GIRL AND COMBAT ZERO ~THE TEENAGER WAR~ 作:アルファデッド
たぶん、今回か次回が今年最後の投稿になります。
少し早いですが、皆さん良いお年を
来年もよろしくお願いいたします。
クリスマス
それはイエス・キリストの誕生を記念する年中行事であり、欧米では基本的に家族と過ごすが、日本では恋人たちのイベントになっている。
独身貴族にとっては血涙になる時期であり、その血でサンタは赤くなったという・・・噓です
今時はサンタさんを追跡をできるサービスも存在するが、これはアメリカ空軍から始めたものだったりする。
1955年に百貨店が出したチラシに書かれていたサンタホットラインの電話番号が誤植で
1998年からはカナダからメキシコシティの間で戦闘機を発進させてアメリカ領内でのサンタ追跡という大掛かりなイベントに発展し、カナダ空軍が毎年サンタをエスコートするパイロットと整備員を発表している。
※Wikipedia参照
小原SIDE
雪が降り始める寒い中で愛機に乗り込んでエンジンの暖機をしている最中だが、スクランブル発進でも任務でも大会でもない。
大会の初戦は速攻で終わらせて、2回戦の状況待ちである。
今日はクリスマスのようで世間一般では24日になんとかの6時間がクリスマス扱いになっているらしいけど、どうでもいいことだ。
我々第0空団では基地内では食堂にクリスマスメニューになるが、物量投下訓練と広報も兼ねて国内でクリスマス・ドロップ作戦のようなものを実施している。
サンダース高校のパトリオット社が創設時から始めた「オペレーション:クリスマス」に参加することになり、エスコートとして発進準備をしているところだ。
C-2とC-17の1機ずつが赤い覆いをした投下物資を積み込んでいた。
今回は大洗に向かうC-2の護衛を担当することになり、どうやら大洗公園というところに投下する予定となっている。
天候も太平洋側ということもあって比較的良好であり、輸送機の新米パイロットにとっても訓練日和だ。
暖機を終えて、滑走路へと向かうとすぐに離陸して輸送機が上がるまで空中待機した後に目的地へと飛ぶが今回はかなり平和な部類の任務だったりする。
長門<<こちら護衛機のヴィクトリア隊 1番機 コールサイン:クイーン>>
<<ヴィクトリア隊の2番機 コールサイン:スレイブ1だ>>
新米パイロット<<よ、よろしくお願いいたします>>
この緊張具合は初々しさを感じるなぁ。
長門<<お前も初めて会った時もこんな感じだったぞ>>
さり気なく心を読んでくるか・・・
<<色々ありすぎて覚えてないけど、なんかそんな時代があったようななかったような気がするな>>
長門<<全く・・・可愛げのないな>>
<<歳を取ればそんなものですよ>>
長門<<歳って、同い年で数年しか経ってないわ!馬鹿野郎!>>
<<ハハハ>>
何気ない雑談をしつつ順調に目的地へと飛行しているうちに現地に駐留している部隊で気象観測と投下支援をしている小隊からの無線が入り、輸送機が少し投下地点への進入するために少しだけ大きめに遠回りして高度と速度を下げて始めていた。
こっちも輸送機に合わせる形で追随し、輸送機が進入経路への最終調整に入ると投下地点に偵察という形で先行して緩やかに旋回しながら投下地点に新たな障害物等がないことを確認しつつ輸送機が投下コースに入って物資の投下を見届ける。
大量のおもちゃ等が入った物資が投下され、地元のこども達に配られる予定である。
もう1機のC-17は小笠原諸島などの離島への投下を担当し、おもちゃ以外に民間会社から委託されて医療物資なども入っているらしい。
C-2が投下を終えるとすぐにカーゴドアを閉鎖して上昇を開始、現地の小隊から受領完了報告を受けて投下地点の上空を1周してから大洗を背に学園へと帰投した。
帰りもなにもなく、無事に着陸して機体から降りると長門がこっちに来ていた。
長門<<このあと、暇か?>>
<<特に予定はないですが、どうしたんですか?>>
かなり珍しいことだ。
俺もそうだが、長門も自分の時間というものを大切にするから仕事が終わればすぐに帰ってしまうのがいつものことである。
長門<<久しぶりに飲まないか?>>
どうやら今日のクリスマスは少し長くなりそうだな・・・
SUPER SHORTなのだが、終わり方が少し無理があるなぁ・・・