GIRL AND COMBAT ZERO ~THE TEENAGER WAR~   作:アルファデッド

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今回は酔っていた割にしっかりと考えていて、酔いが覚めてからビックリしている作者のアルファデッドです。

比較的調子が良いので、さっそく次話を書きました。

このストーリーはエースコンバットZEROを準拠していますが、他のエースコンバットシリーズの話やネタが混ざっていることがあります。

後々にも多くなってくるので、よろしくお願いいたします。

では、どうぞ。


凍空の黒騎士 [KNIGHT ROUTE]

20△△年

 

オペレーション:FIRST IMPACT

 

12月02日

 

座標:UNKNOWN

 

県立大洗女子学園 学園艦 学生用飛行場

 

 

 

 

??SIDE

 

 

いきなり話は始まるわけだが、私がどこの誰かは重要ではないので説明は省かせていただきます。

 

悠長に本を読みながら今日私の僚機として配属されたばかりの男を観察していた。

 

初対面の時は黒騎士と錯覚させられるほどのなにかがあり、私は興味を持った次第だ。

 

紅茶を片手に新しい機体と兵装の仕様書をじっくりと呼んでいて、姿に優雅さがあると同時に集中していることが人目で分かるほど食い気味に目を通していた。

 

そんな中でサイレンが鳴り始め、していた作業を即座に中断して航空機バンカーに向かって全力で走りながら帽子掛けにあったヘルメットを手に取って被りながらエンジンを起動した。

 

彼も同じようにしていたが、どうやらかなり慣れているらしくて動きに無駄と迷いがない。

 

そう思っている間に機体の暖気運転中に無線を通じたブリーフィングが始まった。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「諸君!早速だが緊急出撃(スクランブル)だ。学園防空ラインを越えた所属不明機の大規模爆撃機編隊がここに接近している。敵は我々の飛行場を強襲し、さらに学園艦防衛力の弱体化して乗り込むつもりだ。大洗学生飛行場は我が学園艦唯一の砦であり、本作戦の失敗は大洗学園艦の乗っ取りに直結する。敵爆撃機編隊を撃破し、飛行場を守り抜け!断固として学園艦の乗っ取りを食い止めるのだ!」

 

ブリーフィングが終わった頃にはもうバンカーの対爆扉が開き、滑走路へに向かってでると管制塔から必要な情報をもらいながらテイクオフポイントにつき、僚機もそうしたことを確認してハンドサインを送るとスロットルを目いっぱい倒して同時に発進した。

 

アフターバーナーを炊きながら、ハイレートクライムで10000ftを目指し、警戒レーダー員の誘導に従って、敵の方向へと向かった。

 

学園艦の現在位置が比較的緯度が高く、季節が冬ということも相まって雪が降ってきた。

 

スレイブ1《降ってきたな》

 

彼のつぶやきが短距離通信チャンネルから聞こえ、久しぶりに飛んだような声だった。

 

団司令部《こちら団司令部、あがったようだな。クイーン、スレイブ1、現在の方位を維持せよ》

 

いつもクイーン呼びはやめろと言っているけど、変えてもらったことはない。

 

スレイブ1《こちらクイーン、スレイブ1、了解した》

 

彼が私の代わりに応答している。

 

にしても、彼は風が少し強いにもかからわず綺麗な飛び方をしていてかなりのベテランパイロットのようだ。

 

団司令部《方位315 所属不明機接近》 

 

スレイブ1《冬の海でベイルアウトは悲惨だ。頼んだよ、1番機》

 

団司令部《各機迎撃態勢をとれ》

 

スレイブ1《報酬はきっちり用意していろ》

 

団司令部《互いが無事ならな》

 

スレイブ1《財布は握りしめて待ってな》

 

声に緊張はなく冗談をする余裕はあるようだが、彼の技量を見極める。

 

私には僚機など要らないし、私についていけるとは思ってなければ期待もしていない。

 

ただ、興味はもっているだけ・・・

 

そう思いながら最大巡行速度でボギーへと向かい、一応僚機がついてきていることを確認しつつ先頭に出ている護衛機にヘッドオンでミサイルを撃ち込んで敵機と交差したあとに編隊の後端でハイGターンして機体の尻を捉えて爆撃機を優先的に落としていった。

 

敵爆撃機護衛《コットン2、IFF故障 任務の継続は不可能 作戦空域を離脱する》

 

チュートリアルのような敵でも彼は忠実に墜としていき、先ほど冗談を吐いていた人と思えないほどの軌道を描いていた。

 

スレイブ1《ここで離脱とはな。まあ、護衛機はいい仕事をしている。誘導にのってこない》

 

そう言いながら組んでいたエレメントを解き、ハイGターンを繰り出しながら一目散に逃げる敵機に飛びつかず、ドッグファイトを仕掛けてきた敵機を追い、教本通りのオーバーシュートを誘発させて躊躇なく撃ち込んでいき、ロックオンしてきたミサイルを急降下の勢いで地面に叩き付けさせた。

 

彼の回避は思いつきで出来るような代物ではない。

 

習得するのに年数だけではない、各種の機体や対空ミサイルの特性を頭に叩き込んだ上でどこまで自分を信用するという博打だ。

 

無駄口を叩きつつ、冷静に飛んで相手を見極める腕前は認めy、・・・先から彼が墜としている敵機の様子が不可解で仕方がない。

 

そして、2機の仕事量にしては多いすぎて司令部にニアミス通過でもお見舞いしてやろうと心に中で決めながら、スレイブ1の敵機の落とし方を観察した。

 

相手の後ろについてミサイルを放ち、的確にエンジンだけを狙って撃破ではなく無力化を図っている?

 

無力化・・・・

 

私は彼のことをかなり甘く見ていたようで上方修正をする必要が出てきた。

 

私とスレイブ1が次々と墜としていったせいか、敗走するものと全力で自機防衛を放棄して目標に向かうやけを起こした爆撃機。

 

後ろから撃っているおかげでミサイルが外れることなく、真っすぐ敵機に向かって行く。

 

苦戦することなく、荒れる洋上に落ちていく敵機を見送っていたらいつの間にか逃げ出した敵機以外の反応が消失していた。

 

団司令部《団司令部からヴィクトリア隊へ、敵爆撃機編隊の迎撃成功。RTB(帰投せよ)

 

スレイブ1《了解》

 

《クイーンからスレイブ1 貴官となら上手くできそうだ。よろしく》

 

スレイブ1《・・・こちらこそよろしく、クイーン》

 

こっちから話すとは思っていなかったのか、間があったが返答を聞きながら基地の方向へと帰っていった。

 

 

 

 

後日、団司令の服にコーヒーがこぼたれたとか、そうでなかったとかという噂が出回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、あの雪の日が始まりだった。

 

 

最初の印象はそうだな・・・筋があって、騎士と呼んでも申し分なかったな。

 

 

彼女の顔は長年忘れられない想い人を語るようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘機から降りて、すぐにデブリーフィングを済ませたあと私は外に出ようとしたが、スレイブ1に呼び止められた。

 

スレイブ1「ここにおられましたか、クイーン。団司令がお呼びです」

 

「地上でクイーンと呼ぶな。名は教えたはずだ」

 

スレイブ1「失礼、前にいた部隊で飛行場内はコールサイン呼びしていたのでその癖がなかな抜けない」

 

「次はないぞ」

 

スレイブ1「心得ておきます」

 

「で、団司令が私に用があると?」

 

彼に頷かれるとやる気を失うような長い溜息をついて早歩きで団司令室に向かい、私を呼びにきた彼もどうやら同じく呼ばれたようで私から離れる様子はなかった。

 

三回ノック

 

「入ります!」

 

団司令室に入って横隊で整頓し、私が階級が彼より上の関係で私が申告するので団司令に正対し敬礼する。

 

「長門大尉、以下1名は団司令の呼び出しに応じ、参りました!」

 

団司令「楽にしてくれ長門、私と君の仲だ。あと新入りもだ」

 

「では、お言葉に甘えて」

 

私と彼は体勢を楽にした。

 

傭兵とはいえ、形式上は文部科学省と防衛省からの委託で県立大洗女子学園艦の防衛を自衛隊と共同で行っている関係上、自衛隊の礼式に則した行動をしなければならない。

 

傭兵という肩書はついているが、フランス外人部隊と同じように正規軍にカウントされているためにこういうややこしいことになった。

 

本来、学園艦の防衛は自衛隊単独で行うものであるがそれでは抜けがあるということを理由に学園艦独自の兵を持つことが許された。

 

しかし、所謂お金持ち学校は自衛隊の駐留部隊の規模も大きいため、傭兵は必要があまりなく、練度はお遊び程度

(これは個人差による)とはいえど、装備品は下手な小国家より充実している。

 

大洗学艦はここ最近実績がないことともうすぐ廃艦処分という理由で予算の再分配の際に最低限の防衛力しか持ち合わせておらず、海賊やテロリストに対応するには貧弱なため、本格的な民間軍事会社が設立せざるを得なかった。

 

その空軍部門が私が所属している第0空団だ。

 

団司令「ソーティーから帰ってきて早々で悪いが、今回の要件は早めに伝えた方がいいということで呼び出した。さて・・・君たちには全国高校生戦技大会に出てもらうことにした」

 

かなりの無茶ぶりが来たようだけど、我が隊に出場する余裕はあるのかと疑問に思っていると、」どうやらスレイブ1が同じこと思ったのか、小さく手を上げていた。

 

スレイブ1「発言よろしいでしょうか?」

 

「すれいb・・・いや、小原少尉、自由に言ってくれて構わない」

 

小原「スクランブル待機要員はどうされるのですか?」

 

団司令「これについては私と副団司令が入り、勤務の大幅な調整でどうにかする。あと、本隊(自衛隊)にも協力要請はしている。だが、それでは無理が生じるから試合でないときは通常勤務してもらう」

 

かなりの大事が平然と行われようとしているけど、断るというせんたk

 

団司令「長門大尉、もちろん私は断ろうとしたよ。だが、今回の件は生徒会からの命令で追加個別代金も支払われており、返金不可となってしまった。断れば君たちを退学にすることは厭わないと通達して来やがった。申し訳ない」

 

「しかし、いくらなんでも無茶です。廃艦処分の話は戦車道の勝利で終わったはずです」

 

それを言うと団司令の顔が精いっぱい歪み、苦汁を飲まされたような呻きが聞こえて、とても嫌な予感がしてきた。

 

 

団司令「その話を白紙に戻してきやがったのが、ほかならぬ文部科学省、正しくは学園艦教育局だ」

 

私の中の何かが切れてしまったようで、無意識に行動に移そうとしていたが、小原が私の肩を掴んで止めた。

 

団司令「落ち着け。今回の話は辻局長の主導ではない。本人が一番困惑していた。私はあいつとは旧知の仲だが、流石に戦車道の件で懲りたみたいでな。だから断言できる」

 

どういうことだ?さんざん局長の独断で物事が進められて苦しめてきて、職権乱用の権現のやつが困っているが解せないと思っていた時にふと隣に座っている小原の顔が視界に入った。

 

彼の顔は感じだとなんとなく事の真相を分かっていたような感じだった。

 

あくまでもそんな感じの顔としかいえなかったが、傭兵の万国共通の決まりで過去について探るなという暗黙の了解があって、私は聞くことしなかった。

 

もとより、彼は私の僚機であって「お友達」ではない。

 

だが、どうも更に大きな出来事・・・それこそ歴史いや国家を揺るがすようなことが起きる気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今思えば彼と一緒に全国高校生戦技大会に出場したことが私の人生の大きな転換点だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[KNIGHT]

 




やはり、私には文才のぶの字もなかったようだ。

戦闘シーンをもっといい感じに書きたいのに書けないのが悔しいので、頑張っていきます、

すでに投稿している分に加筆修正を適時行っていることがあります。

では、次回お会いしましょう。

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