ほう少しは動作を見ることができるようになったか」
「師匠の動きは予備動作も小さいしムダがないから難しいけど少しわかってきましたよ」
「当たり前だ俺は天の道を行き総てを司る男だぞこれでもわかりやすく動いてやってるのだから調子に乗るな」
「えっまさかなんぼ師匠でも今よりは」
「お前は俺のポテンシャルをわかっていない俺ができると言えばできるかかってこい」
「そこまで言われると気になるから行きますよ」
ビシッバシッボスッ
「ハァハァマジで見えないどころか攻撃を食らうまで気がつかないとは」
「お前の未熟なとこは反応は良くても動きの幅が大きすぎるとこだそこをまずは徹底的に直す時間は無いから考えるのは後だ」
「ハイっお願いします」
夏菜と天道との練習は3週目に入り実はかなり腕は上げていたのだが天道が凄すぎて夏菜は自分の成長に気がついてはいなかった。
「そういえば師匠は銃の扱いはできましたっけ」
「お前俺を誰だと思っている俺は天の道を」
「あーっすいません師匠が天才なのを忘れてくだらない質問してごめんなさい」
「わかればよいたださすがに銃を撃つことはここではできないからな、形位は教えてやれるが望むのは違うことだろ」
「はいっまあそれはまた考えます今朝もありがとうございました」
「いい味噌が手に入ったから今朝は焼きおにぎりにしてみたおかずにも春の素材を使った自信作だ持っていけ」
とてつもなく良い匂いのお弁当に夏菜は
「師匠春休みに入ったから朝練が無いので食べてって良いですか」
「なんだそれならこれから樹花も起こしてみんなで食べようその前にシャワー浴びてこい」
「師匠との朝ごはんたのしみー」
なにげに行った言葉に天道も少し戸惑い
「良いから早くしろすぐ用意できるからな」
そうして夏菜はシャワーに天道はキッチンにいきしばらくすると
「お兄ちゃんおっはよー今日も良い匂いやっぱりお兄ちゃんのご飯が最高、あっそうだ夏ねえシャワー使ってるの」
「あーあいつも春休みに入り時間に余裕ができたから朝ごはんを一緒にたべていきたいとさ」
そしてしばらくすると
「さっぱりしたぁ、うーん凄く良い匂いお腹すくわぁ、あっ樹花ちゃんおはよう」
「夏ねえ春休み入ったということは毎日うちで朝ごはん食べるの」
「それはさすがに師匠に怒られるからたまにね」
「なんだそんな事は気にするな2人も3人もたいしてかわらない座れ今日のメニューは味噌焼きおにぎりに炭で焼いた筍とアスパラに鰆の西京焼きにほうれん草の味噌汁だどれもシンプルだが美味いぞ食ってみろ」
もぐもぐもぐ
「ししょーうますぎて涙でてきたぁ」
「気持ちはわかるが少し大げさだまあ涙をってお前涙出てないぞ」
「えへっバレた」
「夏ねえヘタすぎお兄ちゃんを騙すなら涙位流さないと」
「本当にお前はいつまでも子供みたいだな」
そうして天道家での楽しくて美味しい朝の時間が過ぎていき
「そうだ料理してて思い出したがもし良ければここに行って話をしてみたらどうだ行くなら一言言っといてやる」
そうして天道は一枚の名刺を差し出してきた。
「サバイバルシューティングセンターMAC 代表マック柴田えっこれってもしかして」
「まあそこならお前がやりたいことができるはずだ」
「お願いします今日は部活が1時には終わるからその後行ってみるかな」
「1時かわかった店には俺が連れてってやる学校の前で待ちあわせだ」
「ししょーありがとうございますこの恩は体(労働)で返しますぅ」
「お前は朝から何を言ってるんだ体(エロ)で返すなんて2度と言うな」
「私にはそれくらいしかなんでも(洗濯、掃除他)しますよ」
「なんでも(あんなコトこんなコト)ってお前は自分を大事にしろ」
「???はいっ」
そうして話は噛み合わないまま夏菜は学校に行った。
「さあて今日は朝から美味しい物も食べたしアップは終わってるから追い込むか」
「薄井さぁーん先生呼んでるよ」
そうして先生のところに行くと
「これを見て」
先生から名簿と簡単なプロフィールを渡された
「今年入学予定の生徒なんだけどあなたの妹の他にも沢山有力な選手が入るのよねでキャプテンは短距離担当としてあなたに中距離の選手を見てほしいのよ頼める」
「えっ私がですか」
「今年こんなに入学予定なのはあなたに憧れてる生徒が多いからなのよ去年の夏の大会では決勝で転んで遅れたのに県2位秋の大会はぶっちぎりで優勝のあなたと練習したいみたいなのよお願い」
「一緒のメニューで練習するのは良いですけど私の練習結構ハードですよ」
「良いのよお願いするわあなたの妹は同じ種目で良いの」
「正直悩んでます冬美は私よりポテンシャルは高いのに自分でリミットをもうけてしまいどうやったら良いか悩んでます」
「あらっあなたよりポテンシャルが高いって楽しみね、あっそろそろハードルの練習は良いのでは大分サマになってるし本職の連中がビビってたわよ」
「私なんてまだまだ雑な走りですよ」
「気づいてなかったのあなたがこの前走ってた時のタイムはこれよ」
「えっ私結構速くないですか」
「そうね去年のタイムだと県3位の選手とほぼ同タイムだわハードルも真剣にやってみる」
「いやいやここからは私は本職の800に集中します先生ワガママ聞いてもらってありがとうございました」
「あなたのような生徒は中々居ないから私もどうしたら良いか悩むけどそうね800で全国取ろうね」
「はいっじゃあ練習してきます」
夏菜はハードルの練習に手応えを感じていたが今年こそは全国で戦うためにここからは切り替えようと決意をあらたにした。
そして練習が終わり校門に向かうと
「あの人めっちゃカッコ良かったね」
「なんで超イケメンが学校の前に」
「もしかして彼女が学校にいるとか」
「星宮先生の彼氏かな」
夏菜は聞こえてくる声に自分が誰と待ちあわせしてるのか思い出してしまった。
ある世界ではお母さま方の視線を一手に集め圧倒的俺様キャラで世界を魅力したのが天道総司その人だったのをすっかり忘れていた。
「おっ来たな夏菜こっちだ」
南「えっ薄井さんが待ちあわせの相手」
「あいつかぁこのイケメンの彼女はしばいたるか二葉」
「アイアイサー」
春「みんな楽しそうで良いなぁ」
「師匠そんな目立たないでくださいよ」
「目立つなってそれはムリな話だ俺が大人しくしてても世間は俺を放っておかないさあ乗れ行くぞ」
そうしてヘルメットを渡され天道の後ろに捕まった。
「師匠アゴの紐のとこがうまくつかない」
「しょうがないやつだ見せてみろ、ああここが上手くハマってないな本当に不器用なやつだな」
「ありがとう」
「キィーッあいつ次見つけたら火の玉ホールディングス食らわしたる行くよ二葉」
「アイアイサー」
天道と夏菜が去ったあともしばらくは2人の話で盛り上がる幸せな女子高生達であった。
そうして走ること20分目的地に着いた。
「師匠ここですか随分大きなとこですね」
「マックさんは世界的に有名なガンマンだからなあまり失礼な事を言うなよ」
「師匠が人のことを褒めるなんて珍しいですね」
「お前は俺をなんだと思っている俺は自分より優れた人には最大限敬意を払っているまあ滅多に居ないがな」
そして店内に入るといきなり
パシュパシュパシュ
「イタっ」
「バカよけろ」
パシュパシュパシュパシュ
「師匠なんですかここいきなり弾が飛んできて」
「良いからあそこまで行くぞそしたらもう大丈夫だ」
そうしてそこからも何度か弾は飛んできたがなんとかたどりついた。
「マックさん久しぶりです今回は奇襲ですか」
「今日こそ君に一発当てたくてねでも当たったのはお連れさんだったね」
「あっそうだマックさん紹介しますね」
「ちょっと待った天道くん君がどんな女の子と付き合おうと構わないが女子高生はダメだろ君も警察官に武道を教えてるのだからそこはわきまえないと」
「ちょっとマックさんこいつは」
「天道くんこいつ呼ばわりもダメだ君は全く女の子の扱いが」
「マックさんこいつは俺の武道の弟子ですよ今日は銃の話を聞きたいと言うから連れてきたんです、夏菜お前からも言え」
「マックさんはじめまして薄井夏菜といいます師匠の言うとおり今日はマックさんに銃の事を聞きたくて連れてきてもらいました」
「なんとてっきり天道くんがロリ○ンになったのかと思ったよ夏菜ちゃんねよろしく」
そうしてマックに店内奥に連れて行かれその際に色々な銃を見ながら進んでいった。
奥に行くと少し大きめなテーブルとイスそしてオーバーホール中の銃が置いてあった。
「マックさんまずはこれお土産です」
さっきまで何も持ってなかったかのように思えたがどこからともなくお土産を出してくる天道に夏菜は驚くがまあこの人ならこの位はやるかと思い直し
「悪いね天道くん開けてもいいかい」
「どうぞ」
「おっこれは夕張メロンビュアゼリーさすが天道くんわかってるこれはありがたい」
「さすが師匠抜かりないですね」
「で夏菜ちゃんはおじさんに何を聞きたい」
「色々あるんですが大きくだと2つ私は目の前にいる敵にはまだ対処できても見えない敵つまりスナイパータイプの人に弱いのでスナイパータイプの特徴を聞きたいのと短いバレルの銃の撃ち方を教えてくださいお願いします」
「女子高生にこんな事を聞かれるとわねおじさん嬉しくなるよちょっと待っててな」
そうしてマックは店内をぐるぐるまわり
「おまたせまずは短い銃身の方な具体的な長さはこの中だとどれ位かな」
そうしてグロッグやデリンジャーやとにかく小さめの銃が並べられていった。
そして何丁か握るとアタックガールガンに似た重さで長さもストライクパーツを付けた時のを見つけた。
「マックさんこの位です」
「スミス&ウェッソンM&Pシールドかこいつならまあ」
パンパンパン
マックがそのまま撃つと20メートル先の的に寸分違わず当たっていた。
「凄いさすがマックさん」
「いやいやこの位は天道君もできるし君でも少し練習したらできるよ」
「えっ私でも」
「こいつは撃ちやすい銃だからね試しに撃ってみたら」
マックが的を近づけてくれたので夏菜もいつもの感じで撃ってみた。
パンパンパン
「当たらない」
「うーんその撃ち方だと多分俺でもキツイかなちょっと貸してご覧」
パンパンパン
「やっぱりキツイな」
「えっ的に当たってるじゃないですか」
「僕らの世界ではこの距離で風が無い中では1番内側の丸に入らないと当たっとは言えないんだよ、とりあえず今の撃ち方は一回忘れよう夏菜ちゃんは右利きだからまずは右腕を伸ばして銃を構えようそうっそして左腕の肘を90度に曲げる右手とグリップを包むように持つそして小指に力を入れる脇を開けない」
「ハイッ」
「ヨシッそれでいい撃ってみな」
パンパンパン
「すご~いさっきより全然当たってる」
「おそらく夏菜ちゃんはスピードで前線を撹乱するタイプなんだろだからさっきみたいな撃ち方になるのはわかるけどあれはウージーみたいにバラ撒くタイプならまだ良いけど小型銃では向いてないなとりあえず今の撃ち方でこれ無くなるまで撃ってみたら良いよ」
そうして練習用のブースに案内され撃ちまくった。
30分後
「マックさん撃ちきりましたよマックさんどこですかぁ」
マックと天道の姿が見えず探しているとガタッ夏菜はテーブルにぶつかってしまい一冊の本が落ちたので拾った。
「月刊アーチェリーへーこんな本あるんだ」
そうして何ページか見てたら見つけてしまった。
「北本」
そうアーチェリーの大会で北本が好成績を残して小さいながら写っていたのであった。
学校にはアーチェリー部は無いので知られてなかったが狙撃が得意なのも納得でき更に警戒する事になっていった。
そして
「おっ夏菜ちゃん撃ち終わったかどうだあれだけ撃ったら少しは自分の形ができたろこれっこれが最後のマガジンだ撃ってみろ」
そうして言われるまま撃ってみた肘が下がりすぎ手首に力入りすぎだそうだそれでいいラストのマガジンも終わり出てくると
「まあまあだな銃ってのは撃てば撃つほど上手くなるから練習を続けないとなそいつは中古だからプレゼントだ大事に使えよ」
「マックさんそんな善意受けられないお金払いますよ」
「夏菜マックさんの善意は素直に受け取っておけ」
「師匠がそういうならマックさんありがとうございますじゃあせめてこれ用の弾と予備のマガジンは買わせてください」
「そうだなじゃあクリーニングスプレーも合わせて3000円だ弾の色は何色がいい」
「色々あるんですね青でお願いします」
「ハイよっじゃあこれな、であとスナイパーの話だったなうーんスナイパーの特徴を思いつくだけ言ってみてくれ」
「狙いが正確、気配がしない、静かとかこんな感じですか」
「まあそれに我慢強いとか空間把握能力が高いとか勘がいいとか集中力とかあるんだがな、まあやつらが怖いのは気づいたら撃たれてる事だ逆に考えたら居場所さえわかればやつらはそれほど怖くない、ではどうやって居場所を探るかはいきなり教えるのも難しいからまずはこれを読んでみなさい」
そして一冊の本(The狙撃 著マック柴田)が渡された。
「マックさん本出してたんですか夏菜ちょっとみせてみ」
「天道くんが今さら読む内容ではないよ」
「いやいやマックさんの本なら買いますよ新品ないですか」
「あるよじゃあこれ一冊1500円ね」
「師匠それは私が払いますよそれぐらいさせてください」
「わかった言葉に甘えよう」
「パッと見た感じ目も良いし勘も良さそうだまずは銃を撃つことになれることだなれる頃には本も読み終わるだろうからまた来なさい」
「はいっありがとうございます」
「じゃあそろそろ俺も帰りますねマックさんありがとうございましたうちの弟子をビシバシお願いしますね」
「マックさんカンタンな事を聞いたりしたいけど遠いのでラインで友達になりませんか」
「良いよ今持ってくるね」
(夏菜のやつ俺には教えないのにマックさんには自分から教えやがってまてよついでに俺も入れば良いのか)
「夏菜そういえば俺も知らないからついでに登録しといてくれ」
「そうでしたっけじゃあ」
そうして3人の連絡先を交換して帰り道にFFFの近くを通ったので
「師匠そこを右に曲がってもらえますか」
そしていよいよ近づき夏菜は天道に停めてもらい
「あそこでプラモを買って例の世界に行くことになってしまったのですどうやらあそこの物置に何か秘密があるみたいなんですが」
「ほうあそこがなどうする中を見てみるか」
「いやまだファイトが始まってないし空振りになると思うので止めときます」
「そうかもし中の様子を知りたくなったら俺に言え例の力で見てきてやるぞ」
「あっそうか師匠は目にも止まらないスピードになれるんでしたね助かりますその時にはお願いします」
「じゃあ今日は帰るか」
「色々とありがとうございます」
「気にするなお前はかわいい弟子だからな」
「二葉聞こえたか」
「お前はかわいいなんたらとか言ってたな」
「人の家の前でいちゃつきやがって明日しばいてやろうぜ」
「地獄の2度つけお見舞いしてやるよ」
夏菜は気づかないうちに2人を敵に回していた。
「じゃあ師匠ありがとうございますまた明日」
「今日はゆっくり休め明日からもう一つレベルを上げていくからな」
「はいっ」
そうして天道を見送り家に入りマックさんからもらった銃を握り早く自分の物にしようと思うが疲れた事もあり早めに寝てしまった。
一華や二葉が面白くてこれからもちょいちょい出して行くと思います。