ほんのおまけ程度ですが楽しんでいただけたら幸いです。
フィランとシロナの戦闘が終わった後。
「…あ、悪いんだけど、先に帰っててくれないかしら?ちょっとリーグの事務所のほう寄ってくるから。」
「…わかりました。」
そういってシロナはフィランに先に家に帰るように促した。
「さてと、後片付けしてさっさと帰りましょう。」
・・・
・・
・
「ただいまー」
普段はしない、帰宅の挨拶をしながらシロナは自宅の扉を開いた。
だが、シロナの予想に反して返答の声は聞こえない。
「アレ?フィラン?」
すると、足元に一枚の紙が落ちていることに気付いた。
扉に挟んであったのだろうか。
「なにこれ…」
紙を拾い上げ、内容に目を通す。
『シロナさん
まずは今日のリーグ戦ありがとうございました。
おかげで自分の至らないところや、まだまだ強くなれってことがわかりました。
さて、本題ですが、私はこのまま、また、旅に出ることにしました。
シロナさんは一緒に帰ろうと言ってくださいました。
ですが私は勝って帰って来ることを心に決めていました。
ですのでまだ帰れません。
また旅に出て、更に強くなって、もう一度シロナさんの前に立とうと思います。
勝手で申し訳ありませんが、今しばらく待っていてください。
今度こそ、勝ってここに帰ってきたいと思います。
それでは、また。
フィラン』
内容としてはフィランからの簡単な書置きだった。
このままどこかに旅に出るというのだ。
「えー!…ったく、あの子ったら。意外と行動派なのかしらね。
…旅に出たときもいきなりだったし、もともとそういう気質なのかもね。」
意外と大胆なことをするフィランに驚きつつも、そういう気質もあったか、などと考えながら、今日も一人となってしまった家に入っていく。
「…そういえば、フィランが帰ってくると思って買ってきたこの食材、どうしよ…」
シロナの両手には大きな買い物袋が握られていた。
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「さて、と。行こうか。」
ここはミオシティ、シンオウ地方の港町。
フィランは今から自分たちが乗り込む大きな船を見上げていた。
「……」
フェローチェは横に立ってフィランに何か言いたげにしている。
「ん?シロナさんの家に帰らなくてよかったのかって?
いいのいいの。それに負けたまま帰れないし。
逆にフェローチェはよかったの?リーグ戦の後いきなり船旅で。
一日くらいどこかで休憩してもよかったけど。」
「……」
フェローチェはフィランさえいればどこでも構わないのだ。
地上でも、船でもそれは変わらない。
「ん。…ありがとね。これからも、ずっと一緒にいてくれる?」
フェローチェはフィランの手を取る。
「そうだね。どこまでも一緒に行こう!」
新たな場所に向かうための船に、フィラン達は乗り込んでいった。
以上、シンオウ地方編はこれで終了となります。
この物語はまだまだ続きますが、ひとまずの区切りということで、
いつも読んでくださる皆様にはお礼申し上げます。
ここまで書いてこれたのもいつも読んでくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!
次回からはジョウト地方(HGSS)編となります。
シンオウ地方編はDPt編ではなかったので原作主人公やギンガ団との絡みがなかったのですがジョウト地方(HGSS)編ではそのあたりのエピソードも書いていけたらなと思います。
もし、ここがよかった!やこんな話が見たい!みたいなのありましたら感想等で教えてくださると幸いです。
今後の参考にさせていただきます!