ミラクルバードである。

 

「やっぱりアレ、怒ってるのかな?」

「だろうな。アイツの考えてることくらい、だいたい分かるぞ」

「へぇ……じゃあ、今、何て考えてたの?」

「『なんで有とったアタシよりも、秋にGⅠ……天皇賞(秋)(アキテン)もジャパンカップ取れず、アタシに負けたウマ娘の方が騒がれてるのよ!』ってところだろ」

 

 オレが言うと、ミラクルバードは吹き出した。

 それを横目にさらに続ける。

 

「『とったの天皇賞(春)(ハルテン)だけなのに、なんで表彰されてんのよ』とかな」

「えぇ……そこまではどうかな? 実際、マックイーンは強かったし、選ばれるだけの結果も残してるとボクは思うけど」

 

 まぁ、オレも「もしそうなら完全に(ひが)みだよな」と苦笑する。

 去年の成績を見て──順位から秋の天皇賞の1着入線を度外視しても、ジャパンカップでは国内勢でトップ、有記念だって立派な2着。

 GⅡ以下の重賞も勝ってるし、重賞2勝・合計3勝しかしてない誰かさんとは違うんです。

 

「ま、ただ……大々的に表彰されたからな。年度代表だったウマ娘と並んでの最優秀シニア級ウマ娘だっただろ? 実際、それを面白く思わない別のヤツもいたしな」

「え? それって誰……」

「ダイイチルビーのトレーナーだ」

 

 オレは仲のいいトレーナーの名前を出した。

 それにミラクルバードは、「あ~、それは……」と苦笑気味に複雑な表情を浮かべる。

 

「確かにね。マックイーンは年間3勝で2着2回だったっけ?」

「ああ、それを上回る成績を残したのに明らかに依怙贔屓だってな。酒飲んで愚痴ってたぞ」

「去年のGⅠを2勝したのは彼女と、クラシック二冠のあのウマ娘だけだもんね……」

 

 ダイイチルビーは安田記念とスプリンターズステークスを制したウマ娘。オマケにマイルチャンピオンシップだって2着に入っている。

 メジロマックイーンは春の天皇賞こそ勝っているが、秋の天皇賞は最下位でジャパンカップも4着、有記念も負けているじゃないか、こっちだってGⅡ、GⅢ制しているし、3位より下が無かった分だけ実績はこっちが上だ──と、な。

 で、短距離路線が軽視されすぎという愚痴になるわけだ。

 あれだけの結果を、手塩にかけて育てたウマ娘が残したんだ。評価して欲しいというアイツの気持ちはわかる。

 マックイーンに関しては、あの天皇賞(秋)での後着騒動で以後のGⅠをボイコットするなんて陣営の話も聞こえてきたからな。ひょっとしたら、それをさせなかったことへの忖度なんてことも……

 なんて考えていると再び大歓声があがった。

 

「──そら、もう一人の去年のGⅠ二冠ウマ娘のお出ましだ」

「うん……」

 

 言葉少なに答えたミラクルバードとオレの目は、ようやく現れたそのウマ娘を見ていた。

 茶髪──鹿毛の髪をポニーテールにした、快活で闊達なウマ娘がその大歓声に応える。

 

「彼女も勝負服を変えたんだね……」

 

 ミラクルバードが言うとおり、彼女の勝負服もメジロマックイーンと同じように去年のものとは変わっていた。

 白を基調にしていた服から、赤と茶色が印象的なワイルドなものになっている。

 

「トウカイテイオー……」

 

 去年はダービー以降を怪我で棒に振り、菊花賞に出走がかなわずクラシック三冠こそ逃したが、圧倒的な強さを誇った。

 そして今年に入っての復帰戦でも、その強さは健在だった。

 

(むしろ、怪我する前よりも速くなっていたようにさえ感じた)

 

 それが、ダイユウサクも走った大阪杯で彼女を見た感想だった。

 だが……

 

「で、トレーナーはこのレース、どう見るの?」

「距離が鍵だろ。春の天皇賞は3200メートルでGⅠ屈指の長丁場だ。マックイーンはその実績で一日の長がある」

 

 昨年も同じレースを経験して制覇している上に、その前の年の菊花賞を制しているのだから実績は十分。オマケに前走の阪神大賞典も3000メートルで、もちろん勝っている。

 むしろ彼女の独壇場で、過去の実績から直近の成績までまるで隙がない。

 

「対照的にテイオーは長距離の経験がないからな。菊花賞に出走していないから完全に未知数だ」

 

 クラシック三冠でも菊花賞にだけ出走さえしていないので、長距離適正は未知数。

 そして復帰してからも長距離のレースには出ておらず、3000超のレースはぶっつけ本番だ。

 

「マックイーンの舞台で、テイオーがどこまで頑張れるか……」

 

 そういう意味でも、やはり去年の覇者マックイーンがテイオーの挑戦を受ける、という表現が合っているだろう。

 

「……ダイユウ先輩は?」

 

 ミラクルバードの言葉に、オレは──言葉を返せなかった。

 オレだって奇跡(ミラクル)を信じたい。

 3200の距離だって、未知だった2500で勝ったアイツならひっくり返すことだってできるかもしれない。

 その可能性を信じたいが……それだってアイツの状態が完璧だったらという大前提があってこそだ。

 今の、後遺症を抱えたアイツでは──

 

「──え?」

 

 そう思って見たダイユウサクの姿に、オレは絶句した。

 アイツが──諦めてなんていなかったからだ。

 

「ダイ、ユウサク……」

 

 彼女の姿を──本命二人とは異なり、前と同じ赤を基調としたオフショルダードレスの勝負服。

 それを誇らしく身にまとった彼女は、毅然と立っていた。

 オレやミラクルバード以上に自分の体の状況が分かているはずなのに、それでも彼女の気力は充実して──まるで白いオーラのようなものが見えるかのようだった。

 そして、彼女のトウカイテイオーとメジロマックイーンを見る目に諦めはなく──

 

「なら……オレが諦めてる場合じゃないよな」

 

 オレは、自分の情けなさを恥じ、そして心の中でダイユウサクに謝った。

 

◆  ◇  ◆  ◇  ◆

 

「──で、あっしらは新潟(こっち)なわけで」

「向こうにはトレーナーとミラクルバードさんが行っていますから、仕方がないでしょうね」

 

 ため息混じりのロンマンガンさんに私は苦笑混じりで言いました。

 こういう差配は、そんなにGⅠの舞台を見たければ、自分たちでそれを勝ち取ってこい、というトレーナーの言外の言葉でしょう。

 そんな私の反応にマンガンさんはさらに呆れ顔になります。

 

「そこよ、そこ。あの二人が京都に行ったら、こっちはどうすんの?」

「どうするって……」

「ターキン先輩はオープンクラスのシニアよ? あっしらがいたって何の役にもたたないでしょ? 渡海の兄さんだって……」

「兄さん?」

「あ、一つ年上だそうで? かといって同じ競走ウマ娘じゃない人を先輩って呼ぶのなんか違和感があってさ。そんなわけで……」

 

 えっと……納得できるようなできないような。

 答えた後、マンガンさんは面倒くさそうに頭をガシガシと掻きました。

 

「いくら一年間は研修やってるからって、さすがにまだ無理があるでしょ。今からやるのってメイクデビュー戦とか条件戦じゃなくて、オープン特別よ? しかもターキン先輩は必勝義務づけられてるってのに……」

 

 む……

 

「渡海さんだって、すでに〈アクルックス(うち)〉で一年は経験を積んでますよ? 学園での授業もあるわけですし、素人ではありません」

 

 一緒に来ている渡海さんが苦笑しているのが見えたので私は反論しました。

 この一年間、私も努力しましたが、渡海さんの努力だって負けてはいませんでしたから。

 それを見ていたからこそ、我慢がなりません。

 

「それに昨日まで乾井トレーナーがついてトレーニングをしていました。その仕上がりに問題はないはずです」

「そりゃあそうかもしれないけど……でも当日のメンタルケアも重要でしょ? しかも、“あの”ターキン先輩なんだから、むしろそっちの方が重要だと思うけど」

 

 そう言われて……私も思わず複雑な表情になってしまいました。

 確かにあの先輩のメンタルの脆さは深刻なレベルです。

 それを考慮すると、私も「う~ん……」と不安にならざるを得ません。

 

「乾井トレーナーはやっぱ実績があるから、頼もしさが違うし」

 

 と、ロンマンガンさんが言いますが……それは少し違うと思います。

 乾井トレーナーはダイユウサクさんをその気にさせるのが上手いんですよね。不安なときはをそれをやわらげているようですし、気負っているときは意表をついて驚かせたり怒らせたりして。

 もちろん信頼度という面だけでも、研修生の渡海さんでは太刀打ちできませんけど……

 

「「あ……」」

 

 そうこうしている内に新潟レース場の観客席(スタンド)から歓声が上がりました。

 コース上にはこれから開催される谷川岳ステークスに出走するウマ娘達が姿を現したのです。

 

「いよいよですね……」

 

 私の言葉に頷くロンマンガンさんと共に、同じチームの先輩の姿を探し──

 

「お、見つけた」

「どこでしょうか?」

 

 先に見つけた彼女に教えてもらい、私もレッツゴーターキン先輩を見つけました。

 本当ならもっと簡単に見つかると思っていたのですが……

 

「キョドってるのを探せばターキン先輩だと思ったんだけど、落ち着いてるわ」

 

 確かに今まで見たことのないくらいに、しっかりとしているように見えました。

 そんなターキン先輩はいつものように視線をせわしなく走らせるのではなく、ジッと一点を見つめているようにみえます。

 

「集中してる?」

「ええ。どんな手を使ったのかはわかりませんが、これなら……」

 

 私はそんなターキン先輩を見ながら、離れていても落ち着かせた乾井トレーナーの手腕に驚かされていました。

 




◆解説◆

【ただ勝利のために……】
・久しぶりの「大○○」シリーズ。
・というのも、今回の話の主役(前半?)はダイユウサクでしたので。
・タイトルも『新世紀サイバーフォーミュラZERO』の第6話から。

マリアちゃん
・テイオー&マックイーンに憧れるキタサトコンビのようなウマ娘を登場させたくて出しました。
・世代的にも二人に近く、厳密には年齢の違う二人が同級生になってるウマ娘時空ですので、1、2歳違うけど強引に同級生にしてます。
・でも本章の主役は別のウマ娘ですので、今回限りの登場になりそうな予感。
・いろいろヒント出してますけど、実在馬がモデルのウマ娘です。
・もちろん、アイツに憧れるようなウマ娘ですから、某貴婦人(ピアリス)さんとかダイユウサク、某ダイナさん達というレジェンド級ではなくとも、某クィーンなんとかさん、レッツゴーターキンにはちょっと劣るくらいのアレ(大穴勝利)をやってます。
・さてさて、誰でしょうかね。
・────なんて準備していたら、2月22日に公式で一周年記念のキタサトのアニメムービーがでたわけで。
・たぶん、出てきたけど名前出なかった2人の中には入ってないと思います。別の名前が候補に挙がってましたし。
・その中の有力候補のサトノクラウンも、このウマ娘に代わる候補に挙がった一人でした。キタサンの同世代だったので。でもやっぱり実績(大穴勝利)がなかったので却下してました。

恥ずかしいし
・かつて、よりにもよって主人公に「一緒に帰って友達に噂されると恥ずかしいし」と言ってプレイヤーの心を折りに来た元祖ギャルゲーのラスボスヒロインがいたらしい。
・ちなみに低い好感度の状態で、下校時に遭遇して一緒に帰るのを誘うとこのセリフで攻撃して断ってくるのですが、「じゃあお先に」と誘わないでスルーすると爆弾を磨いて準備し始めるんですよね、コイツ。
・で、それが爆発すると他のヒロインからの好感度が下がるわけで……
・いくら黎明期のギャルゲーメインヒロインだからって、こんな理不尽が許されていたなんて。
・はい。初代『ときめきメモリアル』のメインヒロイン、藤崎 詩織の台詞が元ネタでした。

上回る成績
・現実のJRAにおける1991年の表彰を説明すると、年度代表馬はトウカイテイオー。
・テイオーは他に最優秀4歳牡馬・最優秀父内国産馬も受賞しています。
・で、メジロマックイーンは最優秀5歳以上牡馬に選ばれています。
・他は、最優秀3歳牡馬がミホノブルボン、同牝馬はニシノフラワー。
・最優秀4歳牝馬にシスタートウショウ。
・そしてダイイチルビーは最優秀5歳以上牝馬・最優秀スプリンターの二冠。
・でも……ウマ娘では牝馬牡馬を明確に線引きすることができないので、アニメ2期3話ではメジロマックイーンが“最優秀シニア級ウマ娘”として表彰されています。
・でも、明らかにダイイチルビーの方がいい成績残してるんですよ。
・1991年のマックイーンはアニメでも言われたように年間3勝、2着2回。あとは4着(ジャパンカップ)と最下位(天皇賞(秋))。
・ダイイチルビーはといえば、年間4勝、2着3回、3着1回。
・確かにGⅠ出走数ではマックイーンは5回、ダイイチルビーは3回と劣っていますが、ダイイチルビーは2冠を取っている上に残りも2着(マイルチャンピオンシップ)で、マックイーンは春の天皇賞の1勝と2着2回(宝塚記念と有記念)だったので、GⅠだけの総合的な成績を見ても明らかに劣っています。
・メタ的なことを言えば、その年の4勝のうちで現実では牝馬レースが1勝ありますけど牝馬限定でないGⅠを2勝して2位1回は十分すぎる功績です。
・まぁ、アニメのはマックイーンの新衣装のための演出でしょうけど……それでも“最優秀()()()()ウマ娘”というタイトルの名前はあまりにダイイチルビーに失礼です。
・それを本作では「依怙贔屓」とダイイチルビー陣営は受け取っているようです。
・距離適性が両極端で、直接対決が無いというから直に比較ができないというのもありますが。
・酒の勢いもあって、ダイイチルビーのトレーナーは短距離冷遇に加えて、「メジロのババアに忖度してんじゃねーよ!!」とキレていました。
・マックイーンがメジロ家なように、ダイイチルビーも「華麗なる一族」と、どっちもいいところのお嬢様なんですが……
・本文だとちょっとマックイーン陣営に悪意のある感じになってしまいましたが、あまりにもマックイーンをヨイショしすぎているアニメのウマ娘に対する書いている人の愚痴みたいなものなので、お気になさらずに。

白いオーラのようなものが見える
・アニメ2期で描かれたテイオーとマックイーンが対決する天皇賞で、ダイユウサクことダイサンゲンは白いオーラを放っていました。
・それが元ネタ。


※次回の更新は3月7日の予定です。  

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