2戦目が終わり次の日の放課後ガールガンファイトのルールをアリスが把握してる事は聞き出したので秋帆と再びミーティングしていた。
「夏センパイやっぱり人数的な不利は出てしまいますね」
「まあこの前も先に1人倒してたからまだ良かったけど3対2で包囲されるとキツイわねこれからはできるだけ待ち伏せより仕掛けて行くほうが良さそうね」
「次はどんな戦いになると思います」
「わからないけどチャーリーも油断できないし楽な戦いはないわね」
そうして2人でフォーメーションを考えたりアタックガールガンをメンテしてたら意外な訪問者が現れた。
「薄井夏菜いるかぁ」
(なんでチャーリーがここにまあロクな事ではないだろうな)
「居たな薄井夏菜ぁ私達はこれを渡しにきた受け取れ」
そうして出してきたのは……決闘状であった
「なにこれ私とこっちでも戦いたいの」
「良いからまずは読め」
(なんなのまあ良いやとりあえず読むか……意味がわからないなんで次の戦いに師匠をかけて戦わないとダメなの)
「戦うのはわかるんだけどなんで師匠をかけて争わないとダメなの」
「ごまかすなお前があのイケメンの家に通い妻をやってるのはお見通しだ」
「通い妻って毎日稽古を付けてもらってるだけだから」
「ウソをつけわざわざ人の家の前でいちゃついたりしやがって羨ましいじゃないか」
「一華本音まじってるって」
「えっマジまあいい私達の挑戦を受けるのかどうする」
「ガールガンファイトになりゃ戦うからそれは良いんだけど師匠と私は本当になんもないからいい加減わかってよ」
正直いつもいつも言ってるのに聞く耳無い生島姉妹に夏菜は少し疲れていたら
「夏センパイ彼氏さんが居たんですね」
秋帆が凄く軽蔑下目で見てきた。
「だから師匠は彼氏でないってばなんでみんなわかってくれないの」
「じゃあこれから師匠とやらの所に行ってハッキリさせようぜ」
チャーリーの訳のわからん因縁にすっかりペースを奪われた夏菜であったがとりあえず何を言ってもこの3人は聞く耳を持つことはないなと諦めて天道のとこに案内する事となった。
「ここが夏センパイが通い妻をやってるお家ですか立派ですね」
「秋帆まで何を言ってるのただの師匠と弟子の関係だからこの時間ならまだ道場にいるはずねこっちよ」
そうして夏菜は4人を連れて道場に向かった。
呼びかけても返事がないので中に入っていくと天道は道場に居たがしかし声をかけれる雰囲気ではなく見覚えのない男と組手をしていた。
「速いっあれは誰あの師匠が攻撃をさばくだけでカウンターを返せてないこんな事って」
天道は確かに一発も食らってはいないが相手にも一撃も入れれてはおらず所々で天道もカウンターを狙いはするも勘を働かせ回避されていた夏菜は自分との差を観察しながら2人の戦いに引き込まれていくさすがのチャーリーの3人も目の前で起きてる戦いの前にいつもの軽いノリで乱入とはいかず黙ってみていた。
「天道今日こそは俺が勝つそしてお前の手料理を食べる」
「手料理くらいいくらでも作ってやるのは構わないがお前には負けん来い加賀美」
2人の戦いは更に激しくなり天道も受け流すだけではなくガードをする場面が多くなってきたしかし加賀美と呼ばれた男の攻撃は速くそして重くガードをしてもダメージを受けるようであった。
天道もカウンターを決めだすも加賀美は打たれ強く中々決め手にかけていたがそこに
「行けっイケメンそのゴリラをやっつけろ」
一華が大きな声で叫んだため加賀美の気がそれた。
「バカめ俺と立ち会うのによそ見しやがって」
天道の必殺の回し蹴りが炸裂した。
「出た師匠のカウンターキック」
加賀美は死角からくり出された回し蹴りに対処できず直撃を喰らい気を失っていった。
天道は加賀美を横にして襟を掴み容赦なくビンタを喰らわすビシッビシッビシッ
さすがの夏菜もひくくらい叩くとにかく叩く目が覚めるまで叩くそして
「痛えな天道ふざけんな」
「ほうお前にも痛みがあったんだなあまりにも感じないから死んだかと思ったぞ」
「死んだかとだと今のお前のビンタで死ぬかと思ったわ大体なんだあの女子高生は俺の気をそらすための作戦か」
「お前相手にそんな作戦使うかあれは俺の弟子とその連れだ初めて見る顔ばかりだから何をしに来たかよくわからないがな」
そして5人を道場から家の方に移るように指示をし2人は着替えに言った。
「夏センパイの彼氏さんめちゃくちゃ強いですね夏センパイの強さの理由がわかった気します」
「だから彼氏で無いって何度言ったらわかるかな」
そんな話をしてたら加賀美と天道が戻ってきて
「待たせたな、でなんのようだ」
「えっとこの子は秋帆でこっちから一、ニ、三」
「おい薄井夏菜私達の紹介雑すぎだぞ」
「まあそれは置いといて師匠これ見てください」
「ほぅお前と俺が付き合ってることになってて俺を取り合うために勝負しろと言うことか、まあその気持ちはわからないでもないが俺は夏菜とは付き合ってないぞ」
「えっイケメンさんは薄井夏菜と付き合ってないのですかバイクに載せてイチャついたりかわいいやつだと言ったりしてましたよね」
「まずイケメンという言い方は事実だがよせ俺の名は天道総司ついでにこいつは加賀美だ、で夏菜の件だが子供の頃から知ってるかわいい弟子だが付き合ってるとかはないぞ」
一、ニ、三は呆気に取られてしまった、ここまで1ヶ月以上夏菜に絡んできたのが無に帰したのがわかったからであったが切り替えも早く。
「じゃあ薄井夏菜と付き合ってないならぜひ私と付き合ってください」
「いえ私と」
生島姉妹がいきなりの告白をしてきた
「おっ天道積極的なアプローチを受けてるなどうする」
「黙れ加賀美黙らないならもう1回ぶっ飛ばすぞ」
「なにやれるものならやってみろ」
「師匠も加賀美さんもケンカは止めて」
しばらく2人がじゃれ合う事もあったけど落ち着き
「そういえば天道を師匠と呼ぶの蓮華以来だな今頃なにしてるかな」
「ZECTが無くなり今はAIMSってとこで教官をしてると手紙が来てたな」
「蓮華が教官かぁヤバいやつ育ちそうだな」
「まあ大丈夫だろ……」
「師匠、加賀美さん大丈夫ですか」
「すまんすまんつい昔の弟子のことを思いだした、で俺に告白をしてきたようだがいきなり言われてもな」
「いきなりではありません校門で天道さんを見て私の中でビビッと来たのですこんな事は初めてですのでよろしくおねがいします」
「一華だけでなく私も同じように感じましたよろしくおねがいします」
「まあおちつけとりあえず2人の気持ちはわかったが俺は2人の事を何も知らないから答えは出しようがないどうしても出せと言われるなら答えはノーになる」
「そんなぁ」
「初めて告白したのにショック」
(へー2人とも師匠と簡単に付き合えると思ってたんだ甘いな)
「2人ともかわいいからすぐにいい出逢いはあると思うぞまあとりあえずお茶でも飲んで気持ちを落ちつかせたらどうだ甘いものは好きか」
「大好きです」
(立ち直り早っ)
そして天道がお茶とお菓子を持ってきたらチャーリーの3人はすぐ飛びつき秋帆は不思議そうな顔をしてお菓子を眺め
「夏センパイこれなんてお菓子ですかすごい色してますね」
「これはずんだ餅と仙台とかで凄く有名な和菓子よ」
「へーそうなんですね」
「まずは食べてみろこれは俺の手作りだから死ぬ程美味いぞ」
そうして秋帆が一口食べてみたら
「美味しすぎてびっくりコケまろですね中に何が入ってるのですか」
「枝豆だが茹で時間とこし方にコツがあってな香りと味のバランスを探るのに苦労した」
「さすが師匠ご飯だけでなくお菓子にも手抜き無しですね」
「この前お土産でもらって気になってな」
「天道ごたくはいいからおかわりくれ」
「やれやれお前と言うやつはゆっくりお茶と菓子を楽しむこともできないのかまあいい他にまだ食べるやつはいるか」
「はいはーい天道さん私達もおねがいします」
チャーリーの3人と秋帆も手を上げ
「夏菜おまえは良いのか」
「私はこの前仙台に行ったときに食べたしあまり食べると太るからやめときます」
そうしておかわりを食べながら
「天道さん恋人がダメなら私達にも武道を教えてもらえますか薄井夏菜より私達の方がセンスありますよ」
「ほう夏菜よりセンスあるとは面白い夏菜明日の朝は大丈夫か」
「大丈夫ですけどもしかしてこの3人も」
「薄井センパイ私は」
三津江が辞退してきた。
「ダメだってあんたも一緒よ」
「そんなぁ」
「私もお願いしても良いですか」
「おい天道凄い人気だな」
「俺が人気あるのはいつもの事だでは明日の朝5時半に道場に来いテストをして合格したやつだけ鍛えてやろう」
「テストってまさか私のときのですか」
「まあそれは明日のお楽しみだ」
「よっしゃ決まったじゃあみんな明日はガンバるよ〜」
そうしてチャーリーの3人は手を重ね
「カモン」
「カモーン」
秋帆と夏菜も巻き込まれ
「レッツトラーイ」
完全にチャーリーのノリに付き合わされた二人だったが悪い気分ではなかった。
そしてみなが家に帰り天道と加賀美が残り
「あの子がこの前話してくれた例の子か」
「そうだ本当は夏菜だけが助かればとも思ったが気が変わった女子高生達をおもちゃにするやり方は気に食わない加賀美に頼みがあるこいつをつくってるとこを調べてくれるか」
1つの箱を渡したそこには
「アタックガールガンこれが例のプラモなのか」
「中身は無いがその箱からなんとか調べてくれないか」
「わかったがこれ貸し1つだからな」
「わかったとっておきのさば味噌食わしてやるよ加賀美警部」
次の日
「師匠おはようございます」
「夏菜早いなまだ30分はあるぞ」
「本当にみんなに教えるのですか秋帆以外は敵なんですけど」
「あいつらが俺の目にかなえばなそれより早く来たなら稽古してやるから着替えて来い今日は道着で良いぞ」
そして夏菜が天道と手合わせをしていたら4人がやってきて
「たのもー」
「たのもー」
朝からやたらテンションの高い一、ニと眠そうな三津江と秋帆が入ってきた。
「よく来たな時間がないから早速始めたいがまずはこれに着替えて来い」
そう言って4人にも道着を渡した。
「準備できましたぁ」
「元気良いなではそこにある棒をもてそれの先には相手に当たったら色が付くようにしてあるから一人ずつ夏菜を相手に3分間に1回でも当てられたら弟子にしてやろう細かいルールは無いから好きにやれ」
「そんな簡単なテストで良いのですか」
「ああ大丈夫だ夏菜は基本的に攻撃はしないから安心して打ち込め」
「よーし薄井夏菜私からだ」
(師匠もまた面倒なことを当たったら当たったで文句言われそうだしやだな)
「それでは始め」
「喰らえ薄井夏菜」
一華は一気に決めようと飛び出し棒を振り回しながら仕掛けてきた
(こんな大振りなら余裕だわこのままかわしてたらそのうち疲れてくるでしょうから楽勝ね左利きなのは少しやりにくいけど)
(当たらないなんでこの女は簡単にかわすのどうしたら当たるそうだこれで)
一華は何かを思いつき動きを止め一点を見はじめた。
「あーっあれ何っ」
指をさし大きな声をだした、夏菜も気になり一瞬目を離したときに
「スキあり」
一華は一気に間を詰めて攻めてきた。
(やるかと思ったら本当にやってきたでも甘い)
夏菜は相手が詰めた分自分も間を開け対応しかわしきった。
「それまで」
結局一華は夏菜に当てれず次の二葉に託すことになった。
「二葉あいつは予想より速いから気を入れないと当たらないよ」
「まかせといてあいつとパターンは大体わかった」
そうして二葉の番が始まった。
「一華とは一味違うとこみせてやる行くよ」
(えっもしかしてこっちは右利きなのねファイトの時は気づかなかったでも攻めのパターンは一緒ということはまたなんかやってくるかしら)
(やっぱり速いなどうやらあの手を使うときが来たわね)
そして二葉がポケットから小銭を投げた。
チャリーン静かな道場にお金の音が鳴り響く
「あっ500円玉ある」
(この姉妹はどうしてこうくだらない事をやるの付き合うのもばかくさいけど付き合わないとダメな雰囲気だな)
そうして拾うフリをしたら
「もらったぁ2段つきだぁ」
(口に出したら奇襲でもなんでもないけど)
夏菜は余裕を持って避けた。
(えっもう1つ来るの前言撤回考えたわねそれでもこの程度)
二葉の裏の攻撃もかわし連続して攻撃するも時間は終了した。
「ちくしょうなんでこんなに当たらないのよ」
次は三津江の番だがここで天道が
「一人ずつだと当たる感じしないな次は残った2人で同時に行っても良いぞ」
「師匠さすがに2人同時は」
「大丈夫だ始め」
息がぴったりな一華と二葉のコンビネーションなら夏菜も苦戦したかもしれないが息の合わない二人からのコンビネーションは夏菜にとっては全然余裕でかわしていたがなんか違和感があった。
(当たる実力ではないけど嫌な感じが時々するなにこれ)
「ほうこれがマックさんがいう秋帆の実力か面白いまだまだ実力は足りないがこれは鍛えたら面白くなるなそれにしても夏菜は動きは良くても先読みはまだまだだな」
(もしかしてこれってそうか秋帆あんたってやつは)
「夏センパイに当たらないのはなんでですかねぇ三津江も悪くないのに軽々避けられちゃいます」
「私はこの先こんな人と戦わないとダメなのムリだわ」
そして秋三コンビもついに時間切れとなり終わり一時席を外すことになった。
「まあ思ってたよりは良かったがまだまだだなそっちから見て気になるのはいたか」
「あの速いのはお前の弟子だろそれ以外ならまあどいつも似たようなものだがあの姉妹は面白いかもな」
「そうかではあの姉妹と最後の片方を頼めないか」
「俺は闇の住人だあの子達みたいな光り輝く子は眩しすぎる別を当たれ」
「矢車俺は知ってるぞおまえは影山を失ってから光の道を歩み出している今のお前にはあの子達のような輝く存在を近くに感じることだ頼む面倒を見てやってくれ」
「そこまで言うならわかっただが俺の闇があの子達の輝きを奪うことになるかもしれないがいいか」
「その時は仕方ないでは頼むぞ矢車」
話は終わり5人を呼び戻した天道は
「お疲れ様結果から言ったらまあよくはやったけど全員不合格だな」
「えー一生懸命やったから全員合格だってのは無いの」
「カモーン天道さんプリーズ」
「じゃあお前達3人に良いやつを紹介しよう」
そうして照れながら一人の男が入ってきた。
「おーイケメン」
「天道さんそのイケメンはどなたですか」
「こいつは矢車俺はお前達3人に稽古をつけてやれないその代わりこいつがお前達を鍛えてくれるがどうだ」
「矢車だ俺についてこれるならお前達3人にパーフェクトハーモニーを奏でさせれるようにしてやろう」
「私いく」
「じゃあ私も」
「私はちょっと」
「良いから行くよ」
「ハイ」
「じゃあ矢車頼むな」
「わかったじゃあ付いてこい」
「アイアイサー」
そうして嵐のようなチャーリーの3人は去っていった。
「ではあとは秋帆かお前はスナイパーの素質が高い死角に入るのが抜群だなあれは狙ってやってるのか」
「そうなんですか私はなんも意識したことないですよ」
「確かに秋帆の攻撃は読みにくくて反射神経でかわしてたけど中々厄介なのよ」
「お前もわかってたか死角を上手く使うのは才能もあるからなでもその力を磨けば夏菜と最高のコンビになれるもしその気があるなら鍛えてやるがどうする」
「お願いします」
「じゃあ秋帆も夏菜と一緒に朝来い徹底的に鍛えてやる」
「ありがとうございますちなみに私も師匠と呼んだら良いですか」
「そうだな同じ呼び方もなんだけど好きに呼べ」
「じゃあ天師匠で」
そうして秋帆が夏菜の妹弟子になり修行が始まった。
「秋帆お前には夏菜とは違うアプローチでいくまずはこれを落とさないように気をつけてこれからの練習に挑め」
そう言って秋帆の頭に湯呑みを載せ軽く紐で縛った。
「夏菜のようにスピード勝負ではなくお前は気配を消し徹底的に死角から攻撃するスタイルをみにつけさせるがそれでも最低限の体術は必要だそのための練習をまず2ヶ月そしてそこから次のステップに行くそれまでは夏菜に負担がかかるがそのために鍛えたのだから大丈夫だな」
「はいっ大丈夫です」
「夏センパ〜イ頼みます」
残りの時間がもったいないので2人は修行に入り終わったあと学校に向かった。
「夏センパイ疑問なんですが天師匠はガールガンファイトの事を知ってるのですか」
「うん話したあとマックさんにも相談にのってもらってる秋帆のアタックガールガンイジる少し前に2人に話したんだ」(秋帆ウソついてゴメンまだ隠しておきたいの)
「よく信じてくれましたね」
「まあ最初は半信半疑だったけど真剣に言ってなんとかね」
「あっ冬ちゃん」
「秋ちゃんお姉ちゃんおはよう美麗先生が今日は急にグラウンド使えなくなったから朝練中止だってさ昨日不審者がいたみたいでこれから警察来るみたいよ」
「そうなんだじゃあ秋帆、冬美私は教室に行って寝るわ」
「じゃあねお姉ちゃん」
「じゃあ夏センパイ明日もよろしくおねがいします」
「秋ちゃんお姉ちゃんとなんかあったの」
「夏センパイと一緒に武道を習うことにしたんだよ」
「へーそうなんだ秋ちゃんは少し動いたほうがいいかも実験ばかりで動いてないでしょ」
そうして日は過ぎ3週目の火曜日がやってきた。
「ようこそガールガンファイトの世界へ」
中々話がまとまらずダラダラ書いてしまいました。
次話は少し間空いてしまいます。