GIRL AND COMBAT ZERO ~THE TEENAGER WAR~ 作:アルファデッド
ただ、展開があっさりしすぎているかもしれませんけれども、お楽しみください。
前回の作戦から間もないひと時の平穏はすぐに打ち壊された。
一本の電話で・・・
「聖グロリアーナ学園です。鎮圧要請w!!」プツンッ
「緊急要請です」
「ただちに全学園へ連絡しろ」
「本日、12時SG6社は聖グロリアーナ学園艦の独立を宣言した」
「続報です。全国学園艦連合が緊急安全保障理事会を開き、多学連合軍の結成を審議」
「文部科学省の学園艦教育局が自衛隊に治安出動を要請したが、野党の反発により国会承認されず」
「やはり民間軍事会社の設立は過ちだ」
「与党は責任を取れ」
「責任を取れ」
「解散しろ」
「辞めろ!辞めろ!」
「多学連合反対!」
「暴力反対」
「平和的解決を」
「多学連合は緊急安全保障理事会の採決で聖グロリアーナ学園艦代表の拒否権発動により、否決された」
「学園艦独立運動の気運が高まっている」
「学生運動以来の混乱だ」
「全国学園艦連合は本日9時頃に県立大洗女子学園学園艦とサンダース大学附属高校学園艦に対して鎮圧要請し、受理された」
「現在、聖グロリアーナ学園艦の犠牲者はありませんが、何が起きるか分からない緊張感です」
小原SIDE
県立大洗女子学園学園艦学生用飛行場ブリーフィング室
某日
団司令「諸君、我々ODOは全学連(全国学園艦連合の略称)の要請に基づいて今作戦が立案され、
相模少佐「分かりました・・・今回の大規模共同作戦計画上、3つの作戦を同時展開する。1つは『アックス作戦』と呼称し、SG6社の航空部隊及び地上兵器を殲滅し無事に合同編成された空挺部隊の支援をするマルチ任務。1つは『クラーケン作戦』と呼称し、SG6社のチャーチル艦隊の殲滅する対艦攻撃任務である。1つを『ハンマー作戦』と呼称し、パトリオット社海軍部門『パトリオット第1艦隊』を中心とする艦船の護衛任務である。なお、艦隊には試験航行を目的とした最新鋭空母も含まれている。各作戦の割り振りとしてアックス作戦はヴィクトリア隊、クラーケン作戦は鮟鱇隊とパトリオット社の航空隊、ハンマー作戦はパトリオット社及びわが社の空母の艦載機である。どの作戦でもSG6社の激しい反撃が予想される。各員は慎重に遂行せよ」
まさか、前の職場を攻撃しに行くのは今までなかったな。
だが、それよりまさか行動がここまで早いことは想定外ではあるものの、よく考えると初戦敗退の責任を媚いていたOG会に問われてどうしようもなくなったからこの行動に至るのは必然だ。
やつの目的の表の目的は学園艦の女子を手中に収めることだが、真実を混ぜた嘘である。
もっと大きなことを達成するための橋頭堡にすぎないし、仮に気が付いたとしても天下の国家公安委員会でも手を出せない。
なぜなら証拠といえるものがないし、誰かの力で隠蔽されるから。
これは速やかに俺が手を出す必要があるとはいえど、まだその時ではない。
しかし、少しは彼女の顔を見れるといいがな。
最後はキチンと別れていないから、少しの不安はよぎるけれど問題はないとも考えている自分がいる。
ブリーフィングが終わって自機へ向かうため廊下に出ると長門と合流した。
長門<<運命とは時に残酷だな>>
<<そうだな、だが傭兵である以上はこういうことは日常だから割り切っている。ちょっとしたお礼参りと思えばいいと思っている>>
長門<<ならば良し、彼女の学校だからと少し躊躇すると思ったぞ>>
彼女なり心配しているのかは分からないが、中学生で転々としていた時代だと日常茶飯事だから慣れたというかお金を稼ぐためということで郷土愛だの学校愛というものは俺の中にはない。
今回もF-15Eで爆弾ではなく前回の作戦で使われた暗殺用ミサイルを対地兵装とした。
住宅街および学園などの攻撃禁止区域に展開されているSAM等の対空砲破壊により誘爆または殺傷範囲の局限化を図るためだ。
今回は一応爆発しても大丈夫な安全弾を使用するが、敵が安全弾関連の装置を無力化している場合は実弾ですることになる。
これが今回の作戦の一番最悪の想定となっていた。
長門は俺と同じ機体ではあったが、敵の飛行場を無力化するのに誘導爆弾を使う予定のようだ。
誰が後席の兵装システム士官を担当するのだろうと思っていたら知っている方がするようだった。
後席兵装システム士官<<あっ、前回ぶりですね>>
<<ああ、そうだな。そして、彼女に鍛えられているならあの落ち着きようと冷静さは納得できる>>
そう、AC-130を操縦したときの副機長である。
あのときの働きぶりはすごく、俺が久しぶりの大型機の操縦でも的確にサポートをしてくれた。
だが、少し難がある性格であることは俺の目の前で知ることになる。
後席兵装システム士官(副機長)<<お姉さま、よろしくお願いいたします。しっかりじっとりサポートさせて頂きますね>>ハアハア
これこれは、タイヘンナコトニナッタ(棒読み)
これでもかというぐらい長門に抱き着いて百合百合しており、完全に別人でなんなら変態気質でもある。
長門<<少し落ち着こうか、アッちょ分かったから一旦離れたまえ>>
隊長がこんなタジタジなのは初めて見たし、なんか面白いことになったということで頑張って笑いを堪えようとしたが、堪えられなかった。
<<俺は機体のチェックに入るので失礼します。ハハハハハ>>
長門<<お前!あとで覚えてろよ>>
どうやら、女たらしは伊達ではないようだな。
さて、奴の性格だと大まかに対空砲の位置は想定できるし、どういう航空部隊を繰り出してくるかもだ。
ただ、俺が来ることは知っているはずだから実弾を持たせた機体を忍ばしている可能性は否定できないな。
しかし、いくら考えてもあまり意味はなさそうだ。
どのみち、俺はまだ死ぬわけにもいかないんでね。
エプロン地区に待機している自機に乗り込んでエンジンを始動した。
聖グロリアーナ学園艦付近の海域
連合軍艦隊 ODO
グースフィッシュ艦隊 まや型護衛艦 まや 1号艦 艦長 湯浅次郎大佐 高校3年生
まったく、ある意味歴史的な出来事に巻き込まれるとは思わなかったな。
観艦式のように密集せず、各艦の距離は約5マイル間隔で離れており、空母と艦隊旗艦である戦艦を囲むような輪陣形で行動している。
戦う前なのに海は穏やかな波が見えて風もさほど強くはないが、空気はピリピリと張りつめていた。
総員戦闘配置を発令してから3時間経ち、レーダー画面の0時方向、つまり艦首の先には敵艦隊がいる。
それも戦艦が編成されている。
まあ、我々もアイオワ級戦艦2隻がいる時点でおかしいけれども、やはり戦艦にまわると怖いな。
いくらミサイルでアウトレンジ攻撃ができたとしてね。
連合艦隊司令官<<チャーチル艦隊の諸君、我々は全国学園艦連合に要請に基づいて行動している。貴官らはただちに武装解除をし、停船せよ。従わない者は撃沈する>>
これで聞くような連中ではないが、まあ一応メディアにはちゃんと宣告をしたという事実を示すために行っている茶番にすぎない。
敵艦隊艦隊司令<<艦隊各艦に告ぐ、正体不明の進路変更は認められない。これを敵と認め、敵艦もろとも海中へ没セシメヨ>>
??<<司令官、しかしこの戦いに意味はあるのだろうか。我々は不必要な戦闘はごめんなのです。どうか再考を>>
艦隊の進路を塞ぐような形で増速して曲がっているフリゲート艦らしきものが見えた。
やはり、この行動について疑問視している傭兵が多いとは聞いていたが、それはそうだよな。
我に従う艦は艦隊の邪魔をするフリゲート艦『リッチモンド2号艦を撃沈せよ』>>
艦橋見張り員1<<敵旗艦とその隣の1隻が砲をフリゲート艦に向けています!>>
艦橋内はざわついていた。
(おいおい、まさか仲間撃ちなんてことは)
現実は最悪な方へと向かっていき、この世に救いなんてなかった。
艦橋見張り員1<<は、発砲炎視認!>>
発砲炎は肉眼では見えないが、安全弾でやっていると願いたかった。
だが、違った。
艦橋見張り員1<<フリゲート艦がし、沈みます!>>
実弾で仲間を殺め、その黒煙は高く立ち上った。
この光景は一生忘れることはないだろう。
??<<こちらは栄えあるSG6社海軍駆逐艦『デアリング1号艦』、同僚の撃沈を命ずる艦隊司令官とは共に行動できない。我々は聖グロリアーナ学園艦の解放する。同意する艦は我に従え!>>
3隻のフリゲート艦や駆逐艦が増速して大急ぎで離れていた。
敵艦隊艦隊司令<<旗艦に従わぬ艦は攻撃する!>>
連合艦隊司令官<<各艦、合戦用意!離脱艦を守れ!離脱艦のIFFは変更済みだ、以上!>>
戦闘開始の合図が下され、戦闘機もすぐに発進した。
我々に迷いはない。
<<水上戦闘用意 安全弾で無力化せよ 安全弾で無力化せよ>>
敵空母及び旗艦をセットし、指揮系統を破壊することを最優先としている今回の作戦の第1目標である。
発射筒から最新鋭である17式艦対艦誘導弾が発射され、まっすぐ敵艦へと向かったとはいっても俺はCICにいるため、画面上でしか状況が分からない。
敵艦隊から大量のハープーンが表示され、速攻でECMを起動させてSAMもすぐに撃った。
赤い点が少しずつ消えていき、あと2、3点が残っていたが、艦隊防空が可能な僚艦あきづき型が片付けてくれた。
ソナー観測員<<ピンカー音、方位230 敵潜水艦と思われる・・・ 魚雷発射を確認2、3、4発です>>
砲雷長<<アスロック2弾発射、
だが、相手はかなり前から待ち伏せしていたのか、すぐに魚雷を撃ってきた。
<<最大船速 MOD敵魚雷に推定進路上に発射 不規則回避運動始め 短魚雷
どこぞの空母なんとかという映画のような叫びに近い大声ではなく、冷静かつ淡々と物事の報告または命令が下される。
ガスタービンの甲高い音が伝わり、身体が船の方向変換の力でよろめきそうになった。
画面上には新しく点が追加され、我々の魚雷が新目標に向かっていたと同時に先刻撃った対艦ミサイルがかなり落とされたものの数本が生き残り、敵の空母に食らいつこうとしたが落とされた。
<<追加の対艦ミサイルを撃ってやれ デコイミサイルもだ>>
円形を描くように旋回して敵魚雷がMODに追走したが、1本がこちらに向かっているようだ。
MODを追加してどうにか誤魔化せたように見えたが、1つ目のMODが力尽きて追走していた3本がこちらを再探知していた。
ソナー観測員<<敵魚雷到達まで100m>>
<<マスカー始動しろ 回避行動継続>>
ソナー観測員<<敵魚雷到達まで50m>>
<<総員対ショック姿勢>>
ドーーーーーーーーーーーーーーン
左舷に大きな爆発が伝わった
ドーーーーーーーーーーーーーーン
右舷にも大きな爆発が伝わったが、残りの2本は迷走を始めた。
<<ダメコン 被害は>>
ダメコン<<左舷右舷機関室付近浸水あり ダメコン班を向かわせている バウドームに軽微な損壊あるも支障なし 被害は安全弾による判定>
思ったより被害は少ないし、まだ向こうには良心が残っているのかは知らんが安全弾でやってくれたことは助かった。
そう思っていると画面上では敵の航空部隊が接近中で対艦ミサイルも放たれており、ECMも効いている様子はなかった。
どうやら、かなり敵さんは本気らしいな。
聖グロリアーナ学園艦の付近の空域
長門SIDE
なんとか後席兵装システム士官の子を落ち着かせて聖グロリアーナ学園艦に向かって超低空で侵入している最中だった。
この子は私がODOに来て2年生になった時にある任務で複座機を使わざるを得なくなった時に団司令が推薦してきた。
私がまだ軽度男性不信であったことを配慮した人選ではあるとはいえ、1年生を寄越してくるとは予想外である。
だが、いざ一緒に任務をした時に冷静に物事を遂行して分からないことを教えるとすぐに覚えて的確な動きをしてくれる優秀な子だった。
任務を熟していくうちになんでか『お姉さま』と呼びはじめて、おかしくなったんだ。
なぜかは分からない。
優秀な子なのになぁ・・・
ヤタガラス<<間もなく、作戦空域に入る。空挺部隊が安全に降下できるように航空部隊の撃破および対空兵器の破壊を最優先に行え>>
<<了解>>
急上昇して学園艦の上空に上がって高度を稼ぐと誘導爆弾を飛行場の滑走路と格納庫に落として破壊した。。
敵地上要員<<敵機襲来!レーダーはなにをやっていた!>>
遠回りで接近して奇襲に近い形は取ったが、向こうには予想外の攻撃だったようだ。
小原は対空兵器を破壊したが、近くにパトロール中の敵航空部隊と交戦して墜としていった。
我々は安全弾でしか攻撃できないが、敵はどうかは分からない。
アラートのバンカーから戦闘機が出てきたところを確認すると容赦なく爆弾を投下し、旋回して管制塔を機銃で黙らせた。
これで基地機能はだいぶ奪うことに成功し、敵の更なる増援はないはずだ。
<<スレイブ1、対空兵器を頼んだ。私は空挺部隊の脅威となる地上戦力の無力化する>>
小原<<スレイブ1、了解>>
対空兵器は病院などの攻撃禁止目標を盾にしているが、残念ながら暗殺用ミサイルで周囲に被害を及ぼすことはない。
レジスタンス<<見ろ、SG6の連中が逃げ回っているぞ。鐘を鳴らせ!反撃の時が来た!>>
商業施設と思われるエリアに展開されいる戦車隊と歩兵の連中を吹き飛ばしていると、わずかながら鐘の音が聞こえる。
ビッグベンを真似たセイントベンの鐘か・・・
輸送機<<こちらマザーバード1、降下は可能か?>>
<<ネガティヴ>>
大急ぎでかなり良いペースでやっているとはいえ、回避しつつやっているから時間はまだかかる。
マザーバード1<<了解、だが急いでほしい。空挺の連中が早く降下させろとうるさくてね>>
血の気が多いというか殺る気がみなぎり過ぎだ。
空挺要員<<お前たちはなんだ!飛ばなければ価値のない連中だ!!>>
陸戦屋はどうあっても私は好かんな、この熱血系は。
パトロールから引き返してきた戦闘機が次々と接敵してきたが、ろくな装備もしていないおかげですぐに墜とした。
小原<<こちらスレイブ1、対空兵器を排除した。降下可能だ>>
これでアックス作戦の要である空挺部隊が降りられる。
聖グロリアーナ学園艦上空
パトリオット社空軍部門 第1空輸航空団 C-17 グローブマスターⅢ機内
陸軍部門特殊部隊「特殊空挺騎兵隊Special Airborne Cavalry」通称:SAC
桐生院瑠衣少尉 第1中隊 A小隊 小隊長
あれから小隊員が二人補充されて、私は訓練に明け暮れてると今回の任務の招集がかかった。
先まで機内の4列のシートで缶詰め状態で座っていたが、ライトが点灯してラインにパラシュートフックをかけてゴーサインが出るのを待っている。
我々のほかにパトロール社の第1海兵即応遠征隊も同乗しており、過去に合同演習をしたことのある部隊だった。
即応と呼ばれるだけあって、24時間以内に展開可能な精鋭部隊である。
実際のアメリカ海兵隊から指導を受けているという噂があり、実力は折り紙付きだ。
<<コース良し! コース良し! 用意! 用意! 用意! 降下! 降下! 降下!>>
私は今回の降下長を任されて立っている。
降下のタイミングがズレないように管理して止まりそうになったら背中を蹴ってでも動かせる。
一定間隔で人を降下させつつ、ワイヤー等に引っかからないようにして全員が出たあとに最後の務めを果たした。
<<反対扉!機内良し!お世話になりました!!>>
ロードマスターに敬礼して飛び出すとすぐにパラシュートが開いて、その衝撃が身体に伝わって痛みが少し走る。
綺麗なパラシュートの隊列があちこちで見え、次に学園艦と深い青色の海が広がっていた。
(任務でなければどれだけ綺麗だっただろう)
今は所々に黒い煙があがっており、とても平穏な波とは合っていなかった。
微風であり、目標降下地点から大きく外れることはないようでそのまま着地姿勢になると足から地面に伏して衝撃を逃がしきるとすぐに立ち上がってパラシュートを回収して軽く畳んでその他の機体がLAPES方式で降下させたM1128 ストライカーMGS、16式機動戦闘車や装甲車などの周囲に集合してすぐに点呼で人員掌握後に各装輪式自走砲を盾にして後ろについていった。
我が隊は学園地区の解放であり、すぐに向かった。
住宅街を通り抜けて学園へ通じる広場と商業施設エリアに到達すると、ストライカーMGSの105mm戦車砲が火を噴いてバリケードを破壊して進んですぐに敵と交戦した。
降下してからそうだが、ずっと鐘の音が鳴っていた。
道中は敵の抵抗にあっていたが、迅速な近接航空支援のおかげで大きな損害なく学園地区まで進むことができた。
学園地区の前には敵と張り合っていた別勢力がおり、SG6社のマークを塗りつぶして聖グロ学園の校章をしていた。
??<<連合軍か?!>>
<<そうだ、貴官らは?>>
彼らはどうやらSG6社の行動に反発した反乱軍であり、生徒の保護を最優先にしている。
戦力は多くないため、我々の到着まで粘っていた。
学園内にはまだ多くの生徒が残されており、内部の状況も分からない状態である。
そのときに学園の校舎の角からチャレンジャー2のシルエットらしきものが見え、ストライカーMGSを狙っていた。
<<伏せろーー!!>>
その刹那、大きな轟音と共にチャレンジャー2らしきものが吹き飛ばされた。
借りは貸したぞと言わんばかりのタイミングで、華麗に飛び去っていった。
<<脅威は去ったぞ、突入!!>>
戦車が失って混乱している隙に突入するとあっさりと校舎内に進入でき、一部の教室にいた生徒の保護に成功した。
私は学園のさらに奥に進むと戦車道科のエリアに入り、クラブハウスの前で銃撃線している連中を見つけて超小型偵察ドローンを飛ばして様子を探った。
かなり粘っていたのか、コンクリートは抉られて血だまりもあった。
このままでは不味い。
敵は7名だけでまわりに彼らが隠れ障害物はあるにはあるが、牽制射している間に別方向から突けば問題ない。
突入班と火力支援班に分けると火力支援が軽機関銃で敵を伏せさせて、私を含めた突入班で敵の後ろを突いて殲滅した。
中の抵抗している連中に誤射される可能性があるため、ゆっくり近づいていくとクラブハウスの玄関先のバリケード内で倒れて大量出血している反乱軍と思われる隊員3名が痙攣しており、非常に危険な状態である。
<<メディック!!止血剤と輸血パックだ!急げ、死ぬぞ>>
大急ぎでパラメディックを要請していると中にいる連中が銃口を向けながら恐る恐る出てきた。
<<敵ではない、連合軍だ。ほかに負傷者はいないか?>>
そういうと安心したのか腰を抜かしてしまったようだ。
よほど長い間戦っていたせいで力なさげにしており、弾薬は少しで底を尽きるところだった。
反乱軍<<我々より中にいるお嬢様方の保護を・・・>>
そう言いながら倒れた隊員を受け止めて小隊員10に渡して中に入ると外の惨状とは変わって綺麗な部屋で丸テーブルの下で蹲っている生徒を見つけた。
<<外の敵は排除済みだ。出てきてください>>
そのとき無線が騒がしかった。
作戦本部<<全軍はただちに回避行動に入れ!!空から来るぞ!>>
艦隊旗艦<<まや型1号艦にレーザー直撃、轟沈!>>
おいおい、レーザー兵器?
??<<アークバードが降りてしまったのね>>
蹲っていた生徒の一人がポツリと言った。
<<アークバード?なんだそれは>>
??<<大気機動宇宙機、弾道ミサイル防衛のための装置ですわ>>
その旨を作戦本部に伝えると航空部隊が対処に当たるようだ。
スレイブ1<<こちらスレイブ1、アークバードを無力化する>>
この声はあの時のパイロットだ。
??<<ッ!!>>
一人が大きく反応していたが、私は作戦本部の指示を仰いでていたから気がつかなかった。
??<<あなたはそこにいるのね・・・>>
??<<ゲルプとオヴ二ルが奴らに倒されたそうだな>>
??<<心配するな アークバードに敵はない>>
次回は時間かかりそうです。