GIRL AND COMBAT ZERO ~THE TEENAGER WAR~ 作:アルファデッド
そして、前半はかなり茶番を入れています。
小原SIDE
年末、大晦日、年始と仕事漬けで休みはあってないようなものだったが、空がすべてという自分と長門にとっては関係ないことだった。
まあ、基地の食堂で割と本格的なおせち料理を用意されていたことは結構嬉しかった。
夜勤を下番してすぐに呼び出されて何事かと思ったら、餅つき大会がいきなり始まっていて、長門も俺と同じ巻き込まれて参加せざるを得なかった。
今日は仕事始めの日で基地がいつもの賑やかさに戻っており、人も物も基地内を往来していた。
長門に関しては夜勤明けの貴重な休日中に呼び出されていて、しかめっ面で割と不機嫌である。
当たり前のことだ。
俺も若干眠気でイライラしていたしな。
だが、これは団司令と副団司令が基地に残っている者を気遣っている開催している恒例行事だが、偶々大会と業務で追われていて
なんで休日に飛んでいることがバレているんだろうとは一瞬思ったが、長門の格好を見て仕方がないと割り切るしかない。
だって、休日なのにパイロットスーツを来て誤魔化す気が一切感じられないからね。
俺はちゃんと私服で来てからさも忘れ物を取りに来ているフリをして更衣室でサッと着替えて訓練に混じって入っているからバレていない。
※入社してやり始めた頃からバレています
団司令「
いいんだけど、これまさか餅つきをやる側じゃないよね・・・
副団司令「というわけで、最初はラブラブバカップルの二人組・・・鮟鱇1こと兵藤大尉とナイトこと長嶺少尉に一発目の餅つきをやってもらいます」
もうこれ、団司令と副団司令が完全に愉しんでいるだろこれェ・・・
兵藤「こんなやつと付き合っているわけがない!!!!」
長嶺「そうよ!!私は長門大尉に一途だ!!!」
ほうほう、これはこれは・・・
長門「ほーーーーーん」ニヤニヤ
「美優、お疲れ」
長門「お疲れ、あんたも災難だったな」
「ははは、美優の方だろう。そして、面白いことになったな」
長門「ああ、なんせちょっといじr・・・可愛がってやる要素ができたからな」
言い直せていなくて悪人顔になっている美優だが、まあ普段
相模少佐「白を切るつもりかい・・・こっちにネタが上がっているんだよ」鬼畜スマイル
「うわーー・・・・・」
えげつないというか顔生き生きとしているなぁ・・・
長門「あいつの悪い癖が出ちゃったよ・・・」呆れ
兵藤、長嶺「「なっ!!」」
あーあー、これは餌を与えているようなものだぞ。
相模少佐「モブ兵長1、プロジェクターとスクリーンの用意を」
モブ兵長1「承知しました」
いつのまにか設置されていたスクリーンが展開されてプロジェクターの起動が終わるとそこには初々しく手を繋いでイチャコラしている兵藤と長嶺がいた。
「初々しさを感じるなぁ」
長門「あらあら」
兵藤「え、なんで?////////」
長嶺「///////////」声にならない叫び
えー、ただいまカオスな現場を中継しております・・・
相模少佐による唐突な公開処刑により、現場は混沌としており、ここが餅つき大会とは思えない空気になっています。
今後はさらなる被害の拡大が予想されます。
流れ弾に注意してください。以上、現場の小原中尉記者からでした・・・
あっ、ちなみに最近昇任しました。
って、ボケてみたけどダメっぽいね。
下を向いてワナワナと震え始まる長嶺が兵藤を引っ張って何かを言うと兵藤が頷いて、長嶺に耳打ちをしてカウンターパンチを企んでいるようだ。
相模はこれに気がつかずに写真の状況説明を始めていた。
この後のカウンターパンチも予定にあるだろうけど、これは相模が知らされていないパターンだろう。
そして、それは突然始まった。
二人の写真から両手には何かがパンパンに詰められている紙袋を持って質素な格好をしている相模がいた。
メガネをしているが間違いなく相模そのものだったが明らかに普段というほど会ってはいないけど、今前で立っている彼女とは大きく異なっているようだが。それは様相だけだろう。
目の前にいるのが出来る性悪な仕事人で、写真には理想郷を探し求めるオタクである。
共通することは飽くなき探求心を持っていることだ。
仕事でもプライベートでも変わらないんだが、問題はそこではない。
隣には顔にモザイクがかかっているが、男が立っていた。
知られたくなかったのか、下を向いてワナワナと震えている相模がいる。
裏で悦に浸っている団司令と副団司令がいるのだがかなりカオスな空間が広がっているけど、これ餅つき大会のはずだよな。
そう思っていると杵と臼が出てきてある程度つかれていたいた餅が入っていてそれは唐突に始まった。
兵藤「ちょっとしたトラブルもあったけど」
長嶺「餅つき始めます」
兵藤「よぉ~し、世の中にはどんな女がいるんだ?」
長嶺「新年早々に自分のことを棚上げにしてカップルを弄る女がいたんですよ~」
兵藤「なぁ~にぃ~!!やっちまったなぁ~!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「正月デート!!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「正月デート!!」
長嶺「お家デートもしようよ~」
おい、マジか・・・ここでこのネタをするか(困惑)
というか、欲望漏れてんぞ!!
それに関して同意するけどって、なんで周りの連中が頷いているんだよ。
そして、めっちゃ餅つくテンポいいな、おい!
兵藤「次!!」
長嶺「交際1年目なのに初めて手を継ぐ女がいたんですよ~」
兵藤「なぁ~にぃ~!!やっちまったなぁ~!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「既成事実!!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「既成事実!!」
長嶺「ヤる時は慎重になッ!!!!!」(某学園長風)
「こらーーー!コンプライアンスを気にしろ!!」
長門「作者が殺されんぞ!!」
団司令「いいぞ!もっとやれぇ!!」
副団司令「団司令!?」
あーもー、無茶苦茶だよー・・・どうとでもなれ
相模「ヤってやろうじゃねぇか!!」(掛かり気味)
周りも引き笑いになり始めている。
兵藤「ラスト!!」
長嶺「私の愛に気がつかない女がいるんですよ~」
「うん?ちょっと待て・・・」
長門「ちょ!」
兵藤「なぁ~にぃ~!!やっちまったなぁ~!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「抱けえぃ!!」
長嶺「女は黙って」
兵藤「抱けえぃ!!」
長嶺「ぐへへっへへへ!!!」
あかん、世紀末の奴がいる(違うそうじゃない)
長門「あとで覚えてろぉーーーーーーーーーーー!!!!」
その叫びが食堂内で虚しく響き渡った・・・
長嶺と兵藤の二人組が終えるとなんやかんやあって餅がちゃんとできているが、量は足りないので俺と長門がつく番になった。
餅つきと言えば、奈良県の名物しかない・・・
そう、中○堂の例のあれッ!!
長門「分かっているな」
「もちろん」
あっつあっつのものが運ばれて、給食隊員が臼に叩きつけるように入れるとすぐに俺は杵で強くついて上げると長門すぐに餅を返しすが、ここはまだ比較的ゆっくり目にやる。
何度かそれをやると長門がじっくりと餅をひっくり返して始めて、これが例のことの合図だ。
「あい!あい!あい!あい!」
杵で突いて上げる度に長門が餅を返してを繰り返して、それを2分ほどやる。
そひて、いい感じに出来上がった。
意外にできるもんだと思いながら、長門も大概すごいことをやり遂げているな。
かなり疲れているわりには力を出せたが、早く寝たい・・・
食堂内に集められた隊員も順番に餅つきをしていたが、兵藤と長嶺は追いかけまわされていた。
流石に擁護はできないからね。
あと、下手に首を突っ込で飛び火を浴びたくないからね。
仕方がないのさ。
ちなみに団司令は副司令にアイアンクロウの刑を受けて退散している。
まあ、この場の秩序の乱れを推奨した張本人だからさ。
さて、出来上がった餅を一つ取って一口目は何もつけずに食べるといいお米を使っているのか、もっちりして美味しかった。
その次は砂糖醤油をかけるとなおさら美味しくなり、夜勤明けの疲れが少しだけ取れた気がする。
きな粉に砂糖を混ぜてお餅に絡ませるとほど良い甘さになり、美味だ。
そして、もっとマシな食レポができなくて悪いな。
正月もこんな平穏なものでいい。
あんな
翌日・・・
仕事始めの翌日に呼集がかけられて、いつものブリーフィング室に集まると準決勝戦に関する状況が来ていたようだ。
簡単に纏めると・・・
青師団高校の民間軍事会社『サグラダ』が保有する
そういえば、あそこは規模小さい割に大型兵器を持っている所だったなと思い出した。
作られてから膨大な運用コストの問題が発覚するというなんとも本末転倒な話があったりするんだが、今もなお運用されているということはそれだけのメリットがあるということだ。
学園艦の周辺を常時飛行しているが、当然飛行中に交換や整備できない部品があるからどこかに着陸しているとのことのようで今回はその定期整備に合わせて攻撃を行う。
場所は和歌山県の付近の海上で
全長およそ400Mの全幅が503Mという化け物をどうやって着陸させるか?
簡単なことだよ、読者たち・・・学園艦建造用水上作業場を流用すればいいのさ。
全長10KM以上もある学園艦の船底部を日本の山の多い国土でできるはずもないから海上に超大型の
当然、相応の全長と全幅を有しており、平坦でもあるため滑走路としても使える。
強度と浮くための浮力は学園艦船底部を建造できる時点で十分あるので、そこで定期整備が行われるのは間違いない。
ただ、学園艦防衛の要でその会社の伝家宝刀でもあるため、防御は強固なもので規模は小さいからこそ装備品と練度は相当なもので損耗率は40%と見積もられているほどである。
深夜に超低空侵入で的確にXB-0のエンジン部を破壊する組と護衛艦隊の無力化する組の二手に分かれての作戦となるが、どちらも等しく高難易度任務となる。
隙間のないパトロールと低高度対応のレーダーの組み合わせで向こうの確固たる意思を感じられる。
西側と東側のサイドから殴り込みをかける予定になっており、決行日は明日の深夜となった。
XB-0の定期整備は明後日にが終了し、そのまま我が学園艦を爆撃するということが分かっており、空中にいる間に墜とすのはかなり厳しい。
空中要塞だからな。
さて、ブリーフィングが終わっていつものように寝る前に一服を済ませるべく喫煙所へと向かうと珍しい先客がいる。
「あんたも喫煙者だったんかいな」
ブリーフィングの時よりも死んだ目をしており、大方昨日のストレスでこっちに来てるんだろう。
相模少佐「昨日の騒ぎのストレスでね」
やはり、予想通りだったな。
「あれは自業自得だろ」
相模少佐「君は容赦ないな。普通はこんな美少女を慰めるだろう」
「ハハッハハハ、自分で言うのか。そこは遺憾ながら認めるがな」
相模少佐「女たらしか?悪いけど、彼氏はいるんでね」
「安心しろ。俺はNTRが大っ嫌いな人間だ」
相模少佐「おっ?奇遇だねぇ。私もNTRは嫌いさ。純愛派?」
「純愛もいけるが、ハッピーエンド系になるな」
相模少佐「なるほどねぇ・・・」
こいつはただ俺と雑談をしたいという・・・わけではないようで少し警戒することにした。
先までの会話はただの茶番に過ぎない。
実際はそこまで時間かかっていないだろうけど、体感時間ではやけに長く感じる
相模少佐「・・・君は何者か?ネタは掴んでいるぞ」
懐に入っていたチャカを取り出そうとした瞬間に俺の胸元に赤い点が見え、それが案に他にも誰かがいることを意味していた。
相模少佐「抵抗を考えるな。私に着いてこい。逃げたら分かっているな」
どうやら、ついていく他はないようなので大人しくつ行くことにした。
周りの人たちには聞こえてなければ、何が起きているかを正確には分からないから、変わらない基地の風景がある中で私はスパイ容疑者のような扱いを受けている。
ここで手錠か憲兵隊が来ていたら大きな騒ぎになるのは間違いないからこの対応を取ったのだろう。
普通であれば行くことはない情報部が入っている隊舎に入って、簡素な作りの取調室に入れられた。
金属製の椅子と机が置かれており、がっちりと固定されて壁には見張りようのマジックミラーがある。
ここで手錠をかけられるとばかり思っていたが、しないらしい。
相模少佐「さて・・・答えてもらうぞ」
「どうぞ」
相模少佐「君の社員証に記載されている資格に違和感を抱いて調査したが、何者かまでは分からなかった。そして、うちの情報収集艦が君宛ての妙な電波を拾った。それも深夜0時の話だ」
言いたいことは分かるが、言えるものと言えないものが存在する。
真実を混ぜた嘘で誤魔化す・・・なんてことがこの分析官には通じない。
見た感じは尋問にも拷問にも精通しているようだ。
目の奥の濁りから感じられる純粋な殺意に近いものが確実にある。
「何が言いたい?」
相模少佐「宮原家の長男であることは分かる。だが、君がここに追われて偽名や偽装死を多様する必要に迫られる理由が見当たらない」
「簡単なことだ。相続権を持つ一族の恥さらしだから殺したいだけだ。だからそれに対して俺は偽名と偽装で対策したまでだ。本名なんてとっくの昔に忘れてしまった。自分が何者かもな」
これに関して嘘は何一つない。
相模少佐「それは知っている。だが、何者かというのは忘れているはずもない」
まあ、分かっていたがな。
「なんのバックグラウンドすら持たない私にどう説明しろと?」
相模少佐「あくまでも白を切るか・・・なら、八紘会に聞き覚えはあるか?」
「八紘会?・・・ないね」
即答で言うと余計に怪しさが増すので敢えて相手が言ったことをさも分からんという感じでオウム返しして考えるふりしてからノーと答える。
ここに逃れるまでの間に覚えた嘘をつく術の一つさ。
そして、こうなっても心の中で絶対に大丈夫という自信を持つことも大事だ。
相模少佐「・・・学園艦戦争、旧グレゴール学園事変(サンダーズ大学附属高校・プラウダ高校戦争)、そしてヨーグルト学園・ヴァイキング水産高校戦争を生き延びているベテランなら名を馳せるはずだが、君については何一つ出てこない。
「ただの傭兵さ」
相模少佐「そんなことを聞いていない。君が八紘会の者なのかと質問している」
その時、尋問室の鉄製扉からノック音が聞こえるとすぐに開かれた。
相模少佐「た、大佐?!今は取り調べ中ですが・・・」
???「彼を速やかに解放したまえ。本社からの指示だ」
階級章を見ると大佐で、名札には湯川武人と書かれている。
体格は細すぎず太すぎずで悪く言えばパッとしない顔だが、これが情報部の世界だ。
目立つ人物はほぼ配置されないといよりできないと言った方が正しい。
相模少佐「しかし、」
湯川大佐「命令に背く気か?」
少し威圧しただけだろうけど、こいつは
相模少佐が何も言えなくなっていて少し可哀想だった。
そして、これが俺あ自信を持てる根拠でもある。
湯川大佐「小原中尉、こちらの早とちりで拘束したことは申し訳ない」
「いえ、自分の潔白が証明されているなら良かったです。自分は大会出撃があるので、失礼します」
俺はそそくさと尋問室から離れて仮眠するために自分の部屋へと向かった。
(危なかったな。もうすぐ別れを告げる。これが俺だ)
続く・・・
忙殺されて書く時間がなかった・・・